2018年12月01日

最近の製作所

最近のくたくた製作所は、新曲を作らないでケーブルばかり作っていると揶揄されますが、
その通りです。
反論の余地もありません。むしろ開き直ってもいいんじゃないですかね。イベントに出ては、メインはケーブルで、CDはおまけだと自称しております。
むしろ最近は曲の方よりもKTFケーブルを求める方の方が多いんじゃないかと。

と、いうことで今回は、最近さらにケーブルの研究に凝っていますのでその報告をさせていただきます。
KTFスペシャルケーブルを作りましたので。




・KTFスペシャルケーブル001
NCM_0774

ケーブル:オヤイデ QAC-222
プラグ:VIABLUE
ハンダ:ケスター44
※長さ4m

むらっつ君の発注で制作したとんでもないプレミアムで実験的なケーブル。ケーブルはオヤイデさんを使用し、プラグにはVIABLUEというドイツのメーカーで高級オーディオプラグを使用。ハンダはケスター44。むらっつ君に先日、アンプとプリアンプをつなぐ、オヤイデQAC-222で作ったバランス変換ケーブルを作ってほしいと頼まれて作って、それが気に入ってくれたらしく、それでベース用のケーブルを作ってほしいというオーダーで制作。その時のケーブルのプラグはノイトリックで作ったのだが、むらっつ君と相談の中、PRO AUDITIONやらアンフェノールやらライブラインやら検討したが、秋葉原で見つけたVIABLUEを使用。秋葉原で手に入らない電子パーツはないのではないかな…。まさかVIABLUEの標準モノラルプラグがあるとは思わなかったので。値段はなかなかの値段ですよ。輸入品かつレアものなんで。そう量産されるものではないので、1点もの。
音の傾向は、ギターで試すと、元気な音ですよね。かつ、きらびやかにハイの音がでますね。また、ケーブルの特性なのか、ローがしっかり出てくれます。そして素直に音がしゃりっと出てくる感じ。(くたーのギターで試奏)
さっそくむらっつ君のところに送りまして、試奏してもらったところ、「エフェクターの後に使ったときにエフェクト音(特に歪み)にかなり影響を与えている気がする」「アンプ直の場合は、変化の仕方が今までのケーブルと違うのでもうちょい待って!」だ、そうです。未だに返事はありません(笑)。むらっつ君のレビューに期待しましょう。


・KTFスペシャルケーブル002
NCM_0792

ケーブル:MOGAMI3368
プラグ:オヤイデ
ハンダ:ケスター44
※長さ2.5m

くたくた製作所としてはいかに原音忠実の音を伝えるかといことで開発したのが、KTFケーブルmodel002(mogami2549、トモカプラグ使用)ですが、これはあくまで素直な音を伝え、音を太くしつつ、まとめつつというケーブル。さらに原音忠実となるとやはりモガミの3368に立代ざるを得ない。で、プラグに関してもかなりのキャラクターが出てくる。ケーブル程ほどではないが最近はこちらにも凝っている。で、選び出したのがオヤイデさんですよ。MOGAMI3368は8mmという、普通が6mmだとすると少し太いケーブル。こいつが入るプラグというところでもオヤイデという選択をした。モガミもオヤイデもくたくた製作所も日本ということで、まさにメイドインジャパン。ギター録音をする自分からすると、レコーディングではこいつが一番素直な奴だと思う。ストラトのハイをとにかく素直に伝えやがる。下手に弾くと下手さも伝わっちゃうけれどね(笑)。


・KTFスペシャルケーブル003
NCM_0793

ケーブル:SOMMER spirrit XXL
プラグ:オヤイデ
ハンダ:ケスター44
※長さ3m

製作所お気に入りのゾマーで、自分でオーダーメイド。実はゾマーと出会って、こいつをメインで使うことはあまりなかった。くたー自身のメインケーブルはKTFケーブルmodel002か、ベルデン9395だったのだが、今回、むらっつ君や、皆さんの評判がいいゾマーを自分流にアレンジ。とは言ってもアレンジポイントはプラグ。オヤイデのストレートプラグと、今回はL字プラグを使用。オヤイデのプラグは銀プラグなのに暖かさも持っている音を出してくれる。で、ゾマーのもつローの力強さと相まって狙った音が出てくれる。今後主力になるかも。



・SRH840リケーブル(ヘッドホンケーブル)
NCM_0795

ケーブル:オヤイデ HPC-26QUAD
プラグ1:オヤイデ P-3.5 AP
プラグ2:SRH840用ロック式2.5mmプラグ(メーカー不明)
ハンダ:ケスター44
※長さ1.5m

くたくた製作所のブースにきて試聴をしたことがある人にはおなじみのシュア―のモニターヘッドホンSRH840。くたー愛用のヘッドホンで、こいつで作曲、レコーディングなどなどこなしております。こいつはケーブルが着脱式なのでケーブルを変えてみたかった。しかし、このロック式のプラグがどうにもできず、ずっと純正品だった。が、ついに先日、秋葉原にてこのロック式のプラグを発見!思わず2つ買いましたよ。1つはこのリケーブルで使用。制作にあたっては、オヤイデのお店で店員さんとケーブル談義。とても有意義な時間でしたよ。マニアックな会話でね。で、使用したのがHPC-26QUADなんですけど、こいつのケーブル原価やばい値段ですよ(笑)。が、迷いながらも、原音忠実という店員さんの話をいただき、購入!プラグもいろいろ迷いましたが、金+パラジウムメッキという珍しい構造のプラグをチョイス。で、制作は細かい作業で気が滅入りそうになりながら、うまくハンダが乗らないというところと戦いながら、3日かけて完成。
音は原音忠実というのは評判通り。それよりも解像度が高い。どこでどの楽器がなっているかがよくわかる。そして音の広がりがリアルで、空間系のエフェクトがよくわかる。また、ベース音、バスドラムの音鳴りがとても心地よい。まあ、ケーブルとプラグの特性だけでなく、ヘッドホンの特性もあるのだが、純正ケーブルはペタッとした音だったのに対して、このリケーブルは温かみが出た気がする。
もしもこれを聴きたい!という人は、次回のイベントにて持っていきますので、試聴してください。曲でなく、ケーブルを(笑)。





…実は、他にもミュージックケーブルをいくつか作ったのだが、それを全部紹介しているととんでもない文量になるので今回はここまで。
ちなみに、製作所ではオーダーメイドやってますので、上記で紹介したケーブルの制作とか、「こんな感じのケーブルが欲しい!」とか、「このケーブルにこのプラグを組み合わせてほしい!」とか、制作承ります。完成次第、イベントとか郵送にて、お渡しできますので。制作料は時価ですが(笑)。

以下おまけで、KTFスペシャルケーブル001を楽器にさすとこんな感じです写真。
くたー使用ギター
NCM_0778

むらっつ使用ベース
1542838362156




kutakuta_seisaku at 18:24│Comments(0) kutakuta Factory | 活動報告

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