2007年03月03日

始まりはいつもマサ(T県) 3

俺は一度、T県に旅行に行った時に
物凄く不気味なぼろぼろの空き家を見つけた
車で3人で旅行にいってたメンバーはマサとミヨと俺にしとこう

話は戻るが空き家は塀にかこまれた2階建ての家で
屋根は壊れている。窓ガラスはない、誰がどうみても空き家というレベルだった。

その空き家を見かけるなり車を止める運転手のマサ

マサ「なぁ、こういうところ好きだから写真とっていい?」
大体こいつと一緒にいると怖そうば場所を見つけて写真を撮るんだけど

この空き家のレベルは霊感のない俺が見てもヤバイとしか言いようのない雰囲気だった

ミヨ「やめておきなよ、なんか変だよここらへん!私は車にいるよー!」
と、ミヨは空き家の前にきたもののすぐに車に戻っていった。


俺はいやらしい話だけど、ミヨに気があったので
ミヨと一緒に車に戻り、他愛もない話を二人でしていた。

気づいたらもぅ15分が過ぎている窓の外を見るとマサは夢中で写真をとっている。
俺「あいつ、頭おかしいくらいシャッターきってるよw」
なんて言いながら二人で見てるとマサが塀の横にあった小さな扉をあけて庭に入ろうとしてる。

ミヨと俺は慌てて車のドアを開けてマサを呼んだ。

マサ「大丈夫、庭の写真を撮ったらすぐもどるよー」
とマサはいい敷地内に入っていった。

庭に入っていったマサを見て、俺もミヨもテンションが最高に下がってしまい
お互い何もしゃべらないでマサの入っていった扉を見つめていた。

「き〜み〜が〜よ〜は〜〜・・・・」

俺の携帯がなった。さすがに焦った。

電話をでるとマサだった。

マサ「期待ハズレもいいところだよ。何もないし小さい水道があるだけだ。もうちょっとまってて」

とマサが言い、電話はそこで切れた。

俺は正直不安だった。マサはこのままだと家の中に入る気がしてならなかった。

もぅ、マサが敷地内に行って何分が過ぎたのだろうか
この時点で体内時計みたいなものが狂っていたのかもしれない

3時間くらいたったと思っていたんだが、実際には45分くらい待っていただけだった。
入り口からマサが満足気な顔をして戻ってきた。

マサ「さ、いこっか!写真も大量にとったし、何かうつっているといいなぁ」

そう言いマサは運転を始めた。

俺はこのときマサのズボンのポケットが盛り上がっていることに気づいたが
怖かったので何も知らないフリをして。窓の外をずっと眺めていた。

地元に帰った次の日、マサから電話があった。
あの写真をミヨに持っていって見せたらミヨの様子がおかしくなった

と、報告を受けた。

マサはミヨと近所に住んでいたから、俺よりもまっさきにミヨに見せたかったらしい。

俺はそれを聞き、慌てて原付に乗りミヨのマンションへ向かった。
ミヨのマンションのエレベーターに乗り、ミヨの住んでる階に来た瞬間に異変に気づいた。
ミヨの横の家の人達がミヨの家のほうを見ている。
エレベーターを降りた瞬間、聞いたこともないような叫び声がミヨの部屋からしてるんだから当然のことだ

