俺はその日、ランチを2店ハシゴし、そのあと銀座を彷徨った。
『東京カレー屋名店会』を定点観測しに行ってみると、客はゼロ。中途半端な時間だったせいだろう。
近所のこの店が「生ビール100円、2/18まで」というポップを出していたのがどうしても気になり、午後5時ごろ、入店することに決めた。35席ある店内に客は5人ほど。2人用のテーブル席に着けると思ったら、おひとりさま用のカウンター席へ案内された。
接客はベトナム人女性1人。厨房の男性スタッフたちとベトナム語でおしゃべりばかりしていて、あまり仕事熱心とは思えなかった。しかし、その日本人離れした時間感覚にある種のエキゾティズムを感じたのは事実である。
3種の生春巻きプレート(880円)と生ビール2杯を注文。生春巻きの具は海老と野菜と豚。野菜にはパクチーが効いていた。久しぶりにベトナム料理を食べた気分になった。
会計すると、予想より高く、レシートを見るとお通し代として280円が徴収されていた。
やられた。しかし不思議と後悔は感じなかった。
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店名:バインセオ サイゴン
最寄駅:有楽町 / 銀座 / 日比谷
料理:ベトナム料理
評価:★★★
一人当たりの支払額(税込み):ディナー1,000〜3,000円
用途:一人ご飯