2010年06月11日

ヨロズ<7294>ケーズホールディングス<8282>三菱鉛筆<7976>象印マホービン<7965>富士製薬工業<4554>

 サスペンションを主体とする自動車部品メーカーのヨロズ<7294.T>を狙ってみたい。10年3月期には、ホンダから優秀サプライヤー賞を受賞するなど品質面には定評がある。  10年3月期の地域別売上高は日本国内44.2%、北米31.1%、アジア24.7%だった。そのうち、北米では生産拠点を集約し操業度をアップさせ、アジアでは中国に第2の生産拠点を設立する。「現在、設立に向けた手続きを行っており、11年7月の稼働を計画している」(財務部)。また、インド市場への進出も検討中(詳細は非公表)で、成長力ある市場で効率的な事業拡張を図る。  11年3月期は売上高880億円(前期比7.3%増)を計画。国内は減収となるが、アジア地域が前期比18.6%増、北米が同9.1%増と拡大する。  利益面では営業利益で57億2000万円(前期比17.1%増)、純利益で26億円(同41.2%増)を見込む。主要市場のひとつであるタイでも、「自動車生産台数がピーク時の水準に戻りつつある」(同)。回復著しい海外自動車市場が、同社の想定以上に業績改善を後押しする可能性もありそうだ。  連結PER10倍台、PBR0.6倍台と指標面には割安感があり、直近の信用倍率0.15倍と取組妙味もある。
 1カ月目標株価1520円損切りライン1235円
 ケーズホールディングス<8282.T>を評価したい。  業績は堅調。半面、株価には直近の調整で割安感が出てきた。拾い場とみたい。  11年3月期連結売上高予想は前期比7.9%増の7000億円、経常利益は同8.4%増の315億円。「64年連続の増収、13期連続の経常最高益」を見込む。一方、株価は5月12日の年初来高値2530円から6月8日年初来安値1986円まで調整し、足元は2000円近辺で推移。連結PERは7倍台だ。  11年3月期は、家電エコポイント制度が10年12月末まで延長されたことで、テレビ、冷蔵庫、エアコンという省エネ家電の買い替え需要が継続する見込み。5月の月次動向では、対象製品の売上はさえないが、これは昨年5月の制度スタートによる売上増加の反動によるもの。エコポイント制度対象商品への消費者の関心自体は高く、今後の巻き返しが期待される。また、11年7月のアナログ放送終了に向けたテレビ、ブルーレイディスクレコーダーの買い替え需要がすでに発生しており、今後の加速が見込まれる。話題の3D(立体)テレビに関しても、各メーカーの商品が大方出そろう夏場以降の盛り上がりが期待できる。
 3カ月目標株価2550円、損切りライン1900円
 三菱鉛筆<7976.T>の反転攻勢につきたい。  10年12月期第1四半期(1−3月)の連結業績は、売上高137億円(前年同期比4.1%増)、営業利益18億円(同62.6%増)、純利益12億円(同71.3%増)と好調。第1四半期終了段階で、営業利益ベースの進ちょく率は46.6%に達した。5月27日、10年6月中間期、通期の業績予想を上方修正したが、前期も3回にわたって予想の修正を繰り返しており、モメンタムの強さを考えれば今期も似たような展開が想定される。けん引役となっている一つが新製品の消せるボールペン「ユニボールファントム」。初年度200万本(1本200円)の計画を立てたが、売れ行き絶好調で「現段階で計画を超えるのは確実」(経理部)な情勢だ。  為替前提は1ドル=90円。欧州向けは円建て取引が主流のため、特に想定レートは設定していない。対ドルで1円の円高になれば、売上高は年間7000万円減るが、海外からの輸入部品の仕入れ原価も3000万円程度減るので、差し引き粗利で4000万円程度の影響にとどまる。  材料的には、燃料電池のセパレーターが挙げられる。創業以来の炭素関連技術を応用したもので、詳細は明らかにしていないが、製品の形ですでに納入を開始している。  株価は、全体相場にツレ安した足元の下落で連結PER12倍台まで低下。同PBRも1倍割れ(0.9倍台)水準まで下がった。東証信用倍率(6月4日現在)は0.31倍の売り長。昨年末以降の下値切り上げトレンドは直近の下げでも崩れていないだけに、これと言った悪材料が見当たらない銘柄として注目したい。
 3カ月目標株価1500円、損切りライン1150円
 象印マホービン<7965.OS> の押し目を積極的に拾ってみたい。炊飯ジャーや電気ポットなど調理家電の大手で、11年11月期の連結業績は、前期比微増収、営業利益は同3.9%減の12億円、純利益は同20.1%増の7億円の会社側見通しにある。しかし、この予想は今後、大きく塗り替えられる可能性が高い。  その理由の第1は製品構成の変化だ。3月に発表された第1四半期の連結決算(09年11月21日−10年2月20日)は、売上高が前年同期比3.4%減収の164億1400万円ながら、営業利益は同24.7%増の9億4300万円、純利益は同69.9%増の6億9700万円という大幅増益となった.  特に純利益は第1四半期の段階で、ほぼ通期の予想数字を達成している。この大幅増益の要因のひとつが、昨年秋に商品化された付加価値の高い圧力IH炊飯ジャーのヒットだ。国内売上の伸びが目立つが、内需だけでなく、ここ増加の一途にある中国人旅行者の人気のお土産になっていることも見逃せない。実際、需要、値ごろとも彼らにとって最適な商品となっており、まとめ買いも多い。  その中国人旅行者のビザ対象者が7月から中間所得層にまで拡大される。これにより、ビザ発給対象者はこれまでの160万人から10倍の1600万人に拡大することになり、結果として同社の圧力IH炊飯ジャーの購入も、7月以降さらなる拡大が予想される。また、海外生産を積極的に進めており、円高は同社の業績にプラスに働く。  予想通りでも、時価は連結予想PER20.4倍、1株年6円の有配会社ながら同PBR0.3倍と割安・出遅れが目立つ。日足チャートも下値圏にあり、ここからの下値不安は少ない。このため、地合いの落ち着きとともに、大幅な水準訂正が有望視される。4月12日に付けた年初来高値240円は単なる通過点となりそうだ。300円が当面の目標となろう。
 ジェネリック(後発医薬品)大手の富士製薬工業<4554.Q>の押し目を拾いたい。10年9月期単体業績予想は、売上高191億円(前期比11.1%増)、営業利益27億2500万円(同10.7%増)、純利益16億8000万円(同10.1%増)を見込む。3月中間期まで進ちょく率は、売上高で50%、営業利益で59%、純利益57.8%と順調に推移している。会社側は下期動向については、薬価改定の影響や研究開発費の進行状況から慎重な見方を示しているが、政府によるジェネリック医薬品促進策の強化で市場が拡大するとみられ、業績の押し上げ要因となりそうだ。また、PERは同業の沢井製薬が20倍、東和薬品が17倍まで買われているが、同社は12倍と割安で、訂正高に進む可能性があろう。  株価は、5月11日に1845円の年初来高値を更新したが、全般相場の下落に伴い1620円台まで下落する場面がみられた。売り一巡後、下値を切り上げる展開となっている。5日線と25日線のミニゴールデングロスを達成しており、押し目は絶好の投資機会とみたい。
 3カ月目標株価2400円、損切りライン1600円
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2010年06月04日

