楠木新(くすのき あらた)
楠木新の自己紹介

*講演・セミナー・研修および取材などの
お問い合わせは、kusunoki224アットマークnifty.comまでお願いいたします。
※アットマークを@に代えてください

会社学

2012年03月20日

梅田駅の先頭車両の思い出

昨夜の11時過ぎに、阪急梅田駅神戸線の先頭車両に座っていると、
高校時代の友人のM君が花束をもって私の横の横に腰を掛けた。

声をかけるとすぐに気づいてくれて、北口まで談笑しながら過ごした。
昨日は、大学の卒業式だったそうだ。

電車を降りて家路に向う途中、ほぼ4年前に彼と同じ電車で出会った
ことで、私のその後の展開も変わっていったことを思い出した。

偶然というものにも支配されるのだと当時はつくづくと感じたものだ。
そのときのことを以前に書いた文章から下記に紹介してみよう。

                    記

その日の帰り道、午後十一時頃に阪急電車の梅田駅のプラットホー
ムについた。金曜日の夜でボーナスも出た時期だったからか人でご
った返していた。
できれば座りたいと思って前方まで歩いていって車両に乗り込むと、
「おうっ。久しぶり」と声がかかった。そこには大学で先生をやって
いるM君が座っていた。

彼が、「楠木は、かつてビジネス講座を担当してくれていたよなぁ」と
突然切り出した。すぐ横にいた彼の同僚と思われる人から「来年の講
座を担当する場合に取り組みたい課題はありますか?」と尋ねられた。

聞いてみると、来年の講義計画を練っている最中でビジネス講座を担
当する人がいなくて探していたらしい。M君の横にいた教授が
カリキュラム作成の責任者だった。
今日は大学で会議があって、その問題も取り上げられたそうだ。
会議が終了してから今までM君と一緒に食事をしていたという。

私はすかさず「『学部学生のための会社学』ということを最近考えてい
ます」と答えて、先程思いついたアイデアを語り始めた。
結局、梅田から西宮北口までの十五分間の車両の中が私のプレゼ
ンの場になった。担当の教授はかなり興味を持ってくれたように思えた。

翌日、私がビジネス講座を担当する場合のイメージをメールで教授
に送ると、五日後には来年度の講座を任せるとの返信をいただいた。

こうして大学の商学部で『学部学生のための会社学』を担当する
ことが内定した。もちろん講義内容は詰まっていなかったが、まだ
時間が十分あったので何とかなるだろうと楽観的だった。
ここでも私には失うものは何もなかったからだ。

またまた先方から偶然にも幸運が舞い込んできたのである。
この研究会が行なわれた日は、私の五四歳の誕生日だった。
どん底だった五十歳の誕生日からちょうどまる四年、会社に復帰
して大学院で本格的にインタビューを始めてから三年の年月が経っていた。

この時はじめて自分の立ち位置が変わったことを自覚した。


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2011年09月18日

なぜ一般教養で語学を学ぶのか

昨日、久しぶりに来阪した大学時代の友人と話す。
彼は、いま役所から大学に出向している。
彼によると、新学期が始まるまでに余裕ができたので
休暇を取ってきたそうである。

そうか大学生は、9月まで夏休みなんだと思うとやはり
羨ましい。

先月関西大学に提出したレポートの採点も彼らにまだ
連絡が行っていないのだ。
土曜日の講座なので、受講する学生は多くなく、目を通す
レポートも大量ではない。

それでも学生が一生懸命書いてきた文章である、また私自身も
執筆を中心にここ数年やってきたので簡単には読み飛ばせない。

この「会社学」の授業では、一方通行ではなく、相互に意見交換
することを意識して進めてきたので、各受講生の意見や考え方は
概略は理解している。

普段はそれほど明確に意思表示する学生ではないのに文章に
なると論旨も内容も素晴らしい学生が毎年数名はいる。

話す表現と書く表現の力量は、重なっていることは多いのだが、
相当な隔たりを感じる学生もいる。

面白いものだ。

学生さんには、いつも言っているのだが、「未知の人と出会い」、
「自ら表現、発信すること」が大切だとレポートを読んでいると
改めて感じる。

極端にいえば、就活の最も大切な準備も実はこの点にあると思う。

今の若い人は、豊かな中で育っているので仲間内で、つるんでい
ても問題なく学生生活は送れる。

しかし仲間内での会話では、いわゆるコミュニケーション力は鍛えら
れない。どうしても価値観の異なる人との出会いがいるのだ。
それは会社員生活に入ったビジネスパーソンも同じなのである。

私が受け持っている土曜日の授業では必修の語学の授業が多い
(非常勤講師の控え室も語学の先生方が中心)。
「語学を学ぶ」ということも、「未知の人と出会い」、「自ら表現、発信す
ること」ための基礎力と結びついているのだろう。

学生時代は、なぜ一般教養で語学を学ぶのか分からなかったが、
きっとそういう意味合いが込められていたのだろう。

大学にいる友人にその考え方に対する見解を聞こうと思ったが、
極世間の話をしているうちに質問する機会を逃してしまった。
今度会ったときに確認してみよう。

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2011年06月05日

大学の授業で「よってたかってインタビュー」をやってみました

昨日の関西大学での「学部学生のための会社学」の
授業で、「よってたかってインタビュー」をやってみました。

コミュニケーションが重要だなどと、学生に語る人は多いの
ですが、やはり「論より証拠」ということで経験してもらいました。

学生7人で、社会人経験10年以上のビジネスパーソンをゲスト
に招いてとにかくやってみました。

課題は、「その人の働く動機は何?」ということをいろいろな
角度から話を聞いて考えるということでした。

時間は40分くらいとったのでいろいろな質問が出ました。
みな、真剣に話に聞き入り、質問している姿は感動的でも
ありました。またうまく聞けないもどかしさもあったように
感じました。

7名の答えは各々違っていたのですが、組織で働くことは
人との関係が重要だという点ではかなり共通していました。

インタビューイーが、「ご縁」という言葉を何度か発したこと
に反応した受講生もいました。

実は、2回目の授業で、「働く動機、働く意味は何?」と題して
上位二つの大切なことを書いてもらってグループで議論して
いたのです。

そのときは、「お金を稼ぐこと」と「自己実現する、成長するため
社会に出る、他人のためになる」などがありましたが、人との
出会いについて書いた学生はあまりいなかったので、その対比
に気づいたのでしょう。

