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あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。


今年は珍しく、大晦日から姉の家へ行きました。

しかも2泊もしてきました。



それでちょっと気づいたことがありました。


私には 折角の休みだから という思いがすごく強くあるんです。


普段なかなか出来ない家事だとか、見たいドラマだとか、読みたい本だとか、調べたいこととか、欲しいものを買いに行くとか、じっくり考えたいこととか、とにかく有意義に時間を使いたい!みたいな気持ちがかなり強いみたいです。


姉の家もそうだけど、実家へ行っても、もちろん自分の家の家事や雑用は出来ないし、別の環境の中にいるからなんか不自由な感じがしちゃうんです。

だからなんとなく長く居たくないって思っちゃうところがあります。



だけど今回は丸2日近くを過ごしました。

最初は色々と話もしたけど、でも後半くらいは窓からの景色を眺めながら(すごく見晴らしがいいんです)結構ぼけ〜っと過ごしました。



自分の中では、こんな風に無駄な時間を過ごしてもったいない、夢中になれるものがないこんな自分ダメだなあ、みたいな否定的な気持ちがあったけど、反面では、昔は実家で暮らしていた頃は、こんな風に特に何をするでもなく、有意義とも思えない時間をなんとなく家族と一緒に共有していたんだよなって思いました。

友達とも、くだらない話をしたり、別に何をするわけでもなくただ一緒にいるだけだったり。

それでいいんだよなあって。



必死に価値を求めて、有意義に時間を使わないといけない、って強迫的に思っていたけど、それは自分の無価値観が根底にあったりして、何か特別なことをして自分の価値を高めて人に認めてもらわないと、人生がすごく哀れで寂しいものになってしまうという気持ちがあるんだと思います。


そもそものスタート地点で、自分の存在価値を認められていないんですね。


だからいつも不安だし、何かしないと落ち着かないし、一緒にいても価値がないって思われるんじゃないかって思っちゃう。



だから、こうして何もしない、空白の時間を過ごすことも、もしかしたら大事なことなのかもしれない。

そんな気がしていました。

心の中ではこれじゃいけない、という葛藤があるんだけど、自分の部屋にいたって、ダラダラと気の向くまま動画を見たりするばかりで、かえって虚しかったりするんだからと、何もしない訓練みたいな感じでもありました。




ちなみに、2日ぶりに家に戻ってみると、大晦日の日中に部屋の掃除をしてあったので、結構小綺麗に片付いていました。

なので、ちょっとした料理の仕込みとかの作業も、すんなりと始められてとてもいい感じでした。

掃除しておいて良かったです。