<フィラリア対策> についての記事です
2023年06月30日
2022年06月03日

どちらも、最後はフィラリアに感染した影響で命を落とすことになりました。
2019年07月22日
写真のようなパッケージで個包装されており、開けてみると茶褐色のタブレット状のものが入っています。
2019年06月04日
2018年06月14日
ツバメたちも盛んに飛び交って虫を捕っている様子。
ブログのカテゴリーとして幾つかの過去記事を纏めてありますので、それぞれ以下に紹介させて頂きます。
国立感染症研究所のサイトにはマダニ対策に関する情報が書かれていますので参考にして下さい。
2016年06月08日
6月に入ると、日本列島も半分近くが梅雨入りを迎えました。
大阪の今年の梅雨入りは6/4(土)でした。
ちょうど11年前の2005年の6月4日も土曜日でした。
この日の朝、工場で暮らしていたワンコのチビクロが天国へ旅立ちました。
チビクロの亡骸を工場のある東大阪市の引き受け施設に届け、工場に到着する少し前からポツポツと車のフロントガラスに雨粒が落ちてきました。
まもなくして、ラジオからは『近畿地方が入梅しました』とのニュースが聞こえてきました。
夏の時期、チビクロは蚊取り線香は焚いて貰っていましたが、フィラリア予防はしてもらっていませんでした。
年齢を重ねるに伴って気管支の具合が悪くなってきた為、動物病院で診察を受ける際、一緒フィラリアの検査をしてもらったところ、<陽性>との結果が。
ご近所の工場のワンコ達も陽性だったと聞いていたので、「やっぱりか!」という気持ちでした。
チビクロは既に高齢犬の年齢に差し掛かっており、気管支等にも問題を抱えている為、手術での除去は困難との事でした。
また、強い薬を投与し成虫を殺してしまうと、それが血管を詰まらせてチビクロ自身も殺してしまう可能性があるとの事でしたので、弱いお薬を投与して、これ以上フィラリアの成虫が体内に増えないようにする治療方法となりました。
そういうわけで、チビクロが亡くなった2005年から開始したブログでは、毎年、夏前から秋の終わりに掛けての約半年間の間に、フィラリア予防対策を喚起する記事をアップしてきました。
ブログのカテゴリーとして幾つかの記事を纏めてありますので、以下に紹介させてもらいます。
<ジュディ犬気分屋ブログ>の過去記事から
http://douraku.kusari.info/archives/cat_10022338.html
<鎖屋兄弟の奮闘記ブログ>の過去記事から
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/52197436.html
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/52057041.html
記事の中で何度も書いてきましたが、蚊取り線香や虫除けスプレーなどで蚊によるワンちゃんの吸血被害をゼロにする事は、今の日本では限りなく不可能に近いです。
現状、ワンちゃんをフィラリア症から守る方法は、獣医さんから処方されるフィラリア予防薬を、決められた期間内は必ず投与する事しかありません。
フィラリア予防薬の投与は、ご自身の家族の一員であるワンちゃんだけでなく、周りで暮らすワンちゃんをフィラリア症から守ることにもなります。
動物病院へ行かないとお薬が処方してもらえないという手間はございますが、6月中なら十分予防対策に間に合いますので、ぜひ、ワンちゃんと共に動物病院へ足をお運び下さい。
そして、今年も安心して蚊の時期を乗り越えられますように。
2015年06月18日
鎖屋兄弟が暮らす大阪も6月の訪れと共に梅雨入りしました。(今年は6月3日でした)
梅雨入り後暫くはさほど雨は降らなかったのですが、中旬ともなると、曇りがちの空の下、パラパラ、シトシトと雨が降ってくるようになりました。
最高気温が30℃越えすることはまだ稀なのですが、気温上昇と共に、厄介な“蚊(モスキート)”が活動し始めています。
工場付近の田んぼや草むらは当然ですが、自宅の植木鉢周辺でも葉陰を飛び交う蚊の姿が見られています。
