2016年09月26日

千葉県富津市長選で地引なおき候補に一票を!

jibiki
知的障碍者の高等教育保障でご支援いただいている前参議院議員山田太郎さんの政策秘書だった千葉県富津市の地引直輝さんが、富津市長選に立候補しました。

4年前に行われた前回の選挙にも立候補し、自公推薦の現職市長と一騎打ち。相手13004票に対し地引さん10040票と健闘しましたが、惜敗でした。今回はそのリベンジで再挑戦です。今回は副市長で現職市長の後継者との新人対決です。

地引さんは、住民目線でまじめに政治をする人です。一人ひとりの市民の声を大切にして、ふるさと富津市を愛する地引さんの応援を是非よろしくお願いいたします。

私、富津市に知り合いもおらず歯がゆい思いですが、同業者の福祉関係者の皆さんにも、是非、一票を投じていただきますよう、お願いいたします。福祉・介護・教育・保育などにも、必ず結果を出してくれる人です。

富津市の有権者の方でお知り合いの方がおられましたら、是非、一票を投じていただきますようお声かけをお願い致しますm(_ _)m

kyf2 at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)政治のこと 

2016年09月21日

LITALICO発達ナビで「カレッジ」が紹介されました

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先日、カレッジ早稲田で、『LITALICO発達ナビ』の編集部の方の取材を受けました。

それを受けて、本日、同サイトの「コラム」に『知的障害の若者に大学教育を。福祉型大学「カレッジ」の挑戦』と題する記事を掲載していただきました。

この記事をお読みいただき、ひとりでも多くの方々に知的障碍を持つ人にとっての学びの大切さや教育年限について考えていただければと思います。

カレッジについて取り上げていただきましたLITALICOの鈴木編集長、ありがとうございました。






kyf2 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)知的障碍者の高等教育保障 | カレッジ早稲田

2016年09月16日

カレッジ福岡NHKで放映されました


NHK福岡

NHK福岡放送局が放映する番組『ロクいち!福岡』(毎週月曜〜金曜 午後6時10分)でカレッジ福岡の取り組みが特集されました。内容は、カレッジ福岡の活動の様子、学生たちへのインタビューなどです。

番組の内容は、こちらからご覧ください。
   ↓
https://youtu.be/YnyJqktCWX8


番組スタッフブログには以下のように紹介されています。
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-roku-blog/500/252772.html

2016年09月16日 (金)知的障害者の学びの場


まだまだ社会で活躍の場が限られている知的障害者。高校卒業後の就職率は約31%。さらに就職後、不得手なコミュニケーション能力が原因で職場でトラブルを起こしやめてしまう人も多い。
福岡市にあるカレッジ福岡は、そんな知的障害者たちのために、コミュニケーション能力や、就労に必要なスキルを伸ばし、社会で継続して活躍できる人材を育てている。番組では、その取り組みを取材する。


■問い合わせ先 カレッジ福岡







kyf2 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)カレッジ福岡 | 知的障碍者の高等教育保障

2016年09月14日

相模原障碍者殺傷事件に思う《17年間続くゆたかの里と小学校との交流の意義》

「相模原障碍者殺傷事件」は何とも痛ましい事件でした。

行政からは、事件が起こったその日のうちに、『社会福祉施設等における入所者等の安全の確保について』という文書が社会福祉施設宛に発出されました。施設の管理体制、防犯体制、職員間の連絡体制等の構築、夜間における施錠などの防犯措置の徹底等についての通達です。通達のように、防犯体制等がしっかりとしていれば、もしかしたら、事件が未然に防げたかもしれませんし、あるいは、これほどまでに大きな被害にならなかったのかもしれません。

しかし私は、この事件の問題の本質は管理体制や防犯体制にあるのではなく、学校・職場・地域において障碍者と健常者が共に生活や活動する環境が用意されていないという現代日本の隔離社会の弊害にあると考えます。

障害者差別解消法は、その目的として、「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」を掲げています。また、障害者基本法第十六条「教育」には、「可能な限り障害者である児童及び生徒が障害者でない児童及び生徒と共に教育を受けられるよう配慮しつつ、教育の内容及び方法の改善及び充実を図る等必要な施策を講じなければならない」と謳われています。

