<明るいぷいぷい会関連> についての記事です
2010年07月21日
昨日、郵便受けに大きな封筒が届いておりました。
裏を見てみると落語家の桂都丸師匠のお名前で桂米朝事務所から長男の英毅宛てに送られたものでした。
桂都丸師匠とは2008年4月末に毎日放送テレビの取材でインタビュアーとして柳瀬製作所へご訪問頂いたのが直接知り合うきっかけで、それ以降、年に数度、葉書やメールでのやり取りをさせて頂くようになりました。
それ以外にも都丸師匠からは出版されたご本を頂いたり、落語会のお知らせを頂いたりしております。
人気の師匠だけあって、私が出掛けられる日曜や祝日開催の落語会は毎回満席。直接お会い出来ない不義理な状態が続いております。
そんな私宛てにお送り頂いた大きな封筒。開けてみると中にはこんなものが入っておりました。
この8月から始まる 四代目 桂 塩鯛 襲名披露公演を記念して作られた記念品です。
扇子とともに、都丸師匠の出身地である京都市長、そして日ハムの梨田監督からの祝辞、桂三枝師匠からの口上、桂米朝師匠からのご挨拶文、さらに桂都丸改め四代目桂塩鯛師匠からの挨拶文などが纏められたもの、綺麗な鯛の絵柄が染められた大きな手拭です。
手拭は大きな為、半分折にした状態で撮影しました。
また、8月6日から翌年の2月19日までの襲名披露講演の日程表も同封頂いておりました。
私の方は今回運良く、8/6にサンケイホールブリーゼで開催されます襲名披露公演のチケットが取れましたので夕方6時30分からの公演を拝見しに伺う予定になっております。
1列目の中央付近というまるで招待者用の特別席のような場所が取れ、正直やや興奮(緊張?)気味です。
襲名披露公演の日程表では7月時点で、東は東京都と神奈川県まで、西は広島・島根県まで、北陸は富山県、四国は愛媛県となっております。
近畿は大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀県で複数回の公演が予定されているようです。
評判によっては開催会場がもっと増える可能性も考えられます。
桂塩鯛襲名披露公演に興味を持たれましたら (株)米朝事務所 電話06-6365-8281 へお問い合わせ頂ければと思います。
また、桂都丸師匠のサイト(桂都丸倶楽部)http://www.hcn.zaq.ne.jp/tomaru/
でも落語会のお知らせが掲載されておりますのでご覧下さい。
今回、桂塩鯛襲名披露の記念品をお送り頂いた桂都丸師匠、そして師匠との繋がりを作って下さった方々に感謝致します。
有難うございました。
襲名披露公演のご成功をお祈り致しております。
2009年04月28日
差出人を見ると、落語家の桂都丸さんからのものでした。
桂都丸さんとは、ちょうど昨年の今頃(4/30だったかと思います)、毎日放送テレビの<ちちんぷいぷい>という番組の<よっ西の社長さん>というコーナーのレポーターさんとして工場に来て下さいました。
昨年の過去記事としても書いていますのでご覧になってみて下さい。
番組放送の前後にもお葉書を頂き、また、1月には出版されたご本をお送り頂きました。
取材時もそうですが、非常に柔らかで優しく丁寧な物腰の方でしたし、その後頂いたお葉書などからもそのことは十分伝わって来ました。
桂ざこば(旧 桂朝丸)さんの1番弟子が務まったのもこのあたりにあるのでしょう。
中を見てみると、落語会のお知らせのチラシとお手紙が入っていました。
サンケイホールブリーゼで桂都丸独演会を開催されるとのことでした。
サンケイホールブリーゼは大阪梅田にあったサンケイ会館を建て替えたブリーゼタワー内にあるホールです。
サンケイ会館時代からサンケイホールでは桂米朝一門の落語家の皆さんがよく落語会を開催しておられました。
その由緒ある場所で今回、桂都丸さんが独演会を開催される事になったのです。
同封されていたお手紙には『噺家生活三十一年にして、三十一年ずっと目標にしてまいりました、大阪サンケイホールでの独演会が、ようやく実現致します。』と記されてありました。
他の落語家さんの事は分かりませんが、もしかすると、桂都丸さんの31年目にして初の大阪サンケイホールでの独演会というのはかなりゆっくりしたスピードなのかも知れません。
しかし、ゆっくりと歩んできた分、“大阪サンケイホールでの独演会”の重み、そしてそこで落語を演じられる喜びも他の人よりかなり大きく感じられるのでしょう。
そのことはお手紙の中の『ありがたい事ですが、これからが本当の意味で正念場と思っております。』という言葉からも十分伝わってきます。
桂都丸さんのサンケイホールブリーゼでの独演会、開催日時は6月30日(火)18時半開演となっています。
先週末の4月25日からは前売りチケットの販売も始まったようです。
私も落語は決して詳しくは無いのですが、落語を聞くのは好きな方ですので、都合をつけてサンケイホールブリーゼに行ってみようと思います。
題目を拝見すると、落語を初めて聞かれる方でも十分楽しめそうなものですので、興味を持たれた方は是非、足を運ばれてみては如何でしょうか?
