映画「あした天気になる？」
2009年10月08日
［あし天速報４８］ふくふくプラザ（福岡市）で上映
今日午前中は、福岡市市民福祉プラザ（ふくふくプラザ）で開催された「あした天気になる？」上映会（福岡中央特別支援学校同窓会「若葉会」主催）にお伺いしました。保護者の方々を中心に、皆様、お忙しい中、大勢の方がご来場下さっていました。
上映中は、大場さんのドライブスルーのシーンなど、皆さん、大ウケしていました。
上映終了後、私も、２０分ほど、皆様の前で、お話をする機会をいただきました。
それで、以下の内容について、簡単にお話しさせていただきました。
◎映画制作のきっかけ
◎映画制作に対する利用者と保護者の同意
◎映画の撮影から編集まで
◎試写会後の保護者の戸惑いと葛藤
◎映画の反響
※この内容は、日本知的障害者福祉協会機関誌「さぽーと」１１月号の『ぽれぽれ』というコーナーに、以下のタイトルで掲載される予定です。
発達障害者のドキュメンタリー映画『あした天気になる？』ができるまで
〜発達障害者の明日の幸せを願う親たち、映画監督、施設職員の連携で生まれた映画〜
今回の上映会に際して、宮崎監督より「上映会に、是非、馳せ参じたかったのですが、撮影の仕事が入っていて、どうしても都合が付かないので、皆さんによろしくお伝えください。」というメッセージをいただいていましたので、その旨、お伝えしました。
「若葉会」の皆様、上映会の開催、おつかれさまでした。お世話になりました。
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2009年09月22日
［あし天速報４７］発達障害白書の監督の記事
去る９月２０日、日本文化科学社から『発達障害白書２０１０年版』が発行されました。白書では、自閉症、アスペルガー、ＡＤＨＤ、ＬＤなどの発達障害に関する現状等が報告されています。
２０１０年版では、「第１０章 文化・社会活動」の「�検￣覗�の中の本人たち」で、宮崎監督の文章が２ページにわたって掲載されています。内容は･･･。
１．発達障害を取り上げた映画の制作が次々に
２．発達障害を取り上げた経緯
３．「きれいごとではない現実の姿を」という親たちの言葉に込められた思い
４．スクリーンにあふれる本人たちの魅力に満ちた素顔こそ社会を変える力
私も、監督の書かれた記事を読みながら、昨年の11月頃、映画の編集段階で、保護者の皆さんとの意見交換と並行して、映画づくりの目的や、彼らの魅力、保護者の皆さん自身の心の中の葛藤のこと、縄田さんや大場さんの映画の完成に向けたお母様方の力強いエールなどについて、毎日何通も監督とメール交換をしたことを思い出しました。
監督のメールはほとんど真夜中で、いつ寝てるんだろう、いやほとんど寝てないんだろうなとか思いながら、読んだことを懐かしく思い出しました。
そんな熱い思いをぶつけ合いながら、制作者と保護者と施設とがひとつになって、あし天は完成したんですね。本当に、自らの価値観が問われるような、楽しく充実した学び多き日々でした。
少し、昨年の１１月を振り返ってみたいと思います。
撮影当初は「きれいごとではないありのままの姿を撮ってほしい。」とおっしゃっていた保護者の皆さんも、映画の第１回目の編集が終了し、試写会で映画を観た保護者の皆さんは、我が子や自分の顔が映ること、名前が出ること、我が子のパニックの姿などを観て、これから不特定多数の方々に一般公開されることの不安や戸惑いは、想像を絶するものだったと思います。保護者の皆さんは、それぞれ、映画に出ることに葛藤をしていました。
発達障害の本当の姿を知ってもらわなければ、社会の理解は得られない。
頭ではわかっているけど、でも･･･。
そんな保護者の苦悩を痛感しながら、宮崎監督と私は、メールで常に自分たちの障害者観、社会観などを真摯に問い返しながら、保護者の人たち一人ひとりと話し合いました。そうして、最終的に、若干名の方は、我が子が映像になることを拒否された方もおられます。しかし、ほとんどの保護者の方は、自らの葛藤を乗り越え、これからの発達障害者の人たちの理解を広げる役割を担いたいと、映画の出演に賛同してくださいました。
私と監督、保護者の方とのメールは、私にとって宝物です。映画もすでに完成し、一人歩きをはじめましたので、監督や保護者の思いをより多くの人にお伝えするために、メールの内容を少しご紹介させていただきます。
【宮崎監督→長谷川 08.11.21】
それにしても、Ｔさんを見ていてもＨさんを見ていても、凄い存在力に圧倒されるだけではなく、素晴らしい魅力に溢れていますよね。Ｔさんが「今日お父さんくるんだ」と、デイバックをしっかり縛って走っていく場面なんか、人間の率直な慶びの感情が全身から溢れ、私たちは今、そんな素直に生きているのかと自分の生き方の貧しさをつくづく感じさせられる場面ですし、大場さんの空を見て天気を気にする場面にしても私には、生きることへの愛おしさ、人間存在の原点を、彼の表情からつくづくと感じさせられて仕方ありません。
また、Ｉさんの誕生日を当てるあの場面にしても、胸を叩いて誇りに溢れている表情の素晴らしさ！
それらをどうして率直に素晴らしいと評価できないのか、それはこれまでの「障害者観」が間違っていたのだと私は思います。全てを「障害者」と言うことで切り捨てることで、健常者といわれる自分達の生き方を顧みない社会。苦しみの全てを親だけに負わせて、肩身の狭い生き方しか認めない世の中、本当は親たちが反乱を起してもいいはずなのに・・・
今回の映画は、主義主張を前面に出している映画ではありませんが、私は、みんなの姿をそのまま出すことで、感性ある人には必ず彼らの魅力は伝わるのではないか・・そして、自分達の中に欠けている「何か」をきっと感じてもらえるのではないかと、大げさな言い方をすれば、彼らは今のこの殺伐とした社会に生きる私たちに「人間にとって大切な何か」をしっかりメッセージとして伝えてくれている・・・そんな気がしてなりません。