私は横で見ていたのですが、とても面白く、また課題を決めて
インタビューをはじめてみたいと思ったくらいです。
何しろ私の場合は、人から話を聞くことで書くことが始まって
いるからです。

人から話を聞くことのむつかしさ、楽しさ、また同じ話でも聞く人
によって捕らえる発言や反応する言葉が違うことも感じてもら
ったとしたら、これ以上うれしいことはありません。

就職活動でマニュアル的なことに取り組むよりも、こういう機会
を通じて、身の回りにいない人の話を真剣に聞いてみる、
また発言を聞き出すことに取り組むことが、就活にも役立つし
社会人になってからも本当に力がつくのだと思っています。

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2010年11月21日

最近の土曜日の寂しさ

最近、土曜日が何か淋しいと思っていたが、これは土曜日の
関西大学での授業がなくなったせいだと気がついた。

9月までの前期の半期間、授業を毎週土曜日に行い、7月に
レポートの課題を出して添削も行なう。

このレポートを読むのがとても楽しい。
ビジネスマンの発想ではありえない内容もある。

一番初めに担当した年に、「レポート3枚以上」という
条件でレポートを課した。

そうすると、一枚目のレポート用紙に上から5行書いてあるだけ、
次の二枚目もやはり5行書いているだけ、そして三枚目も
予想通り5行書いてあるだけのレポートがあった。

思わず吹きだしてしまった。
家族に見せると大爆笑になった。

これだけ笑わされてしまうともちろん落とすことはできない。
何しろ、レポート3枚以上という形式要件は満たしているの
だから。

そういうことを思い出していると、大学から3年目のお話を
いただいて驚いた。
当初は、今年までの2年間と決まっていたからだ。

最近の就活の厳しさも、私の授業が一年延長になったことに
関係しているのかもしれない。

いずれにしても嬉しい申し出であった。
来年度の淋しい土曜日も少なくなりそうだ。

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2010年07月13日

「学部学生のための会社学」の授業が終わりました。

先週で「学部学生のための会社学」の授業が終わりました。

登録者は、30数名で毎回の受講者は20数名でした。
ちょうど意見交換しながら進めることができる人数だった
ので気持ちよくやらせてもらいました。

何かを教えるというよりも、学生さんとやり取りしながら
自分が学べる機会が多かったように感じています。

内容的には、会社で働く観点にポイントをおいて講義を
進めました。

・具体的には、ビジネスパーソンの仕事人生をライフサイ
クル(就活を経て入社してから、定年で退職するまで)で
概観したり、

・学生が東証一部上場企業をどれくらい、どんな業種の
 会社を知っているのかを調査したり、

・株式会社の基本の仕組みを学び、そこで働く社員と会社
 との関係について、実際の就業規則を見ながら学生と意
 見交換しながら授業を行いました。

 昨年は人数が少なかったので、一人20分程度の「個人
面接」を実施して、大学生が日常生活で感じていることを
把握するように努めました。

私にとっては、またとない機会になりました。

こういうチャンスをいただいた方々に感謝しています。



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2010年04月25日

続・コミュニケーション力って何? 立場の違う人と話せる力会社学

(昨日から続く)
受講生の話を聞きながら、大学の学びの中に、多様な立場の
人々と意思疎通できる機会がもっと必要だと感じました。

例えて言えば、花瓶の中に一輪のバラ(薔薇)の花が活けら
れているとします。大学の授業では、このバラは何科何属の
花で、花びらの数や自生地、どういう品種があるかなどを
学びます。大切な基本的知識です。

これに加えて、バラの花言葉は「愛、純潔」などであること
を知り、彼氏や彼女に自分の思いを伝えるために、このバラ
を実際に使ってみることも大事だと思います。
そうすればバラの花の理解もさらに深まるでしょう。

こういう課題意識が芽生えたので、後半の授業では、受講生が
自己をプレゼンテーション(自己表現)する機会や中小企業の
経営者をゲストスピーカーに招いてインタビュー実習も取り
入れてみました。

そうすると、初めはとまどっていても、慣れてくると上手に
自分の考えを表現できるようになった受講生がいました。
今までそういうチャンスを与えられていなかったのでしょう。

声高に「コミュニケーション力を向上させる」と叫ぶ中からは
本当の伝える力はついてきません。たとえ自発的に表現する
機会はなくても、きちんと相手の話を聞くことも重要です。
むしろ実際の場面では話すよりも、聞く方が力を持つことが
よくあります。

大学の授業やゼミで担当の教授が伝えようとすることをきちん
と把握する、卒業論文やゼミのレポートを書くときに疑問点
が生じたら、その課題に詳しい未知の人にアポイントをとって
話を聞きにいけばいいと思います。

多様な立場の人の話をきちんと聞く、自らの思いを伝えるた
めに工夫することは、マニュアル本よりもはるかに就活に
役立ちますし、社会に出ても通用する本物の力が身につきます。

社会人におけるコミュニケーションは、仲のよい友人と気持ち
よく会話ができることではなくて、世代も考え方も異なる人と
議論しながら相互理解を深めることだからです。
会社には、10代から、50、60代までの世代の異なる仲間
がいて基本的には誰と一緒に仕事をするかは選べないからです。

私が採用責任者だった時に、入社したA君(今は仕事のよくで
きるバリバリの課長職ですが)は、大学時代の塾のバイトが
終わった後に、狭い講師控え室で、年代も職業も異なる講師同志
で毎度いろいろなことを互いに語り合っていたと言います。
私は彼の対人対応力の高さを評価して、面接をはじめてすぐに
内々定を出すことを決めました。

今年の「学部学生の会社学」の授業では、相互のグループワーク
や各受講生が発表する機会を増やして、ゲストスピーカーにも
場いただこうと思っています。



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2010年04月24日

コミュニケーション力って何? 立場の違う人と話せる力

朝日新聞comで連載している「就活朝日」に先週掲載している
記事です。興味を持たせるイラストも付いています。
原本も見てください。
http://www.asahi.com/job/2011/nani/
OSK201004190048_02.html

ある大学で私が受け持つ「学部学生の会社学」の授業が4月
10日(土)から始まりました。

個人に重点を置いた「職業キャリア」ではなく、会社で働く
観点から「個人と組織の関係」にポイントをおいて講義を
進めています。

具体的には、ビジネスパーソンの仕事人生をライフサイクル
(就活を経て入社してから、定年で退職するまで)で概観し
たり、株式会社の基本の仕組みを学生と意見交換しながら
学んでいます。2年生から4年生までの受講生がいます。

