<TOPCHAIN柳瀬製作所> についての記事です

2023年12月28日

2023年のTOP CHAIN 柳瀬製作所の営業は、本日(12月28日)をもって無事に終了致しました。

今年もたくさんのお問い合わせやご依頼を頂き、本当に有難うございました。

お喜びのお言葉を頂けた製品も多くございましたが、一方では、私共の力不足でご要望に応じきれなかった商品もございました。

また、コロナの規制は緩和されたものの、世界情勢のさらなる悪化により材料価格の高騰は収まらずで、弊社とお付き合い頂いている企業やショップさんについても、影響や変化が続いています。

自社の工夫だけでは高騰分をカバー出来ないため、今年も価格改定を行うことになりました。

インバウンド需要などが増加したとのニュースは聞かれますが、残念ながら、大阪を含めた日本各地の多くの零細企業のモノづくりにとってはいまだ厳しい状況が続いています。

厳しい中ではございますが、人々の行動規制の緩和に伴い、ペット関連のお客さまについては、ペット博のような大きなイベントに参加した限りでは、改善の兆しがはっきり出てきているように感じられました。
人々の活動がコロナ前の状況へと回復していくにつれ、弊社が扱う工業や建築向けのチェーン類についても本来の活躍の舞台に戻って行ってくれることを引き続き期待しています。

皆様からのご依頼やお困りごとに真摯に向き合い、お応え出来るよう、2024年もモノづくりに努めて参りますので、何かございましたらお気軽にお声掛け下さい。

最後になりますが、弊社とは2007年6月からのお付き合いである、北極圏犬橇探検家の山崎哲秀さんが、活動拠点であるグリーンランドのシオラパルク村近くで、現地の日付で11/29に遭難されました。
頂いたメールでは、本日12/28時点でもいまだ消息は掴めないままとのことです。

極地での犬橇活動を通して、現地の自然や人々の姿、日本人研究者を直接サポート、代行しながらの極地での観測活動など、コツコツと着実に成果を積み上げてきていた矢先での今回の訃報、山崎さんを知る者としては、辛く悲しい限りです。
本日頂いたメールでは、朝日新聞デジタルの記事として、12月25日に、中山由美記者が、『北極に消えた犬ぞり探検家・山崎哲秀さん 極地観測に尽力、志半ばで』というタイトルでアップして下さったそうです。
記事の中では現地の映像も紹介されているそうですので、是非ご覧頂ければと思います。
https://digital.asahi.com/articles/ASRDQ6X8YRDGOXIE002.html

記事自体は有料配信のため、途中までしか読むことが出来ませんが、映像部分は記事途中に配置されているので、ご覧頂けます。(ラストに山崎さんの極地への思いが語られています。)

山崎さんと一緒に撮った写真をいくつかアップさせて頂きます。
柳瀬製作所に初めて訪れられた日の山崎哲秀さんの写真













製鎖機を撮影する山崎哲秀さん













ワンちゃん達と訪問された山崎哲秀さん

















高槻市での活動展示会にて










高槻市での出版記念写真展での一コマ

















今年も残すところあと3日となりました。
皆さまにとって良い2023年の大晦日そして2024年の幕開けとなられますように。
兎から辰へのバトンタッチ












有り難うございました。


2021年01月03日

新年あけましておめでとうございます

2021年のお正月3日目となりました。
今年のTOP CHAIN 柳瀬製作所は、まだもう少しお正月休みが続きます。

皆さま、お正月は如何お過ごしでしょうか?

2021年1月の生駒山からの日の出













今日の東大阪市は、元日以降、日中は晴れたり曇ったりが交互に繰り返す、ちょっと落ち着かないお天気です。
ワンコとの一日の最終お散歩時間となる深夜は、星空やお月様が見られる晴れた夜空が続きます。
その分、早朝の冷え込みがちょっと辛いですが・・・。

工場からほど近い場所にある花園ラグビー場では、時折強風が吹くものの、酷い雨や積雪がない分、全国高校ラグビー選手権が順調に進んでいるようです。
コロナ禍の影響で、今年は無観客での開催となっているのは残念な事です。

今宮戎神社で買い求めた牛の土鈴











今日の写真は12年前に大阪の今宮戎神社で買ってきた干支のウシの土鈴です。
12年間、他の干支の土鈴達と共に玄関を入ってすぐの場所から鎖屋兄弟の姿を見守ってきてくれています。

昨年は、特に6月以降から、鎖屋兄弟にとっても、お仕事の面では厳しい年になりました。

今年はウシさんのように、ゆっくりと、でも確実な足取りで前進出来る1年となる様に頑張ってまいります。

本年もTOP CHAIN 柳瀬製作所を宜しくお願い致します。


2018年01月03日

2018年のお正月も3日目となりました。
皆さま、お正月のお休みを如何お過ごしでしょうか?

