本日は晴れ。
風が強く花粉がいっぱい。。
鼻がムズムズする季節です。



今日はトライアスロンに挑戦したいという患者さんが来院。


スイム、バイク、ランニング、の3種目を一日で行う
ハードな大会です。

別名「鉄人レース」


距離に応じて

★ショート・ディスタンス (スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)

★オリンピック・ディスタンス(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)

★ロング・ディスタンス(スイム4.0km・バイク120km・ラン30km)

★アイアンマン・ディスタンス(スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km)

主にこの4種類。
※もう少し距離が細かい規格もある。



私が思うに、
トライアスロンに出場するための条件は
「スイムが得意」
だと思います。


なぜかと言うと、
第1種目がスイムのため、
スイムでタイムがかせげないと
その後の種目で取り返すのが
めちゃくちゃ大変になります。

スイムが遅いと、関門でひっかかる可能性が
大きくなってしまうのです。

過去芸能人たちもチャレンジした方がいますが
スイムでかなり時間がかかってしまい、
最終種目のランの途中関門でひっかかり失格となっていました。


あとはスイムで命を落とす人も多いということ。


スイムが不得意な方はどうしてもリスクがあるのです。
プールで泳ぐ水泳とは違い、海の遠泳です。
波と闘わなくてはなりません。

40代あたりから始めてトライアスロンに挑戦し、
去年もある大会で2名亡くなっています。

そういう意味で簡単にやりますと言ってできるものではありません。
それなりの訓練と覚悟がいるということです。


もちろん、ショートやオリンピックなどの
短いレースであればリスクは低くなるのですが
人間は傲欲な生き物です。

必ず最高峰に挑戦したくなるのです。


しかしもって、挑戦したいという方がいれば
応援したくなるものです。

私にできる最大限で
トレーニング方法、部位、疲労回復、
栄養、体調管理、色々伝えていければと思います!


まずは現在の傷ついた体のメンテナンスに全力を注ぎます!





天白スポーツセンターでも
かなりのご年配の方がゆっくり水泳をしてらっしゃるという話。

人間の体は、
使えば使えるような体のシステムになるし、
使わなければ使えない体になる、ただそれだけのこと。

使えるうちにしっかり動かしてあげることが大切だと
改めて思う水曜でした!




明日は休診日。
すべきことは満載です。





第2103話 完