昨年は授業の後半に、受講生全員と1人20分程度の個人面談
を実施しました。
受講生と話す内容は、当然ながら人によって違っていて、
将来のこと、この授業のこと、ゼミのこと、アルバイトのこと
など広範囲な内容に及びました。その面談の途中で気になった
のは、彼ら彼女たちの付き合う相手が、ゼミやサークルの友人
などに限られていて、大学の仲間以外の人と出会う機会が非常
に少ないことでした。

バイト先には、一緒に働く年代の違う人やお客さんはいるの
ですが、マニュアルに沿った対応が中心で、それほど深い意思
疎通は求められていないようでした(もちろんそういうバイト
が良くないと言っているのではありません。幅広い付き合いが
ない1つの例として述べています)。

私が大学生だった時も、今とあまり変わっていなかったかも
しれません。しかし、かつてはまだ地域が生きていて、世代も
職業も考え方も異なる近所の人たちと話せる土壌がありました。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てくるような光景が
あちこちにあったのです。また必ずしも豊かでなかったので、
人と人とが結びつく場面が今よりも圧倒的に多かったと思います。
学生寮も昔は相部屋が当たり前でした。

(次回に続く)


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2010年04月22日

今から入るとすると何部かな?

関西大学の講義も先週で二回目になった。
この回は、受講者も30人になりにぎやかになってきた。
授業の始まる前に、大学構内を散歩してみた。

まだ新学期が始まったばかりで、土曜日というのに
多くの学生がキャンパスに溢れていた。

いたるところにサークルの立て看板が並んでいる。
もし私が大学一回生だったら、どこのサークルに
入るかと考えながら歩いてみた。

文系のサークルだと、文芸や小説を書くところだろうか、
看板の内容をみると、芥川龍之介や三島由紀夫というよりも
ライトのノベル的な本の表紙が貼られていた。

ボクシングも一度はやってみたい気になる。
痛がりで、最近は体力もめっきり衰えたのだが、
昔は結構スポーツ少年で、ボクシングはとても好きだった。
雑誌「プロレス&ボクシング」に投稿文が掲載されたことも
あった。

ほかはどうだろう。法律系のサークルもいくつか見られたが
それほど興味が湧かなかった。

昔と違うのは、学生運動というか思想性が絡んだような看板は
非常に少なかった。

新聞部などもいいかもしれない。

大学一年生の時から、すでに30数年たっているが、当時も今も
自分の興味はそれほど変わっていないことを確認できた。




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2010年04月11日

関西大学「学部学生のための会社学」が始まりました

この土曜日から関西大学「学部学生のための会社学」が
始まりました。
商学部の2回生から4回生の30名弱の学生さんが受講して
くれました。

私の授業をとった理由を自己紹介と共に受講生に聞くと、
土曜日の必須の授業の次に時間が空いていたから、や
4回生になって残りの単位をとるためという理由が中心
でした。

なかには、シラバス(私が書いた授業計画)をみて履修届けを
出した学生さんも数名ですがいました。

この授業では、個人に重点を置いた「職業キャリア」ではなく
、会社で働く観点から「個人と組織の関係」にポイントを
おいて講義を進めます。

具体的には、ビジネスパーソンの仕事人生をライフサイクル
(就活を経て入社してから、定年で退職するまで)で概観した
り、株式会社組織の基本の仕組みを学生と意見交換しながら
一緒に考えていこうと思っています。
もちろん就活を直接支援する内容ではなく、受講生は、2年生
から4年生までいます。

この一回目の授業の冒頭に、「何のために働くの?」
「働く動機は何?」という質問に対する回答を各自に求めて
グループディスカッションをしてみました。

今年も楽しくやりたいと思っています。
こういう機会をいただけたことに感謝です。



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2009年07月28日

土曜日の京都のホテルは満杯

フォーラムに出席するために、直前に京都で宿泊するホテルを探した。
宝塚の自宅から通えなくはないが、土曜日はフォーラムの情報
交換会が8時まであって、翌日は10時から興味あるプログラムが
あったので、とにかく夜寝るためだけにホテルを探したのだ。

ビジネスホテルだと土曜日は大丈夫かなと思っていたが、
どこも空いていない。やはり京都は違う。本来は、ビジネスホテル
であっても観光客も呼び込んでいるのだろう。
特に夏休みの土曜日というのは最悪のタイミングだった。

やっとのことで、烏丸五条の東横インを見つけた。
宿泊すると、やはり満室。最後の一室を確保したのかもしれない。
客層を見ると、年配の団体。何か行事があったのかもしれない。
彼らがホテルに戻ってきたときには、一台しかないエレベーターに
人だかりができていた。

また、外国人が多いことを改めて感じた。
以前、朝日新聞に連載していた時に、バックパッカーの宿を
取材したことがあるが、その時には、相部屋で2500円、シングルで
3500円だった。
そこまで安くなくなくても、値段は安いし、プライバシーも確保
できるから、ビジネスホテルが選ばれているのだろう。

フォーラムを終えて自宅に帰るまでに少し時間があったので、
三条河原町から四条河原町まで歩いてみた。
少し曲がりくねっている道は、昔と何も変わっていないが、
軒を連ねる店は大きく変わった。
よく通った吉本の京都花月ももちろんない。

四条河原町から、ほんの少し離れた場所に、スーパーホテルが
建っていた。
これだけ京都の便利な場所にあるのかと驚き、思わず2階のフロ
ントに立ち寄ってみた。
ホテルマンに聞くと、部屋は狭いようだが、温泉の浴場もある。
満室の日が多いが長期貸しもあるようだ。

最近京都で、ゆっくりと学べないかと、ぼんやり思っているので
このホテルは、何か将来私と結びつきそうな感じで京都を離れた。


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2009年07月27日

タイムマシーンを手に入れた!