日本水産<1332>千趣会<8165>よみうりランド<9671>メガチップス<6875>市光工業<7244>

 日本水産<1332.T>。連結PERは12倍台、予想配当利回りは3.5%台と指標面では割り負け感が強い。5月25日に付けた直近安値の262円を底に値固めの展開となったあとは持ち直し、日足チャートでは価格帯別売買高で商いが集中する270円の水準をやや上ブレて、280円台を試す展開。信用倍率は5月28日時点で0.6倍台と取組妙味もある。  5月25日にブラジルでティラピアとエビの養殖事業へ参入すると発表。国内大手がティラピアの養殖に参入するのは初めて。同国内や北米向けに販売する予定。なお、ティラピアは日本で真鯛の代替魚としても利用されている。
 1カ月目標株価330円、損切りライン250円。27800円
 カタログ通販大手の千趣会<8165.T>。連結PBR0.5倍台、予想配当利回り2.4%水準と指標面に割安感、最低投資金額4万8000円前後と手掛けやすい。  10年12月期連結業績は営業損益で21億円の黒字(前期24億500万円の赤字)回復を見込む。年間配当も12円(前期6円)に増配する計画で、6月の中間期末と12月期末の株主には買い物券の株主優待も付く。  「現在、売上の5割を占めるのがネット通販。ネットを活用することでカタログ制作にかかる費用を抑制できるメリットがある」(広報IR部)。衣料品取り扱い量が大きいため、第1四半期(10年1−3月)は天候不順の影響でやや売上が伸び悩んだが、それ以外はほぼ計画通りに推移。「当面、懸念すべき材料は見当たらない」(同)。  さらに、米アップル社が5月28日に発売した「iPad(アイパッド)」を利用し、通販カタログで初となる電子カタログの無料配信サービスを開始する。千趣会発行のカタログを、ページをめくるような操作で閲覧、気に入った商品を購入できる。アイパッドの特徴である大画面や文字を拡大できるなどの機能を活用し、これまでの紙カタログが持つ閲覧性や商品訴求を高める。アイパッド関連としての切り口にも期待だ。
 1カ月目標株価550円、損切りライン465円。49700円
 よみうりランド<9671.T>。「子ども手当」関連銘柄として今後物色が向かう可能性がある。  「子ども手当」の支給スタートを受け、1日の株式市場では、学習塾、通信教育、玩具、子供服・育児商品など、いわゆる“関連銘柄”を物色する動きがみられた。ただ、これらの銘柄は昨年から取り上げられる機会が多くやや新鮮味に欠ける。そこで、これまで触れられることの少なかった同社を、隠れた関連銘柄として採り上げたい。  同社は遊園地「よみうりランド」で使用できる「こども年間フリーパス」を6月12日から発売する(7月7日まで)。販売価格は1万3000円で、遊園地のアトラクション乗り放題に加え、プールも営業期間中なら何度でも利用が可能。有効期間は11年6月30日まで。発売を前に遊園地への問い合わせがあるという。  11年3月期連結営業利益予想は前期比15.4%減の17億4100万円。各施設での整備費の増加などにより営業減益となる見通しだが、競輪場外車券売り場「サテライト船橋」の投票券売上は順調。昨年11月に買収した温浴施設「季乃彩(ときのいろどり)」の入場者数も堅調に推移しており、連結売上高は同3.5%増の150億5000万円を見込む。  4月15日年初来高値330円から調整していた株価は、5月27日安値296円で下げ止まり感がある。
 3カ月目標株価330円、損切りライン280円。305000円
 メガチップス<6875.T>の上昇局面入りに期待。  11年3月期連結業績予想は、売上高350億円(前期比9.1%減)、営業利益31億円(同2.1%増)、純利益21億5000万円(同0.4%増)と減収増益予想を見込んでいる。  売上高の70−80%を占める任天堂に関し、任天堂側がメガチップス製LSIの主な用途である「ニンテンドー DS」用ソフトの11年3月期の販売目標をほぼ前期並みの1億5000万本と予測していることなどが背景にあるが、この数値目標には慎重過ぎるとの見方が強い。一方、LSIのもう一つの有力な用途であるデジタルカメラに関して、電機各社は11年3月期、前期比7−41%増(台数ベース)と強気の計画を立てており、メガチップスの業績底上げに大きく寄与することが確実視できる情勢になってきた。  さらに、ここへ来て新たな切り口も登場。10年3月期決算に関する質疑応答のなかで、スマートグリッド(次世代送電網)事業に関する通信技術・周辺機器のメーカーとして収益拡大を目指す方針を明らかにした。スマートグリッドには、電力量を常時把握するために高度な情報処理技術が必要で、メガチップスが培ってきた専用LSI設計技術は不可欠のものとなりそうだ。  株価は09年11月頃からボックス圏の展開だが、連結PERは14倍台と売られ過ぎの水準。信用買い残が減少傾向を続けている点も好感できる。
 3カ月目標株価1550円、損切りライン1150円。131200円
 自動車ランプ大手の市光工業<7244.T>。11年3月期連結業績で、売上高は847億円(前期比9.3%減)と減収を見込むが、営業利益が39億円(同6.5倍)、最終損益が30億円の黒字(前期は8億3900万円の赤字)を予想している。10年3月期は早期退職制度の実施により最終損益は赤字となったが、合理化の進展で収益体質は強化されている。11年3月期は本社機能を伊勢原工場(神奈川県伊勢原市)に移転するうえ、2期連続で最終赤字だったミツバとの米合弁会社の解散を決定、さらなる効率化を図る計画だ。アジア新興国の景気回復による自動車需要の増加を受け、アジアの売上が10年3月期は87億9200万円(前期比17%増)に増加。今後も続くとみられるアジアの成長を取り込み、収益向上を目指す。  株価は、5月17日に193円の年初来高値を更新したが、全般相場の下落に伴い160円台まで下落する場面がみられた。売り一巡後、25日線を下値支持線として値を切り上げる展開となっている。押し目は絶好の投資機会とみたい。
 3カ月目標株価300円、損切りライン137円。189000円
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2010年05月28日

