2007年01月26日

リーダーへの推薦図書

先日の管理者会議では、これからの各施設の経営管理のための学習書として、リーダーの皆さんに、以下の3冊の図書を紹介しました。3冊ともすでにこのブログで紹介したものですが、今回は、私の方で皆さんに推薦文を書きましたので、あわせてご紹介いたします。



『アメーバ経営』(稲盛和夫書/日本経済新聞社刊/1575円)

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役

【推 薦 文】
稲盛和夫氏は、京セラの会長であり、日本の財界の重鎮です。独自の経営哲学を持ち、企業経営の目的は、社員の幸せにあると説きます。社員の幸せのために、企業の発展を目指さなければならないといいます。その方法論として、「アメーバ経営」という手法を編み出しました。「アメーバ経営」とは、組織の最小単位の集団に経営を任せるというところに特徴があります。最小集団のリーダーには、経営計画、実績管理、労務管理、資材発注まで経営全般が任されています。部門別採算(アメーバごとの独立採算制)の考え方に立って考案されたのが「時間当たり採算表」です。その基本は、事業活動の成果を「付加価値」という尺度でとらえるようにしていることです。当法人で導入した「職員一人当たりの付加価値積算表」も稲盛氏の経営手法をベースにして作成したものです。
また、労使の立場を超えて全従業員が一致団結するために、全従業員が納得できる経営の目的、経営理念の存在が欠かせないと言います。
経営というものが、単なる「金儲け」ではなく、人の幸せに貢献するという、とてもやりがいのある仕事だということを感じさせる本です。



『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(城繁幸著/光文社新書刊/735円)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来

【推 薦 文】
現在、若者の3人に1人が、就職して3年で会社を辞めるそうです。そこには、会社の将来、自分の将来に、夢を描けない、やりがいを感じないなどの企業や上司の問題があると著者はいいます。ITの進歩、少子高齢化による家族形態の変化、経済の低成長など、私たちをとりまく周囲の環境は、大きく変わっているにもかかわらず、旧態依然とした「昭和的価値観」というかつての組織運営、企業経営などを引きずっているところにその原因があると説きます。
社会が変わっているのであるから、職場や上司も変わっていかなければならない。
こうした問題の本質と、私たちがどのような方向を目指していくべきなのか、この本は示唆を与えてくれます。



『ドラッカー入門』(上田惇生著/ダイヤモンド社刊/1680円)

ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて

【推 薦 文】
ピーター・F・ドラッカーは、世界的に有名な学者であり、「マネジメントの父」といわれている人です。彼の研究領域は、政治・経済・社会・経営・教育・環境など非常に多岐にわたっていますが、研究の視点は、常に人間の幸せへの志向です。ドラッカーは、一昨年秋95歳で逝去されましたが、それまでの著作は、膨大な量にのぼり、選集なども刊行されています。この本は、そのタイトルどおり、ドラッカー理論の概要を紹介したものであり、エキスをまとめたものになります。といっても、決して抽象的で難しいという印象はなく、初心者にもわかりやすく書かれています。それは、ドラッカーと非常に親交の深かった著者上田氏のドラッカーへの理解の深さと彼の文才によるところも大きいと思います。
まさに、目から鱗の珠玉の文章が至る所にちりばめられていて、私の本などは、マーカーだらけになっています。人の幸せと経営のあり方について、是非この本から学んでください。


1日1クリックの応援お願い!



kyf2 at 06:51│Comments(2)TrackBack(0)本の紹介 | 会議・ミーティングに参加

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by アレックス   2007年01月26日 10:52
4 はじめまして、いつも楽しく見ています。
私は今、社会福祉法人の事務局に配属されているのですがなかなか仕事について行けません。
違う業種から転職して4年、毎日の実務に追われあっという間に日々は過ぎていきました。
振り返ってみると自分に法人事務局としての技量が備わっていない、ついていけていない感がいっぱいです。
悩み多き日々ですが長谷川さんのブログをみると、こんなに優秀で立派な方もいるんだと感心し、また憧れます。
参考にさせていただきます。

2. Posted by はせがわ   2007年01月29日 23:24
アレックスさま
いつもブログをご覧いただきありがとうございます♪
私もまだまだ、試行錯誤の連続で、悩み多き日々の真っ直中です。
お互いに法人事務局の仕事頑張っていきましょう^^
今後ともよろしくお願いいたします。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