楠木新(くすのき あらた)
楠木新の自己紹介

*講演・セミナー・研修および取材などの
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会社が嫌いになっても大丈夫

2012年04月07日

芸名(ペンネーム)の効果

前々回のブログで「芸名」の話を書いた。
実は、私も芸名である。

昔から、落語や漫才が好きだったので、以前から「芸名」には
興味があった。

現実になったのは、サラリーマンのポストを一旦投げ出してからだ。
それから「楠木 新(くすのき あらた)」は生まれた。

由来は、「楠木」は私が通っていた神戸の中学の名称である
(正確には「楠中学校」)。

芸人さんでも、出身の学校名を由来する芸名がある。
山城新伍さん(京都府立山城高等学校)
ラサール石井さん(ラ・サール高等学校) などだ。
ちなみに、この中学校のOBで、名前が浮かぶのは、
横山ノックさん、桂あやめさんといった芸名を持っている人だけ
というのは単なる偶然だろうか。

「新」は、育ったところの地名である「神戸新開地」の「新」だ。
阪急電車、阪神電車、神戸電鉄、山陽電車が集まる駅名
でもあるので承知の方も多いだろう。

このあたりは、昔の神戸の繁華街で、三宮に中心が移るまでは
市役所もこの兵庫区にあった。
JRの「神戸駅」の近くで、中央郵便局が三宮ではなくて神戸駅に
あるのも昔の名残だろう。神戸地方裁判所もそうだ。
映画評論家の淀川長治さんも観て回った映画館や、私をいつも
ワクワクさせてくれたお笑いの神戸松竹座をはじめ多くの飲食店
も軒を連ねていた。

歓楽街の近くの商店街で過ごした子供のころは本当に楽しかった。
野球をずっとやっていて個性のある友人も多かった。
近所のおっちゃん、おばちゃんにも触発を受けた。
歓楽街はお金が回るので、仕事もしない遊び人の人も少なく
なかった。

サラリーマンとしてやっていくのに限界を感じたときに、私の脳裏に
浮かんだのは、子どもの頃のある光景だった。
当時新開地にあった笑いの殿堂、神戸松竹座のきらびやかな舞台
の上で、次々と出演する芸人さんが、漫才、コント、マジック、人形
腹話術、モノマネなどの芸を披露して満員のお客さんを笑いの渦に
巻き込む姿だった。

「こんなにお客さんを喜ばすことができるなんて凄いなぁ」といつも
ワクワクしながら毎回の出し物を見ていた。
当時の私にとってそこは夢の世界だった。
芸人さんに対する憧れは成人になってからも続いていた。

毎日毎日が楽しくて仕方がなかったあの頃に戻りたくなったのだ。
近所の人たちの「いい顔」を求めていた。
「新」には、新たに生まれ変わるという意味も込めた。

不思議なもので、しばらくやっていくうちに、あの頃と同じ状態に
戻ることができた。
それは山本リンダ状態である。
もちろん「困っちゃうなァ」ではなくて、「どうにもとまらない」である。

そのための一つの装置が、私の場合は芸名(ペンネーム)だった
のである。

昨日の研究会でも僧籍を持ち、宗教ネームを持つサラリーマン
(これもとても珍しいパターンの方ですが)が、「周りから防御する
意味合いもある」と話されたことに興味がひかれた。

芸名(ペンネーム)で活動する中でそういう効果もあるとあらためて
気づいたからである。
私の場合は、むしろ所属する会社やサラリーマンの役職から離れて
「いったい自分はどれくらいのことができるのか」、
「自分はいったいナンボのもんじゃい」ということを確認したい気持ち
が強かった。

また芸名(ペンネーム)で活動してみると、本名の自分が結構名前に
縛られていたのだということも感じた。自分で自分に対して制約を
課しているだけなのだが。
また会社では役職で呼ばれることが多いことにも気づいた。
少し客観的に自分を見ることができるからだろう。
こういうことに気づけるメリットもある。