日清食品ホールディングス<2897>日本化学産業<4094>積水ハウス<1928>シーケーディ<6407>ベネッセホールディングス<9783>

 5月下旬になっても涼しい日が続き、冷夏の可能性も? 一足先にカップヌードルを販売する日清食品ホールディングス<2897.T>。  冷夏になると、即席めん業界にとってプラスに働く可能性が高く、実際に冷夏となった03年の7月には売上を伸ばした実績がある。また、子会社の明星食品では、7月公開予定の映画「踊る大捜査線THE MOVIE 3」の劇中に登場するカップめんを商品化。前作は実写邦画No.1の興行成績を誇り、宣伝効果も手伝って、業績底上げに期待したい。  PERは15倍台と割高感はなく、予想配当利回りも2%前後と高め。チャート上では、株価は荒れた相場のなかで乱高下したが、5月10日に付けた直近安値の2975円に対応する二番底を付けにいく格好。11年3月期は連結売上高3900億円(前期比5.1%増)、営業利益345億円(同26.2%増)と増収増益を予想。
 1カ月目標株価3500円、損切りライン2500円。300000円
 無機化学薬品大手の日本化学産業<4094.T>が割安圏。指標面は連結PER7倍台、PBR0.6倍台、予想配当利回り2.5%水準と見直し余地がある。  売上の9割を占める主力の工業用薬品は、10年3月期中に在庫圧縮を進めたことで生産および販売効率が向上。足元も堅調に推移している。海外需要では、欧州市場に不安定要因がみられるが、「海外売上比率15%のうち大部分は中国と東南アジア向け。特に中国の液晶向け需要が旺盛で、11年3月期業績の寄与も大きいとみている」(総務部)。中国を中心にアジア経済が想定以上に成長していくようなら、一段の業績拡大もありそうだ。  11年3月期は連結売上高229億7000万円(前期比9.2%増)、営業利益29億4000万円(同18.6%増)、純利益18億2000万円(同15.4%増)と2ケタ増益を計画。10年3月期は前期比で減収ながら、利益面は営業益24億7800万円(前期比85.4%増)、純利益15億7700万円(同2.4倍)と大幅に拡大した。業績改善が鮮明。
 1カ月目標株価800円、損切りライン550円。646000円
 積水ハウス<1928.T>。  09年後半から受注が回復している。11年1月期連結業績は、前期に巨額の棚卸し資産評価損を計上した反動もあり、黒字転換を計画。3月以降調整していた株価にも直近底打ち感がある。連結PBRは0.7倍台。  月次受注動向をみると、全体の受注は09年10月から直近の10年4月まで7カ月連続で前年同月比プラス。なかでも主力の戸建て住宅は10年4月まで8カ月連続のプラスで、4月は同45%増と伸び率が拡大した。けん引役は、09年春から注力している環境配慮型住宅「グリーンファースト」。太陽光発電システムや家庭用燃料電池を搭載した「グリーンファースト」は、政府の住宅需要刺激策や消費者の環境意識の高まりを追い風に順調に伸びている。  11年1月期連結業績予想は、売上高が前期比6.4%増の1兆4400億円、営業損益は510億円の黒字(前期は387億5400万円の赤字)、最終損益は270億円の黒字(同292億7700万円の赤字)。  株価は、3月16日の年初来高値977円から調整していたが、5月21日の年初来安値781円で底打ちの兆しがある。
 3カ月目標株価1000円、損切りライン720円。826000円
 シーケーディ<6407.T>が業績拡大局面に入ってきた。5月12日発表した10年3月期連結業績は、売上高500億3500万円、営業利益3億3300万円。それぞれ前期実績の681億7500万円、18億2600万円と比べると水準はまだ低いものの、業績はボトムを脱した。前期は第3四半期以降の需要急回復が当初の赤字予想から黒字への転換につながったが、その勢いは11年3月期に入ってからも持続している。  事業は機器部門と自動機械部門に分かれる。目下のけん引役の代表が機器部門のうちの半導体産業向け製品だ。半導体メーカーの大型投資が息を吹き返したことで、薬液・ガスといった各種流体の流量を制御するバルブ類が好調。自動機械部門では、同部門の73.1%(10年3月期)を占める包装用機械の需要が堅調に推移している。なかでも、医薬品メーカーの薬品包装機械に対する需要が期を通して高水準で推移する見通しだ。もう一つ、同部門のなかで今後に期待できるのがリチウムイオン電池製造装置。「今後の伸びに期待している」(経営企画担当)と会社側は話す。  11年3月期の連結業績は、売上高650億円(前期比29.9%増)、営業利益40億円、純利益20億円(前期は14億9400万円)。会社側は「半導体景況の変動を考慮し、堅めの予想とした」としており、景気の回復を考慮すれば期中の業績予想上方修正の可能性は十分。  株価は足元、一目均衡表の抵抗帯「雲」の下限で推移中だが、チャートは崩れていない。  3カ月 目標株価750円、損切りライン600円。72900円
 ベネッセホールディングス<9783.OS>。  「子ども手当」関連のコア銘柄であるとみている。「子ども手当」は、来年度以降に関しては不透明感があるとはいえ、今年度分は6月から支給が始まる。「子どもの塾・通信教育代」に使われる割合が高くなると予想されるため、通信教育最大手の同社にとっては大きな恩恵が期待できそう。  同社でも、環境は追い風であると認識。キャンペーンの展開や広告宣伝の強化を検討しており、「子ども手当」による恩恵を少しでも取り込む方針。  11年3月期連結業績は増収増益を予想。売上高は前期比3.7%増の4215億円、営業利益は同8.2%増の410億円を見込む。  「こどもちゃれんじ」から「進研ゼミ高校講座」までを合わせた4月の通信教育の会員数は408万人と前年4月の404万人から増加した。過去最高となった小学生部門がけん引。11年3月期は好スタートを切ったといえよう。  なお、5月21日、学習塾事業の強化を目的として、アップ<9630.T>と資本・業務提携契約を結んだと発表した。  株価は、5月6日に年初来高値4400円を付けたあと若干調整、足元は4100円近辺で推移している。ただ、週足チャートでみると09年11月からの上昇基調は崩れてはいない。
 3カ月目標株価4600円、損切りライン3900円。412000円
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2010年05月21日