今日の試写会で、監督の言いたいテーマがよく分からないといわれた方がいましたが、私の心底言いたいことは、絶対的多数の人の創った今の社会のゆがみを、彼らの姿からもう一度見直しましょうよ・・と言うことです。単なる障害者への理解をとか、親の苦労を分かってよ・・とかではなく、そんな次元を越えたメッセージをこの映画を通して言いたいのです。そのことが、本当の共生につながるのではないかと思います。
親の苦労も苦しみも分からない人間が、勝手に「きれいごと」過ぎる事を言っているとの批判を受けるかも知れませんが、そして、私が言うほどに思いが伝わっているかどうかは分かりませんが、それだけ強烈なメッセージを彼ら自身の姿がそのことを発信してくれていると思います。
【Ｔさんの母→宮崎監督＆長谷川 08.11.20】
皆 解かっちゃいるけど いざ・・・色んな想いに踏み出せないんですね。
私は 障害者の事、太郎の事を知ってもらうチャンス 嬉しく有難く、 小学校 養護学校のお母さんに見て欲しい！ 日本中の人に見てほしいです！！
自慢の息子ですから！！！！
【Ｈさんの母→長谷川 08.11.20】
試写会後の話し合いで、昔、私たち夫婦が苦しんでいたことを今、まさに直面している方々がいることに胸打たれました。人間、いろいろ悩みをはき出してこそ、前進できるのだと思います。まだそれぞれ出し切ってないし、また、出せていない人もいるのではないかと思います。悩んでいる人たちに早く結論をというのも無理なのかなと心配しています。
今度のことで、監督さんや施設長さんは、いろいろな人たちの意見を集約して前進することはとても大変なことだと思いますが、このことを乗り越えてこそ素晴らしい人に訴える作品ができるのだと思います。
どうぞ最後まで努力して、一人でも多くの合意に至ることを願っています。そして、この問題を乗り越えた人たちは、ひとまわりもふたまわりも強くなれると信じています。
また、私たちで良かったら、名前、住所その他載せてくださってかまいません。全国の同じ障害者の両親、家族が連帯してほしいと願うからです。良い作品になりますよう心から応援しています。
【Ｔさんの母→宮崎監督 08.11.10】
おはようございます。ラストスパートの編集作業、ハードな毎日をお過ごしの事と思います。 少しお体心配です！
みんな、解かっちゃいるんです！ 綺麗なだけの映像では届かない事を！
しかし・・完成後に出てくるであろう 想像される現実に今、母達の心は不安に揺れています！
でも大丈夫！ みなたくましい母達ですから！
監督の思いが中途半端になりませぬよう・・
親も、勇気を出した甲斐がありますよう・・
楽しみに うんと楽しみに う〜〜〜んと監督に期待しています！！！
フレーフレー！！！！頑張ってください！！！！！！
ちなみに、白書の監督の記事のあとに、私の拙い文章も掲載されていました。
こちらです。（画像をクリックし最大化してご覧ください。）
監督の素敵な文章をお読みになりたい方は、是非、「発達障害白書２０１０」をご購入ください。
２０１０年版では、「第１０章 文化・社会活動」の「�検￣覗�の中の本人たち」で、宮崎監督の文章が２ページにわたって掲載されています。内容は･･･。
１．発達障害を取り上げた映画の制作が次々に
２．発達障害を取り上げた経緯
３．「きれいごとではない現実の姿を」という親たちの言葉に込められた思い
４．スクリーンにあふれる本人たちの魅力に満ちた素顔こそ社会を変える力
私も、監督の書かれた記事を読みながら、昨年の11月頃、映画の編集段階で、保護者の皆さんとの意見交換と並行して、映画づくりの目的や、彼らの魅力、保護者の皆さん自身の心の中の葛藤のこと、縄田さんや大場さんの映画の完成に向けたお母様方の力強いエールなどについて、毎日何通も監督とメール交換をしたことを思い出しました。
監督のメールはほとんど真夜中で、いつ寝てるんだろう、いやほとんど寝てないんだろうなとか思いながら、読んだことを懐かしく思い出しました。
そんな熱い思いをぶつけ合いながら、制作者と保護者と施設とがひとつになって、あし天は完成したんですね。本当に、自らの価値観が問われるような、楽しく充実した学び多き日々でした。
少し、昨年の１１月を振り返ってみたいと思います。
撮影当初は「きれいごとではないありのままの姿を撮ってほしい。」とおっしゃっていた保護者の皆さんも、映画の第１回目の編集が終了し、試写会で映画を観た保護者の皆さんは、我が子や自分の顔が映ること、名前が出ること、我が子のパニックの姿などを観て、これから不特定多数の方々に一般公開されることの不安や戸惑いは、想像を絶するものだったと思います。保護者の皆さんは、それぞれ、映画に出ることに葛藤をしていました。
発達障害の本当の姿を知ってもらわなければ、社会の理解は得られない。
頭ではわかっているけど、でも･･･。
そんな保護者の苦悩を痛感しながら、宮崎監督と私は、メールで常に自分たちの障害者観、社会観などを真摯に問い返しながら、保護者の人たち一人ひとりと話し合いました。そうして、最終的に、若干名の方は、我が子が映像になることを拒否された方もおられます。しかし、ほとんどの保護者の方は、自らの葛藤を乗り越え、これからの発達障害者の人たちの理解を広げる役割を担いたいと、映画の出演に賛同してくださいました。
私と監督、保護者の方とのメールは、私にとって宝物です。映画もすでに完成し、一人歩きをはじめましたので、監督や保護者の思いをより多くの人にお伝えするために、メールの内容を少しご紹介させていただきます。
【宮崎監督→長谷川 08.11.21】
