きょうです。
ブログ更新が途絶えていたにもかかわらず、毎日それなりのアクセスがあります。
なぜだろう、と検索キーワード解析したら大阪星光学院のワードで訪問者が多数。

ははーん、高校生クイズ選手権の影響ですね。
わが母校、大阪星光学院はベスト8に進出し、準々決勝で灘高校に敗れました。あと一歩!だったんですが、OBとして誇らしかったです。

110915星光写真
凛々しいぞ・・・西端君、池田君、増田君。
日本の未来を君たちに託したw
で、今回の高校生クイズ選手権は視聴率も良かったようです。
司会の茂木さんのツイートから。
2011/09/12 20:13:20
高校生クイズの視聴率は、15.7%だったそうです。過去10年で二番目の高視聴率とのこと。ご覧いただいた方、ありがとうございました!


参加高校は私立高校もあれば、公立高校もあり。私立高校で言えば、大阪星光学院や灘高校、優勝した開成高校は中高一貫です。つまりみな中学入試を経て入学している。

中学入試と言えば、日本では少しネガティブな意味合いでとらえられることもあります。「受験戦争」というワードでくくられることもしばしば。

僕は、そのような風潮には意義を唱えたい。僕自身が中学入試を経験しているということもあるのでしょうが。勉強もスポーツも同じはずなのに、スポーツに打ち込んでいる人たちは尊敬のまなざしでみられ、受験勉強に励んでいる小学生たちをおとしめるような、「子どものころからこんなに勉強させてどうする」というステレオタイプな論調。

イチローや、石川遼君も小学生の頃からそれはそれは厳しい特訓をしてきたはずです。でも、「スポーツ戦争」とかあまり語られないのですよね、スポーツの世界のほうが勉強よりもはるかに激しい競争であるにも関わらず。オリンピックに出るより、東大に入るほうがはるかに簡単なのですよ。

子どもには、勉強であれスポーツであれ誠実さであれハイパーアクティブであれ素直さであれ我の強さであれ、何かしらの「その子らしさのキラリと光る」才能があるのです。

それを親や教師、周りの大人が見出してあげて、褒めてしっかり長所を伸ばしてあげること。その子が活躍できる光り輝く場所を見つけてあげること。これが大切だと思うんですよね。

僕は幼少時から片づけも出来ない、忘れ物の王様と称されてきました。不注意・多動バリバリで過ごしてスポーツも出来なかったのですが、唯一勉強という得意分野があったから救われて今の僕があります。
たまたま僕の場合は勉強であったわけで、それは本当に人それぞれです。

しかし、単純に得意分野が伸びたから大人になって役立つわ~というわけではないのです。
これからの社会、これまでの評価・価値基準は激変を見せるでしょう。勉強が出来たらそれでいい、スポーツが出来たらそれでいいというわけではなくなるでしょう。

子どものころから光を見つけれる居場所があるということは、社会を信頼し、自分に自信が持てるということにつながります。
自己肯定できる、自信ある大人になること。これが今後のサバイバル社会で生き抜く皆が光り輝くヒントになるのではと思います。

いろいろ社会や若者への提言を日々綴っていますが、自分なりに今の若者たちへのエールを渾身をこめて執筆した「診察室で見える若者像」、こころの科学増刊号「精神科臨床はどこへいく」にのっております。


目次。

支援の最も必要な物言わぬ精神科当事者たちへどうしたらよいか――精神科医療の現状と課題について鋭く提言する! 


第1部 薬をめぐる諸問題
●ポスト抗うつ薬時代の治療  冨高辰一郎(パナソニック健康保険組合東京健康管理センター)
●なぜ精神科医は薬に頼るのか  井原裕(獨協医科大学)
●向精神病薬・抗うつ薬開発の課題 島田豊彰(エクストリコ(株))
●なぜ抗うつ薬信者が増えるのか 片田珠美
●脳病神話にもの申す   八木剛平(おおぞらクリニック)
●早期支援――処方における問題点(東京つくし会・野村忠良、家族)

第2部 治療現場で起きていること
●認知症治療の最前線――脱病院医療へ   上野英樹(海上寮療養所)
●診察室で見える若者像  姜昌勲(奈良・きょうこころのクリニック)
●覚醒剤氾濫を許さない精神科医療の態勢  平井慎二(国立下総療養所精神科)
●嗜癖文化の克服  小林桜児(国立精神・神経医療センター精神保健研究所)
●ピアカウンセラーの将来像と問題点  黒川常治(当事者)
●電気けいれん療法批判にこたえる  上田諭(日本医科大学附属病院)
●医者のホンネ  春日武彦(成仁病院)
●援助者が考える援助と当事者にとっての援助  倉田めば(フリーダム)
●児童養護施設の現状と課題(九州大学・田嶌誠一)
●最近疑問に感じること 松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
●PTSDの乱発――こころのケアのいかがわしさ(東京医科大学・飯森眞喜雄、宮川香織)座談会VS井原裕

第3部 精神医学の将来像――支援、そして制度
●精神医学とコミュニケーション(北山修)対談 VS 井原裕
●精神科医と人生相談  野村総一郎(防衛医科大学校教授)
●医療につながらない人々(ホームレス、発達障害)への支援 森川すいめい
●保護者制度の問題点  池原毅和(東京アドヴォカシー法律事務所)
●不可知論の可能性   岡田幸之(国立精神・神経医療センター精神保健研究所)
●心神喪失と決めつけないで  竹内政治(当事者)
●20万人精神医学難民、棄民政策への提言  滝沢武久(元全家連専務理事、PSW)
●若年者の自殺  遺族とのかかわりから見えること  山口和浩(横浜カメリア病院)
●精神疾患をもつ親の子どもの支援   夏苅郁子(やきつべの径診療所)
●うつ病と社会的ネットワーク    斉藤環(爽風会佐々木病院)
●精神科医のアイデンティティはどこへ?  宮川香織(東京医科大学、医師)  
 


そうそうたるメンバーです・・・執筆依頼いただいて恐縮しきりですが、自分なりに一生懸命書きたいことを書きました、よろしければぜひ購入ください!
これからも様々な形で情報発信を続けます。本日はこの辺で、ではまた!
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