ゼリア新薬工業<4559>伊勢化学工業<4107>ニチイ学館<9792>サイゼリヤ<7581>堀場製作所<6856>

 医薬品中堅のゼリア新薬工業<4559.T>。11年3月期連結業績は、売上高540億円(前期比6.4%増)、営業利益26億円(同64.1%増)、純利益15億円(同49.7%増)で、薬価改定の影響を補い、増収増益を見込む。前期純利益は投資有価証券の売却損や評価損で特別損失を計上し減少となったが、今期は正常化する見通し。  09年12月から販売を開始した潰瘍(かいよう)性大腸炎治療剤「アサコール」は、海外での売上実績が豊富なことから「医師から高い評価を受けており、足元の売上は堅調に推移している」(広報部)とした。今後、同剤は子会社ティロッツ社とともに、中国での第3相試験を予定しており、今後の進展が期待される。  株価は、3月26日に1007円の年初来高値を更新。今月18日には今期見通しを好感し急反発を見せた。その後、戻り待ちの売りに押される展開となっているが、仕込み場とみたい。
 3カ月目標株価1100円、損切りライン850円。914000円
 宮崎県で口蹄疫(こうていえき)がまん延。口蹄疫の消毒薬として有名なのはヨウ素系がある。ヨウ素といえば伊勢化学工業<4107.T>。  医療向けはもちろん、液晶向けのヨウ素化合物を展開。「ヨウ素は地下資源で、瞬間的に需要が拡大したとしても、簡単に供給量を増やせるものではない」(総務部)というが、農林水産省による口蹄疫の市販消毒薬の効果判定では、ヨウ素系と塩素系の2種に効果が認められており、ヨウ素生産量は世界でもトップクラスの同社に思惑が入る可能性もある。  10年12月期連結業績予想は売上高140億円(前期比1.8%増)、営業利益15億円(同62.7%増)と大幅増益だが、4月27日に年初来高値607円を付けたあとは全体相場の調整局面もあって下降トレンドを形成している。指標面では、PBR0.7倍台、予想配当利回り2%台と割り負け感がある。
 1カ月目標株価600円、損切りライン450円。516000円
 医療事務受託と介護事業のニチイ学館<9792.T>。  介護事業が好調で、「社会の高齢化を背景に介護希望者が右肩上がりに増加している」(広報部)という。同社の強みは、ヘルパーが訪問する「在宅介護」、施設入居型の「居住系介護」、認知症者の共同生活をサポートする「グループホーム介護」など複数の形態の介護サービスを提供できる点。「在宅と居住系の両方を幅広く運営している企業は少なく、競合との差別化につながっている」(同)。現在、介護施設を全国285カ所で展開している。  介護事業を含むヘルスケア事業部門の売上高構成比は5割を占め、業績への寄与度は高い。課題は介護事業に携わる人材確保の難しさにあるが、09年10月からは介護職員処遇改善交付金がスタート。同社では、国からの助成金を活用して介護スタッフの処遇改善を実施。「定着率が向上するなど人材確保面を強化できている」(同)。  10年3月期は3期ぶりに最終黒字を回復した。11年3月期(連結)は、営業利益で前期比16.5%増の80億円、純利益で同10.9%増の35億円と2ケタ増益、年間配当は14円(前期12円)を計画。業績改善が一段と進む見通しだ。
 1カ月目標株価1000円、損切りライン780円。85700円
 サイゼリヤ<7581.T>。  低価格のイタリアンレストランを展開。雇用や所得の先行き不透明感を背景に外食産業を取り巻く厳しい環境が続くなか、同社の好業績ぶりが際立つ。10年8月期連結業績予想はすでに2度上方修正済みで、連結営業利益は前期比47.2%増の135億円、最終損益は74億5000万円の黒字(前期は48億9600万円の赤字)を見込む。テレビ放映をきっかけとした来店客数の堅調な推移が続いているほか、生産・物流・店舗の各段階での効率化が奏功している。既存店売上高は09年10月から10年4月まで7カ月連続で前年同月比プラスとなっている。  株価は4月14日に年初来高値1937円を付けたあともみ合い。足元は1800円近辺で推移している。連結PER12倍台と割高感はない。
 3カ月目標株価2000円、損切りライン1600円。177200円
 堀場製作所<6856.T>に株価のさらなる上ブレ余地が出てきた。けん引役と目されるのが、半導体製造装置用マスフローコントローラーを中心とする半導体システム機器部門。  第1四半期は、連結営業利益19億9000万円(前年同期比2.6%減)のうち63.1%にあたる12億5600万円を稼ぎ出し、本格復調を待つ自動車計測システム機器(エンジン排ガス計測システムなど)を補った。マスフローコントローラーはCVD(化学蒸着)装置など半導体製造の前工程に不可欠な機器に組み込み、ガスなどの流量を調節する装置。  半導体メーカーの設備投資が後工程から前工程へと広がるに伴い、需要が増えている。半導体洗浄装置用薬液濃度モニターも好調で、半導体システム部門の第1四半期は「計画をかなり上回った」(管理部)情勢。5月10日の11年3月期業績予想の上方修正の原動力になったが、第2四半期入り以降も高水準の推移が見込まれる。自動車用計測システム機器も、自動車メーカーの業績回復に歩調を合わせ下期にかけて需要増が期待できよう。  株価は足元、75日移動平均線にタッチする場面があったものの、回復。値動きも軽い。  通期為替前提は1ドル=90円、1ユーロ=125円。為替感応度(営業損益ベース)は1円の変動で各1億3000万円、500万円。ドルは現値水準、ユーロは円安想定ながら影響は小さい。連結PER22倍台は、買われ過ぎの水準には遠いとみる。247200円
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2010年05月14日