鎖屋兄弟達のお正月の時期は、子供の頃から、元日は親戚が集まり、概ね3ヶ日の間に、それぞれの家族でお墓参りに行く形式となっていました。
集まる親戚の規模は変わりましたが、この形式は今も変わらずに続いています。

今年は2日の日にお墓参り(お寺参り)で天王寺まで出掛ける事に。

ここ数年は、お寺への道中にある堀越神社さんの境内を通り抜けて行くのが暗黙の決まりとなっています。

初詣の方々で混み合っているので、狛犬さんの足を撫でて社殿へ会釈をしての移動です。

堀越神社

















堀越神社社殿

















皆さまへの初詣のご利益となればと思い、写真をアップさせて頂きます。

その後、お寺参りを済ませ、子供の希望で、昨年に引き続き、大阪市立天王寺動物園へ。

今年は戌年なので、イヌ科のチュウゴクオオカミさんの家族を観に行ったのですが、飼育エリアが工事中の為か、夕方遅い時間だった為かは不明なのですが、展示エリアは空っぽでした。

代わりに1月8日まで開催されている戌年にちなんだ特別展示を観てきました。
戌年のイベント展示









イヌ科の動物の剥製や、チュウゴクオオカミの動物園での出産時の記録映像など、貴重なものが展示されていました。

昨年は奇跡のニワトリ2羽に出会えたのですが、今年は会えずでした。

代わりに昨日写した縁起の良さそうな動物たちの写真を紹介させて頂きます。

タンチョウヅルさん

















まずは、タンチョウヅルさん。縁起物の鳥です。

野間馬さん帰宅中










次に出会ったのが、日本の在来種の野間(のま)馬さん。(19-20歳くらいだそうです)
閉園間近だったので、園内を厩舎に向けて帰っているところでした。
野間馬さん

















“うま”くいくの語呂合わせで9頭で描かれたりしますので、これもまた縁起物とさせて下さい。

コアラのアーク父ちゃん












最後に出会ったのが、コアラさん。
アーク父ちゃんと名付けられているコアラで、天王寺動物園では最後の1頭となっています。
“寝てても落ちない”という事で、受験生にとっては縁起の良い生き物とされているようです。

屋外のユーカリの木に放されていて、閉園時間なので飼育員さんがはしごを掛けて迎えにいったところ、嫌がってかさらに高いところにまで登り、さあ大変。
koara20180103-2











飼育員さんがはしごを伸ばして傍まで行き、話しかけたり、頭を撫でたりして、じっくりとアーク父ちゃんを説得、飼育員さんと共に、自力でゆっくりとユーカリの木を降りて、コアラ舎へ帰っていきました。
ゆっくり降りてきたコアラさん












20分超の格闘劇に、見ていたお客さんからは拍手が起こりました。
珍しい光景という事で、これも縁起物とさせて下さい。

紹介した生き物たちの写真が、今年最初のブログ記事をご覧下さった皆さまにとっても縁起良いものとなれば幸いです。
(本当は、特別展示されていた<白ヘビ>さんの写真もあるのですが、苦手な方もいらっしゃるかと思い今回は割愛させて頂きました)

戌年の干支の土鈴













TOP CHAIN 柳瀬製作所は1月5日より本年の営業を開始致します。
変わらぬご贔屓の程、宜しくお願い致します。
(写真は12年前に買った干支の土鈴です。他の11の干支達と共に1階に飾られています)