俺は慌ててミヨの部屋のインターホンを押した。


インターホンを押すと扉があいた。

出たのは、マサだった。
マサ「さっき電話したときは、こいつの叫び声で、おまえが来ないと思ったから外からかけたんだ。。わりぃ。。。」

とマサは面目なさそうに舌を出して謝った。

マサは明らかにこの現象を楽しんでいるように思えた。

扉があいてると近所の住人が後ろから覗いてくるのでドアを閉めた。
玄関の奥にはミヨがいる。

しかし、ミヨは今まで見たこともないような顔で
「輪アアぎゃxはおおおおおんどおおおおお」などと叫んでいる。

不謹慎にも「ワギャンランド」と言ってるように聞こえたが
あまりのミヨの形相に、それは心にしまい、ミヨの方に俺は近づいた。


ミヨの横に行き、俺は確信した。
ミヨはワギャンランドなどとは一言も言っていない。
何を言ってるかわからないまま、首を縦に振り続けていた。

俺はマサにどうしてこうなったのか聞くと
マサが1枚の写真と古ぼけたおしゃぶりを出してきた。

やはり、あの日マサは家に入り室内を物色していたらしい。
一室に仏壇があり、子供の写真とマサの手にあるオシャブリとその子供の遺影があったらしい

マサは遺影はさすがにおいてきたが、おしゃぶりを持ってきてしまったと
また、反省の色もなしにスマンと言った。

俺はそのオシャブリを見てマサを殴りたくなったが

こちらのやりとりをチラっと見たミヨが「かえぜえええええええええええ」とすごい形相でマサの手から
おしゃぶりを奪いとった。

正直、俺はこの時点でけっこう帰りたかった。あの好きなミヨがこうも気持ち悪くなってしまうと
怖いという感情だけで、その場から逃げ出したかった。

しかし、マサは続けて「これが写真」といって1枚の写真を出した

写真は荒れた部屋の中にある仏壇の写真だった。
俺は見てギョッっとした。

仏壇の線香をたてる場所にタバコがささっている。しかも火がついて・・
俺は慌てて、なんでこんなのが写ってるんだよ!!!と声を荒げた。

マサ「いや、おもしろいかなとおもって・・・」
俺はタバコがささっていることが心霊写真だと思ったが、マサが遊び半分でさしてうつしたものだった。

ミヨをどうするか相談していたら、隣の部屋の住人が通報したらしく警察が来た。

俺達は、何も無いといっても通じる状況ではないと判断し
警察官に全ての事情を説明した。

玄関で警官と話をしていたら、警察官がミヨの方を指指して
「何か書いてますよ」と言った。俺達も振り向きミヨの方を見たら
ミヨは必死にボールペンでマサが撮ってきた写真に何か書いていた。

警官も部屋に上がり、ミヨの側にいった。
写真を見て3人とも動きが止まった。ミヨが見たこともない文字を写真にいっぱい書いている。
写真が文字で埋め尽くされると次の写真、次の写真へと。。。
警官も怖くて止めれなかった。マサも俺も怖くてじっと見てるだけだった。

何枚もの写真がミヨの書く見たこともない文字で埋め尽くされていく

俺達二人よりも、一番びびってたのがこの警察官だ。
下にもぅ一人警官が待機しているらしいのだが、そいつを下から呼び、神社かどこかで
お祓いできそうな場所を探してくれと頼んでいた。

神社を見つけに一人の警官が行ってる間、警官が何を思ったかミヨに手錠をかけた。
マサが何してんだよおまえ!!!!!1と警官にくってかかった。

その光景を見たミヨがマジックを投げ捨てると
手錠のついたまま、マサに噛み付いた。

俺はこの時の光景はいまだに夢に見る。


マサ「いってええええええええええええ!!!」

と言い、マサはミヨの股間を蹴り上げた。ミヨは後ろのベッドにふっとび静かになった。
すると、吹き飛び仰向けのまま、急にしゃべり出した。

「おまえが○○(多分その家の子供の名前)を侮辱し、○○の玩具を取り上げた。
○○の部屋に入り、そこで笑い、そこで写真を撮り、その部屋にツバを吐いた」

まだ、マサがやったことを細かく言っていたが、こんな感じのことをベラベラ話していた

マサは青ざめながら一言「本当に申し訳なかった」と言った。

するとミヨが天井を見つめたまま笑い出した。
「あははははははぎゃはははははは」とずっと笑っている。
途中でむせて咳をしていたが、これは今思うと、幽霊でもむせるんだなと思った。
それとも、ミヨのもっている笑い方の許容をこえて、ミヨの体が笑いについていけなかったのか。