北陸電気工業<6989>ミヨシ油脂<4404>日本オラクル<4716>アロカ<7704>電気化学工業<4061.>

 北陸電気工業<6989.T>の押し目を狙ってみたい。電子部品の固定抵抗器メーカーとしてスタートし、近年はIC、センサー、電子モジュールなどの比率が高まっている。注目点はその収益変化率の高さだ。10年3月期後半から月次受注が回復し、10年3月期の連結営業損益は3億3600万円の黒字(前期は8100万円の赤字)、最終損益も3億7800万円の黒字(同17億2300万円の赤字)と、黒字転換したが、11年3月期は営業利益16億円(前期比4.76倍)、純利益11億円(同2.9倍)と利益拡大のピッチが早まる見通し。  引き続く受注の拡大による増収効果に加えて、電子モジュール事業強化のため、8月をメドに同社の電子モジュール事業を分離し、住友マイクロデバイス(非上場)と統合し、新会社は北陸電気工業が株式の80%を保有する連結対象子会社となり、この子会社の収益も寄与してくる。営業利益で2億円、純利益で1億円の寄与を見込んできるが、これは固めの見込みで、最終的には上ブレする可能性が高い。  時価は連結予想PER13倍の水準と割安な水準のままで、この高収益変化はいまだ未評価であり、今後、大きく見直されてくる可能性が高い。  4月12日に付けた年初来高値192円の奪回は時間の問題で、200円台での活躍も予想外に早まろう。178000円
 食用油大手のミヨシ油脂<4404.T>。10年12月期第1四半期(10年1−3月)の連結決算で、売上高は104億7100万円(前年同期比1.9%減)と伸び悩んだが、営業損益が6億4800万円の黒字(前年同期は6億7000万円の赤字)、最終損益が5億200万円の黒字(同7億2800万円の赤字)となった。通期営業利益予想12億円に対する進ちょく率が54%、同純利益予想6億7000万円に対しては74.9%に達するなど好調なスタートを切った。  年間の上方修正が期待されるが、会社側では「パームや大豆などの価格が上昇基調にある」(経理部)として慎重な姿勢をみせている。合理化政策が進んでいるうえ、資本提携した山崎パンや日清オイリオとの業務提携も「技術や生産面で検討を重ねている」(同)としており今後の展開に期待が高まろう。  株価は、第1四半期決算発表後に急騰をみせたが、戻り待ち売りに押されている。PBRが0.7倍で割安感があるうえ、全体相場が方向感が見られないなかで、値動きが軽い小型株として、個別株物色の矛先が向かう可能性がありそう。
 3カ月目標株価200円、損切りライン120円。144000円
 日本オラクル<4716.T>。株価は4月26日に年初来高値を4705円に切り上げたあとも下値は限定的で、日足チャートでは25日移動平均線が下値を支えている。  同社は5月期決算で、まもなく配当取りの動きも活発化してくるころ。予想配当利回りは3%台後半と投資妙味がある。今年1月には、システムフロンティアとIFRS(国際会計基準)関連製品の販売で協業すると発表。世界的に国際会計基準の導入が進むなか、来期以降は国内でも需要の増加が見込まれる。10年5月期第3四半期(09年6月−10年2月)の単体決算で、売上高は前年同期比9.0%減の778億9800万円、営業利益は同5.3%減の265億3600万円。なお、米オラクルの第3四半期決算は売上高が前年同期比17%増の64億ドルだった。
 3カ月目標株価5000円、損切りライン4000円。452500円
 医用電子装置のアロカ<7704.T>。  売上の4分の3を占めるのが超音波診断装置。超音波機器市場は、「国内含むグローバルで4000億円ほどの規模がある」(企画室)。同社はそのうち1割のシェアを占める。  海外依存度が高く、国内売上の3倍相当分を海外市場で売り上げる。急激な為替変動だけがリスク要因とするが、先進国だけでなく、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめとする新興国での潜在的な需要が期待できることが最大の魅力。  「国が若いと経済発展に伴い医療投資が増加していく。アジア圏で主力となる中国市場は、中国政府が医療制度改革を打ち出しており、今後への期待も大きい。同国の市場規模に関する正確なデータは持っていないが、すでに日本市場を凌駕(りょうが)する規模だろう」(同)という。人口が拡大するインド、経済発展が続くブラジル市場での需要見込みも大きい。  さらに、同社の放射線測定装置などは医療機関だけでなく、原子力発電所からの引き合いもあり、原発関連銘柄としての切り口がある。「もともと放射線測定装置事業からスタートした経緯もあり、規模は大きくはないものの安定した収益源になっている。現在も成長を続けている」(同)という。  10日に11年3月期の連結業績予想を発表。営業利益で26億円(前期比6.1%増)を見込む。指標面では連結PBR0.5倍台、予想配当利回り1.9%前後と割安感があり、水準訂正の動きに期待。
 1カ月目標株価1000円、損切りライン780円。83400円
 電気化学工業<4061.T>。7日に10年3月期決算を発表。連結営業利益216億5500万円(前期比2.1倍)など大幅増益となった10年3月期に続き、11年3月期も2ケタの増益を計画。業績は好調。半面、連結PER14倍台と株価に割高感はない。  11年3月期連結営業利益予想は前期比15.4%増の250億円、純利益予想は同33.7%増の140億円。セグメント別では、スチレンモノマーやABS樹脂などの有機系素材事業の営業利益は同約2.4倍の40億円、電子回路基板やファインセラミックスなどの電子材料事業の営業利益は同71.9%増の110億円を見込む。  株価は3月中旬から緩やかな上昇基調。足元は420円どころにあり、1月8日の年初来高値431円奪回が目前に迫っている。ここを抜けた場合の上値のフシは08年6月と09年12月に付けた高値446円。このラインを抜けると07年10月高値721円まで上値のフシはない。
 3カ月目標株価500円、損切りライン390円。444000円
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2010年05月07日