それにしても、Ｔさんを見ていてもＨさんを見ていても、凄い存在力に圧倒されるだけではなく、素晴らしい魅力に溢れていますよね。Ｔさんが「今日お父さんくるんだ」と、デイバックをしっかり縛って走っていく場面なんか、人間の率直な慶びの感情が全身から溢れ、私たちは今、そんな素直に生きているのかと自分の生き方の貧しさをつくづく感じさせられる場面ですし、大場さんの空を見て天気を気にする場面にしても私には、生きることへの愛おしさ、人間存在の原点を、彼の表情からつくづくと感じさせられて仕方ありません。
また、Ｉさんの誕生日を当てるあの場面にしても、胸を叩いて誇りに溢れている表情の素晴らしさ！
それらをどうして率直に素晴らしいと評価できないのか、それはこれまでの「障害者観」が間違っていたのだと私は思います。全てを「障害者」と言うことで切り捨てることで、健常者といわれる自分達の生き方を顧みない社会。苦しみの全てを親だけに負わせて、肩身の狭い生き方しか認めない世の中、本当は親たちが反乱を起してもいいはずなのに・・・
今回の映画は、主義主張を前面に出している映画ではありませんが、私は、みんなの姿をそのまま出すことで、感性ある人には必ず彼らの魅力は伝わるのではないか・・そして、自分達の中に欠けている「何か」をきっと感じてもらえるのではないかと、大げさな言い方をすれば、彼らは今のこの殺伐とした社会に生きる私たちに「人間にとって大切な何か」をしっかりメッセージとして伝えてくれている・・・そんな気がしてなりません。
今日の試写会で、監督の言いたいテーマがよく分からないといわれた方がいましたが、私の心底言いたいことは、絶対的多数の人の創った今の社会のゆがみを、彼らの姿からもう一度見直しましょうよ・・と言うことです。単なる障害者への理解をとか、親の苦労を分かってよ・・とかではなく、そんな次元を越えたメッセージをこの映画を通して言いたいのです。そのことが、本当の共生につながるのではないかと思います。
親の苦労も苦しみも分からない人間が、勝手に「きれいごと」過ぎる事を言っているとの批判を受けるかも知れませんが、そして、私が言うほどに思いが伝わっているかどうかは分かりませんが、それだけ強烈なメッセージを彼ら自身の姿がそのことを発信してくれていると思います。
【Ｔさんの母→宮崎監督＆長谷川 08.11.20】
皆 解かっちゃいるけど いざ・・・色んな想いに踏み出せないんですね。
私は 障害者の事、太郎の事を知ってもらうチャンス 嬉しく有難く、 小学校 養護学校のお母さんに見て欲しい！ 日本中の人に見てほしいです！！
自慢の息子ですから！！！！
【Ｈさんの母→長谷川 08.11.20】
試写会後の話し合いで、昔、私たち夫婦が苦しんでいたことを今、まさに直面している方々がいることに胸打たれました。人間、いろいろ悩みをはき出してこそ、前進できるのだと思います。まだそれぞれ出し切ってないし、また、出せていない人もいるのではないかと思います。悩んでいる人たちに早く結論をというのも無理なのかなと心配しています。
今度のことで、監督さんや施設長さんは、いろいろな人たちの意見を集約して前進することはとても大変なことだと思いますが、このことを乗り越えてこそ素晴らしい人に訴える作品ができるのだと思います。
どうぞ最後まで努力して、一人でも多くの合意に至ることを願っています。そして、この問題を乗り越えた人たちは、ひとまわりもふたまわりも強くなれると信じています。
また、私たちで良かったら、名前、住所その他載せてくださってかまいません。全国の同じ障害者の両親、家族が連帯してほしいと願うからです。良い作品になりますよう心から応援しています。
【Ｔさんの母→宮崎監督 08.11.10】
おはようございます。ラストスパートの編集作業、ハードな毎日をお過ごしの事と思います。 少しお体心配です！
みんな、解かっちゃいるんです！ 綺麗なだけの映像では届かない事を！
しかし・・完成後に出てくるであろう 想像される現実に今、母達の心は不安に揺れています！
でも大丈夫！ みなたくましい母達ですから！
監督の思いが中途半端になりませぬよう・・
親も、勇気を出した甲斐がありますよう・・
楽しみに うんと楽しみに う〜〜〜んと監督に期待しています！！！
フレーフレー！！！！頑張ってください！！！！！！
ちなみに、白書の監督の記事のあとに、私の拙い文章も掲載されていました。
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2009年09月21日
『愛することは待つことよ』（森崎和江著）
今年の12月17日（木）に、鞍手町の隣市である宗像市の宗像ユリックスで、人権イベントが開催されます。内容は、「スペシャルオリンピックス日本」名誉会長の細川佳代子さんの講演と『あした天気になる？』上映の２本立てです。企画や運営は、「むなかた市民大学ゆめおり」が中心となって実行委員会を結成して行われます。
私も、縁あって、実行委員のひとりに加えていただいています。ちなみに実行委員長は、サンガーデンの利用者さんで、『あし天』映画の主役級のおふたり、縄田太郎さんと大場裕之さんです！当日の、おふたりの実行委員長あいさつは、乞うご期待です(^_^)v
さて、映画『あした天気になる？』は、いろんな方々との出会いを運んできてくれます。宗像市の「認知症の人と家族の会」篠崎さんもそのおひとりです。篠崎さんと宮崎監督との昔からのご縁がきっかけで、私も「ゆめおり」の方々とつながりました。また、ゆめおりの事務局をされている木村さん親子、学長の森崎和江さんともお知り合いになることができました。森崎さんは、傘寿を超えて今なおとってもお元気で気品に満ちた素敵な作家さんです。
私は、先日、２回目の実行委員会で森崎さんにお会いしたときに、ご自身の著書をプレゼントしていただきました。それがこちらです。
愛することは待つことよ―二十一世紀へのメッセージ
クチコミを見る
戦争というある意味不可抗力の歴史がもたらした悲劇に言いようのない苦しみを抱えながら、戦後、自分探しの道を歩み続ける彼女の真摯な生き方に胸を打たれました。
森崎さんは、韓国で生まれ、終戦後に日本に帰国するまで、韓国で育ちました。