人間は既に何箇所かチクリとやられてしまいました。
蚊が飛び交う姿を見かけると、殺虫剤をシュッ。ただ、屋外なので効果の程は不明です。
さらに予防策として、蚊取り線香やワンプッシュで長時間蚊除け作用をキープしてくれるスプレー、蚊に刺されると体質的に患部が酷く腫れてくる子供達には虫除けジェルを塗るなどしているのですが・・・。
と、ここまでやってもやっぱり蚊に刺されてしまうのが実情。
ですから、いずれの方法もワンコのフィラリア対策としては残念ながら不十分なものとなってしまうのです。
我が家のワンコにいたっては、蚊取り線香を炊くと、咳が出てきてしまいます。
獣医さんにそのことを伝えると、蚊取り線香だけでなく液体蚊取りの使用は止めるようにと言われました。
ワンプッシュタイプの蚊除けスプレーも禁止。ハーブ系も咳が出る可能性がゼロではないので使用出来ずです。
これでは蚊をやっつける事が出来ないので、蚊の進入が確認出来た時のみ、ワンコには申し訳ないのですが、液体蚊取りの電源を入れ、周辺に液体蚊取りの香り(分かりやすいようにバラの香りを選択しています)が漂うのが確認で着次第、電源を切るという作業を行っています。
これで現時点ではどうにか屋内の蚊については駆除が出来ている様に感じられます。ただし、蚊の数がもっと増えてくる梅雨明け以降については不安が残ります。
ワンコの場合、フィラリア原虫を体内に持った蚊に刺されてしまうと、ほぼ、フィラリアに感染してしまいます。
平均気温が上昇傾向にある日本では、蚊に刺される可能性をゼロにすることはほぼ不可能な状況にあります。
このような状況での唯一の予防方法は、獣医師さんの処方して下さるフィラリア予防薬を6月から12月頃までの期間、きちんと投与してあげることしかありません。
ビーフやチキンなど美味しい味のついたチュアブルタイプや、最近では1回打てば1シーズンOKな注射タイプもありますので、獣医師さんに聞いてみられるのも良いでしょう。
フィラリア症を発症したワンコの最期はとても可哀想なものです。
柳瀬製作所や近所の町工場で暮らしていたワンコ達も、検査した時には既に時遅く、フィラリアに感染していました。
お薬での治療や、新たに感染しないようにフィラリア予防薬も投与していましたが、呼吸器系に影響が出たり、腹水が溜まったりと、それぞれ苦労しながら寿命を迎えました。
きちんと予防してあげていれば、きっともう少し長く生きさせてあげられただろうにと、今も後悔しています。
我が家のワンコには梅雨入りと共に錠剤タイプのフィラリア予防薬を投与してあげました。
これからでもまだ十分間に合いますので、家族として迎えたワンちゃん、そして皆さんの周りで暮らす他の多くのワンちゃん達のためにも、動物病院でのフィラリア診断とフィラリア予防薬投与をお願いします。
また、我々人間にとっても、昨年度騒ぎとなったデング熱を媒介する蚊が今年も発生する可能性が十分に考えられますので、ワンコとのお散歩時には虫除けを塗る、長袖長ズボンの着用、蚊やダニがが暮らしていそうな草むらや公園などはお散歩コースから外すなどの、蚊に刺されないようにする対策をしっかりと続けて、この厄介な季節を乗り越えましょう。
2013年05月24日
柳瀬製作所のある東大阪市内は今週一杯良いお天気が続きました。
工場の周りの田んぼではあちこちで水が入れられ、少しずつ田植えが始まってきています。
それと共に目につきだしたのが“蚊”です。
今週は30度を超える日が続いた事もあってか?、夕方近くになると室内にどこからか「プーン」と羽音が近づいてきます。
こうなると、殺虫スプレーと、バトルに負けた時用の痒み止めが活躍することになります。(残念ながら負け越し中です)
皆さんのワンちゃんとのお散歩コースはどうでしょうか?
草が伸びてきて、徐々にうっそうとして来ている場所などは出来ていませんか?
このような場所が出来始めると、そこに蚊を始めとした虫達が集まって暮らし始めます。
皆さんのお家の周りはどうでしょうか?
植木や花壇の花々が葉を茂らせて日陰を沢山作り出してきていませんか?