レック<7874>東芝機械<6104>

 日用品雑貨のファブレスメーカー、レック<7874.T>に注目したい。  10年3月期第3四半期(09年4−12月)終了時の連結業績は、売上高159億6300万円で前年同期比7.9%増、営業利益は11億6500万円で同2.1倍と好調。取り扱い品目は収納用品、サニタリー用品、清掃用品、ベビー・キッズ用品など幅広いが、総じて「需要のモメンタムは良好」(管理担当)だ。年間目標との比較で見た進ちょく率は、営業利益はすでに目標(11億6000万円)超過、純利益も第3四半期末時点で6億8400万円と目標(7億3000万円)に対して93.7%の水準まで達しており、上ブレの公算大。製品の生産は主に中国、タイで行っており、円高はプラス要因になる。  株価は2月以降、ボックス圏で推移しているが、連結PER15.4倍、同PBR0.63倍は実態との比較では割安感が濃厚。押し目を拾いたい。158000円
 東芝機械<6104.T>は押し目買いに妙味が大きそうだ。射出成形機と中・大型工作機械の大手で、ほかの工作機械メーカーと比べると、受注面で回復の遅れが目立ち、これが株価面でいまひとつの動きとなっている。工作機械の受注回復が中・小型機中心となっているためだが、同社の得意とする中・大型機の需要先である自動車や重機械は、中国やアジア、中南米の新興国の自動車需要が急拡大していることから、今後、大きく盛り返してくる可能性が高い。  11年3月期の連結業績が、売上高850億円(前期比13.8%増)、営業損益18億円の黒字(前期は18億1500万円の赤字)、最終損益5億円の黒字(同45億3100万円の赤字)と2ケタ増収、利益面で黒字転換を会社側が予想しているのも、受注復調の兆しがでているためだろう。しかも、現時点では極めて慎重にみての数字で、四半期決算毎に上ブレの可能性が高い。  日足チャートは、25日移動平均線を下値支持ラインに着実に下値を切り上げており、4月7日に付けた年初来高値445円奪回は時間の問題で、目先は500円台替わりを目指そう。上場来高値が1485円と天井も高く、中勢的には、上場来高値の半値である742円どころが目標となろう。401000円
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2010年04月30日

日鉄商事<9810>キユーピー<2809>ベルク<9974>ADEKA<4401>

 新日鉄系の鉄鋼商社、日鉄商事<9810.T>。11年3月期連結業績は売上高1兆300億円(前期比12%増)、営業利益99億円(同16.1%増)、純利益55億円(同4.8%増)を予想。主力の鋼材部門で中国をはじめとする新興国での伸びが見込まれる。国内自動車向けの鋼板価格が原材料価格の上昇を受け、価格転嫁への動きが期待される。鋼材部門以外のセグメントでは、原燃料、非鉄金属の販売などを行うが、傘下にオーストラリアに原料炭権益を保有する子会社などを持つ。前期は同セグメントの営業利益が原料炭価格の上昇などにより45億4300万円(前期比25.7%増)と好調に推移、収益の下支え要因となりそう。  株価は、27日の決算発表後に年初来高値264円を付けたあと、利益確定売りに押され、250円前後でのもみ合いとなっている。高値圏だがPBRが0.8倍と割安感が残る。同社株は12日に東証1部銘柄に指定され、5月末にはTOPIX(東証株価指数)への組入れで、買い需要が期待されることから押し目を拾っておきたい。
 3カ月目標株価330円、損切りライン200円。254000円
 キユーピー<2809.T>。米国に進出して30年が経つが、これまでメイン・ターゲットは在住の日本人が主。商品もアジア系の店舗に集中し、欧米事業のシェアは、同社全体の売上に対して大きくはない。その米国で、同社のマヨネーズが人気化している。ネット通販大手のアマゾンで、マヨネーズ部門の1位を獲得。同社のマヨネーズは卵黄タイプで「米国で主流の全卵タイプと比較するとコクがある。全卵タイプは淡白な味わい」(広報)という。これまでの邦人ではなく、現地の米国人の目に付いたことから、今後の販売拡大にも期待が掛かる。  10年11月期連結業績予想は売上高4830億円(前期比6.8%増)、営業利益193億円(同8.8%増)を予想している。
 1カ月目標株価1200円、損切りライン1000円。103500円
 食品スーパーのベルク<9974.T>。「食品を扱っているので、もともと業績の変動が少ない」(経営企画部)という安定感に着目。内食、節約志向を追い風に、11年2月期は営業利益が前期比3.7%増の45億5400万円、純利益が同8.2%増の26億4200万円と5期連続の増収増益で過去最高益を更新する見通し。  年間配当予想は26円。前期実績の28円には創業50周年の記念配当4円が加算されていたことを考えれば、配当面では実質2期ぶりの2円増配計画となる。  「今年に入ってから、これまでは行ってこなかったイベント(北海道フェアなど)を実施している。消費者からも好評を博しており、今後は継続的に行っていく方針」(同)。さらに、従来は週1回だけだった「99円均一企画」を週2回に増やすなど、販売促進強化策を相次いで打ち出している。  今後は、増収増益達成の確度を高めるべく、埼玉県に2店舗、栃木県と群馬県に各1店舗ずつ出店する予定。  最低投資金額9万円前後からと手掛けやすいうえ、指標面では連結PER7倍台、PBR0.6倍台、予想配当利回り2.8%前後と割安感がある。
 1カ月目標株価1000円、損切りライン800円。91000円
 化学品と食品が事業の2本柱であるADEKA<4401.T>に注目。  10年3月期第3四半期の連結純利益は、46億5300万円(前年同期比12.2%増)と好調。通期目標に対する進ちょく率は82.5%と好調を維持している。  中国、台湾向けなどのFPD(フラット・パネル・ディスプレー)向けの薬剤が堅調に推移したほか、超微細な配線を形成するための回路形成用エッチング薬液も順調に推移している。薄型テレビに用いるフラット・パネル・ディスプレー向けの各種部材は10年も年間通じて旺盛な需要が期待でき、同社もその恩恵を引き続き受けそう。  株価は三角もちあいの情勢で、上放れも期待できよう。
 3カ月目標株価1000円、損切りライン800円。89200円
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2010年04月23日