2016年11月01日

早朝までで雨も止み、曇りと青空とが混じったヒンヤリとした空気の中で11月1日を迎えた東大阪市東部です。

今日は、先代急逝により残った柳瀬製作所を鎖屋兄弟達が引き継ぎ再スタートさせた記念日になります。

TOPCHAIN柳瀬製作所正面

















引き継いだ1998年から丸18年が経ち、19年目の最初の日を迎えました。

取引規模は先代の時代よりは小さいですが、<お客様との距離が近い>お商売が出来るようになりました。

お使い頂く方の姿が見えたり、想像出来たりする事は、自分達のものづくりに対する責任感を意識する事になりますし、頂いたお声やお写真は励みになります。

人の手を介さず製造から包装まで行われた完成商品が出来上がる、フルオートメーションは日本が世界に誇る素晴らしい技術ですし、我々にはまだまだ導入出来るものではありません。
でも、昔から今も続く、自分の手を通して作り、袋詰めしたものを、待っていらっしゃる方が手にとって下さるモノづくりも素敵だ思います。
効率性という点では劣るかもしれませんが、そこには人の思いや温かみが込められている気がしてならないのです。

今までも、そしてこれからも、そんなものづくりを続けられる鎖屋兄弟達であるよう、努めてまいります。

今後ともTOP CHAIN 柳瀬製作所と鎖屋兄弟達を宜しくお願い致します。


追記、19年目を迎えるにあたり、良い景気を迎えられるよう、良い(美味しい)ケーキを買ってお祝いすることにしました。

19年目を祝う栗のミルフィーユ













鎖屋兄弟達と同じく1998年に洋菓子店を開業された<お菓子の工房 カランリーヌ>さんのマロンのミルフィーユに、無理を言ってプレートを付けて頂きました。
工場からすぐ近くのところにお店があり、2001年に鎖屋兄弟長男のウェディングケーキを作って頂いたことがご縁で親しくさせてもらって(本当は無理ばかり聞いてもらって)います。

最寄り駅などからは少し離れているので、交通の便はあまり良くないのですが、ケーキや焼き菓子の味は、在阪のテレビや雑誌で紹介されたり、高級車のディーラーさんの来場者向けのお茶菓子として採用されていることからもご想像頂けるかと思います。
(繁盛しすぎると、忙しさから、私共の毎回の無理な注文を聞いて頂けなくかもしれないので・・・。でも、お土産でお渡しした先の方々には「美味しかった」と本当に喜んで頂けています。)

花園あいすどらいくん













カランリーヌさんからは、19年目のお祝いだからという事で、アイスどら焼きをプレゼントして頂きました。
(持ち帰り時間のための保冷の役目も果たしてくれ、何倍もの嬉しさです。)

これで19年目の景気が良いこと間違いなし!です。

頑張るぞー!!



2016年08月23日

弊社お盆休み前の8/10、今年もテレビ大阪から大きな封筒が届きました。

封筒の中身は、テレビ大阪主催で、大阪南港のインテックス大阪で毎年開催されているPet博開催のお知らせチラシとポスターでした。

以前、ペット博に関してお問い合わせをしたことがご縁となって、毎年、開催の少し前になると宣伝ポスターとチラシを届けて下さるのです。
2階事務所玄関ドア上に貼られたペット博2016大阪のポスター
















さっそく、2階事務所入り口の扉の上に貼り付けました。

この2年間は11月に開催されていたのですが、今年は2013年以来、9月の連休期間に<ペット博2016 大阪>としてが開催されるとのお知らせでした。

弊社の金属パーツ類をご購入頂いているショップさんが数社、今回もPet博会場内に出店される予定ですので、私共、鎖屋兄弟もご挨拶がてらペット博2016を見学に行く予定にしています。

今年もワンちゃん猫ちゃんを中心に、ウサギやモルモットなどの小動物とのふれあいファームや、カメやヘビ、イグアナなどの爬虫類コーナーが開設されるそうです。
鳥たちのサーカスやポニーでの乗馬体験など、ペット博会場に登場する動物たちの種類は今年も多そうです。

また、恒例となったワンちゃん大運動会やトリマーさんたちによるトリミングコンテスト、飼い主ワンとワンちゃんとが一緒に出演するファッションショーなどワンちゃん関連のイベントも豊富。
さらに、猫ブームの今年は、全国からネコ自慢が集まるTCIA公認の“キャットショー”が開催されるそうです。

ペット博2016大阪の開催チラシ





















会場内には、松本秀樹さんや、アマンダさん、垣内りかさん、大原かおりさん、クロちゃんさんらが登場し、司会や審査員、トークショー開催などで盛り上げるそうです。
(開催日が限定されているものもありますのでご確認下さいね)

会場内のブースでは、ワンちゃんや猫ちゃんの譲渡会も開催されますので、興味のある方は是非覗いてみてあげて下さい。

過去のペット博の様子は鎖屋兄弟ブログの過去記事からどうぞ。

毎年恒例となっている、協賛企業による試供品プレゼントも行われます。(配布時間が決まっていたかと思います)
もちろん協賛企業以外にもペット関連のグッズやフードをはじめとしたさまざまなブースが出店・展示していますので、見て回るのも楽しいです。