人にとってもワンコにとってもヒンヤリして気持ちがいいのですが、これは蚊や虫達にとっても同じ事。
我が家ではウンカ達にまぎれて吸血タイプの蚊がチラホラし始めました。
ゴールデンウィークから吊り下げ式の虫除け剤を玄関にセットしていましたがこれではダメ。
火曜日の日暮れには今年初の“蚊取り線香”、水曜日からはワンプッシュで長時間効果が続く“押すだけベープ”が活躍し始めました。
これだけ準備をしても残念ながら毎年、やっぱり蚊に血を吸われてしまいます。
ワンコの場合にはこの“蚊に血を吸われる”という事が長い目で見ると致命傷となる可能性が非常に高くなってきています。
理由は、吸血に伴ってうつされる<フィラリア症>です。
“フィラリア”という言葉はワンちゃんを飼っておられる方なら一度は耳にしたり目にしたことがあるかと思います。
フィラリアについては過去にこの鎖屋兄弟ブログやその他のブログに何度か書いていますので是非そちらの方をお読み下さい。
梅雨の季節がやってきます(ワンちゃんへのフィラリア対策のお願い)
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/52012125.html
ワンちゃんへのフィラリア対策をそろそろお願いします
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/51537388.html
ワンコをお飼いの皆さんへお願い(フィラリア対策の季節です)
http://blog.livedoor.jp/kusariya/archives/51333454.html
我が家のワンコも今週、今年度分のフィラリア予防薬を頂きました。(カルメディック錠)
投薬開始は6月からで12月までの7ヶ月間、毎月1回飲ませればOKと、作業自体は簡単です。
ただし、このフィラリア予防薬は獣医師さんに処方してもらう必要がありますので、動物病院までワンちゃんと共に行ってもらわなければなりません。
時間的に厳しいかもしれませんが、これを怠った為にワンちゃんがフィラリア症に罹ってしまった後にやってくる大変さを考えれば、是非病院へ足を運んであげて下さい。
投薬開始時期までまだ余裕がありますので、梅雨前のお家周りの環境整備と共に宜しくお願い致します。
2013年04月30日
四月もいよいよ今日で終わり。ゴールデンウィーク前半は割合良いお天気で経過しました。
柳瀬製作所の周辺やワンコのお散歩コースでは沢山の花が咲き出し、その香りに惹かれてか?チョウチョやハチなどの虫達の姿も見られるようになってきました。
道端や公園に生えている草も日に日にぐんぐんと成長してきているのが良く分かります。
草木の緑やカラフルな花の色は明るい気持ちにさせてくれるのですが、ワンコ達のお散歩の面ではそろそろ心配が出てきます。
それは“ダニ”です。
草花が成長するとそこで暮らすダニ達の活動も活発になってきます。
お散歩コースだけではなく、連休を利用して郊外へお出掛けする場合もダニへの注意は怠れません。
そこで、市販のノミよけ薬や天然ハーブを利用した虫除け、動物病院で処方されるノミ・ダニ薬(フロントラインが有名ですね)での予防対策が必要となってきます。
ダニに咬まれる事により赤くはれて痒くなるアレルギー性皮膚炎は有名ですが、それ以上に、ダニが媒介する様々な病気の中には非常に怖いものがあるのです。
たとえば、バベシア症、ライム病、Q熱などです。これらのなかには、人畜共通感染症のものもあるため、注意が必要なのです。
バベシアはダニが媒介し、赤血球内に寄生する原虫と呼ばれる種類の寄生虫です。このバベシアには決定的な治療法がなく、致死率が非常に高い病気です。
ライム病は、ダニに吸血された付近を中心に皮膚が赤くなり、それと共に発熱、嗜眠状態、体重減少、関節炎を起こし足を引きずるなどの症状が現れます。
Q熱は犬では軽度の発熱や、メス犬では流産や子宮内膜炎、不妊症などの症状が現れます。