ただ、笑ったまま、目も閉じず、むせているミヨは本当に怖かった。

ここからの話は今でも本当だったのかどうかわからないが書かせてもらう
ミヨが笑って5分程すぎたあたりから、天井がドンドン言い出した。
それにあわせて、ミヨの部屋の壁中から音が鳴り出した。

警官が「おい、静かにしろ!!!」と叫んでいたが
パニックになると人間何を言ってるかわかってないんだろうな。

マサはずっと「すいません」と叫んでいた。
ミヨはずっと笑っていた。

そこで、インターホンがなった。

さっきの警官が帰ってきたのだ。
その警官はあまり、俺達の事情を把握してないだけに
「大丈夫っすか?」と言い、むせているミヨの背中をさすっていた

そして、以前笑い続けてるミヨを神社につれていくことになった
パトカーで連れていってもらったんだが、車内でもずっと笑いっぱなしだった。
しかし、神社を見た瞬間にギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアと叫び扉を開けようとした。

俺がこの時知ったのはパトカーの後部席って中から鍵あかないんだね
ミヨはあかない扉を足で蹴ったりして開けようと必死になり、しまいには前の席から出ようとしていた。


一人の警官が神社に走っていき
中からおっさんを連れてきた。

そのおっさんはミヨに近づき、なんかおまじないを言いながら
ミヨの額に手をあてようとした。その瞬間ミヨにおっさんは手を噛まれた。
「あうっ・・・」おっさんはそう言い、黙った

おっさんは、私じゃちょっと。。祖父を呼んできますと言い、中に戻っていった。

マサがこの時、青ざめながらも「おまえ、何しにきたんだよ」と言ったのは今思うと笑えてくる


3分後・・・おっさんと仙人みたいな爺さんが出てきた。

その爺さんはミヨの方まで、何か言いながら近づき
ミヨの耳元で何かを囁いた、そこからミヨは嘘のように静かになった。

ミヨはずっとおしゃぶりを握りしめ、聞いたこともない唄を口ずさんでいた
「ひとーつふたーつなんでしょねー」みたいなわけのわからない歌だった。
子守唄か何かかな?と思ったが、ミヨはずっとうつむいて泣きながらその歌を歌っていた

俺は爺さんにすすめられるまま、奥につれていかれ、噛み付かれたおっさんにお祓いをしてもらった。

お祓いを受けた警官とマサと俺、神社の脇にある小さな小屋の前のベンチに座ってミヨを待っていた。

少しすると、先ほどお祓いをしてくれたおっさんがきた。
おっさんに事情を話したら、おっさんは静かに話し出した。

T県にある空き家にはもともと、両親、子供の3人家族が住んでいたらしい
その子供は生まれたときに足に障害をもっており、うまく歩くことができなかった。
ある日、母親が買い物から帰ってくると階段の下で頭から血を流し子供が死んでいた

原因は階段から足を踏み外し、そのまま・・・という流れで
子供を置いて買い物にいった母親は旦那に物凄くせめられ
仏壇の前で、薬を大量に飲み自殺をしたらしい。

そんな家に入ってイタズラをしたマサに
おっさんは呆れるというか、もぅやめときなさいよと一言だけ言った。

マサがこのとき返事をしないでうつむいたままだったのは
後になってわかったが。それは最後に書きます。

おっさんがミヨから取り上げた1枚の写真。文字がびっしりと埋め尽くされている。
これは、なんか昔のお経みたいなもので、ごちゃごちゃ細かい説明をしていたが
とりあえず、昔の誰も知らないようなお経みたいなものらしい。