先週の日経新聞の記事をみて、7月25日、26日に、京都大学で
開催された「大学生研究フォーラム2009」に参加した。

25日は生憎の雨だったが、26日は、晴れ間もあったので大学の
近くを散策した。

やはり何といっても吉田山である。
私の学生の時から、30年経って、大学内の建物などの風景は大きく
変化している。しかし吉田山の参道から、神社までの道のりは何も
変わっていない。

高校三年生の時に、受験に際して大学見学に来た時に、一番初めに
気になり、歩いたのがこの道だ。
大学のすぐ横に、このような霊的ともいえる場所があることに強く
心が引かれた。また大学時代も折にふれて吉田山に足を運んだ。
玉砂利を踏みしめながら、その頃と全く同じ気分でいる自分に
気がついた。

年齢を重ねていっても、過ぎ去った時代のまま留まっているもの
がある。原体験と自分との関係が持続しているのである。それは、
他人と比較することによって自己確認する必要のないもので、
そもそもが全人格的なものといえるだろう。

また今回のフォーラムは、京都大学百周年時計台記念館で
行われた。
この場所は昔、法経1番教室という木の床の大教室だった。
私が入学した時は、中村雅俊がジーパンにゲタのスタイルで
「ふれあい」を大ヒットさせた年だった。

私を含めた多くの学生が、彼を真似てゲタを履いて大学に来て
いたので、法経1番は学生が歩くたびにギシギシ音がして講義
の声が聞こえなくなることがあった。
でも誰も文句を言わずに授業の内容に耳を傾けていた。

ある意味では、吉田山や法経1番教室は、私にとっての
タイムマシーンである。何も違わずにあの頃に戻してくれる。
何もSFの世界ではなくても、我々はタイムマシーンを
持っているのだ。

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2009年07月08日

個別面談をやりました(「学部学生のための『会社学』」)

先週の土曜日で、関西大学商学部で半期間担当していた
授業が終了した。
講座の名前は「学部学生のための『会社学』」である。
土曜日の授業ということもあって受講者は一ケタだった。
少人数で授業を持てたのは私にとってはハッピーだった。

7年前に、やはり関西大学で非常勤講師だった時は、100名弱
の受講者がいたので、少し大変だった。
第一回目の授業で、やっていけるだろうかと不安になったが、
当時の社会人の学生さんに随分助けられた。
そこらあたりのことも、これから少しずつ書いていきたい。

授業の最終日には、受講の学生さんと個人面談を実施した。
受講生は何をするのか、ちよっと戸惑っていたようだった。

私としては、課題にしているレポートの質問を受けたり、
授業の理解度の確認をしたかった。
また私側の事情としては、小人数の10数回の授業をどの
ように受け止めてくれたのか、互いにやり取りしながら
進める授業の評価を知りたかったこともある。
来年の準備のためとの目的もあった。

それに、各自が将来のことをどのように考えているかに
ついても興味があった。

2回生から就職が決まった4回生までいたのだが、各自の
授業の受け止め方、授業に対して求めているもの、また
各々の個性もさまざまである。
やはり全員一律に授業を進めることはとても難しいと改めて
感じた次第だ。

いずれにしても、初めの受講者の全員が、最終日の個人面談
に参加してくれたことは、講師として大変うれしかった。
とても良い機会をいただいたと感謝している。

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2009年07月01日

再びの 第24回 「こころの定年/研究会」のご案内

先日、ご連絡したように私、楠木新の都合で次回7月17日(金)
の「こころの定年/研究会」は、運営を谷口さんにお願いを
して実施の運びとなっています。

私も出席できそうですので一会員として参加いたします。
「個人にとっての会社/職場の存在の意味について」という
私にとってもど真ん中の話題提供ですので楽しみにしています。

久しぶりの研究会になりますので、積極的なご参加をお待ち
しております。

今後は、皆さんとさらに協力しながら、この研究会を続けて
いければと考えております。 
よろしくお願い申し上げます。

<谷口さんからの次回7月研究会の案内(再度のご案内)>

皆さん、ご無沙汰しています。
ご一緒に、研究会に参加させていただいていた谷口です。
4月に、楠木さんから、第24回の研究会を延期し、秋口以降に
再開する旨連絡をいただいていましたが、折角の研究会を長く
休止するのがもったいないように思い、楠木さんと相談して、
私が運営をお手伝いして、下記のように7/17(金)に開催する
ことにしました。

楠木さんのようにはできないかもしれませんが、是非とも、
多くの方が参加していただけることを期待しお待ちしています。

なお、今まで、楠木さんに頼って進めてきたこの研究会ですが、
楠木さんが忙しくなったこともあり、私を含めた、なるべく
多くの方が協力して続けていければと思っています。

また皆さんのご意見をお聞かせください。

1.日時:7月17日(金)18:30〜20:45
 *研究会後のお茶の時間も、今までと同じです。

2.場所:大阪産業創造館 (堺筋本町) 6階のC会議室
     http://shisetsu.sansokan.jp/access.html

3.当日の内容:
 ―仞兵圓隆蔽韻兵己紹介
 短時間名刺交換
 C口からの話題提供(下記を参照ください)
 そ仞兵圓琉娶交換
 ズ8紊凌覆疂について

4.会費:一般1,000円、学生500円
(今まで参加された方以外にも、どなたでも参加できます。
メールhideki280918@hotmail.comにてご連絡ください)

5.定員:22名
【話題提供の要旨】
「個人にとっての会社/職場の存在の意味について」

 私は、50歳で以前の会社を退職してカウンセラーをしてい
ますが、今までの経過を振り返ってみると、在職中にはあまり
意識していなかった会社/職場というもののありがたさを、
改めて強く感じることが、多々あります。

 そこで、そういったことを、私自身のエピソードを交えて
整理して提供し、ご一緒に、題記のテーマについて話し合って
いきたいと思っています。

今考えている「存在の意味」としては、以下のような項目が
あります。
これらは、マズローの欲求段階説(【】で表示)とも関連づけ
られますが、もっと個人的な「存在の意味」について語り合え
ればと思います。

(1)生活の糧を得るための会社/職場:
【生理的欲求〜安全の欲求】
(2)居場所/コミュニティとしての会社/職場:
【所属と愛の欲求〜承認の欲求】
(3)自分の成長と自己実現の場としての会社/職場:
【自己実現の欲求】

■□  谷口秀樹
□■ 〒520-2331
□■ 滋賀県野洲市小篠原2330-1 レックス・フェスタ野洲1010号室
□□ e-mail:hideki280918@hotmail.com
□□ HP:http://tslabo280918.web.officelive.com