そこには、たくさんのお友達がいて、とっても楽しく幸せな思い出がいっぱい詰まっていました。
しかし、終戦後に歴史の真実を知ったとき、自分のふるさと、そこでの思い出が、日韓併合という植民地政策の上に成り立っているということを知り、朝鮮・韓国の人たちへの懺悔の気持ち、そして自分のふるさとが虚構であったということにショックを受けます。彼女は語っています。
「私は旧植民地の二世として現在の韓国で誕生しました。そしてここの風土と人々へ愛情を持ちました。それは国家的侵略よりももっと深く罪を犯したことだ、という思いに苦しみました。」「第二次世界大戦後は家族とともに罪意識に苦しみました。親が死に、弟が命を絶ちました。」「そして自分を生き直して、近隣の民族に詫びたいと願いました。」
弟さんは、大学在学中に「僕にはふるさとがない」と言い残して自らの命を絶ちました。そして彼女は、諸方をさまよった末、炭鉱の町筑豊で暮らす道を選びました。
そして、この本の三分の二は、朝鮮での高校時代の同級生、金任順（ｷﾑｲﾑｽﾝ）さんの話で構成されています。キムさんは、朝鮮戦争後、戦災孤児たちを預かり、愛光園という施設を作り園長としてたくさんの子どもたちを育てます。
補助金など何もない時代、多くの人の善意に支えられながら、子どもたちの幸せを願って奮闘します。彼女の生きざまに共感して、世界中から支援者、寄付者、ボランティアなどが集まってきました。また、地域の人たちからも大きな信頼と支援がありました。
多くの協力者の支援をいただきながら、その施設は、現在、知的障害者の学校、作業所、生活の場、職業訓練校などの複合施設となっています。こうしたキムさんの素晴らしい社会事業を我がことのように喜ばれている森崎さんのお気持ちが行間から伝わってきます。
東洋のマザーテレサとも呼ばれるキムさんは、戦災孤児や障害者の人達のために人生をかけてきた功績が高く評価され、１９８９年、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞します。
森崎さんはキムさんに語っています。
「私は、ここにあなた方がいてくださって救われてるの。ここの風土の中で生まれ育って風土に染みているここの方々の心で私は養ってもらった。それは心をぬすんだことだよと、帰国以来ずっと苦しくて。ただ、あなた方がいてくださるから本当に救われているの。」
キムさんは、知的障害の人とのふれあいから愛することの意味を学んだと語ります。
「育てるとは愛することでしょう。愛するとは待つことなのだと、教えられるの。」「時間がかかる。何でもそうだけど、どんな人間でも、ああこれがその人の力だという能力がかくれているのよ。それをね、ゆっくりとね。育てる。愛するのよ。待つのよ。十年十五年。生涯待てないことはないよ、わたし。」
私は、いただいたこの本を読んで、日本人としてもっと韓国・朝鮮、中国の歴史をしっかりと学ばなければと思いました。
また、私は、愛光園のキムさんの社会事業家としての圧倒的な存在感に衝撃を受けました。是非、一度、愛光園にもお伺いしてみたいと思いました。
明後日、２３日に、サンガーデン鞍手にて、第３回の実行委員会が開催されます。また、ゆめおりの皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
私も、縁あって、実行委員のひとりに加えていただいています。ちなみに実行委員長は、サンガーデンの利用者さんで、『あし天』映画の主役級のおふたり、縄田太郎さんと大場裕之さんです！当日の、おふたりの実行委員長あいさつは、乞うご期待です(^_^)v
さて、映画『あした天気になる？』は、いろんな方々との出会いを運んできてくれます。宗像市の「認知症の人と家族の会」篠崎さんもそのおひとりです。篠崎さんと宮崎監督との昔からのご縁がきっかけで、私も「ゆめおり」の方々とつながりました。また、ゆめおりの事務局をされている木村さん親子、学長の森崎和江さんともお知り合いになることができました。森崎さんは、傘寿を超えて今なおとってもお元気で気品に満ちた素敵な作家さんです。
私は、先日、２回目の実行委員会で森崎さんにお会いしたときに、ご自身の著書をプレゼントしていただきました。それがこちらです。
愛することは待つことよ―二十一世紀へのメッセージ
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戦争というある意味不可抗力の歴史がもたらした悲劇に言いようのない苦しみを抱えながら、戦後、自分探しの道を歩み続ける彼女の真摯な生き方に胸を打たれました。
森崎さんは、韓国で生まれ、終戦後に日本に帰国するまで、韓国で育ちました。
そこには、たくさんのお友達がいて、とっても楽しく幸せな思い出がいっぱい詰まっていました。
しかし、終戦後に歴史の真実を知ったとき、自分のふるさと、そこでの思い出が、日韓併合という植民地政策の上に成り立っているということを知り、朝鮮・韓国の人たちへの懺悔の気持ち、そして自分のふるさとが虚構であったということにショックを受けます。彼女は語っています。
「私は旧植民地の二世として現在の韓国で誕生しました。そしてここの風土と人々へ愛情を持ちました。それは国家的侵略よりももっと深く罪を犯したことだ、という思いに苦しみました。」「第二次世界大戦後は家族とともに罪意識に苦しみました。親が死に、弟が命を絶ちました。」「そして自分を生き直して、近隣の民族に詫びたいと願いました。」
弟さんは、大学在学中に「僕にはふるさとがない」と言い残して自らの命を絶ちました。そして彼女は、諸方をさまよった末、炭鉱の町筑豊で暮らす道を選びました。
そして、この本の三分の二は、朝鮮での高校時代の同級生、金任順（ｷﾑｲﾑｽﾝ）さんの話で構成されています。キムさんは、朝鮮戦争後、戦災孤児たちを預かり、愛光園という施設を作り園長としてたくさんの子どもたちを育てます。