でもおそらくもっとも大きいのは、二つの立場を持てば安定するという
ことかも知れない。

(次回以降に続く)

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kusunoki224 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年08月14日

拙著「会社が嫌いになっても大丈夫」が紹介されました。

産労総合研究所から出ている人事労務雑誌の「賃金事情」(8/5
・8/20号合併号)で、拙著「会社が嫌いになっても大丈夫」
(日経ビジネス人文庫)が、紹介されました。

「新刊ピックアップ」の中で、「人事大変革」という本とともに
書評をもらっています。

「そして著者がたどりついた『会社が嫌いになっても大丈夫』の
わけは、人の数だけゴールややり方があるから。モノサシはたく
さんあるから。心の奥底にある自分のやりたいことが、みつけら
れるチャンスだから」と書かれています。

この辺りはよく読んでいただいていると嬉しくなります。
会社が嫌いになる状態は、自分と組織の関係を見直す絶好の機会に
もなりうると思うのです。

同じ人事労務雑誌の「人事実務」の「BOOKS」にも取り上げて
もらいました。
『「会社で働くとはどういうことなのか」を考えさせられる本だ』
という言葉で結ばれています。

これからも私自身の課題といいますか、テーマに真摯に向かい
あっていきたいと思っています。





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kusunoki224 at 07:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月01日

懸命に読んでいただいたが、、、、、、、。

今日、伊丹空港の搭乗口の中にある本屋?(結構まとまった
文庫や雑誌を売っている場所で)で、拙著「会社が嫌いになっ
ても大丈夫」(日経のビジネス人文庫)を一生懸命読んで
くれている女性の姿をみた。
そこはビジネス書も結構あって、「新刊、評判の本」という
コーナーに、2列の面出しで置いてくれていた。
4532195470
30代と思しき彼女が立ち読みをしていたのである。
暑い時期にもかかわらず、黒のスーツを着ていたので空路で
出張だったのだろう。

拙著のはじめの部分を食い入るように読んでくれていた。
「大体あのあたりを読んでいるな」と著者である私には
見当がつく。

まだ時間があったので、雑誌を読みながらチラチラと
彼女を見ていた。

あまり見つめるとストーカーと間違えられるかもしれない。
自分の本をどう読んでくれているかに関心を持っている
とは夢にも思わないだろう。

10分ほどしても、そのまま読んでくれている。
トイレに入って出てきても、同じ姿勢で読んでいた。

そうなると購入してくれるかどうかが気になってくる。
と思った瞬間に彼女は腕時計をみると、本をそのまま置いて
搭乗口に向かい始めた。

残念というよりも、やはりそうかと言う感じだった。
自分もそうだが、本屋で立ち読みした後に本を購入する
確率はそれほど高くないのだろう。

表紙が少しめくれあがった本を見ながら、搭乗口に
急いだ。

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kusunoki224 at 21:30|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2010年06月26日

第30回「こころの定年/研究会」の延期

*第30回「こころの定年/研究会」の延期

一部の方には、6月末か7月はじめに、第30回「こころの定年/
研究会」を開催する予定を連絡しておりましたが、諸都合に
よりまして8月以降に延期することになりました。

あらためてご連絡させていただきます。
またよろしくお願い申し上げます。

*個人的なPRになりますが、この6月に
「会社が嫌いになっても大丈夫」(日経ビジネス人文庫)を
出版しました。

4532195470

 
http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/19547/

今回は、私自身の体験を私小説風、エッセー風(どちらつかずで
中途半端なのですが)に書きました。
 
メンタル不全になった経緯から現在の執筆などに取組むに至る
までの ほぼ10年間のことを振り返っています。

結果として、私がどのようにして「こころの定年」を乗り切る
ことができたかを伝える内容です。
ご興味がありましたら、ぜひ書店で手にとって見てください。

以上二点をご連絡させていただきました。

梅雨の蒸し暑い時期になりましたが、お身体をご自愛の上、
ますますご発展されることをお祈り申し上げます。
それでは失礼いたします。
*********************
「こころの定年」評論家
楠木新(くすのき あらた)
kusunoki224@nifty.com
******************