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2009年05月07日

給与明細を見た感想を聞きました

関西大学での「学部学生のための『会社学』」の授業も
4回目が終了して、お互いのことがわかり始めたので
これから色々意見交換しながら進めていこうと考えている。

前回の授業では、生活設計を学生の今の立場から作成する
課題に取り組んだ。
当然ながら、まだ独立して生活を営んでいないので、余り
具体的には書けなかったようだ。

そのイメージを高めるために、日経新聞に掲載されていた
実際の給与明細もみながら考えてみた。

学生に給与明細を見た感想を聞いてみると、
・多くの項目で社会保険料が控除されている。
 (健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料)
・会社の給与では、色々「手当て」がついている
 (残業手当、家族手当、休日出勤、住宅手当てなど)
 →これは、バイトでもらう明細との比較らしい
・それほど多くの手取りにならないので、余り贅沢は
 できない
などの感想があった。

キャリアのライフプランを検討するのでも、やはり具体的な
ものがなければ、イメージがわきにくいことを改めて感じた。

そこで、実際の給与明細だけでなく、世帯の平均年収や支出、
結婚の費用、住宅購入額(マンション、一戸建て、地域別)、
教育費の平均額(小学校から高校まで別)、など、公的な資料
から引用して、主に金額を中心に「生活設計書」に書き込んでみた。

そうすると、かなり実感で捉えられるようになる。
学生の意見もそうだった。

「なぜ、金銭に換算するとイメージがわきやすいのか?」と
聞いてみると、
「やはり実際に生活するには、お金が必要なので身近になる」
との回答だった。
その通りなのだろう。
また、お金という絶対基準を通すと、他のものとの比較が容易
になるので、自分の位置づけを確認しやすいこともあるのだろう。

今回の授業では、何かを一方的に教えるのではなくて、立場の
違いを理解したうえで、一緒に考えていければと思っている。

「誰が、生徒か先生か♪」
すずめの学校方式でやってみるつもりだ。

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2009年04月19日

「何のために働くの?」「働く動機は何?」

第一回の「学部学生のための会社学」の授業で議論した内容
で下記のような意見が出ました。
人によって、少しずつニュアンスが異なっているのが
いいですね。

*議論:「何のために働くの?」「働く動機は何?」
 ・「仲間や人脈を得るため」
  (理由)仕事は一人ではできない。また自分一人では
      成長する幅も限られているから

 ・「経済的にも、精神的にも安定したい」
  (理由)大学生活は、拘束が少ない分、不安に思うことも
      ある。自分の安定した居場所を見つけたい。

 ・「経済的に独立するため」
  (理由)お金がないと生活できないし、生きてゆけない。

 ・「やりがいを感じ、人脈を広げたい」
  (理由)充実した生活を送りたい。そして人と人との
      つながりを大切にしたい。

 ・「自立するため」
  (理由)いつまでも親に頼りっぱなしは無理だから

 ・「生活するため」
  (理由)働かないと収入が得られないから

2.そのほかの意見
 ・違う価値観の人と出会って、自分を見つめなおすことが
  できる。
 ・働く動機は、人によってたくさんあるのだと感じました。
 ・私は、働く動機として、仕事を得るために仕事をすると
  いう考え方もあります
 ・グループディスカッションをこれからも取り入れてほしい。
 ・それぞれ意見があって面白いと感じました。
 ・皆さん考えている根底は同じ。
  けど、少しずつニュアンスは違う。そこを議論していけば
  いいと思う。

3.各自の意見を受けて(私は)
 ・「人の出会い」「人脈」について考えている人が多いのに
   興味を持った。
   学生が「人脈」という言葉をどういう風に使っているの
   かを聞くと、普段は余り使わず、人と人とのつながり、
   友達の友達で知り合いを広げることができるという
   趣旨だった。
   ビジネスで使う「人脈」とは少し異なる趣旨で使っている
 ・「同じー違う」の往復運動。
  「皆さん考えている根底は同じ。
   けど、少しずつニュアンスは違う。
   そこを議論していけばいいと思う」
  →これはすごく大事なことで、このために私はインタビュー
   やモノを書いているような気がする。 

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kusunoki224 at 09:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年04月17日

「学部学生のための会社学」の第一回の授業が、始まりました。

先週の11日から、関西大学での「学部学生のための会社学」の
授業が始まりました。

土曜日ということもあって、履修登録は、10名少しなので
お互いのやりとりを中心に進めて行くことに決めました。

やはり第一回目の授業が始まる前は、少しドキドキします。
あまりあがったりはしない方ですが、たまにはこういう機会も
必要な気もします。

校舎は今年できたばかりで、新しい建物独特のにおいがします。
授業で使うのは、30名程度が入れるゼミで使うような小教室です。

就活で参加できない4回生もいたようで、7名の学生さんとの
やりとりから始まりました。
2回生から4回生まで、各学年の人もいるので、それも楽しみです。

まず、各自に簡単な自己紹介をしてもらった上で、授業のススメ方、
私自身の自己紹介、授業をするに至った経緯などを話しました。
数年前に、大教室での授業を担当したことがありますが、当時とは
全く異なる雰囲気です。

「何のために働くの?」「働く動機は何?」について、シートに
書いてもらった上で、互いの考えを発表してもらって、少し議論
も行ないました。

終わった後、参加できる人で、近くの喫茶店に行って、色々話し
ました。各人の立場、興味も異なるのですが、人数が少ないので
私が行ないたいことと刷り合わせしまがら進めていくつもりです。

次回は、議論の内容を少し紹介します。



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2009年04月10日

明日から講義が始まります。

明日から、関西大学での講義が始まります。
過去に一度経験があるとはいえ、やはり少し緊張します。

先日は、シラバスの講義概要を紹介しましたが、下記に授業計画も
示してみます。私たちが学生の時には、このようなものはなかった
と記憶していますが、あらかじめ概要を示すというのは大切である
と思っています。