補助金など何もない時代、多くの人の善意に支えられながら、子どもたちの幸せを願って奮闘します。彼女の生きざまに共感して、世界中から支援者、寄付者、ボランティアなどが集まってきました。また、地域の人たちからも大きな信頼と支援がありました。
多くの協力者の支援をいただきながら、その施設は、現在、知的障害者の学校、作業所、生活の場、職業訓練校などの複合施設となっています。こうしたキムさんの素晴らしい社会事業を我がことのように喜ばれている森崎さんのお気持ちが行間から伝わってきます。
東洋のマザーテレサとも呼ばれるキムさんは、戦災孤児や障害者の人達のために人生をかけてきた功績が高く評価され、１９８９年、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞します。
森崎さんはキムさんに語っています。
「私は、ここにあなた方がいてくださって救われてるの。ここの風土の中で生まれ育って風土に染みているここの方々の心で私は養ってもらった。それは心をぬすんだことだよと、帰国以来ずっと苦しくて。ただ、あなた方がいてくださるから本当に救われているの。」
キムさんは、知的障害の人とのふれあいから愛することの意味を学んだと語ります。
「育てるとは愛することでしょう。愛するとは待つことなのだと、教えられるの。」「時間がかかる。何でもそうだけど、どんな人間でも、ああこれがその人の力だという能力がかくれているのよ。それをね、ゆっくりとね。育てる。愛するのよ。待つのよ。十年十五年。生涯待てないことはないよ、わたし。」
私は、いただいたこの本を読んで、日本人としてもっと韓国・朝鮮、中国の歴史をしっかりと学ばなければと思いました。
また、私は、愛光園のキムさんの社会事業家としての圧倒的な存在感に衝撃を受けました。是非、一度、愛光園にもお伺いしてみたいと思いました。
明後日、２３日に、サンガーデン鞍手にて、第３回の実行委員会が開催されます。また、ゆめおりの皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
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2009年09月12日
［あし天速報４６］高槻市試写会
今日は、夜７時から、大阪府高槻市で、『あした天気になる？』の試写会が開催されました。
本番は、１１月２８日（土）に高槻現代劇場にて午前１１時、午後１時、４時半と３回上映となっています。
今日は、高槻上映実行委員会が、本番の上映会成功にむけてご協力くださる人たちをご招待し、実際に映画を観ていただきその魅力を知っていただくことで、より多くの人たちに上映会開催のご案内をしていただこうという趣旨で開催されました。
１００名近くの方々が参加され、宮崎監督と私も参加させていただきました。
高槻の実行委員会は、皆さんとてもエネルギッシュで、すごく盛り上がっていました。
本番当日の上映会では、宮崎監督と田中幹夫弁護士（滋賀サングループ事件弁護団長）との対談や当事者の方を中心としたミニコンサートなども企画されているようです。
関西方面の皆様、是非、足をお運び下さい。
それにしても、最初に皆さんの前でご挨拶をさせていただいた自分と、映画に登場している自分とで、顔立ち（ハゲからフサフサへ）も体型（７６ｋｇから６４ｋｇへ）もまったく別人でしたので、皆さん、とっても驚いたことでしょう･･･(^^;)
今日は、この試写会に、豊中市と伊丹市に在住の高校時代の友人も参加してくださいました。３０年ぶりの再会に気持ちは高校時代にタイムスリップしました。
遠路からご参加ありがとうございました。
本番は、１１月２８日（土）に高槻現代劇場にて午前１１時、午後１時、４時半と３回上映となっています。
今日は、高槻上映実行委員会が、本番の上映会成功にむけてご協力くださる人たちをご招待し、実際に映画を観ていただきその魅力を知っていただくことで、より多くの人たちに上映会開催のご案内をしていただこうという趣旨で開催されました。
１００名近くの方々が参加され、宮崎監督と私も参加させていただきました。
高槻の実行委員会は、皆さんとてもエネルギッシュで、すごく盛り上がっていました。
本番当日の上映会では、宮崎監督と田中幹夫弁護士（滋賀サングループ事件弁護団長）との対談や当事者の方を中心としたミニコンサートなども企画されているようです。
関西方面の皆様、是非、足をお運び下さい。
それにしても、最初に皆さんの前でご挨拶をさせていただいた自分と、映画に登場している自分とで、顔立ち（ハゲからフサフサへ）も体型（７６ｋｇから６４ｋｇへ）もまったく別人でしたので、皆さん、とっても驚いたことでしょう･･･(^^;)
今日は、この試写会に、豊中市と伊丹市に在住の高校時代の友人も参加してくださいました。３０年ぶりの再会に気持ちは高校時代にタイムスリップしました。
遠路からご参加ありがとうございました。
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2009年09月06日
［あし天速報４５］「愛知県興行協会賞」受賞おめでとう！
先ほど、宮崎監督からいただいたメールによると、『あいち国際女性映画祭２００９』に出品していた『あした天気になる？』が、栄えある「愛知県興行協会賞」を受賞したそうです。このあいち国際女性映画祭には、今年度はデンマーク、インド、中国、韓国をはじめ国内外から選りすぐられた女性監督の16の作品がエントリーされ、観客賞にはインド・カナダ制作のドラマ「とらわれの水」が、そして愛知県興行協会賞にはドキュメンタリー映画「あした天気になる？」が選ばれました。
私も早速、映画祭のホームページを見ると、新着情報で、以下のような記事が掲載されていました。→こちら
観客賞『とらわれの水』、愛知県興行協会賞『あした天気になる？』に決定!!