アマダ<6113>近畿日本鉄道<9041>日本甜菜製糖<2108>西松屋チェーン<7545>プレナス<9945>

 アマダ<6113.T>は押し目買いに妙味が大きそう。金属加工機械の大手で、集計中の10年3月期の連結営業損益は期前半の不振が響き100億円の赤字となる見通しだ。しかし、四半期ベースでは、第3四半期(09年10−12月)から受注の回復を背景に復調に転じ、第4四半期(10年1−3月)は収支トントンから若干の黒字となったもよう。  足元の受注も月を追って伸び率が高まっており、3月は受注額192億円と前年同期比で71%増、前月比で62%増となった。特に低迷していた海外受注額が3月は前年同月比61%と伸長。アジアだけでなく、欧米市場でも復調の動きがでてきたことは注目される。  受注復調の動きを受けて、証券各社では11年3月期の連結営業利益を60億円以上と予測しているが、受注動向によってはさらに上ブレる可能性がある。  株価はこの動きを先取りする形で、09年11月頃から上昇トレンドに転じ、短期上昇第2波が4月6日の高値821円で終了。現在は上昇第3波への踊り場にあるとみられる。第3波に転じれば、1波動で150円から200円幅の動きが予想され、900円どころは手堅い目標となろう。日足と25日移動平均線とのプラスカイ離調整は終了しており、上昇第3波入りも予想外に早そう。759000円
 近畿日本鉄道<9041.T>。「平城遷都1300年祭」による乗客数の増加期待がある。同祭は10年1月1日−12月31日を会期として、奈良県を中心とした関西各地で開催されている。ただ、メインの「平城宮跡事業」のオープンは4月24日(11月7日まで)。むしろ、これからが本番といえるだろう。同祭事業協会では、全体の来場者数を約1200万−1300万人と試算。なかでも「平城宮跡事業」だけで約250万人の来場を見込む。同会場の最寄り駅は近鉄大和西大寺駅。近鉄でもメイン会場オープンによる乗客数の増加を予想している。5月12日の決算発表の際で、11年3月期業績予想にどの程度のプラス効果が織り込まれるのか注目される。  また、同社は10年9月に創業100周年を迎える。このため、記念配当への期待もある。  10年3月期連結純利益予想は前期比67.4%減の50億円。新型インフルエンザや子会社・近鉄百貨店の業績低迷が響いた格好だが株価には織り込み済み。11年3月期業績予想を受けた上昇が期待される。
 3カ月目標株価400円、損切りライン260円。300000円
 ビート糖最大手の日本甜菜製糖<2108.T>。10年3月期連結業績は、売上高583億円(前期比1.4%増)、営業利益29億4000万円(同17.1%増)、純利益16億8000万円(同13.9%増)を予想。第3四半期(09年4−12月)の実績で進ちょく率が営業利益で85%、純利益で81.5%となっている。原料糖調達の指標となるニューヨークICE粗糖相場が2月には1ポンド=30セント台まで上昇したが、3月後半には17セント前後まで急落。第3四半期までの高進ちょく率に加え原料安で、10年3月期業績の上方修正が期待される。  株価は、1月13日に年初来高値251円を付けたあと、利益確定売りや見切り売りに押される展開となった。その後は230円前後でのもみ合いが続いているが、PBRが0.6倍まで低下し割安感が強まっている。
 3カ月目標株価330円、損切りライン200円。231000円
 西松屋チェーン<7545.T>。民主党は来年度から満額支給される予定の子ども手当について、増額分の1万3000円を現金支給の代わりに子育て支援商品やサービスなどに使い道を限定した金券制度の導入を検討する。これまで、子ども手当については賛否両論あり、子育て関連とは関連のない遊興費への利用や貯蓄に回る可能性などが指摘されてきたが、使途を限定した金券とすることで防ぐ考え。また、子育て関連銘柄に見直しの動きも期待されてくる。西松屋チェーンの11年2月期単体業績予想は売上高1249億2100万円(前期比6%増)、営業利益100億9500万円(同10%増)と増収増益。  株価は4月5日に年初来高値を1117円に切り上げたあとは利益確定売りに押され、調整局面にある。19日は25日移動平均線に下値を支えられており、目先的にはここが下値メドとして意識されるだろう。信用倍率は2月から徐々に減り、9日時点で0.45倍と売り長で、需給は良好。
 3カ月目標株価1300円、損切りライン900円。103800円
 持ち帰り弁当店「ほっともっと」のプレナス<9945.T>が割安。指標面は連結PER17倍台、PBR0.8倍台。  4月13日、中国・北京に1号店を出店することを発表した。本業の持ち帰り弁当事業での海外進出は初めてで、5年間で200店舗まで拡大する計画。「コメ食文化という共通の地盤がある」(経営管理室)ため、品質と手ごろな価格設定を両立させたメニューが日本と同様幅広く受け入れられる可能性は高い。国内市場に関しても、引き続き新商品の開発などを進めるが、「特に注力するのが、既存商品の品質アップ」(同)。既存メニューへの自信の裏返しであるとともに、商品のさらなる訴求力向上で、節約志向を強める国内の消費者需要に対応する構え。  11年2月期の連結業績予想は売上高が前期比6.8%増の1256億円、営業利益が同16.4%増の63億8000万円と増収増益の見通し。年間配当51円(前期45円)を計画しており、予想配当利回り3.9%前後と魅力は十分。
 1カ月目標株価1400円、損切りライン1230円。127800円
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2010年04月16日