これは、ある程度の大教室での講義をイメージしているので
これから大幅に変わると思います。
どのように変わるかも楽しみの一つです。

<授業計画>

講師と受講者との双方向のやり取りを考えているので、受講人数
や議論の流れにより多少の変更を伴うが、概ね、下記の内容で
講義を行なう。

第一回 授業全体説明、講師自己紹介、授業の進め方、教科書など
     (議論)「何のために働くの?」「働く動機は何?」
第二回 ビジネスパーソンのライフサイクル(リスクの観点から)
第三回 ビジネスパーソンのライフサイクル
    (「総合職?一般職?」「結婚・子育てと仕事」
     「転勤の功罪」「転職について」「ライフイベント課題」など)
第四回 会社四季報・有価証券報告書で会社を見てみよう
第五回 「会社で取組みたい仕事は何?
    (営業・総務・人事・企画・海外・情報システムなど)」
第六回 社会人インタビュー実習の研修(課題の提示)
     「もう一度就活するとすれば、どの会社を目指す」
第七回 「会社は誰のものか?」、「会社はどこに行くのか?」
第八回 「どういう基準で就活の訪問企業を決めるの?」
第九回 組織で働くライフイベント課題の再検討、
第十回 中小企業経営者(ゲストスピーカー)による
   「わが社の社員の働き方」(インタビュー課題の中間締め切り)
第十一回 「同じ会社で長く働いていて飽きないの?」
     転身者の話を実例に。
第十二回 インタビュー課題のフィードバック
第十三回 全体のフィードバック。論文の提出課題。最後のまとめ

■成績評価の方法
定期試験(論文)の成績と平常成績で総合評価する。
提出論文の内容と平常成績(授業でのシート提出など)で総合
評価する。


■教科書
プリント配布   日本経済新聞、会社四季報、有価証券報告書など   
楠木新   「わが子を失敗させない“会社選び”」(ダイヤモンド社)   
岩井克人  「二十一世紀の資本主義論」(ちくま学芸文庫)   

■参考書
大塚啓二郎ほか編「現代経済学の潮流2002」(「株式会社の本質」岩井克人)    
永江朗  「インタビュー術!」(講談社現代新書)  
橘木俊詔  「ライフサイクルの経済学」(ちくま新書)  
教科書、参考書については、授業の冒頭にて改めて説明する。


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2009年04月05日

「学部学生のための会社学」のシラバス

前回に紹介した「学部学生のための会社学」のシラバスは
下記のとおりである。

『今回の講義では、個人に重点を置いた「職業キャリア」に
ついて論ずるのではなく、組織で働く視点で「個人と組織の関係」
にポイントをおきながら考えてみたい。

下記の2つの観点から進める。
〜反イ覇くビジネスパーソンの課題をライフサイクルの視点
 (入社から定年退職まで)から検討する
会社四季報や時事問題も活用して、株式会社の基本を学ぶ

グループ討議や講師と学生との双方向の意見交換によって主題を
深めたい。
−実習課題として、社会人に対するインタビューを予定しているー

狙いの一つは、コミュニケーション力の向上でもあるので、
毎授業中に、受講生に講義内容についての見解をシートで求める
予定である。

参加する受講生の自発的、積極的な意見発表を期待している。
この授業は、就職活動を直接サポートすることを目的としたもの
ではない。但し、主題に必要な範囲では取り上げる。

なお、今回は、大企業を中心に検討対象にするが、1限を使って、
中小企業の経営者をゲストスピーカーとして招聘して、
「社員の働き方について」の見解を聞く予定である。 』

どうでしょうか?
今年就職した娘は、「面白そう」と興味を持ってくれたが、
「普段の授業では、こういうことはやらないから学生側は
戸惑うかもしれない」といっていた。

確かに、受講人数が少なかった、ひとつの理由かもしれない。

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kusunoki224 at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年04月04日

17名の履修登録があった!

来週の11日から、関西大学で受け持つ講座が始まる。
講座名は、「学部学生のための『会社学』」。
現在の「キャリアの概念」よりも、少し「組織で働くこと」
にポイントを置いて考えてみたいと思っている。

でも「会社学」の名前も私が勝手につけたもので、体系的な
考え方があるわけでもない。
むしろ自分でそれを作り上げようという気概で取り組みたい
とも考えている。将来は、日本会社学学会を作ってみたい。
すでに、参加に手を上げている方もいるからありがたい
(夜間の大学院の仲間であったビジネスパーソンである)。

もちろん私が、一方的に何かを教えたりとか、与えるような
ものではなくて、学生さんと一緒に考えて学ぶつもりだ。
幸いにして、現在の履修登録は17名で、少人数で授業が
できそうなのもまたいい。
数年前に担当したときは、100名近い受講生がいて、
なかなか思い通りの流れにならなかったことがあるからだ。
ゼミのような運営ができればと思っている。

土曜日の午後の授業なので、仕事との調整はいらないし、
あくまで個人の社会貢献(ちょっと言葉がよすぎるなぁ)
のつもりで取り組む。

こういう機会を与えてくれた関西大学の先生、バックアップ
してくれる事務の方々にも感謝である。

私が書いたシラバスも紹介してみたい。




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2009年03月12日

「もう一度就職活動をするとしたらどういう会社を目指す」

明日13日(金)に「こころの定年/研究会」を予定していますが
前回の研究会で、私が4月から取組むK大学での「学部学生の
ための『会社学』」の授業シラバスを見てもらいました。

その時に参加された今年就活をしている学生Kさんから
もらったメールです。
下記に紹介します。

「こんばんは、先日の研究会ではお世話になりました。
おかげさまで、就職活動をして『つらいな…』
と思った時でも元気に前向きに過ごさせていただいています。

前回の「こころの定年研究会」に出席して、両親に
話を聞きました。
インタビューを実際にやった印象については
改めて、働くことの本質や価値観は
家族でも違うんだなっていう発見が多々ありました。

ちなみに、私の両親は
「もう一度就職活動をするとしたらどうする」
という質問に、

元銀行員窓口業務で働いた経験のある母は
「医療系の事務」

なぜ、と聞くと。
母「お客さんが喜んでくれる場面を見ることができるから」
と答えました。
人に喜んでくれることがやりがいになるみたいです。

じゃ、なんで銀行窓口じゃなくて医療系の事務なの?
と聞くと
「うーん・・・なんとなく」(えっそこを聞きたいんだけど…)

じゃ、もう一度銀行の窓口の仕事をしたくないの?
母「あまりしたくないかな」

なんで?
母「私は結婚したから1年間しか働いていなくてやめたから、
その仕事のおもしろさがわかっていないのかもしれないなぁ。
当時は結婚したら仕事を辞める雰囲気が職場にあったからね」

そんな雰囲気があったんや。今やったら育児休暇とか
の制度が少しずつ浸透しているから、今はすこしましにに
なっているかも。

じゃ、働いた経験をもとに今就職活動をするとしたら
どんな軸で会社を選ぶの?
母「倒産しない安定した会社かな」(現実的だなぁ)

それは大切やんな。倒産したら元も子もないし。
とか、いろいろな質問をぶつけてみました。

実際にインタビューをして見て感じたことは
1.働くことの意味・本質がわかった気がします
2.インタビューをしてどんどん掘り下げてみると
  働くことからライフサイクルに関わる話になることが多い
3.若干、親心が垣間見えます
4.質問していると就職活動の面接官の気持ちがわかる
  ような気がします
5.今回はやみくもに質問をしてしまったので、聞き出したい
  もののような目的を持って質問しよう
と思いました。

そして、インタビューの面白さと難しさを感じました
また、楠木さんがインタビューする際に気をつけていらっしゃる
ことを教えて頂けないでしょうか?
大変興味があります!