しかしながら現実には、特別支援学校、福祉サービス事業所、障害者入所施設など、健常者と隔離された環境での生活や活動を余儀なくされています。

「無知」は「偏見」を生む。
「偏見」は「差別」を生む。
「差別」は「殺人者」を生む。


これは、今回の事件を受けて語られた、ある特別支援学校元校長の言葉です。私も全く同感です。

今回の事件の犯人や匿名掲示板で犯人の行為を支持・称賛する人たちが、もし小学校、中学校、高校、大学などの成長過程で、知的障碍者の人たちと一緒に机を並べ、一緒に学び、一緒に遊び、一緒に楽しみ、一緒に汗をかく環境で育ってきたならば、知的障碍を持つ人たちも生活のあらゆる場面で喜怒哀楽をあたり前に感じる自分と同じひとりの人間であることに気付いたでしょう。おそらく、知的障碍者に対する「無知」は存在しなかったでしょう。そして、「偏見」も「差別」も「殺人者」も存在しなかったに違いありません。

当法人では、海外の障碍者福祉・教育事情について視察で学んでいますが、世界の流れはインクルーシブ教育です。海外では、日本で進められている「交流教育」というより、「接触経験」を重視しています。「接触経験」とは、様々な生活場面において、障碍児と非障碍児との間に生起する継続的なコミュニケーションを伴う経験をいいます。「接触経験」には、交流の時間や場所、教育内容や方法が予め設定された「フォーマル教育」、予測不可能で多様な要素やできごとに満ちた社会関係の中で何らかの学びを期待する「ノンフォーマル教育」、そして子どもたち自身がそこでの学びを偶発的なものと捉える「インフォーマル教育」を含みます。このような「接触経験」を日常的な生活の場で継続していくことにより、子どもたちは障碍に対する「無知」を克服していきます。直接的な関わりの中で一人ひとりの個性や魅力を感じることで、「偏見」や「差別」の芽を摘んでいきます。

このように考えると、私は、現在の特別支援学校による隔離教育は問題であると思います。将来的には、特別支援学校を解体し、普通学校の中に特別支援学級を内包すべきだと思います。また、諸外国のように高等学校も義務教育化した上で、各高等学校にも特別支援学級を設置すべきであると思います。さらに、大学にも、知的障碍者の教育コースを設けるべきだと思います。



新延小このような基本的な考えのもとで、当法人の通所施設「鞍手ゆたかの里」は、地元の「新延(ニノブ)小学校」の先生方との連携により、平成12年度から現在まで利用者と新延小学校の児童との交流活動を継続的に行っています。

毎年、新延小3年生の総合学習のテーマは、「ゆたかの里との交流」に決まっています。総合学習では、年間を通じて、計画的に子どもたちとゆたかの里の利用者が交流します。

1学期は、校区探検で「ゆたかの里」の存在に気付き、授業で「ゆたかの里とは」「障碍者とは」という事前学習をします。ゆたかの里を訪問し、利用者と一緒に作業の体験を通じて交流します。2学期は、法人のおまつり「ゆたかサンフェスタ」のステージで歌や合奏などを披露し、利用者と一緒にまつりを楽しみます。3学期は、子どもたちがゆたかの里の利用者を学校に招待し、体育館で一緒にレクリェーションをして楽しみます。

小学校の時期にこのような体験をすることによって、新延小学校区の人たちは、障碍者に対する偏見や差別のないおとなへと成長していきます。

交流後の子どもたちの感想を紹介します。

新延小にて交流会「ゆたかの里の人たちと『茶つみ』をしました。初めはいっしょにするのがこわかったけど、ゆたかの里の人たちはやさしい人ばかりで、すぐになかよしになりました。茶つみをしたり、いっしょに作業をしてゆたかの里の人たちと友だちになれてよかったです。」






DSC01095「クッキーの型ぬきをして、型ぬきした型の切れ目を取るとき、すごくむずかしかったけど、教えてくれた人はすごくやさしくて、私がやってみたら少しヒビが入ってしまったけど、『あー、しっぱいしたね』としか言いませんでした。それで型ぬきの型は、粉を付けてするんだ!と思いました。ゆたかの里の人は、やさしかったので、とてもわかりやすかったです。またやりたいです。」



