2008年09月24日

2008年8月23日 SHINKANSEN☆RX 『五右衛門ロック』 / 古田新太・松雪泰子・森山未來・江口洋介・北大路欣也

『五右衛門ロック・パンフ』劇団☆新感線・川平慈英・濱田マリ

大阪厚生年金会館・大ホール

やっぱ、新感線は楽しい!!!
スカッと爽快!  観終わった後の楽しさは格別!(笑)


パターンは、一緒だけど... 音楽も、「んっ!? 聴いたようなメロディ!」 って思うけど(笑)、でも、この観終わった後の爽快感がたまんない!(^^)
久々の古田さん主演で、もうちょっとギャグ...というか、アドリブネタ満載なのかなと思ったら、最初から織り込み済みと思われるギャグ以外は、ほとんどなかったような... 気がつかなかっただけ?
北大路欣也さんという大御所をお迎えしての舞台なので、オチャラケは控え目!??

最初はちょっと入り込むのに時間がかかったけど、楽しかったな。
みんな個性的だし、ストーリーも良かったし。
みんな、ほんとピッタシのキャラで。
クガイはやっぱり北大路さんじゃなきゃダメだし、左門字も、江口さんのキャラクターをみごとに生かしてた気がするし、カルマ王子の繊細さも未來くんにピッタリ。
松雪さんのお竜もぴったりだし、濱田さんのシュザクも(^^)v
川平ペドロの胡散臭さもバッチリ!
中島さんのオリジナルだから、完璧、アテガキ...だよね。
客演の人たちのキャラクターをみごとに掴んだ中島かずきさんが、今回、一番の功労者かも(^^)


厚生年金の入り口には、ハデな役者看板がドドド〜ン!と揚がってる。
みんな、パンフ仕様の写真でカッコいい!!
そして、それぞれの役者さんの名前の入ったのぼりもはためいて。
若干、安っぽさの漂うのぼりだったけど(^^ゞ

座席は前から4列目、上手サブセンター。
サブセンターって、思ったよりセンターよりで、良席。  うれし〜♪
岡崎司さん達ミュージシャンは、両横の上の方で演奏。
ブラインドの縦バージョンで(何て言えばいいんだろ:笑)、閉まると、葛飾北斎っぽい波の絵が。
これが、南の島に着いてからは、赤い波になってた...かな。

始まりは、秀吉の寝所に忍び込む五右衛門(古田新太)。
なんとも重そうな体で泳ぐような感じで上からつるされて降りてくる。
秀吉の上に落っこちちゃって、寝ぼけ眼で起き上がった秀吉にチュ〜をして、また眠らせる。
ははっ、古田さんらしい幕開けだ(^^)
そして、捕まって、三条河原で釜茹でに。
という所までは、ノーマルな五右衛門。
そして、実は、手下たちが、釜の下から穴をあけて、煮えたぎった湯を抜き、飛び込んだ五右衛門を助けたという、それは無理やろ!!という展開で、生きていた五右衛門が、南蛮から来た怪し〜い2人組の誘いに乗って、月生石という石を独り占めしているクガイから石を盗み出すという、なんともハチャメチャなストーリー。
は〜、いいんだけど、な〜んか、イマイチ乗り切れなかった、ここからの展開。
ちょっと 「メタルマクベス」、レスポール王の宮殿の場面を連想させるクガイ(北大路欣也)の登場場面。
冠くんの歌だから、よけいそう思うのかな(^^ゞ
クガイは悪モノ? カルマ王子(森山未來)は、母を殺された恨みだけで(それも自分は小さくて事情はわかってないのに)、父を倒そうとするの?
悪を倒そうとする理由としてはインパクトが、、、なんか、ちょっと弱い気が。
新感線って、悪は悪! カッコよくても悪は悪!
善と悪がピシッと分かれてたイメージだったんだけど、誰がどうなの...?
みたいな... う〜ん、うまく説明できないんだけど。
なんか、集中できなくて、ぼ〜っと観てたあたし。

でも、立ち回りの場面で、あのカキーン!という効果音がなった瞬間、やっとあたしの中に、スイッチが入った感じ(笑)
立ち回りの時のカキーン ・ カキーンという効果音を聞くと、ボルテージが上がるというか、観てて気合が入る!(爆)
川原さんの立ち回りは早くて綺麗で、出てくると殺陣がしまるし、かっこいい!!

