中学生のバスケットボール選手が治療に来てくれました。
以前はオスグットで膝の痛みの治療に来ていましたが、
今回は腰が痛いとのこと。

症状を聞いてみると、

腰を曲げるのはそんなに痛くないが、反らすと痛い。
練習では、ジャンプの動作が痛い。走るのは痛くない。

触って確認すると、腰の筋肉よりも腰椎(腰の背骨)に痛みがありました。


どうやら腰椎分離症(腰椎の疲労骨折)のようです
しかし、状態から判断してまだ初期の段階なので、
この時点でしっかりケアすれば完全に骨折するまではいかないでしょう。


腰椎分離症は疲労骨折なので、原因は基本的に使いすぎです。
また、使いっぱなしで十分なケアをしていないことで起こります。

ストレッチをしているのか尋ねると、「最近はさぼっていました。」とのこと。
この選手は、オスグットの時もストレッチをしていなかったことが原因だったので、
治ってもしっかり継続するように言っていたのに・・・

前屈でこれだけしか曲がりません。
背中が曲がっているだけで、腰と股関節はほとんど曲がっていない。
殿部から太ももの裏、ふくらはぎまでパンパンでした。
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このまま無理をすると骨折することを説明して、
練習はしてもいいがジャンプなど痛みの出る動きはしないこと、
しっかりストレッチをすることを約束して、治療に通ってもらうことにしました。



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