次回の研究会の時もよろしくお願いいたします。」

*Kさんありがとうございます。
今回の研究会でもこの件をやりましょう。
「学部学生のための『会社学』」では、このインタビューを
受講生の課題にしようと考えています。
連絡ありがとうございました


どうですか?なかなか面白いでしょう?
今回のわが子を失敗させない「会社選び」(ダイヤモンド社)
を書く時にも、30人くらいに話を聞いてみました。
明日の研究会でも少し一緒に検討できればと思っています。

<参考>
第23回 「こころの定年/研究会」のご案内
第23回 「こころの定年/研究会」を3月13日(金)に行います。
多くの方のご参加を期待しています。

前回の研究会では、現役の学生さんも参加いただき、いつも
に増して充実した議論ができたと思っております。
新しい方のご参加も期待しております。

この4月から私、楠木新が、K大学で「学部学生のための「会社学」」
という授業を土曜日に半期間担当することになりました。
今回も前回に引き続き、その検討している授業計画・内容を、
話材提供して、参加者で議論したいと思います。

<『会社学』」の話材提供内容例>
今回の授業では、個人に重点を置いた「キャリア」について論ずる
のではなく、組織で働く視点で、下記二点を軸に考えていきたい。
[鮖謀な経緯及び時事問題も勘案して「株式会社の組織,仕組み」
 を検討する
∩反イ覇くビジネスパーソンの働き方をライフサイクルから見直す

,鉢△鯀按鵑法峺朕佑帆反イ隆愀検廚砲弔い突解を深める。
実習として、組織で働く人に対するインタビューを課題と与える

今回は、大企業を中心に検討の対象にするが、1限を使って、
中小企業の経営者をゲストスピーカーとして招聘して、
彼から見た「社員の働き方について」の見解を聞く予定
 
1.日時:3月13日(金)18:30〜20:45

2.場所:大阪産業創造館 (堺筋本町) 6階のC会議室
     http://shisetsu.sansokan.jp/access.html
  (今回も、議論しやすいように従来の研修室から会議室に
   変えています。1階の掲示板で部屋を確認ください)

3.当日の内容:
―仞兵圓隆蔽韻兵己紹介
短時間名刺交換
F鑢攷靴らの話題提供
そ仞兵坡銅で意見交換

4.会費:一般1,000円、学生500円
(どなたでも参加できます。メールkusunoki224@nifty.comにて
 ご連絡ください)
5.定員:22名
*********************
「こころの定年」評論家
楠木新(くすのき あらた)
kusunoki224@nifty.com
http://blog.livedoor.jp/kusunoki224/
*********************


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2009年02月27日

第23回 「こころの定年/研究会」のご案内

第23回 「こころの定年/研究会」を3月13日(金)に行います。
多くの方のご参加を期待しています。

前回の研究会では、現役の学生さんも参加いただき、いつも
に増して充実した議論ができたと思っております。
新しい方のご参加も期待しております。

この4月から私、楠木新が、K大学で「学部学生のための「会社学」」
という授業を土曜日に半期間担当することになりました。
今回も前回に引き続き、その検討している授業計画・内容を、
話材提供して、参加者で議論したいと思います。

<『会社学』」の話材提供内容例>
今回の授業では、個人に重点を置いた「キャリア」について論ずる
のではなく、組織で働く視点で、下記二点を軸に考えていきたい。
[鮖謀な経緯及び時事問題も勘案して「株式会社の組織,仕組み」
 を検討する
∩反イ覇くビジネスパーソンの働き方をライフサイクルから見直す

,鉢△鯀按鵑法峺朕佑帆反イ隆愀検廚砲弔い突解を深める。
実習として、組織で働く人に対するインタビューを課題と与える

今回は、大企業を中心に検討の対象にするが、1限を使って、
中小企業の経営者をゲストスピーカーとして招聘して、
彼から見た「社員の働き方について」の見解を聞く予定
 
1.日時:3月13日(金)18:30〜20:45

2.場所:大阪産業創造館 (堺筋本町) 6階のC会議室
     http://shisetsu.sansokan.jp/access.html
  (今回も、議論しやすいように従来の研修室から会議室に
   変えています。1階の掲示板で部屋を確認ください)

3.当日の内容:
―仞兵圓隆蔽韻兵己紹介
短時間名刺交換
F鑢攷靴らの話題提供
そ仞兵坡銅で意見交換

4.会費:一般1,000円、学生500円
(どなたでも参加できます。メールkusunoki224@nifty.comにて
 ご連絡ください)
5.定員:22名
*********************
「こころの定年」評論家
楠木新(くすのき あらた)
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2009年02月19日

やはり YouTubeはすごい!(ケペル先生の発言)

この4月から、K大学で「学部学生のための『会社学』」の
授業を受け持つことになっている。

その授業のキャッチフレーズを考えていて、むかし小さい頃
NHKのテレビ番組で見ていた『ものしり博士』の「ケペル先生」
が、番組の冒頭にいう言葉に決めた。

「何でも考え〜(何でも)OR(かんでも)知って〜何でもかん
でもやってみよぉう〜!」…。を使うつもりだ。

ここで高校時代の友人と記憶の誤差が生じた。
上記の(何でも)OR(かんでも)のどちらかが不明だったのだ。

その時に、えらいもので、今はYouTubeで聞けるのだ。
http://www.youtube.com/watch?v=d1145GKBMUM

結果は、(かんでも)が正解だと分かった。
その声を聞くと小学生の頃のことが同時に頭に浮ぶ。
YouTubeは、やはりすごい。

またその授業の最初の一言も決めている
「1週間のご無沙汰でした」:分かるかなぁ。

でも、挨拶とキャッチフレーズは決まったが内容は
まだスカスカだ。こちらも進めなければならない。




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2009年01月31日

第22回 「こころの定年/研究会」のご案内

第22回 「こころの定年/研究会」を、2月13日(金)に行います。
(会場の都合で、ご連絡が遅れました。申し訳ありません)
多くの方のご参加を期待しています。

前回の研究会では、T大学の教授と彼のゼミの学生さんにも参加
いただきました。
いつもに増して充実した議論ができたと思っております。
新しい方のご参加も期待しております。