月生石に入り込んだアヘン...なるほどね〜。
アヘンを狙う南蛮のヘンな商人ふたり。
しかし、心を込めてぼったくり、、、って(^^ゞ  なかなか心憎いフレーズ(爆)
世の中の安泰を願い、我が身、我が家族を犠牲にして、アヘンの島を爆破しようとするクガイ。
北大路欣也さんの雰囲気にはピッタリの役。

江口洋介の無骨者の侍ってのも、ぴったりハマってる。
江口くん、なんともオリジナルな雰囲気を醸し出していて... (マイペースとも言う?:笑)
全然新感線色に染まってない(爆)

ちょっとテンポが違ってて、そこがまた、五右衛門を執拗に追いかける、律儀な侍にぴったり。
カツゼツいいし、声もいい。 ちょっと恥ずかしげに演じてるトコもいいんだけど...
だけど...立ち回りが、、、 あれはちょっと、、、 特に侍としては、あまりにあまりで(^^ゞ
それさえ良ければ、言うことないんだけどなぁ。。。
あっ、ホッタル族のところでの江口左門字の歌は、なんかほのぼの場面。
芝居は小休止で、江口洋介ミニライブ、って感じで(^^)

未來くん、カッコ良かったな〜(^^)
殺陣がめちゃくちゃ早くてカッコいい!!
色が白くて、すっごく化粧映えのする顔。
「あそこのタカラヅカみたいな奴」 って、言われてたけど、「うん、うん!」 って感じ(笑)
動きがやっぱし綺麗だ!! タップも見せてもらったし。
未來くんの、柔らかくてキレのある踊りが大好きだから、「もっと、踊って!」 って感じだったけど、それはまた、「もだんみりぃ」 の公演を楽しみに!
父クガイを倒そうと思うものの、ボノー将軍の汚い手には同調したくないという、青年の純粋さや、ほんとうに父は悪人なのか...倒すのが本当に正しいのだろうか...と思い悩む場面が切なくていいな〜。

古田五右衛門の、ちょっと一呼吸おいてのゆる〜い返しが、なんともいいなぁ。。。(爆)
今回の一番のマイツボは、インガとお竜がオノロケ合戦で歌ってる時に、下手後方で踊ってた古田五右衛門と手下2人のおやじダンサーズ(爆)
センターのふたりには申し訳ないけど、この3人にばかり目が行ってしまって、、、(^_^;)
五右衛門と言えば、五右衛門が化ける場面が、これまた傑作(笑)
古田五右衛門が右近アビラに化けて、捕まってるカルマ王子に剣を渡す場面、まず右近さんが剣を渡し、下手へ急ぎハケル、と同時にアビラの仮面を被った古田さんが登場。
お面をカパッと外して五右衛門になる、という... もう大笑いの化け方。
その後に衣装を脱いで出てきた右近さん、それってフレディ入ってる!??って感じだったなぁ(笑)
あっ、その前に一回、洞窟でザン(河野まさと)に化けて、インガ(高田聖子)に見破られるという場面もあったな〜。 
その時に、聖子さん、黒板にうんこの絵描いてたっけ(笑)

ちっちゃ〜いボノー将軍(橋本じゅん)とシュザク夫人(濱田マリ)
まるでマクベス夫妻もどきで、めちゃナイスなキャラ。 小悪党ぐあいが絶妙!
ほ〜んと、じゅんさんのこーゆーキャラ好き。
濱田マリさんも、ピッタンコに見える役。
かわいくって実は冷徹な面もあるシュザク夫人のかわいさと恐さを見事に演じてた。
特に、「ちっちゃいアナタ」 は最高!! 歌い方も表情も!!
「ちっちゃいアナタ」 の歌のバック(魚ガールズっていうのね:笑)は、タケモトピアノのCMからインスパイア(そんなええもんか?:笑)されたもんなんだ。
どっかで見たよな〜って思ってたんだけど。
じゅんさんが、「もっとも〜っと、たけもっと〜」 って小さな声で歌ってたから(笑)

ペドロとアビラが、島が爆発するんでスペインの船に逃げて帰った後、川平&右近さんは観客となって、客席に。
前から2列目位? あんな良席空けたままだったの?
舞台で、暴れまわる五右衛門達に拍手喝采で、客席の盛り上げ役。

そして、白浪五人男ばりの見得と決めゼリフ。
向かって右に左門字(江口洋介)、その隣に真砂のお竜(松雪泰子)、そして左手にカルマ王子(森山未來)、そしてセンターは石川五右衛門(古田新太)
ちょうど目の前でやってくれたんで、うれしかった。
ほんとかっこ良かったな〜。  あの場面だけでもも一度観たい!!
この場面の載ってる雑誌探さなきゃ〜と思ってたら、ライブCDの三つ折のリーフレットに写真が(^^) ちょっと小さいけど、赤フン古田がカッコいい!
ちっちゃいながらも写真満載で、うれしい♪
新感線のパンフの写真は、前取りでカッコいいんだけど、実際の舞台とかけ離れすぎてるから、この写真は貴重!
これ見てると、DVDも欲しくなるなぁ。。。

