きょうです。
スマホ依存の問題、なかなか手強いです。
これは子どもだけの問題ではなく、大人も、です。 
携帯電話をみんなが持つようになって、20年あまり。
そしてこの3、4年くらいで、携帯電話いわゆるガラケーからスマホへ一気にシフトしていきました。

スマホは便利すぎて、ネットもさくさくつながるし、瞬時にいろんな情報に触れることができます。

ガラケー時代は、スクロールも面倒だし、そんなに携帯いじろうか、って気にもなかなかなれなかったのが、スマホになって生活様式が変わるくらいの影響がでています。

電車でも雑誌や新聞を読む人は激変していますし、きょうクリの待合いでも、雑誌を読む人は減っています。
なので、雑誌をおくということも、これからあんまり意味が無くなってくるかもしれません。

12年前に開業した時は、雑誌を充実して揃えるというところにもこだわりがありましたが、清潔の概念も広がって、不特定多数が触れるものは敬遠されるようになってきて、僕のこだわりも薄れてきました。。

さて、スマホ依存ですが。。

少し前なら、買わない、持たせない、なんて議論も成立したのですが、これだけ皆が持つのが当たり前の時代になって、もはや「持たせない」という選択は無理でしょう。

とすれば、持ったとして、それをどのように使うか、管理するか、という問題になります。

時間や場所で、構造化する、限界設定をする、これは基本になると思います。

時間で言えば、12時以降はスマホ触らない、とか、場所で言えば、学校には持って行かない(スマホ禁止の学校もあります)、寝室には持って行かない、などあるでしょう。

なんにせよ、日中の行動、会社や学校のパフォーマンスに影響が無ければ、スマホに依存しても全然問題ないとは思うのですが、クリニックで相談を受けるレベルは、そうも言っておれないわけです。

大人なら課金をして大変なことになっている、子どもなら生活リズムが崩れて学校に支障が出る。。

飽きるまでさせる、なんてことは無限の可能性を持つスマホに関しては当てはまりません。

スマホ依存の子どもたちがどのような経過を辿るのか、というのも、過去のデータがほとんどないので、手探りで見て行くしかないわけです。

ひとつ言えるのは、家庭内や身内だけで悩んでいても、絶対に良くはないので、客観的視点を持つ第三者、医師でもカウンセラーでも教師でも、を入れて、一緒に相談体制を取ることが大切ではないかということです。

基本、僕自身は相談を受けた時は、時間なり場所の構造化をしてもらって、限界設定を超えたらスマホを親がしっかり管理する、という提案をしています。

最初は泣きわめいたり大変であっても、その管理でまずまず乗り切っている家庭もあります。

一番良くないのは中途半端な対応です。
泣きわめいたから諦めてスマホを渡す、ルールを破る、それなら最初からしないほうがマシです。

一般的に依存の治療というのは、依存物質を完全に断つ、というのを最終目標にするわけですが、スマホ依存にそれが当てはまらないので、非常に難しい。

ジョブズが生きていたら、この問題にどんな処方せんを切っていたのかと、しても仕方が無い想像をしてしまうのですが、業界含めこの問題に取り組んではいると思うので、注視しながら、僕も臨床に取り組んでいきたいと思います。

本日はこの辺で、ではまた!