きょうです。

こないだ、他科の院長先生と会食しました。いろんな院長先生の情報を交換したのですけど、ホントにみんな良く働いています。
週に1日しか休みがないとかざらでした><
日本の開業医は働きすぎです。たまに突然死する先生とかおられて、ホントにせつなくなります…
地域医療に開業医はなくてはならない存在ですが、死んでは何にもなりません…

傍から見たら僕も良く働いていると思われていますけど、僕は診療以外の活動(講演やら執筆やらカウンセリングルーム運営やら諸々)が多くて、それは同じことを週に6日も頑張るのは無理だからです。 

飽きっぽいのです。根気もありません。 

でもでも、やっぱり無理は良くないので、最近は出来る限り休みもとるようにしています。
まあ休みの日も仕事のことばかり考えてますけどね。 

自分の開業医としての生活を振り返ってみると。。
僕が開業したのは2005年の2月。もう8年以上が経ちます。
早いものです。幼稚園のころから診察していたお子さんが、中学生になりました。
みるみる成長して行く様をみて、時の流れの早さを感じます。
 
さて開業して初めて分かったのですが、院長とは医師である前に、経営者でないといけないということです。

経営とはなんでしょうか?
それは、お金(経済的な資産)と心(人的な資産)を健全にマネジメントすることだと思います。

お金だけ追い求めてもダメです。
社員の気持ちだけ追い求めてもダメです。

でもどちらも決して忘れてはならないものです。
そしてそれを「健全な手法」でマネジメントしなければなりません。

医師として、目の前の患者さんの診療にいそしみながら、経営者として、マネジメント業務をするのです。

平均年収を指して開業医は儲けすぎだ、とか言われますけど、借金もしたうえで、経営業務もこなしているわけです。借金は経費になりませんから(経費になるのは利子だけです)。。個人の開業医さんは、自分の収入から、コツコツ借金を返しているわけです。

僕が死んだら借金はチャラになるように保険もかけてますけど、事故とか大病で、死なないけど仕事は出来ません、っていう状態になったらホントどうしようもないです。

だから、自己管理がとっても大切です。
僕がジムに行ったり走ったり泳いだりして鍛えているのも、それをしないことによるリスクがおそろしいからです。

そして、クリニックの院長は孤独です。
きょうクリは、学園前も西大寺も、院長以外にドクターがいますが、多くのクリニックでは一人で診療をしています。

僕も開業当初はそうでしたが、それって寂しいんですよね。
病院で勤務していた時はたくさんの仲間がいて、同じ悩みを共有して、話をして、ガス抜きして、て出来ていたのが、開業すると出来なくなります。

外でドクター同士会う事も忙しくてままなりません。

結局、最後は「何のために働いているのか」というところに立ち返るしかないです。
最初の理念を忘れずにできるのか。

最初は地域医療に貢献するとか、自分のやりたい医療を実現するとか、希望に燃えていたのが、そのうち「借金を返すため」「患者さんが多すぎて診療時間を増やして対応するしかない」とかなると、燃えつきてしまいます。

僕の知っている開業医の先生も何人か、夜中まで診療されたりしています。
患者さんのためには素晴らしいことだけど、その先生がそれで幸せなのかどうか、ご家族はどうなのか、って考えた時、複雑です。

昔はそれでも開業医と言えば地域の名士的に、尊敬の対象でもありましたし、それなりの報酬も得られていましたが、今はそれも昔の話です。

僕は、自分を燃やしつくしてまでは、患者さんの役には立てません。出来るだけ自分を大切にしたいです。

特に精神科医、臨床心理士として、「メンタル管理のプロ」である以上は、人の幸せよりまず自分の幸せを実現すべき、って思うからです。

例えるなら、見るからに不健康なトレーナーに運動のアドバイスをされたって説得力無い、っていうことです。

診療も大切だけど、クリニックと言う場所がないと地域の患者さんのお役にたつことも出来ないわけなので、もうちょっとマネジメントも頑張らなきゃなあ、って改めて考えた次第です。

本日はこの辺で、ではまた!
無料メルマガ「児童精神科医きょうもぼちぼち」、第一第三木曜に配信しています^^
人気ブログランキングへぽちっと押していただければ嬉しいです☆
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へブログ村もよろしくです☆