DSC03455「ゆたかの里の人は、みんないつもこんなにむずかしいことや楽しいことがあるのに、みんないろいろなかべをのりこえているからみんなすごいなと思いました。私は、ゆたかの里にまた行けたら、いろいろなお手伝いをたくさんやってみたいなと思いました。」






P1050253「わたしはゆたかの里のおまつりにはじめて行きました。最初はどんなのかわからなかったけど、あんなに楽しいところだと知らなかったです。また来年も行きます。ソーランぶしをおどったゆたかの里のみなさんはすごくおどりがじょうずでした。」







子どもたちは、何と曇りのない素直な心の持ち主たちでしょう。小学校時代のこのような経験を経て、将来の仕事として障碍者福祉の道を選んだ人たちがいます。当法人にも新延小学校の卒業生が数名います。



新延小との交流がスタートして17年目を迎えます。ゆたかの里のある新延の町に済む現在9歳(小3)から26歳までの人たちは全員、1年間にわたってゆたかの里の人たちと交流していますので、この人たちはほぼ間違いなく知的障碍者の理解者となり味方となるでしょう。これこそが「差別のない地域作り」だと思います。



障害者権利条約の時代に、障碍の有無によって「学ぶ場所」「働く場所」「暮らす場所」が別々の環境を余儀なくされている日本は、諸外国から見るととてもいびつな国です。日本が一日も早く、真のインクルーシブ社会(共生社会)となることを願っています。そうしなければ、今後も、第二、第三の悲しい事件が起こるに違いありません。

国の施策の転換を求めます。



kyf2 at 10:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この国の福祉 | 人権擁護・虐待問題

2016年09月11日

前外務副大臣と再会

今日は、衆議院議員で前外務副大臣の木原誠二先生と約2年ぶりにお会いしました。

一昨年10月に、当法人職員5名でアメリカのボストンに知的障碍者を積極的に受け入れている大学の視察に行くにあたり、スキルの高い現地通訳者がなかなか見つからなかったため、木原先生に相談したところ、先生から外務省を通じてボストンの日本国総領事館に連絡していただき、現地在住の素晴らしい日本人通訳者をご紹介いただきました。

おかげさまで、マサチューセッツ州立大学ボストン校やレズリー大学、THINK COLLEGE事務局などの訪問において、とても充実した視察研修をすることができました。

とても気さくな先生で、今日は楽しく充実した時間を過ごすことができました。

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kyf2 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)政治のこと | 海外の福祉

2016年08月30日

水落敏栄文部科学副大臣と面会

今日は、障がい者所得倍増議員連盟事務局の那部様のお取りはからいで、文部科学副大臣の水落敏栄先生と約30分間、面談をしました。

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お話の内容は、知的障碍者の高等教育保障についてで、端的に言うと、大学のキャンパス内に知的障碍者のための教室をお借りできませんでしょうかというお話です。

去る3月10日の参議院内閣委員会において、山田太郎議員が文部科学省に対して、「知的障碍者のキャンパス利用とか聴講生の要請があった場合に、特に国公立大学であったら積極的に対応していただきたいんですね。場所を貸していただくだけでも非常に彼らは喜びますので、その辺り是非、ご配慮いただきたいと思いますが、文科省、いかがですか。」という質問をしたときに、文部科学大臣政務官が、「検討させていただきたいと思います。」と答弁したことを踏まえてのお願いです。

私たちは、ゆたかカレッジの取り組みの状況や、アメリカやカナダなど諸外国の知的障碍者の大学受け入れ状況や受け入れ方法などについてお話しさせていただきました。

副大臣は、私たちのお話に真剣に耳を傾けてくださり、「皆さんのお話はとてもよくわかります。今年4月より障害者差別解消法も施行されましたので、早速、この件について、関係者と協議しましょう」とのお話をいただきました。