昨日、午後6時30分からの交流パーティーの席上、あいち国際女性映画祭2009の｢観客賞｣と｢愛知県興行協会賞｣が発表されました。ノミネート16作品のうち、みごと観客賞を獲得したのは、ディーパ･メータ監督の｢とらわれの水｣、興行協会賞には、宮崎信恵監督の｢あした天気になる？〜発達障がいのある人たちの生活記録〜｣が選ばれました。
興行協会賞を受賞した宮崎監督は、｢皆さん、本当にありがとうございました。最初から映画祭に呼んでもらえただけでラッキーと思っていました。この賞は、年の功でもらえたのかな、一番年上になるので、これまでのご褒美ということかも。今、若い人たちも頑張っており、応援してもらいたい。｣とお礼とメッセージを述べました。
ちなみに、先ほど監督から届いた私宛てのメールには、こんなことが書かれていました。監督のお喜びがビシバシ伝わってきました♪
「映画祭終了前日のレセプションの会場で，恒例の観客賞と愛知県興行協会賞の発表があり、世界16作品の中から「あし天」が見事、愛知県興行協会賞（愛知の映画上映館の集まり）に輝きました。今回は、こんな賞とはまったく無縁と考えていたので、「あした天気になる？」と題名が読み上げられたとき、天地がひっくり返る驚きと、なんともいえない嬉しさにしばし呆然。しばらく興奮が冷めやらない思いでした。今回はスケールの大きさや、テーマ性が明確で内容の充実した、とっても優秀な作品が多く、そんな中で、「あし天」が注目されたことは、観客の心に何か強く訴えるものがあったということなのかなと、凄く勇気づけられた思いがしています。何よりも嬉しいのは、映画を観てくださった観客の方が選んでくださる賞ということです。そして、感動の源は、映画に出演してくださったサンガーデン鞍手の主人公達の素敵な笑顔と、一生懸命に生きる姿が観客の心を掴んだのだと思います。映画祭での上映後のトークの席上、観客の皆様から、普及への働きかけについて、もっと積極的に働きかけて欲しいという要望と叱咤激励を頂きました。観客のみなさんからいただいたご意見と、素晴らしい賞を何よりもの励ましにこれまで以上に、映画の宣伝により積極的に働きたいと決意を新たにしています。そして、まずは長谷川さんと、サンガーデンの皆さんにご報告をしたいと思い、真っ先にメールを入れています。」
宮崎信恵監督のゲストトーク（『あいち国際女性映画祭２００９』ＨＰより）
宮崎監督さん、本当におめでとうございます!!!
さて、来る９月１９日（土）に開催される「ゆたかサンフェスタ２００９」において、ドキュメンタリー映画『あした天気になる？』のミニ上映会の開催が決定しました。２回上映で、各回、定員３０名です。場所は、法人本部の会議室です。
まだ観ていない方は、是非、この機会にご覧下さい。お席に限りがありますので、絶対に観たい方は、事前予約を受け付けます。（サンガーデン鞍手・電話0949-43-1200まで）
上映時間は、以下のとおりです。
１回目 １０：３０〜１１：５５
２回目 １２：３０〜１３：５５
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2009年08月06日
［あし天速報４４］志摩町での上映会大成功！
去る７月２９日（水）、志摩町の通所授産施設「玄海第一育生園」の保護者会主催で、『あした天気になる？』の上映会が、町総合福祉センターで行われました。
あいにく私は、その日、別件ではずせない用事があり、残念ながらお伺いすることができなかったのですが、和田施設長さんの話では、１００名を超える方々がご来場され、大成功のうちに開催されたそうです。
和田施設長さんには、県知障協の役員会、とびサポ役員会他、いつも大変お世話になっております。とても温厚なお人柄で、常に真摯で前向きな姿勢に、私の尊敬する施設長さんのひとりです。
上映会にご来場された方の感想が、ピースクリエイトのホームページにアップされています。是非、お読みいただければ幸いです。→感想はこちら
ひとりでも多くの方が、この映画をご鑑賞いただき、発達障害・自閉症の捉え方に変化が生まれることを願っています。
また、今現在、障害児の子育て真っ直中でご奮闘されているお父さん、お母さんにも、大人になった我が子のイメージを持っていただき、そして、その時の親としての自分の気持ちをイメージしていただく機会になればと思います。
施設で直接利用者さんと関わっている支援者の皆さんにも、自閉症の人への関わり方について、こんなやり方もあるんだなーと参考にしていただければと思います。
地域で、一般の方々を対象に、発達障害・自閉症の理解を拡げるための啓発活動の一環としてもとてもわかりやすいドキュメンタリー映画だと思います。
日本中の多くの地域で、『あし天』上映会が開催されることを願っています。
もし必要であれば、その折りには、私も上映会に駆けつけたいと思います。
また、きっと宮崎監督も喜んで会場に駆けつけてくれるに違いないと思います。
是非、皆さんの地域でも、どなたかが言い出しっぺになって、上映会を企画していただければと思います。
あいにく私は、その日、別件ではずせない用事があり、残念ながらお伺いすることができなかったのですが、和田施設長さんの話では、１００名を超える方々がご来場され、大成功のうちに開催されたそうです。
和田施設長さんには、県知障協の役員会、とびサポ役員会他、いつも大変お世話になっております。とても温厚なお人柄で、常に真摯で前向きな姿勢に、私の尊敬する施設長さんのひとりです。
上映会にご来場された方の感想が、ピースクリエイトのホームページにアップされています。是非、お読みいただければ幸いです。→感想はこちら
ひとりでも多くの方が、この映画をご鑑賞いただき、発達障害・自閉症の捉え方に変化が生まれることを願っています。
また、今現在、障害児の子育て真っ直中でご奮闘されているお父さん、お母さんにも、大人になった我が子のイメージを持っていただき、そして、その時の親としての自分の気持ちをイメージしていただく機会になればと思います。
