楠木新(くすのき あらた)
楠木新の自己紹介

*講演・セミナー・研修および取材などの
お問い合わせは、kusunoki224アットマークnifty.comまでお願いいたします。
※アットマークを@に代えてください
「サムライ」(♪「片手にピストル〜)真の「ワークライフバランス」とは

2011年08月28日

「ワーカーホリックも悪くない」(日経記事)

8/22の日経新聞の「領空侵犯」というインタビュー記事で、元国連
事務総長の明石康氏が登場していた。
その題名が、「ワーカーホリックも悪くない」だった。

内容は、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」について
である。
「生活の充実があってこそ人生の生きがいや喜びは増すので、
仕事と生活の比重を程良く保つのが大切だとワーク・ライフ・バラン
ス論者は主張します。その中で仕事に比重を置いた人生がまるで
悪であるかのような批判を聞きます。でも仕事に没頭する人生は
本当に間違いなのでしょうか。働く意義を軽んじている印象をワー
ク・ライフ・バランス論から受けます」と述べている。

これに続けて明石氏は、欧米ではワーク・ライフ・バランスが実現
されていると吹聴されているがそれも疑問だとし、仕事は苦しみで
オフタイムの生活が楽しみだとする見方も一面的な見方であると
している。
何に人生の重きを置くかは人それぞれだと見解を展開して
大切なのは比重を自ら選べ、それに応じた働き方が実現できる
ことであると結んでいる。

まったく同感だと思いながら読んでいた。

ワーク・ライフ・バランス議論が働き方を見直そうという動きに繋が
ることには意味があるが、一面的な見方に堕することのないよう
留意が必要である。

人それぞれであることに付け加えて言えば、
若いときは仕事中心で過ごして、中年になって自分の好きなことへ
思い切って舵を切るのもいいだろう。
収入を重視する時期、仕事で成長できる実感を中心にする期間、
家族と一緒に過ごすことを最優先にする場面があってもいい。

人生のライフサイクルに応じて大切なものは異なり、また周囲の
状況も変化するからだ。いくつかの役割や変化を経験すること自体
も貴重なのである。

出世を唯一の目標とする基準を変えて、働く意味を考えるとすれば、
このようなライフサイクルに応じた対応が会社のマネジメントにも、
社員の働き方の中にも求められるのである。

あえて言えば、年齢を経ることに応じた
「ワーク・ライフ・インテグレイト」なのである。

mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「サムライ」(♪「片手にピストル〜)真の「ワークライフバランス」とは