当美容室HairTailor付近には小説や映画の舞台になった場所が多く存在する。

みなさんは「火垂るの墓」をご存知だろうか?そう、「これおはじきやろ、ドロップちゃうやんか!」で有名な(?)、あの映画である。

実は、清太さんと節子が二人で過ごしたとされる池が当店の近くに存在するのだ!


「火垂るの墓」と聞いて悲しすぎて二度と見たくない人は多いと思うが個人的には何度も見直して欲しい作品のひとつだ。私は悲しくてテレビから顔を背けそうになる自分を両手で押さえつけながら何度も見ている。
これは単なる反戦映画としての悲しさではなく、最大限の兄妹愛を貫こうとするもまだまだ未熟で幼いが故に報われないというなかなかそわそわする悲しみだと思う。

子供の頃、誰かによかれと思ってした行動が社会的には良いことではなく、結果として誰かを傷つけてしまったり大人に叱られてしまった経験はないだろうか?もしくは、人のため、愛のためと思っていたことが実は何気に自己中の裏返しだったことはないだろうか?

私はそんな思い出がたくさんあるが、清太さんはそんな私を浮き彫りにしてくれる存在でもある。映画を見るたびに自分と清太さんを社会的な面で叱って、人間的な面で抱き締めてあげたくなる。



と、火垂るの墓に対して並々ならぬ感情を抱いている私が、舞台となっている池を見に行かないはずがない。
もちろん写真におさめましたが、、、




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なんかちゃうー!!おもてたんとちゃうー!!住んでた横穴とか全然ないからー!!
めっちゃ整備されてるぅー!!




ていうオチでした。






※池の豆知識
池の名前はニテコ池。変な名前だが昔はもっと変な名前です。
その名前は、、、


「ネテトテコイ池」
長っ!!言いにくっ!!


西宮神社の塀を作る際にこの地の土を運びだし、できた池だそうで「土を練って取ってこい」からきている。