きょうです。
元気があればなんでもできる。ということで毎日元気(空元気?)に日々ぼちぼち暮らしております。
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若干、菜々緒ポーズっぽいサランです^^;
さて、今更ながらですが、というか当ブログで今まで触れてこなかったのはなんでだろう〜という「ADHD適正流通管理システム」について書いてみたいと思います。
ADHDの治療薬は現在4種類ありまして、コンサータ、ストラテラ、インチュニブ、ビバンセ。
ビバンセは現在18歳未満の小児にしか投与できませんし、おそらく今後成人への新規投与は難しいでしょう。成人への治験もされてないようですし。
ビバンセについてはまたあらためて書きますが、覚せい剤原料を含みますので、例えばビバンセを服用している方が薬物探知の尿検査を受けたりしちゃいますと、覚せい剤反応が出てしまったりするのです。

ということで、きちんとADHDの治療でビバンセを服用しているということを証明するために、医師は専用サイトで患者さんを登録して患者カードを発行、患者さんは常に患者カードを携行してあらぬ疑いを晴らす必要があるのです。

その専用サイトというかシステムが「ADHD適正流通管理システム」というものですが、なぜ「ビバンセ管理システム」ではないかというと…

ビバンセ管理するなら同じ中枢神経刺激薬でかつてリタリンで依存乱用でまくった成分と同じ薬のコンサータも管理してしまえ!ということで、コンサータも管理対象に入ってしまっているので、まとめてADHD適正流通管理システムになったわけです。いや、このあたりの経緯は推測です。たぶん。知らんけど。

そして、このシステムに医師が登録すればめでたくコンサータやビバンセを処方できるわけですが、そのためには研修を受けたり、推薦を受けたり、いろんなハードルがあります。

そんなのめんどくせーって医師は、コンサータを処方できなくなって、そういう患者さんたちがきょうクリにも流れてこられているわけですが。。

そもそも登録医にならないってお前ら精神科医としてやる気あるのか?と声を大にして言いたいわけですが、まあみなさん有病率は統合失調症をはるかに超える疾患であるADHDの診療なんてめんどくせーとか思ってるのか、これ幸いとばかり、登録をあえてしない開業医とかの意図が透けて見えます。

ADHDの並存疾患でうつとか不安障害とかなって困ってる患者さんも結構多いし、やっぱり鑑別疾患としてADHDは診療でけんとそれは精神科医とは言えんやろ!とこの10年以上ずーっと叫び続けているのですが、この先10年もきっときょうクリの中心から叫び続けているのでしょう。

さて、ADHD適正流通管理システム、そうは言っても移行措置というのがあって、そんな急に管理システムに登録もでけへんやろうからちょっと待ってあげるよ、今までコンサータ処方していたドクターはとりあえず処方しててもいいよ、ってことだったのですがこれはもう今年の6月末日をもって医師の移行措置は終わってしまっています

なのでコンサータを出したい医師はすべて管理システムに登録しないといけない。

そして、これまでコンサータを服用していた患者さんも、しばらくはシステムに登録しなくていいよ、てところだったのですが、この既存患者さんへお移行措置も今年の12月31日で終了です

来年のコンサータ処方からは必ず全ての患者さんがシステムに登録して、患者カードを携行しないといけません。

ということで僕も重い腰をあげて、患者さんへの説明と登録をすすめているのですが、なんか移行措置の業務が集中しそうな感じです。。いや、わかってたんですけどね。

で、登録してしまうとあとは毎回処方のたびにシステムで処方登録しないといけません。薬局さんもこのシステムには参加しているので、医師側が処方登録しないと調剤ができない状態になってしまうという。

まあ、正直処方登録自体は簡単です。そんなに手間かかりません。秒とまでは言わないが、大丈夫です。

だから精神科医の皆さん、めんどくさがらずにADHD適正流通管理システムへの登録をお願いいたします。

コンサータが処方できないのでと患者さんを紹介してきた医師は僕のデスノートにリストされます(嘘
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ふう。落ち着こう。みなさん仲良くやりましょう。向上心をしっかり持って、日々勉強、ブラッシュアップを続ける精神科医でありたいですよね。
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最後にもう一度菜々緒ポーズのサラン。

本日はこの辺で、ではまた!