ミヨにとりついた母親もこんな経はきっと知らないだろうとおっさんは言ってた。

もしかすると俺たちも死んだ後、まったく知らないほかの世界を見るのかもしれないと
この時は思った。

そんな話をしていると、ミヨと爺さんが戻ってきた。

ミヨは早々に一人の警官にパトカーにつれていかれ。
おっさんと爺さんと俺とマサと警官の5人になった。

爺さんがマサにおまえだけはこれを見ておけと言い1枚の写真を出した
なんの変哲もないマサが庭でふざけた写真だった。

真ん中に中指を立てたマサの手がうつっていて、庭とその家がうつっているだけだ

爺さんが指を刺したのは家の壁だった。目をこらしてみてゾっとした。
子供がこっち見ている顔が明らかに映っている。
俺は言葉を失った。
マサが「どこっすか??」と言ったとき、見えてるフリしろよこのバカと思ったが
爺さんに説明されマサも青ざめていた。うらめしそうにこっちを見ている子供がうつっているからだ

爺さんは、そのまま静かに
さっき、逝ってもらったから、もぅ大丈夫。
成仏できずにとどまっているよりも
二人そろって成仏できたんだから、これでよかったのかもしれない・・と言った

そのあとにマサがこの写真は持って帰っていいですか?ときいた。

爺さんと、おっさんが揃って、おまえはまだ懲りてないのか!!!と怒った。
警官も怒っていた。俺は呆れていた。
こうして、ミヨと俺とマサは帰路についた。
ただ、さっきマサがおっさんに返事をしなかった件だけが残っている。


次の日にはミヨは普通になり、
一緒にご飯を食べにいったりもした。
その時マサはこなかったし、電話にもでなかった。

3日ほどたって、マサから電話があった。

近所の居酒屋に呼び出されたので行くと
マサが笑顔でこっちこっちーと呼んでいる

ビールを飲み干したマサが
「俺、悪いと思ってあの家にもぅ1回いってきたんだ。止められそうだから誰にも連絡はとらんかったんだ。
電話にでれなくてすまん」とマサは言った

俺はほんとに狐につままれたような感覚ってこういうことを言うのかなと思った。
正直なところ、マサが笑顔で話してることすら意味がわからなかった


そして、マサが話した内容にほんとに度肝を抜かれた。

今度は線香もかっていってちゃんと線香も上げてきたよ。
と言い、写真を出した。

この時の感情は本当に言葉にできません。

そのままの流れでマサの持ってきた写真を見たら
線香をたてた写真が・・・
もぅ1枚出した写真を見ると、子供の顔がうつっていた壁をまた撮ってきていた

そしてマサは笑顔でこういった。
「今度は写ってないし、成仏できたみたいで本当によかったよ」と

それ以来、マサとはあまり連絡をとらなくなってしまった。
しかし、今まで通りマサもミヨも俺も元気に過ごしている

それだけは確かだ

長文すいませんでした。


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コメント一覧

1. Posted by ばb   2011年06月03日 16:41
>マサはミヨの股間を蹴り上げた ←酷えwww
2. Posted by あ   2011年07月27日 16:52
マサがこのとき返事をしないでうつむいたままだったのは
後になってわかったが。それは最後に書きます

↑なに??
3. Posted by a   2011年10月08日 07:33
クズすぎる
4. Posted by あ   2012年01月06日 19:49
↓返事しなかったのは反省してなかったってこと。
後にマサがまたあの家で写真撮ってきたことでそれが解った。

幽霊よりもマサがハンパなく怖いわ…
5. Posted by ◎   2014年10月25日 23:22
マサって犯罪まではいかないが人の迷惑罪悪感がないサイコパス典型的だね 本当の話なら気持ち悪いし最低!
6. Posted by 亞   2015年09月17日 16:44
実話ならミヨは完全にトバッチリ。マサがいつか祟られますよーに。
7. Posted by あ   2016年10月31日 21:34
なぜかマサって名前で呼ばれるヤツにろくなのいない、、

頭いいやつも、性格いいやつも見たことない不思議。

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