施設で直接利用者さんと関わっている支援者の皆さんにも、自閉症の人への関わり方について、こんなやり方もあるんだなーと参考にしていただければと思います。
地域で、一般の方々を対象に、発達障害・自閉症の理解を拡げるための啓発活動の一環としてもとてもわかりやすいドキュメンタリー映画だと思います。
日本中の多くの地域で、『あし天』上映会が開催されることを願っています。
もし必要であれば、その折りには、私も上映会に駆けつけたいと思います。
また、きっと宮崎監督も喜んで会場に駆けつけてくれるに違いないと思います。
是非、皆さんの地域でも、どなたかが言い出しっぺになって、上映会を企画していただければと思います。
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2009年07月26日
［あし天速報４３］サウンドトラックＣＤ
７月１８日（土）に古賀市で行われた『あした天気になる？』上映会への参加のために、前日から宮崎監督が来福されました。
それで、博多で監督と落ち合い、夕食をご一緒しました。
その際、監督より『あした天気になる？』のサウンドトラックＣＤをプレゼントしていただきました。それ以来、朝に夕にこのＣＤを車の中で聴いています。
気持ちがモヤモヤしているとき、凹んでいるとき、このＣＤを聴くと不思議と元気が出ます。音楽を聴きながら、映画の中の利用者さんの笑顔や仕草が思い起こされます。すると、何だか、自分自身やさしい気持ちになってきます。
私は、『あし天』の映画の魅力のひとつは、この音楽だと思います。
全編を流れるクラシック音楽。
それぞれの曲調は、それぞれの場面に出演している利用者さんの喜怒哀楽に寄り添って包み込むようです。
私は、東京でのスタジオ編集参加の折に、また文京区での上映会後の打ち上げの折に、この音楽の作曲家である十河陽一さんとその奥様であるピアノ演奏家の高瀬佳子さんにお会いし、お話をしました。とても温厚で心優しく、素敵なご夫婦でした。その雰囲気がまさにこの映画音楽に表現されているように思います。
収録曲（収録時間約３０分）
1 プロローグ
2 夜明けの草取り（メインタイトル）
3 朝の光につつまれて
4 インテルメッツォ�機覆劼隼纏�のあとに）
5 インテルメッツォ�供�20歳になりました）
6 心のゆらぎ
7 リサイクル班の朝
8 大好きな缶コーヒー
9 プライベートタイム
10 インテルメッツォ�掘覆い佑爐蝓�
11 待つ
12 楽しいドライブ
13 インテルメッツォ�検焚箸亮蠹舛ぁ�
14 リサイクル工場
15 雨の中の草取り
16 家族揃って
17 散歩
18 七夕の短冊
19 突然のパニック
20 エピローグ（テーマ）
『あした天気になる？』サウンドトラックＣＤは、１２６０円（税込）です。
ご注文は、私へのメールか、直接ピースクリエイトにご連絡ください。
→ピースクリエイト注文サイト
ちなみに次回の『あし天』上映会は、７月２９日（水）志摩町総合保健福祉センターで、午前１０時開映です。お近くの方は、是非、足をお運びください。
それで、博多で監督と落ち合い、夕食をご一緒しました。
その際、監督より『あした天気になる？』のサウンドトラックＣＤをプレゼントしていただきました。それ以来、朝に夕にこのＣＤを車の中で聴いています。気持ちがモヤモヤしているとき、凹んでいるとき、このＣＤを聴くと不思議と元気が出ます。音楽を聴きながら、映画の中の利用者さんの笑顔や仕草が思い起こされます。すると、何だか、自分自身やさしい気持ちになってきます。
私は、『あし天』の映画の魅力のひとつは、この音楽だと思います。
全編を流れるクラシック音楽。
それぞれの曲調は、それぞれの場面に出演している利用者さんの喜怒哀楽に寄り添って包み込むようです。
私は、東京でのスタジオ編集参加の折に、また文京区での上映会後の打ち上げの折に、この音楽の作曲家である十河陽一さんとその奥様であるピアノ演奏家の高瀬佳子さんにお会いし、お話をしました。とても温厚で心優しく、素敵なご夫婦でした。その雰囲気がまさにこの映画音楽に表現されているように思います。
収録曲（収録時間約３０分）
1 プロローグ
2 夜明けの草取り（メインタイトル）
3 朝の光につつまれて
4 インテルメッツォ�機覆劼隼纏�のあとに）
5 インテルメッツォ�供�20歳になりました）
6 心のゆらぎ
7 リサイクル班の朝
8 大好きな缶コーヒー
9 プライベートタイム
10 インテルメッツォ�掘覆い佑爐蝓�
11 待つ
12 楽しいドライブ
13 インテルメッツォ�検焚箸亮蠹舛ぁ�
14 リサイクル工場
15 雨の中の草取り
16 家族揃って
17 散歩
18 七夕の短冊
19 突然のパニック
20 エピローグ（テーマ）
『あした天気になる？』サウンドトラックＣＤは、１２６０円（税込）です。
ご注文は、私へのメールか、直接ピースクリエイトにご連絡ください。
→ピースクリエイト注文サイト
ちなみに次回の『あし天』上映会は、７月２９日（水）志摩町総合保健福祉センターで、午前１０時開映です。お近くの方は、是非、足をお運びください。
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2009年07月09日
［あし天速報４２］今月古賀と志摩町で上映
あした天気になる？上映会のお知らせです。
日 時 ７月１８日（土）１３：３０〜
会 場 「サンフレアこが」（古賀市）
鑑賞券 ５００円
主 催 古賀市ボランティア連絡協議会
問合せ ０９２−９４４−１０３３
日 時 ７月２９日（水）１０：００〜
会 場 志摩町総合保健福祉センター「ふれあい」（志摩町）
鑑賞券 ５００円
主 催 玄海第一育生園保護者会
問合せ ０９２−３２７−１９７０玄海第一育生園（浦頭様）
その他の予定は以下のとおりです。
お近くの方、是非、足をお運びください。
８月２５日（山口県）
９月４日（愛知県）