ペット博は条件付ですがペットの同伴が出来るイベントですので、この期間中は会場であるインテックス大阪内外ではいろいろな種類の動物の姿を見かけることが出来ます。
今年はどんな動物に出会い、あっと驚かされるかちょっと楽しみです。

会場の内外で見かける個体数の数で、流行している犬や猫ちゃんの傾向を知る良いチャンスにもなりますしね。
ここ2年ほどでは、種類が多様化してきている感じがしましたので今年もよく観察してみたいと思います。

ペット博2016 大阪は 2016年 9月17日(土)から9月19日(月・祝)まで開催 時間は 10:00から17:00まで
入場料は 大人 ¥1,300(前売り¥1,100) 子供(4歳から小学6年生まで)¥800(前売り¥600)3歳以下と 同伴の動物さんは無料です。
詳しくは ペット博2016のホームページ をご覧下さい。

今回も優待券(前売り価格になります)を20枚ほど同封頂いておりますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら
sales@yanase-ss  までお問い合わせ下さい。(枚数が少ないので先着順になる点はご了承下さい)
大人1人と子供1人で合計¥400割引になりますので、会場内でちょっとした飲食が可能になりお得ですよ。
優待券1枚で1名だけの割引ですので必要人数分をお知らせくださいね。



2015年12月31日

2015年(平成27年)も残すところあと数時間を残すのみになりました。

今年も“鎖屋兄弟の TOP CHAIN 柳瀬製作所”へたくさんのお問い合わせ、ご注文を頂き、本当に有難うございました。

来年は、今年よりも多くの方々に喜んで頂けるモノづくり、そして新しい商品をご提案出来るよう頑張ってまいりますので、引き続き、ご愛顧頂けますよう、宜しくお願い致します。

そろそろ羊さんが柵を越えて来年の干支であるお猿さんにバトンタッチに向かう頃ではないでしょうか?
柵越えの羊さん










あと僅かになりましたが、皆様にとって良いヒツジ(未)年で終わりますように。

来年も、生き物が大好きで、ペットの鎖作りが得意な柳瀬製作所を宜しくお願い致します。


2015年06月16日

TOP CHAIN 柳瀬製作所の西側には農家さんの田んぼを挟んで遊水池緑地用の土地が広がっています。

1期工事後、予備の遊水池緑地用の土地は遺跡発掘調査を行った後、鉄板の塀で囲まれ長く放置されていました。
2014年初頭の遊水緑地の塀













中ではススキの群生が形成され、工場の2階から見ると、秋の夕暮れにはキラキラ輝いてとても綺麗でした。

2014年秋の遊水緑地


















昨年の晩秋頃から突然造成工事が始まり、鉄板の塀は撤去されたのですが、遊水池の割にはその殆どが周りの地面の高さとさほど変わらない感じ。
工事作業初期













かわいらしい土手で囲われているので辛うじて“貯水可能です!”という印象でしょうか。

測量を何度も行いながらブルドーザーで整地しているので、「やけに平らにすることにこだわった工事だなあ」と思っていたのですが、先月から突然、地面にたくさんの金属パイプが並べられ、パイプを打ち込む作業、そして何やら台座のようなものが組み上げられていきました。

組み立てられたパイプ群が広がる遊水緑地












地面に打ち込まれたパイプ群れとハルカス遠景












組み上げられたパイル群













近くにある花園ラグビー場でラグビーワールドカップの開催が決定したので、PR用の看板設置や関連施設の建設準備なのかなあ?と想像していたのですが、パイプ組みの簡易的な台座に載せられ始めたのは、黒っぽいパネルでした。

太陽光パネル設置工事風景












“太陽光パネル”です。どうやらこの敷地を利用した太陽光発電所を設置するようです。

取り付けられた太陽光パネルUP













太陽光パネル設置が進む遊水緑地













遊水緑地の工事は大阪府が主体の事業だったかと思います。

大阪中央市場への太陽光発電所設置と市場への給電(売電)のように、この施設で発電した電力は、関西電力へ売電するのではなく、是非、弊社を含めた近隣の町工場や府立高校、住宅地へ給電(売電)してもらいたいです。

