昨日は、楽しみにしていたマスターのタイ古式マッサージの講習会に行ってきました。
リラクゼーションサロンの店で働き始めた当初、マッサージの技術をとにかく知りたくてYOU TUBEの動画をあれこれ見ているうちに知ったんだと思うのですが、スタッフに技を教えている様子がすごく親が持てて、人柄のいい人だなあって感じていました。
東京で講習があるのを知って、すぐに申し込みました。
実際、講習は楽しかったんですよ。
だけど、帰りにはまた気分がドーンと落ち込んでいました。
賑やかな場を離れて帰途につくと、自分は孤独だ、って余計にヒシヒシと感じちゃうんです。
これって私の単なるパターンですね。。
講習の最初に、マスターが施術の見本を見せる時の受け手になる順番をくじ引きで決めました。
その紙には、それぞれに一言メッセージが書いてあるんです。
私は1番で、メッセージは
「笑い合える仲間がいる」 でした。
家に帰ってから、なぜ自分にこのメッセージがやってきたのかを考えました。
家に着いた時にはもう目の前真っ暗、ってくらいに気持ちが下がっていたし、このメッセージを読んだ時には、自分にはそんな風に笑い合える仲間という存在がない、って思っていました。
ず〜〜っと。ホントに。
だけど、冷静に考えると今日こうして自ら仲間を求めて講習会に出て行ったわけで。
頭の中は確かに「私は孤独だ」って考えが常に回っていて孤独感はあるかもしれないけど、こま切れであろうと実際には他の受講生と一緒に笑い合って楽しめた瞬間があったわけでしょ。
若くて可愛い女の子も話しかけてくれたりしたし、自分から話しかけてもちゃんと応えてくれたりもしたわけだし。
嬉しくて有難い体験が沢山あったはずなのに、頭の中の「自分は相手にされない」とか「一緒にいても楽しくないに違いない」とか「みんな自分から離れていく」みたいな思い込みの考えばっかりに焦点が向いて悲観的な気持ちになっちゃってる。
← 前列左から2人目がマスター。後列一番右が私です。
神様がいたとしたら、こんなにいい出来事をプレゼントしてやってるのに、何を抜かしておるか〜!って怒られそうです。
まあこれも仕方のないことなんだけど、でも自分の思い込みで、良い出来事があっても完全スルーして逆に勝手に落ち込んで悲観と絶望という果てしなく辛い気持ちを味わってしまうんだとしたら、もう外の出来事の問題ではないですよね。
マスターのこのカードの言葉は、
「笑い合える仲間がいる」
という現在進行形で、私からしたら絶対的に否定の「黒」にしか見えないものだったんだけど、もしかしたらこれって「白」なのかも、って疑うことが出来ただけでも意味があったなって思いました。
外側が何か劇的に良いことが起これば、自分の人生が幸せに変わるかもしれない、って期待がやっぱりあるんだけど、こうして冷静に分析すると、自分の思い込みからくる思考の反応で苦しんでいるんだから、それに自分で揺さぶりをかけてゆかなかったら変わらないって思います。
とりあえず、自分の思い込みを前提にして、反応的な行動を(行動をしないという行動)とってしまっていたから、この思い込みに気づいて、もしかしたらちょっと違うのかもしれないし、変えてゆけるのかもしれない、って思って、自分の行動を少しずつ変えてみようって思います。
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