１１月１４日（福岡県）
１１月２９日（大阪府）
また、ブロガー仲間のmackyさんが、ご自身のブログで、再度、映画のご紹介をしてくださっています。ありがとうございます。
こちら↓
NO-BORDER
発達障がいをもつ人たちのありのままの姿や魅力を一人でも多くの方々に知っていただきたいので、地域で、小集団での自主上映会を是非、企画してくださるようお願いいたしますm(_ _)m
上映についての版権料は、１００名様まで５万円が基本ですが、金額等については宮崎監督にメール・電話等で直接お問い合わせいただくと、お値引きのご相談にものっていただけるようですョ♪
日 時 ７月１８日（土）１３：３０〜
会 場 「サンフレアこが」（古賀市）
鑑賞券 ５００円
主 催 古賀市ボランティア連絡協議会
問合せ ０９２−９４４−１０３３
日 時 ７月２９日（水）１０：００〜
会 場 志摩町総合保健福祉センター「ふれあい」（志摩町）
鑑賞券 ５００円
主 催 玄海第一育生園保護者会
問合せ ０９２−３２７−１９７０玄海第一育生園（浦頭様）
その他の予定は以下のとおりです。
お近くの方、是非、足をお運びください。
８月２５日（山口県）
９月４日（愛知県）
１１月１４日（福岡県）
１１月２９日（大阪府）
また、ブロガー仲間のmackyさんが、ご自身のブログで、再度、映画のご紹介をしてくださっています。ありがとうございます。
こちら↓
NO-BORDER
発達障がいをもつ人たちのありのままの姿や魅力を一人でも多くの方々に知っていただきたいので、地域で、小集団での自主上映会を是非、企画してくださるようお願いいたしますm(_ _)m
上映についての版権料は、１００名様まで５万円が基本ですが、金額等については宮崎監督にメール・電話等で直接お問い合わせいただくと、お値引きのご相談にものっていただけるようですョ♪
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2009年06月06日
［あし天速報４１］福岡県春日市と伊勢原市で上映会
今日は、東京からの帰り、その足で、春日市のクローバープラザで開催された福岡県介護福祉士会主催の『あした天気になる？』上映会に行きました。会場は、ほぼ満席で、約２５０名の方々がご来場されていました。
私は、主催者よりご挨拶を依頼され、宮崎監督との出会いからこの映画ができるまでの過程を簡単にお話しさせていただきました。
今日のご来場者の皆さんの反応もとてもよく、あちこちの面白い場面で、皆さん、大笑いしていました。最後列から見ていた私は、お客さんの反応がとても嬉しかったです。
県介護福祉士会の因会長、賀戸副会長、事務局の黒木様、この度は、大変お世話になりました。
さて、一昨日は、神奈川県伊勢原市での上映会でした。こちらも、１２００名の方のご来場で、大成功だったようです。上映会の模様は、こちらをご覧ください。
→「伊勢原市民文化会館上映会の模様」
実行委員会の皆様、上映会の大成功、おめでとうございました。また、準備から当日の上映会にいたるまで、本当にご苦労さまでした。
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2009年06月02日
［あし天速報４０］６月４日、神奈川県伊勢原市で上映
神奈川県伊勢原市で、「あした天気になる？」上映会の準備が、超盛り上がっています。すでに、前売り券が７００枚ぐらい売れているそうです。
関東の方、是非、会場に足をお運びください。
日時 ６月４日（木）
場所 伊勢原市民文化会館（小ホール）
上映 朝・昼・夜 ３回上映
１回目 OPEN １０：００〜
START １０：３０〜
２回目 OPEN １３：３０〜
START １４：００〜
３回目 OPEN １８：００〜
START １８：３０〜
料金 一般/大学生 ８００円（当日９００円）
小中高校生 ７００円（当日８００円）
協賛 伊勢原市手をつなぐ育成会
後援 伊勢原市
神奈川県教育委員会
伊勢原市教育委員会
（社）伊勢原市社会福祉協議会
神奈川県秦野保健福祉事務所
伊勢原市身体障害者福祉協会
伊勢原市ボランティア連絡協議会
伊勢原市上映会関連サイト
【伊勢原上映会開催準備実行委員会からご協力のお願い】
【神奈川新聞ニュース〜障害者の日常描いた「あした天気になる？」上映会/伊勢原〜】
【伊勢原市議会議員 浜田順子 活動報告 「あした天気になる？」上映会〜発達障がい者の施設や家庭を映すドキュメンタリー映画〜】
【伊勢原市公式ホームページ〜映画「あした天気になる？」上映会〜】
【朝日新聞 マイタウン神奈川〜発達障害者の映画 「地元上映を」奔走〜】
関東の方、是非、会場に足をお運びください。
日時 ６月４日（木）
場所 伊勢原市民文化会館（小ホール）
上映 朝・昼・夜 ３回上映
１回目 OPEN １０：００〜
START １０：３０〜
２回目 OPEN １３：３０〜
START １４：００〜
３回目 OPEN １８：００〜
START １８：３０〜
料金 一般/大学生 ８００円（当日９００円）
小中高校生 ７００円（当日８００円）
協賛 伊勢原市手をつなぐ育成会
後援 伊勢原市
神奈川県教育委員会
伊勢原市教育委員会
（社）伊勢原市社会福祉協議会
神奈川県秦野保健福祉事務所
伊勢原市身体障害者福祉協会
伊勢原市ボランティア連絡協議会
伊勢原市上映会関連サイト
【伊勢原上映会開催準備実行委員会からご協力のお願い】
【神奈川新聞ニュース〜障害者の日常描いた「あした天気になる？」上映会/伊勢原〜】
【伊勢原市議会議員 浜田順子 活動報告 「あした天気になる？」上映会〜発達障がい者の施設や家庭を映すドキュメンタリー映画〜】
【伊勢原市公式ホームページ〜映画「あした天気になる？」上映会〜】
【朝日新聞 マイタウン神奈川〜発達障害者の映画 「地元上映を」奔走〜】
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