貯水池整備と太陽光パネル設置状況2













田畑も多く残るこの地域です。
夕日と太陽光パネル












法面がシートで補強された遊水緑地












弊社を含めた近隣の町工場としても、自然を利用した“太陽光発電生まれの電力”で作った製品としてPR出来れば、他社製品との区別化の点で有効的な効果が期待出来ると思います。

『この発電所設置がどのような形で進行していくのか?』と期待してたのですが・・・。

発電パネルとキュービクル群












太陽光発電所の給電用の電柱と電線












6月上旬に増設された電柱から、関西電力の電柱へ接続されて給電が開始されたようでした。ちょっと残念です。

生駒山を越えて飛んで来る飛行機













大阪空港へ向かう飛行機













割合大きな発電施設ですので、生駒山を越えて大阪空港へ向かう飛行機の場合、右側の窓から見える可能性は大きいと思います。

給水塔













見つける場合の目標としては、この施設より少し北側にある給水塔を目印にしてもらえると分かりやすいかと思います。
航空写真













TOP CHAIN 柳瀬製作所は発電施設と道路を挟んですぐ東側の二棟続きの工場です。太陽光発電所と一緒に見つけてもらえれば嬉しいです!



2015年05月21日

室内飼いが普通になったからでしょうか?現在では、ワンちゃんのしつけ用として様々な道具が販売されています。
なかでも、もっとも身近に手に入る道具のひとつが“チェーンカラー”や“チョークチェーン”です。
ペットショップやホームセンターのワンちゃんグッズコーナーには必ず陳列されている道具です。

概ね5cmもしくは10cm刻みでサイズ分けされて販売されていて、『これくらいかな?』と思ったサイズをご自分のワンちゃん用に買って帰られるのですが・・・。

実際、ワンちゃんの首に装着してみると、色々と問題があることに気づかれ、お困りになられる方もいらっしゃいます。

今回は、チョークチェーンについて、次のようなお困りごとでのご相談をお受け致しました。

『現在、既製品の35cmのチョークチェーンを使っています。
重い上に少し長くて垂れた輪っかが気になりペロペロしてる時に歯が引っかかりワンコ自身で外れなくて困っている事がありまして、探していました。
STCM-1.6 でチェーンの長さが33cm、色はクロムで作っていただいたらおいくらになりますか。』

チェーンに歯が引っ掛かってしまうのは大変危険です。
私共でも、かつて、垂れた輪っかに前足を突っ込んでしまい怪我をしそうになったという方からご相談をお受けした事がございました。

チェーンカラーとチョークチェーンが混同されて理解されている事が多いため、どちらの形状をご希望かを確認すると共に、使用する丸カンのサイズやチェーンの長さについてもご希望を伺いながら決定していきました。

その結果、チェーン部分の長さを約34cmとなるように変更し、丸カン部分については現在ご使用のものよりも外径が小さくなるようにしたいとの事でしたので、線径2.5mmのステンレス製線を使用し、手作業で内径15−16mmになるような丸カンを製作することになりました。(外径は20-21mmになります)
手曲げ作業での製作のため、上記のような公差が生じてしまう点をご了承頂きました。

ステンレス製チョークチェーン(特注分)
STGMC-1.6×C-34cm M-2516(手作り丸カン)
商品価格  ¥2100(消費税・送料別) (2015年春時点での価格です)

完成したチョークチェーンです。

線径1.6mmのステンレス製チョークチェーン










発送後、以下のようなコメントと共に新旧チョークチェーンの比較写真とワンちゃんのお写真をお送り頂きました。
以前使用していたチョークチェーンと1.6mmチョークチェーンの比較










ジャックラッセルのジャック君










ワンちゃんは4歳になるジャック君という名前のジャックラッセルテリアでした。

『いろいろとありがとうございました。
チェーンの大きさがよく分からず注文しましたが、思ったよりちょっと細いかなーって。
悪くはないですが中間のがあれば一番いいのかなと思いました。』

柳瀬製作所のサイトでは、お使いのパソコン画面の解像度を1280×1024に設定してご覧頂くとチェーンの写真がPC画面でほぼ原寸大に表示されるように設定してはあるのですが、実際にチェーンを手に取った印象は、人によって様々なので、今回のご感想もいたしかたの無いことなのかもしれません。

その後、両者の中間サイズとなる線径2.0mmのマンテルチェーンを使用してもう1本チョークチェーンを追加で製作させて頂きました。
線径2.0mmのステンレス製チョークチェーン










