2015年05月17日

息子の初ステージ

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特にピアノの英才教育を、なんてことを思っているわけじゃないので、自分と子供が通っているピアノ教室は、じっくりゆっくり、そして楽しいピアノを目指す感じで、お願いしている私です。

発表会が定期的にあるわけでもないので、練習した成果を、誰かに聞いてもらう機会があるわけじゃない子供たちですが、やっぱりピアノは、人に聞いてもらって得られるものも多くあると思うし、練習にメリハリをつけるため、年に1,2回ですが、ピティナのステージに出ることが、なんとなく、ここ数年の家族行事になってきています。

娘の時もそうでしたけど、コンクールを狙って一生懸命頑張っている子供たちの中、ピアノを弾く楽しさを味わってもらうというのは、いろいろ気を遣うもので、ある程度の年齢になってから、そうした状況にマイナスの影響を感じることのないタイミングで、初めてのステージを経験させたと思います。


長女は、どんなに緊張しても、どんな場面でも、しっかりと切り抜けてくれるという信頼があり、思い切って、地元の大きなホールが、初出場でしたが、息子は、小さいホールで、あまりプレッシャーにならない場所のほうがいいだろうと思いました。

また、いきなりソロで弾かせることも、彼はもしかしたら、固まって動かなくなってしまうかも、という不安があり、そうしたところ、長女が「課題曲が連弾でも可能なら、私が伴奏やりたい」と言い出しまして、だったら、息子も楽しんでピアノ弾けるかも、という流れになり。

このところ、練習に身が入らず、なんとなく一週間を過ごしていた息子だったため、彼に「一度ステージで弾いてみる?」といったところ、前向きに考えてくれた感じ。
大好きな曲を2曲選び、その一曲がお姉ちゃんとの連弾ということで、案外あっさり、出場を決めることができました。


練習嫌いの息子ですが、最後の2週間ほどは、毎日最低、一回は練習すると約束して、みんなでピアノを弾きました。
最初はなかなか、重い腰が上がらない様子でしたが、毎日少しずつ練習していると、楽に弾けるようになってきます。

そうなるとだんだん面白くなってきたのか、最後の数日は、こちらが言わなくても「もう一回弾いてみる」と言って、少ない練習時間ではありましたが、自分から練習したりもしていました。

連弾も、伴奏がなかなか難しく(でも、とてもきれいな伴奏でした)でも、兄弟で連弾することが、ずっと憧れだった長女にとっては、自分の演奏以上に楽しみな様子。

最後のレッスンの後、家で聴かせてくれた連弾は、本当に素敵でした。
二人の音楽の世界が出来上がっていて、これは、本番でぜひ、聞かせてほしいと、親の私が思ってしまうほど、いい音楽になっていました。


さて、そんなこんなで、楽しみにしていた息子なのですが、二日ほど前から、突然「なんだか…、緊張してきた…」と言い出しました。

まあ、予想の範囲内。
でも、あんまり土曜日の本番の話はしないでほしいと言ってきました。

緊張は、まじめな彼の気質の裏返しでもあります。
それでも、嫌がらずに、前日も練習をこなし、場所が変わるだけだよ、できてるからね、大丈夫と、言い聞かせ、プレッシャーでなかなか、寝ようとしない彼が寝たのは、夜中の0時過ぎたころ。

前日の練習では、連弾のときに、わざと一オクターブ高く弾いたり、伴奏をわざと、一オクターブ低くしたり、繰り返しはないはずなのに、何度も何度もリピートして、遊びながら弾いていました。

これも、そういうことができるほどに、この曲を弾くことに余裕の出てきた証拠でもあります。
明日は、きっと大丈夫だと、二人を信じて私も寝ることにしました。


それでも、多分、一番緊張していたのは、私だったのかもしれません。
3時過ぎにやっと寝付けたかと思ったのですが、目が覚めたのは、4時、5時、6時…。
6時半になった時、もういいや、起きてしまえと起きだして、子供の衣装や靴を準備し、楽譜も念のため準備して、出発。


第一部の2番目が息子の出番。
最初の子が終わって、さあ、息子という場面。
緊張のせいか、私の座っているほうを、ちらちらと何度も見ていた息子。

長女に促されて一緒にステージに上がり、私は補助台と椅子の調整のために、後からステージに。
お姉ちゃんと並んでお辞儀…、のはずが、緊張のせいか、あれだけ練習していたのに…、かくかくと不自然な動きをしていました。

椅子の高さも合わせて、補助台も合わせて、さて…。

席に戻って聞いている私は、もうドキドキハラハラ。
でも、あんなに不自然な動きをしていた息子は…、いざ、演奏が始まると、いつもの通り、落ち着いて自分のパートを弾いていました。

息もぴったり。
二人の音が、いい感じで溶け合って、本当にいい時間だったと思います。

ソロの自由曲も、落ち着いてしっかりした音で弾いていました。
まだまだ、弾くのに一生懸命で、フレーズが自然に流れていませんが、あれほど間違えていた箇所も、間違えずにしっかり弾いていました。

拍感もしっかりしていて、一か所弾きなおしがあったけど、全く崩れずに、最後まで弾くことができました。

最後に椅子の片づけに、ステージに上がった私。
「お辞儀してね」
と息子に小声でいうと、椅子から降りて、お辞儀。
今度は、練習した通りにきちんとできていましたが…、そこで動かない。
「ほら、終わったから、降りようね」

緊張のあまり、足が動かなかったのだそうです。


アドバイザーの方のコメントも、導入1レベルの息子の演奏ですから、まずは、楽しく連弾をしていたこと、拍感をしっかり持って、ソロで最後までひききったことに対して、評価をくださっていました。

うたいながら弾くというのは、これからの課題になるかと思いますが、緊張しながらも、本当に楽しかったようで、また、次も出てみたいという感想が聞かれました。

興奮状態で、寝不足のはずなのに、よるもなかなか眠れなかったようですが、それでも、ぐっすりと夢の中に入っていきました。





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