高岳製作所<6621>日本ゼオン<4205>北越紀州製紙<3865>日本通運<9062>芝浦メカトロニクス<6590>

 高岳製作所<6621.T>。電気自動車用の急速充電器、電力会社の設備投資による恩恵、という2つの期待材料がある。  電気自動車向け急速充電器は、自動車メーカーが電気自動車への注力を進めるなかで普及が急がれる分野だ。その点で、同社は非上場のハセテックとともに市場シェア約8割を占めており、今後の恩恵が期待できよう。  また、電力10社の2010年度設備投資計画は更新需要を背景に前年度比13%増の2.4兆円見通し。同社は電力会社向け送配電機器を手掛けており、需要拡大が見込まれる。  10年3月期連結経常利益推定値は前期比9.3%増の4億1000万円。  株価は3月初めからの上昇基調が継続、目先の上値のフシであった350円どころを抜けている。
 3カ月目標株価400円、損切りライン300円。352000円
 日本ゼオン<4205.T>の押し目をやや長期的な観点から狙ってみたい。合成ゴムと精密化学品が収益の2本柱で、このうち合成ゴムと精密化学品の主力事業である高機能樹脂事業の採算が急向上。  合成ゴムは自動車タイヤ向けが復調、高機能樹脂は液晶テレビ向け偏光フィルムや保護フィルムの需要が急拡大しているためだ。10年3月期第3四半期(09年4−12月)連結決算で、同社の営業損益は、34億5600万円の黒字となったが、9月中間期(09年4−9月)の連結営業損益は17億1700万円の赤字であり、第3四半期(09年10−12月)の3カ月間で、52億円弱も稼いだ計算となる。  10年3月期の連結営業利益は先に上方修正された60億円(前期比2.04倍)の見込みだ。しかも、第4四半期も想定以上の推移となったもようで、市場では10億円以上上ブレたとみる向きもある。  11年3月期も大幅続伸が有望で、証券会社の多くが、連結営業利益で、前期推定比倍以上の120億円以上と予測。  チャートは日足、週足とも新たな上昇トレンドにあり、収益変化率の高さからも、2日に付けた年初来高値555円奪回は時間の問題。目先的にも600円台替わりから、中勢で800円どころを目指そう。521000円
 総合製紙準大手の北越紀州製紙<3865.T>。2月発表の10年3月期第3四半期(09年4月−12月)連結業績は、売上高1394億円で前年同期比2.8%減、営業利益76億円で同23.0%増。09年10月に北越製紙が紀州製紙を株式交換により完全子会社化し、通常の印刷用紙、板紙に紀州製紙の得意とする色上質紙を加え、製品の品ぞろえ面で特色が拡大。内需の盛り上がりをこれまで以上に享受できる事業体質が強まった。  業績の10年3月期想定比進ちょく率は、営業利益ベースで76.5%とまずまず。外国人投資家を含む市場の物色動向が、銀行・証券から紙パルプをはじめとする他の内需株にも広がりを見せ、すでに上昇トレンドに乗った紙パ株もあるなかで、北越紀州は出遅れ感が強い。  その証左の一つが、信用動向だ。4月13日時点の日証金貸借倍率は0.06と大幅な売り長。回転日数は7.4日と過熱感はみられず、足元の上昇が初期段階にあることを示唆する。チャート的にも足元、下ひげを伸ばす展開が続いており、買い圧力の力強さが顕著だ。
 3カ月目標株価650円、損切りライン450円。241000円
 総合物流大手の日本通運<9062.T>を狙いたい。10年3月期連結業績は、売上高1兆5390億円(前期比15.8%減)、営業利益350億円(同0.4%増)、純利益105億円(同30.8%減)を予想。純利益は非上場株式の投資有価証券の評価損を55億7400万円計上することが影響する。同社は13年3月期を最終とする中期経営計画で、売上高1兆8000億円、営業利益580億円、純利益350億円を打ち出した。グローバルビジネスを推進し、国際関連事業売上高比率50%(10年3月期第3四半期累計では17.3%)を目指し、アジア市場における競争優位性の確保や新興国での事業拡大を目指すとしている。  株価は、4月7日に年初来高値436円を付けたあと、420円前後のもみ合いとなっている。12日に75日線と200日線がゴールデンクロスを形成し、長期的な上昇が期待される展開。8日に日本証券業協会が発表した2日時点での銘柄別の株券等貸借週末残高で、カラ売りにつながっているとみられる貸付残高が1087万株(借入残高278万株)に達していることも株価を刺激しそうだ。
 3カ月目標株価520円、損切りライン380円。420000円
 芝浦メカトロニクス<6590.T>に乗っておきたい。10年3月期見通しは09年9月に下方修正され、売上高420億円(前期比14.3%減)、営業赤字8億円(前期は14億6200万円の赤字)を見込む。しかし、1月22日に発表した10年3月期第3四半期の連結決算では、第4四半期(10年1−3月)の営業損益で29億円超の黒字を予想。足元は急激に回復している。期末配当は3月26日に無配を発表したが、株価は2月26日に付けた年初来安値289円を底に上昇トレンドを崩さず、4月9日には年初来高値を402円に切り上げたばかり。短期的な過熱感は意識されるものの、足元では世界的に液晶パネルの需給ひっ迫が続いていることが同社にとっても追い風になるとみられ、11年3月期の収益に対する改善期待は高まる。
 1カ月目標株価500円、損切りライン350円。399000円
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