2005年04月24日

iPod (4)通勤用ヘッドホン(2)〜エージング(FMラジオ編)

通勤用ヘッドホン audio-technica ATH-CM7TI の購入時のことです...

くたさら 「これください」
店員さん 「チタンですね。エージングするといいですよ。」
くたさら 「...エ、エージング?」

初めて聞く言葉に目を白黒させる私に、店員さんが説明してくれたのは下記の通りだったかと思います。
 1.使い込むと良い音になるが、通常1年はかかる
 2.早く良い音を手に入れるには「エージング」
 3.「エージング」用の音源はホワイトノイズという雑音
 4.テレビの空チャンネルの音がホワイトノイズなので
   これを利用すると安上がり

私のテレビは空チャンネルのノイズをカットしてしまうので、ラジカセのFMチューナーを利用しました。

...で、良い音になったかどうかは...ちょっと角がとれたような...
店員さんに教えてもらったものの、帰宅し実際にやってみようとすると、いくつか疑問が残りました。
 1.音量は大きめ?小さめ?
 2.期間はどれくらい?

ネットで検索してみますと、オーディオ愛好家の方の間では常識のようで(主にスピーカーが対象)、最近では携帯MP3プレーヤー用ヘッドホンでも見受けられます。新品のスピーカー(ヘッドホンは小さなスピーカー?)を集中的に鳴らすということは共通認識のようですが...実際のやり方(音源、音量、期間)は千差万別のようで...

私は、下記のようにしてみました。
 0.音源→FMの雑音
 1.音量→壊れない程度の大きめ音量
 2.期間→数日(実際は2晩で挫折)

音源はテレビの空チャンネル(東京の場合、本当の2チャンネル等)と店員さんに教えられましたが、帰宅し実際にチャンネルを合わせるとブルー画面+無音状態になり...「だめじゃん」

悩んだあげく、テレビより若干丸い音のような気もしましたが、壊れかけたラジカセを引っぱり出し、FMラジオのチューニングをよさげな雑音に調整してヘッドホンを接続。ドアの向こうの闇夜にザーという音が延々と...ちょっと不気味ですが、そのままほったらかして就寝。

(2005.1.3追記)
「1.音量→壊れない程度の大きめ音量」としましたが、「普通」がいいようです。
下記エージング・シリーズ続編を参照願います。

[エージング・シリーズ]
iPod (4)通勤用ヘッドホン(2)〜エージング(FMラジオ編)
iPod (19)通勤用ヘッドホン(6)〜エージング(専用CD編)
iPod (29)通勤用ヘッドホン(7)〜エージング(フリーソフト編)
iPod (32)通勤用ヘッドホン(8)〜エージング(音源測定編)

[関連ページ]
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[参考ページ]
・総論:ヘッドホンナビ - 用語解説
・理論:オーディオの科学 - エージング効果と劣化 by 志賀@高槻さん
・測定:オーディオにおける「エイジング」の持つ意味 by 埴原さん

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この記事へのコメント
はじめまして僕もcm7tiを買ってエージングをfm音源でしてたら壊れました。爆音でつないでいたからかもしれませんがあまりやりすぎるといかれます実際二つ同時にやってその二つとも壊れました。
Posted by d at 2005年06月03日 11:39
d さん、コメントありがとうございます。
...大変でしたね。
私も、原因は「爆音」...ヘッドホンの許容範囲を超えた電気信号を入力し続けたためだと思います。
私の場合、直接耳で聞いて「わーうるさい、ちょっとだけなら耐えられるけど、長時間はつらいぞ」程度の音量に留めてました。
ヘッドホンは音を鳴らすための機械なので、許容範囲内の電気信号(音声信号)ならば長時間入力し続けても(鳴らし続けても)問題はないと思います。
Posted by くたさら at 2005年06月04日 22:07