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kusunoki224 at 11:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年06月06日

嬉しい感想をいただきました(「会社が嫌いになっても大丈夫」)

6月2日に出版された拙著「会社が嫌いになっても大丈夫」
に対して、早速初めての感想をいただきました。

とても嬉しいものです。
嬉しさのあまりコメント欄から引用させてもらいます。

「昨日偶然本屋で見つけて購入し、一日で読み切ってしまい
ました。出版直後だったんですね、まさに自分が探していた
本に運良く巡り合えました。
こころの定年という言葉に引かれたのと目次のどの項目にも
強く引かれたのですが、特に5章から7章は繰り返し読ませて
頂いています。

同じ学年でもあるので自分の会社生活と重ね合わせて振り返る
ことも出来ました。自分も今現在会社生活の転換点を迎えよう
としている時期で悩んでおりました。

キャリアチェンジするほどの能力があるかわかりませんが、
なんとなく時間が過ぎるのを待つのではなく、他人の役に立つ
、成長を実感する等のキーワードから今後の生き方を考えて
行きたいと思いました。」

書いていただいているように、5章から7章は、自分でも
のって書き進むことができた箇所です。

このように反応をいただけることが最もありがたいことです。
書いた甲斐があったと感じることができます。



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kusunoki224 at 23:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2010年06月02日

「忙しい時ほど、よく書ける?」

いよいよ明日位に、拙著「会社が嫌いになっても大丈夫」
(日経ビジネス人文庫)が、書店に並ぶことになりそうです。

先日、打ち合わせで東京に行くと『「忙しい方が、よく書ける」
と言われるアナリストの人も多いですよ』と版元の編集者の
人の話が非常に印象に残りました。

私の周りのビジネスマンから「仕事との両立は大変でしょう」
と言われるのと対照的だと感じたからです。

たしかに、時間だけ見ればハードなこともありますが、
「忙しい方が、よく書ける」という実感は間違いなくあります。

おそらく、時間は一定に流れて、効率的なものと考えれば
そうなるのでしょうが、「書きたい」「表現したい」という
欲求は、そういう「一定」とか「効率的な」ものとは
異なる次元のことかもしれません。

昔から、サラリーマンと芸人の違いには関心があったのですが
コレもそのひとつの違いかもしれません。

今回の拙著にも、サラリーマンと芸人の違いに、昔から関心
があったことも書いています。

会社の仕事を一度投げ出した背景には、間違いなくこの感情が
あるのです。

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kusunoki224 at 08:00|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2010年05月26日

来週、「会社が嫌いになっても大丈夫」が発売されます

来週の6月2日に、拙著「会社が嫌いになっても大丈夫」
(日経ビジネス人文庫)が発売されます。
およそ10ヶ月ぶりの本になります。

今回も日本経済新聞出版社さんにお世話になりました。
昨年の「会社が嫌いになったら読む本」は、転身した人に
対するインタビューを元に書きました。
今回は、私自身の経験を中心に取り上げています。

40歳ころから揺れ始めた経緯、仕事投げ出したときの状況、
多くの人に助けられて、色々なことに出会いながら、新しい
途を歩み始めた流れを書いています。

ささやかでも組織で働くことの意味に悩んでいる人の
お役立ちになればという思いで一杯です。

今回の読者の方々の反応は、どうなりますことやら。
楽しみ半分、不安半分、気恥ずかしさ半分という
1.5倍の気持ちで来週を迎えたいと思います。

http://www.amazon.co.jp/s?_encoding=UTF8&search-alias=books-jp&field-author=%E6%A5%A0%E6%9C%A8%20%E6%96%B0





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kusunoki224 at 00:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)