この話が、何とか、前に進むことを願っています。

水落副大臣、ご多忙の中、私たちのために貴重なお時間をいただき、また私たちの話を共感的に受け止めていただきありがとうございました。

那部さん、このような機会を作っていただき、ありがとうございました。

kyf2 at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)知的障碍者の高等教育保障 

2016年08月18日

フリンダース大学視察の報告

今日は、メルボルン空港から朝の便でアデレードに移動し、フリンダース大学に行きました。
飛行機で約1時間、距離にして730km、福岡から京都ぐらいです。
日帰りでの視察旅行となりました。

フリンダース大学は、今年50周年を迎えます。
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私たちは、大学の歴史や特徴などについてお話を伺いながら、キャンパスを案内していただきました。
大学は、市内外れの高台の丘に立地しており、眼下にはアデレード市内が一望でき、その向こうには広大な海が広がっている、とても風光明媚なところでした。

キャンパスツアーの後に、私たちは、大学の知的障碍者受け入れの事業「Up The Hill Project」に携わっている人たちとランチをご一緒しながら、事業の内容を伺ったり意見交換をしました。
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午後からは、まず、プロジェクト責任者より「Up The Hill Project」についてのプレゼンをしていただき、その後、2人の学生と1人の保護者による大学生活などについてのスピーチを聞きました。
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その後、私と志免木学院長とで、ゆたかカレッジの取り組みについてプレゼンをしました。
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それから、それぞれの事業について互いに質疑応答、意見交換を行い、最後に記念撮影をしました。
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2016年08月17日

IASSIDD3日目の報告

IASSIDD(国際知的・発達障碍学会)の3日目は、ポスター発表を行いました。

今回私たちが学会で発表したポスターは、以下の2枚です。

1枚目のタイトルは、「The Significance of Securing Advanced Education for Persons with Intellectual Disabilities」(知的障碍者にとっての高等教育保障の意義)です。

ポスター発表の内容は以下のとおりです。

‘段婿抉膤惺珊眦部卒業後の知的障碍者の進路
△罎燭カレッジグループの実践
J〇礇機璽咼校業所利用者とカレッジ所属学生との成長の比較調査結果
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2枚目のタイトルは、「International Comparison of the Higher Education for the People with ID(USA/Canada/Australia/Japan)」(アメリカ・カナダ・オーストラリア・日本における知的障碍者の高等教育の国際比較)です。

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私たちのポスター発表には、たくさんのご来訪者があり、用意していた50部のパンフや資料等はあっという間になくなっていました。

ポスターの内容について、アメリカ、カナダ、スコットランド、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、オマーンなどの国々の人たちと意見交換をしました。

ゆたかカレッジの内容について、皆さんとても高く評価してくださり、自分たちの取り組みに対する自信と確信をもつことができました。

また、私たちの視察先の大学の状況をまとめたポスターについても、大変興味深くご覧いただきました。

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今回のポスター作成を頑張ったのが、中央3名の職員たち(左から小林、井手、志免木)です。ご苦労様でした!

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大学のブースには、明日訪問するフリンダース大学のスタッフの皆さんもおられました。
フリンダース大学の皆さんも、明日の私たちとの交流を楽しみにしているとのことでした。

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2016年08月16日

読売新聞連載第5回

本日、読売新聞朝刊(九州・山口版)に『大学への道−知的障害者の進学−』の連載5回目が掲載されました。

全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会幹事で日本福祉大学准教授の伊藤修毅さんと、同じく全専研の会長で愛知県立大学名誉教授の田中良三さんのコメントが掲載されています。


読売新聞



kyf2 at 21:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)知的障碍者の高等教育保障 

IASSIDD2日目の報告

IASSIDDの2日目です。

今日は、2つのシンポジウムに出席しました。

ひとつめのテーマは、「No research about us without us」(私たちなしで私たちの研究はありえない)という会議。司会者は、シドニー大学でお世話になったパトリシア・オブライエンさん。

当事者の声をいかにして引き出し、それを支援に反映させるかについて、4つの国の研究者や当事者から発表がありました。

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ふたつめのテーマは、「Transition & Adulthood」(大人への移行と成人期)でした。人はどの時期をもって「おとな」となるのかについて当事者の人たちへのアンケート調査や保護者と当事者との意志決定の際のあり方などについて話し合われました。

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詳細は、後日、ご報告いたします。

kyf2 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)海外の福祉 | 知的障碍者の高等教育保障