2008年07月14日

かけ引き!

そんなことで、道具屋さんというものが盛んになってくるのでござ
いますが、これがピンキリでして、よくなるといいますと骨董屋で
ございます。

それから、まず良い品物を売っている道具屋さん、という順になっ
ているものでございます。良い品物になってくるというと、これは
もうキリがありません。

「その火鉢はいくらだい」「ええ、これは割合に高こうございまし
てな、ものが良いですからな」「そうかい」「えー、これだけの品
はございません、と言ってもいいくらいのもんですから、へい」

「じゃぁ、これくらいで」「へへへ、いや、その値段じゃダメなん
でございます。これはあるお屋敷で買おうというお人がございます
んで、ですから、残念でございます」

「そうかい、じゃぁ、もう少し出そうじゃねえか」「ええ、いくら?
いえ、その値段でもダメなんで、ええ、とても今おっしゃった値段
じゃ」「じゃ、また来らぁ」。

と帰りすがら考えて、どうもあれが欲しくてしょうがなくなってま
いります。そこで、引き返して「まあ、いいや、言い値で買おう」
というようにですね。

これが商売でございまして、この人はマケなくても、きっと帰って
くるなと読むんございますね。売らないでも、とうとう、しまいに
は客の方から戻って買うというようにですね。

良い品物ですと、そういうのがございますね。まあ、ピンからキリ
ですが、道具屋さんというものは品物はもちろんですが、人にも目
効きでないとしょうがないのでございますよ。

「一日一笑」
昔々、あるところに、

タコ焼き屋で

「タコ焼きは何でタコ焼きいうねん」

「タコが入っているからと違いますか」

「イカ焼きはなんでや」

「やっぱりイカが入っているからと違いますか」

「ほんだら、何でタイ焼きはタイ焼きなんじゃ」

「鯛の形してるからと違いますか」

「蛸の形してたらタコ焼きか」と、

哲学的な会話をしていた、客と店員がいた〜。


いかがお過ごしでしょうか。皆さま。








kusunoki_s61 at 08:57│Comments(0)TrackBack(0)

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