しっかし、みんな、キャラ濃い〜い!!(^^ゞ
一番ノーマルなのは、未來くんかも(笑)
ギター侍、マイペースな分、結構あれはあれで個性的!(爆)
島が沈みかけた時に、ホッタル族を助けに行く左門字。
あの場面は泣かされる。
いかにも、“泣かせるぞー” って作りなんだけど、素直に泣いちゃう。
あの不器用なというか、無骨モノのギター侍が行くからいいんだよね。
アヘンがないと生きていけない、ホッタル族の人たち。
でも、なぜクガイは、ホッタル族を薬漬けにしたんだろう...
確かに、生かしておいたのは、クガイの “善” を感じるんだけど...
と解せなかったんだけど、感想書いてて気がついた。
彼らは先住民だから、クガイが来る前から月生石を使っていたから、すでにアヘンに冒されてたんだ。

そして、島が爆発し、クガイ大王はフライング。
あの爆発の音、というか地響きは相変わらず凄かった〜!!
初新感線の北大路ファンや江口ファンの人たちはビックリだったかも。

あそこで終ると感動的なんだけど、新感線は、そうはしないんだよね〜。
最後の 「五右衛門ロック」 は、みんなノリノリ!!
特に未來くんが、ガンガンにノッてた気がする。
あっ、その前に、粟根さんと、なんていうの、人差し指を立てて、それをまた人差し指を立てて握って、上へ上へと... 途中で躊躇して(こんなことしてていいのか、って感じで)止まりつつも、どんどんやってたのが可笑しかった。


カーテンコールで 「五右衛門ロック」 歌って欲しかったけど、なかった。
やっぱりね〜と思いつつも、残念。
大楽ではガンガン盛り上がったんだろうな〜。

それと、カーテンコールでの古田さんが、めっちゃカッコ良かった!!
カーンとなる柝の音(もどき?)が、カッコ良さを引き立てるんだよね〜。
北大路さん始め、素晴らしい客演陣や劇団員、出演者全員を従えての三方礼。
堂々たるもんで、初めて古田さんが 「凛々しい!」 って思った!(爆)


CD20曲も入ってるんだ。
CD聴いてると、いろんな場面が浮かんできて、も1回観たくなる。
ゲキシネに早く登場してくれないかなぁ〜〜(^^)

クガイにやられたカルマが客席通路で歌う 「絶望と光」 の歌詞、「弱っちいんだろ」 ってのがいいな〜。  なんか、歌詞っぽくない言い回しで。
歌詞と言えば、未來くんと慈英がタップ対決する、「世界はおカネで回ってる」 の最後の歌詞、未來くんが歌う 「当時」 って何? って思ってたら 「...と王子」 だったんだ。 歌詞カード見て初めてわかった(^_^;)
江口左門字、いいなぁ。。。 
「お前たち、逃げるんだ。 〜 船を用意するぞ。 みんなで逃げるんだ」 ってとこは、CD聴く度にうるうるきてしまう。
ううん、最初にほったる族に会った場面の歌で、「楽しいか? そうだな、楽しいな〜〜」 ってセリフで、もう泣けてくる。
ほんっとに、江口さんの言い方がいいな〜。 あったかくて。
CD聞いてると、ガモー将軍(粟根まこと)のセリフがかっこいい!!
そういや今回、あんまりボケがなかったなぁ...と思ってたら、パンフによると、本人も今回は意識してそうしてるみたいで。
重厚なクガイの側近の役だから、「いつもより、ちょっと重い、どっしりとした感じにしたい」 と書かれてたけど、ほんとそんな感じでかっこ良かった(^^)

う〜ん、なんか、DVD出たら買ってしまいそう。。。
特別ご贔屓も出てないのに...(爆)
たか子ちゃんの 「メタルマクベス」 すら買ってないのに(^^ゞ

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

8月3週目は、なかなかハードでした(笑)
まず21日(木)に 「sisters」 を観て、23日(土)に 「五右衛門ロック」
そして、24日(日)には、「sisters」 の大千秋楽。

最初に 「sisters」 を観た時は、むずかしいなぁ...と思いながらも、観てよかった!って思いました。
でも、23日に 「五右衛門ロック」 を観ると、『やっぱ、新感線は楽しい!! ガハハと笑って、爽快な気分で楽しく帰れる舞台がいいな〜』 って気持ちに。
24日は、両方とも 「大千秋楽」
観る前は、『どうせなら、ゴエモンの方が観たかったな、、、』 なんてちょっと落ち込みモードでしたが、「sisters」 を観終わったら、『やっぱり 「sisters」 観てよかった! 』 って思って。 (なんてゲンキンな:笑)
ある意味、対極にあるような...両極端に位置する2作品でしたが、どっちも好きだな〜!!って思いました。
舞台はやっぱりいいな〜と、つくづく思ったこの週末でした(^^)


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Posted by kyara_iz at 01:52│Comments(0)TrackBack(0)劇団☆新感線 

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