ブリーゼタワー自身も商業施設が多く入っている新しい建物ですのでそちらも楽しめるかと思います。
2009年01月30日
お正月休みの雰囲気もそろそろ無くなりだした1月の中旬、柳瀬製作所 柳川英毅様宛でクロネコメール便が届きました。
写真のように達筆な筆文字で書かれています。
裏を見てみると、懐かしい名前が。落語家<桂都丸>さんからのものでした。
桂都丸さんとは昨年4月30日に毎日放送テレビのテレビ番組ちちんぷいぷい、<よっ西の社長さん>コーナーの取材レポーターとしてお会いしました。
その後何度かお葉書を頂き、お礼のお返事を出すと言う機会がありました。
このお正月には互いに年賀状をやり取りさせて頂いたのですが・・・。
『何が届いたのだろう?』と封筒をあけてみたところ、エアパッキンに包まれた本が入っていました。
本と共に同封された似顔絵つきの絵葉書によりますと、昨年末に本を出版され、それをお送り下さったとの事でした。
本のタイトルは<桂都丸の落語的京都案内>と言うもので、17年間毎週土曜日の朝にKBS京都ラジオでメインパーソナリティーを勤めてきている『桂都丸のサークルタウン』との連携により出来上がった本でした。
本の内容ですが、本のタイトルに“落語的”とあります通り、上方落語に登場する京都各地をそれら落語のさわりと共に紹介し、さらに番組内で取材してきた衣食住に関わる様々な京都のお店のうち、その場所に関わるお店を桂都丸さんが厳選してを紹介しているという、なかなか面白い趣向の基に編集された本に仕上がっています。
旅行雑誌に見られるような情報てんこ盛りも良いのかもしれませんが、今回のような、京都出身の方によるピンポイントでの京都紹介本というのも有効かと思われます。
自分の経験からしても、情報が多すぎると取捨選択に困り、結局、雑誌が一押しするメジャーな所や最新の所を訪ねるだけで終わらせてしまい、本来の“地元的”な部分を見落としてしまう事が多々あるからです。
さらにこの本では、その土地土地に関する落語が紹介されており、この本をきっかけに、京都に来る前、もしくは京都を訪ねた後、それらの落語に触れることで落語にも京都という土地にも親しむ幅がグンと広がると思います。
また、文章中には京都生まれの京都育ちである桂都丸さんの思い出話やお宝紹介ページなどもあり、なかなかの読み物に仕上がっていました。
お名前の“都”の字も京都生まれにちなんでつけて頂いたそうです。
桂ざこばさん(昔の朝丸さん)の1番弟子として今日に至る桂都丸さんの人となりを知る上でも良い本だと思います。
(本の中に出てくる“がんがんじい”きっと兄弟揃って見た事があったと思うのですが・・・知りたい方は本を見て下さいね)
落語に関する基本知識を紹介するページがあったり、落語に登場する各地を紹介するページは必ず写真を入れたカラーページに仕立てられていたり、女優の山村紅葉さんとの対談ページが設けられていたり、ご自身のラジオ番組『桂都丸のサークルタウン』を遠慮がちにコンパクトに纏めて紹介していたりと、これ1冊あれば京都へ向う移動中の読み物として十分に楽しめる内容でした。
掛け値なしに良く出来た本だという印象を持ちました。
冬の京都を含め、四季折々の楽しみ方がある所ですので、観光ガイド、そして上方落語を聞くうえでのガイド所として利用されてみては如何でしょうか?
本の番号は ISBN978-4-903822-78-5
書籍名 <桂都丸の落語的京都案内>
発行 株式会社 京都放送 発行 コトコト となっています。
楽天ブックスやアマゾンでも取り扱っておられます。