ステンレス製チョークチェーン(特注分)
STGMC-2.0×C-34cm M-2516(手作り丸カン)
商品価格  ¥2100(消費税・送料別) (2015年春時点での価格です)

ジャック君はエクストリーム・チャンピオンシップに参加しておられるそうでした。
チェーンがピッタリサイズになった分、きっと今までよりも安全に練習が出来るようになったことでしょう。

チェーン長さでお困りの事がございましたらお気軽にTOP CHAIN 柳瀬製作所へお声掛け下さい。

お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームお問い合わせフォームページお電話 にてどうぞ



2015年02月03日

ワンちゃんの躾用やおしゃれ用として首元を飾っているハーフチョーク。

ショップやネット販売などで『あっ、これいいな!』と思って購入してみたものの、いざ、ワンちゃんの頭を通す段になって、“小さすぎて頭が通らない”、逆に“大きすぎてチョーク出来ないし、頭からすっぽ抜けちゃう”といった事がちょくちょく起きてしまっているようです。

『何とかならないものか?』とネット検索された結果、TOP CHAIN 柳瀬製作所のサイトやブログを見つけてお問い合わせを頂くことも多くなって来ました。
ハーフチョークを製作されるショップさんから直接商品が送られてくることもあります。

“メッキ処理が出来ないため、交換パーツは銀色のステンレス製での対応のみ”との条件をご了承頂ける場合のみ、柳瀬製作所ではチェーン長さや上部丸カンの取替え加工をお受け致しております。

今回は購入したハーフチョークが大きすぎたので、チェーン部分の長さを短くして欲しいとのご依頼でした。

チェーン長さ調整依頼のハーフチョーク
















写真のとおり、減らしたい長さ分のチェーンを縛った状態でお送り頂けました。
柳瀬製作所では、チェーンに印を付けて頂けます場合には、“印のついたところまでを残す”形でお願いしています。(印の先のコマでカットします)
加工の際には、印を付けたコマを新たに丸カンに通しますので、その分、ちょっとだけですが完成時の全長が短くなってしまいます。
もし気になられるようであれば、印を付けられる際に1-2コマ長めに残しておいて下さいね。

実際にワンちゃんのサイズを測定しには行けないので、上記のような形で減らすコマ数を確定して頂けると、鎖屋兄弟としても間違える事がなくとても助かるのです。

もしくは、輪に広げた時のハーフチョークの内周が○○cmになるように調整して欲しいという指示でもOKです。

今回はチェーンが13個(13コマ)になるよう、チェーンを17個(17コマ)減らすというご希望でした。
ハーフチョークの丸カン部分を測定しましたところ、線径が2.5mm、内径が約16mmでした。

弊社の保有丸カンの場合、線径2.5mmだと内径が13mmのSTPM-2513が類似しますし、線径3.0mmだと内径が16mmのSTPM-3016が類似します。
丸カンを取り付けた際の全体のバランスからすると、両者互角です。
ですが、取り付けに伴う長さ変化に着目すると、STPM-2513の場合には3mm分縮む事になりますが、STPM-3016の場合には線径が0.5mm太くなった分の影響でトータル1mm分縮む事になります。
結果、縮み具合が小さいSTPM-3016の方を採用する事にしました。

今回のお値段は次の通りです。
ハーフチョークチェーン長さ調整(チェーン部分の全長を13コマになるように カットして作り直す)
調整価格    ¥1000(消費税・送料別)
消費税(8%)    ¥80
送料については、ハーフチョークを郵送にてお送り頂きましたので、同じ方法で返送する形とし、¥140となりました。
合計 ¥1220 です。(2015年1月時点での価格です。)

お直し後のハーフチョーク1












完成品がこちらです。
調整後のチェーン部分UP










チェーン長さが半分以下になりましたが、ハーフチョークの機能はしっかり保たれています。

長さ調整済みのハーフチョークとおまけ












今回もチェーンと丸カンを無駄にしないため、カットしたチェーンの先端にSカンを取り付けた吊り下げ金具に加工してプレゼントさせて頂きました。

おまけに作った吊り下げフック










ハーフチョークのサイズが合わずお困りの場合には、是非お気軽に 鎖屋兄弟のTOP CHAIN 柳瀬製作所までお声掛け下さいね。


お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームお問い合わせフォームページお電話 にてどうぞ



2014年11月17日

お家にワンコがやって来るのは概ね子犬の頃ではないでしょうか?