今回は、この4月から私、楠木新が、K大学で
「学部学生のための『会社学』」という授業を土曜日に
半期担当することになりました。
今回は、その検討している授業計画・内容を、
話材提供して、参加者で議論したいと思います。

<『会社学』」の話材提供内容例>
今回の授業では、個人に重点を置いた「キャリア」について論ずる
のではなく、組織で働く視点で、下記二点を軸に考えていきたい。
[鮖謀な経緯及び時事問題も勘案して「株式会社の組織,仕組み」
 を検討する
∩反イ覇くビジネスパーソンの働き方をライフサイクルから見直す

,鉢△鯀按鵑法峺朕佑帆反イ隆愀検廚砲弔い突解を深める。
実習として、組織で働く人に対するインタビューを課題と与える

今回は、大企業を中心に検討の対象にするが、1限を使って、
中小企業の経営者をゲストスピーカーとして招聘して、
彼から見た「社員の働き方について」の見解を聞く予定
 
1.日時:2月13日(金)18:30〜20:45

2.場所:大阪産業創造館 (堺筋本町) 6階のC会議室
     http://shisetsu.sansokan.jp/access.html
  (今回も、議論しやすいように従来の研修室から会議室に
   変えています。1階の掲示板で部屋を確認ください)

3.当日の内容:
―仞兵圓隆蔽韻兵己紹介
短時間名刺交換
F鑢攷靴らの話題提供
そ仞兵坡銅で意見交換

4.会費:一般1,000円、学生500円
(どなたでも参加できます。メールkusunoki224@nifty.comにてご連絡ください)

5.定員:22名
*********************
「こころの定年」評論家
楠木新(くすのき あらた)
kusunoki224@nifty.com
http://blog.livedoor.jp/kusunoki224/
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2009年01月30日

◆崙蕕ひとつ空いた」

茶屋町での食事が終わり、カッパ横丁の踊り場で、これから
どうするかとなった。全員で15人くらいだっただろうか?

ずらっと並んで話していると、お酒を飲みに行くグループと
スイーツのグループに分かれることになった。
高校時代からの友人のM教授は、当然ながらお酒組み、私が
スイーツ組みに手を上げると
それで二手に分かれることが決まった。

男性3名、女性6名ぐらいのグループで三番街に下りたところの
喫茶に入り小一時間ほど話した。

これほど若いグループの人たちと話す機会は普段は全くないので、
少し異次元にいるような気分だった。

これから始まる就職活動の話などでは、先達として耳を傾けて
もらえるのはうれしい事だ。
不動産の投資に興味がある男子学生が不動産会社を考えているとい
うのも「好きであることと、そこで働くことは同じでいいのですか?」
など、質問をしながらいろいろ話した。

この4月から始める大学での「会社学」で学生さんの理解を得るにも
このような一つ一つのやり取りの積み上げになるのだと思っている。
そういう意味では大変ありがたい機会だった。
快芸人Oテント師匠の独演会をキャンセルした甲斐があったという
ものだ。

最後、遠くの席で話ができなかった女子学生から、またゆっくり話を
聞かせてくださいといわれたのも、お世辞にしても嬉しかった。



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2009年01月25日

 崙蕕ひとつ空いた」

昨年末、神戸の取引先を終えて、JRのプラットホームにいると
携帯電話が鳴った。
高校時代の友人でK大学で先生をしているM氏からだった。

「鍋がひとつ空いたけど、けぇへんか?」
今日の学生とのコンパで、一人欠席が出たので来ないか?、
とのお誘いだった。
その日は、得意なキャラの芸人O氏の独演会に行こうと
思っていたが、瞬時にこちらのほうが面白そうだとのことで
方針転換して行くことにした。

梅田の茶町口で待ち合わせをして、彼のゼミ生のコンパに参加
した。
参加した10数人は、2回生の予備ゼミのメンバーだった。
4月からは本格的なゼミが始まるとのことだった。

はじめは、彼らとうまく話せるかとも思ったが、M氏がの横の席
に座ってくれたので大丈夫だった。

面白いことに、男性と女性は、各々塊まって座っている。
すぐ横で社会人の忘年会と思しき会合があったが、そこでは抽選で
男女交互に座らせたり、部長の横には女性をという配慮をしていた。
仕切らなければ、このようになるのかもしれない。

単純な私の印象だと、男性の方がおとなしくて、女性の方が
よく話し元気さが前に出ているように感じた。
私の学生のときは反対だったので少し気になった。

私が在籍していた法学部では男性の比率が非常に高かったので
そうだったのかもしれない。男女同数くらいだとこのようなのが
自然なのかもしれない。


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2008年10月07日

第19回 「こころの定年/研究会」のご案内

第19回 「こころの定年/研究会」を10月17日(金)に行います。
多くの方のご参加を期待しています。

今回は、若者のキャリア相談に携わられている石田 善敏さん
から話材提供をいただいて、参加者で議論したいと思います。
今までは中高年のキャリア課題を取り上げることが多かった
のですが、若い人についても考えていきたいと思っています。

1.日時:10月17日(金)18:30〜20:45

2.場所:大阪産業創造館 (堺筋本町) 6階のC会議室
     http://shisetsu.sansokan.jp/access.html
  (今回も、議論しやすいように従来の研修室から会議室
   に変えています。1階の掲示板で部屋を確認ください)

3.当日の内容:
―仞兵圓隆蔽韻兵己紹介
短時間名刺交換
石田さんからの話題提供
そ仞兵坡銅で意見交換

4.会費:一般1,000円、学生500円
(どなたでも参加できます。メールkusunoki224@nifty.com
にてご連絡ください)

5.定員:22名

*********************
「こころの定年」評論家
楠木新(くすのき あらた)
kusunoki224@nifty.com
http://blog.livedoor.jp/kusunoki224/
*********************

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