きょうです。
本日は聴講録!
いまトピックスのマインドフルネス認知行動療法について、聴講したので報告します。
講師は早稲田大学教授の越川房子先生
まず最初に驚いたのが、そのお姿。全然知らなかったので。

マインドフルネス認知療法は、第三世代の認知療法と呼ばれているものです。まさしくいまトピックスなわけですが、とりあえず僕は本も何も読んでいなくて、はじめて勉強させていただきました。
ツイッターでの連続ツイートを引用しつつ、まとめたいと思います。
うーん、強烈なブームですね。
新宿紀伊国屋でも、マインドフルネスフェアがやっているみたいです。
脱中心化。キーワードです。自分の考えを対象化して、距離を置くこと。
マインドフルネス認知療法の効果機序として、Teasdale のICSモデルというものがあります。
意味に関するコード
<命題的コード>
特定の意味を表象する
挨拶されない→あの人に嫌われているに違いない
<含意的コード>
より高次の暗黙の意味
挨拶されない→私は人から嫌われている存在だ
これはスキーマ的なものを含む

主観的で全体的な「フェルトセンス」すなわち含意に富む感情に結びついている

◎感情の生成
抑うつに対する介入
「抑うつを維持する含意のスキーマを変容させる過程」となる
よくわからないですよね、 抑うつ的インターロックについて、講演中に示された図表を、一生懸命うつしてちょっと作ってみました!
121027マインドフルネス更新

認知的なループと、感覚的なループが、否定的な高次の意味(抑うつ性スキーマモデル)においてがっちりかみ合い、悪循環の歯車を回し続けてしまうわけなんです。
これが抑うつ的インターロック
この認知的ループと、感覚的ループの相互作用を弱めることが必要。
当該スキーマ自体が相互作用を通して強固になっていくのを防ぐ
のです。

入力情報をオンラインで処理する(direct modeというらしい)のでなく、
一時的に入力情報を保留して、そのあとに処理する(buffered modeというらしい)。
意図的に、周囲に注意を払う。脱中心化を促進するわけです。

越川先生の実体験でたとえば。
足を痛めてしまった。
痛くないように階段をおりる。
それで痛いと、そのような反応を選択した自分に不満を抱きやすくなる。これがdirect mode
一方 buffered mode では、
・まず周囲を見回す
・身体がどうなると、どう痛むか
・パターン収集を好奇心をもって、批判を含まない態度で行う
・どう降りるか選択する
となるわけです。

マインドフルネス技法の体験では、肩甲骨体操も行いました!
駆け足でまとめましたが、素晴らしい講演でした。最近僕は身体面の健康や運動療法に注目して治療しているのですが、マインドフルネス認知療法はそこに結びつく考え方ではないかと少し感じました。
どんどん本を読んで、勉強していきます。そして、患者さんにフィードバックしたいと思います。
本日はこの辺で、ではまた!
人気ブログランキングへぽちっと押していただければ嬉しいです☆
マインドフルネスフェアの紀伊国屋でも、別コーナーで売っているかなあ。探してみます。「あなたのまわりの『コミュ障』な人たち」

これも。大きな書店ではおいています。「児童精神科医が教える子どものこころQ&A 70」 

「他人(ひと)とうまくいかないのは、発達障害だから?」
80466-1

おとなの発達障害の本も出しました! 原因探しにとらわれない、行動指針を書きました!