鎖屋兄弟の長男のように、初めて自分で拾ってきて(4-5歳の頃だったかと)飼ったワンコが成犬に近い白黒模様の雑種の野良犬だったというイレギュラーな方も含めて、ワンコを家族に迎えると彼らとの間には日々様々な思い出が生まれては(消えても)いきます。
また、周りを見渡せば、ワンコと関わりのあるものが幾つか目に付くのではないでしょうか?

今回は思い出のハーフチョークをリニューアルされたもののサイズが合わずにお困りの方から以下のようなお問い合わせを頂きました。

『我が家にはもうすぐ4歳になる4.5kgのイタグレがいます。幼いころ使っていたハーフチョークが小さくなってしまったので、革工芸ができる知人に作り変えてもらったのですが、チェーンが短すぎて頭の出し入れが耳が切れてしまいそうなほどに出来上がってしまいました。サイズの注文も感覚的であやふやだったので反省してます。
なので、チェーンを取り替えたく注文させてください。』
 
そして新たに製作を希望するステンレス製ハーフチョーク金具の各パーツのサイズなどを記載されておられました。

どうやら新たにハーフチョーク金具を製作し、その金具を使用してもうひとつ新しい革製ハーフチョークを製作してもらうお考えのご様子。

いえいえ、それであればTOP CHAIN 柳瀬製作所の“ハーフチョークのサイズ直し”加工をご利用頂いた方が無駄なく現行製品をリニューアル出来るはず。

ハーフチョーク金具を製作する場合のお見積と共に、“サイズ直し加工”もご提案させて頂きました。

その結果、『サイズ直しの方向で進めていただきたいと思います。』とのお返事を頂きました。

サイズ調整依頼を受けたイタグレ用のハーフチョーク










そしてハーフチョークと共に、実際に頭のサイズ測るのに使用した紙テープも同梱して下さいました。
測定数値だと微妙に読み間違えた数値を記載・報告してしまう事もあるので、実寸した紙片があるのは心強い限りです。

受け取ったハーフチョークや紙片類を弊社で測定し直してみましたところ、やはり報告を受けた数値との間には数ミリの差が生じている箇所がございました。
これらの数値を基に再調整したサイズでご提案させて頂きました。
また、今回はお伝え頂きました“出し入れ余裕のサイズ”を参考に、弊社測定方法で内周26−27cm弱(紙片が26.7cmありましたのでそれに近い数値)になるようにお作りさせて頂く事に致しました。

ハーフチョークの上部のカン部分には楕円形に近いカンがついておりましたが、この部分は丸カンに変更することになりました。
各金具類の線径は変更しませんでした。(チェーンの線径は1.6mmです)

今回のお直し加工代金は ¥1100(消費税・送料は別途掛かります)
消費税(8%)    ¥88
送料(レターパックライト利用) ¥360
合計 ¥1548 (2014年秋時点での価格です。材料価格などの状況により変化致します。)

調整後のハーフチョークと残ったチェーンで作ったフック金具










取替え作業によって残ったチェーン部分には先端に小さなSカンをつけ、ミニフックにして同梱返送させて頂きました。

お直し加工したハーフチョークを返送後、お写真と共にワンちゃんのプロフィールやご感想を頂戴致しました。
イタグレちゃんとお直ししたハーフチョーク













名前はあずさちゃん。(2014年12月で4歳になります)

『ついこの間赤ちゃんだったのにすっかり落ち着いて大人になりました。(中略)なんとなく迫力不足なイタグレちゃんです。
今回は大人の雰囲気で真っ黒のハーフチョークを作ってもらいました。サイズの伝え方が不十分だったので
思いのほか小さく出来上がってしまい、今回柳瀬製作所様にサイズを直していただけたので、現在はお散歩に大活躍しています。
改めてありがとうございました。』


写真からもハーフチョークのシックな雰囲気が伝わってきますね。


どこかに眠らせたままにしてしまうことなく、幼い頃から使ってきたパーツも活かしながら再度使えるようになって、鎖屋兄弟にとってもやりがいのある仕事となりました。


“ステンレス製で銀色のみ”という制約はございますが、サイズ調整でお困りの時には是非お気軽にTOP CHAIN 柳瀬製作所までお問い合わせ・お声掛け下さい。


お問い合わせは
 メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームお問い合わせフォームページお電話 にてどうぞ