小型犬などは室内飼いが多いので、犬を媒介に人間にも感染する可能性があるのが恐ろしいことです。(猫ちゃんの場合も同様です)
ですので、お薬で予防しておくと共に、お散歩後には、ワンちゃんの皮膚にも良い効果があるブラッシングで、ノミやダニを落とし、アウトドアで遊んだ後にはしっかりめにシャンプーを行うなどの対策を講じて上げて下さい。
農林水産省の動物医薬品検査所というところが、動物用医薬品等データベースという情報ページを作成して下さっておられます。
どのお薬にするかを検討されたり、現在使用中のお薬について詳しく知りたい場合などにはとても役立つと思いますので興味があればご覧になってみて下さい。
また、柳瀬製作所のある東大阪市内では、先週から吸血タイプの蚊が飛び始めています。(私ももう少しで吸われそうになりました)
虫除けハーブや吊り下げ式の虫除け剤が多く見られますが、いずれもウンカ等の血を吸わない蚊向けの忌避剤で、残念ながらヤブ蚊やアカイエ蚊などへの効果は期待薄です。
その為、ワンちゃん周りの網戸の準備や蚊が隠れそうな湿った陰を減らす為の草木の剪定などをそろそろ考え出しても良い頃かもしれません。
そして、蚊が媒介する恐ろしいフィラリア症対策として、獣医さんにフィラリアの予防薬を処方してもらう準備が必要です。
一般的にフィラリア予防薬の継続投与は6月から12月までの約半年間と言われています。
まだ投与開始まで1ヶ月の猶予がありますので、5月中に獣医さんに処方してもらうのが良いでしょう。
我が家のワンコも5月中旬頃に処方してもらう予定です。
ゴールデンウィーク後半も割合良いお天気の日が続くようですので、ワンちゃんの虫除け対策、出来る部分からチャレンジしてあげて下さいね。
使用しているチェーンや首輪などのチェックも忘れずに。
ワンちゃんや飼い主の皆さんにとって素敵なゴールデンウィークとなりますように。
2009年06月04日
大阪府内のお天気もここ数日は曇りがちで、時折雨がぱらつく生憎の空模様が続いています。
まるで梅雨の前触れのような雰囲気です。
周りを見渡すと、既に5月中頃から、この時期以降に現れる厄介者の“蚊”の姿が見られるようになって来ています。
既に家族全員が何箇所かは「チクリ」と蚊に刺されています。
通常、日本脳炎や九州以南の亜熱帯気候地域と言った特殊な場合を除き、日本国内に住む人は痒みを覚えるだけで済むのですが、ワンコの場合にはそうは行きません。
蚊によってフィラリア原虫が媒介されているのです。
フィラリアについてはネットや書物で確認出来ますのでここでは割愛しますが、蚊の発生するシーズン、ワンコ達は毎日恐怖にさらされ続けることになります。
蚊取り線香や忌避剤だけでは100%の防御は不可能です。
実際、工場で飼っていたワンコや自宅のワンコも毎日蚊取り線香を炊いていましたが、フィラリアに感染してしまいました。
そして、その後はフィラリアを抑制するお薬を一生飲み続ける事になってしまったのです。
ワンコ達はいずれも10歳を越える長寿でしたが、晩年には、やはりフィラリアの影響が現れ、しんどい思いと投薬を受け続けていました。
これは全て、フィラリアの事を軽んじていた私共飼い主側の責任です。犬達には本当に申し訳ないことをしました。
今日は工場で飼っていたワンコ、ミックス犬のチビクロの命日に当たります。
チビクロが亡くなって以降、毎年6月4日前後にはブログを通して、この様な形で皆様に対しフィラリア予防と対策のお願いをしております。
ワンコ達は自らの力だけでは絶対にフィラリアから逃れることは出来ません。また、感染しても症状が進行するまで飼い主さんに分からない事が殆どです。
現在では、動物病院でフィラリアの検査と処置が簡単にしてもらえます。
フィラリアは貰ってしまう病気でもありますが、うつしてしまう病気でもあるのです。
ご自身の愛犬達がフィラリアの被害者、そして加害者とならない為にも、ぜひ、6月から12月頃までの間、きちんとしたフィラリア対策を取ってあげて頂けますよう、お願い致します。