きょうです。
本日は岩坂英巳先生について書きたいと思います。
闘病生活をおくっておられたのですが、先日永眠されました。
岩坂先生は、僕が奈良医大で研修医の時の初めてついてもらった指導医の一人でした。
岩坂先生との当時のエピソードは過去ブログに書いています。
僕が研修医だった頃の、昔話

当時から優しい包容力のある先生でした。
アメリカ留学して、UCLAでペアレントトレーニングを学んで帰国され、日本でも実践普及に努めてこられました。
奈良教育大学でペアトレを実践されていた時、当時僕は開業間もなかったのですがこれはチャンスとばかりお願いして、半年間参加させてもらったりもしました。

闘病生活を送られていることは聞いてはいたのですが、新型コロナ禍でもあり、お会いすることもはばかられるような世の中の状況。
何度かリアル研究会も開催されようとしたものの、コロナでキャンセルになり。

最後に連絡したのは、コロナで発達障害ネットワークの研究会がキャンセルになり、「お会いするのを楽しみにしていたのですが残念です、返信不要です」という旨のメールを送ったところ、「サンキュー また会いましょう」と返信があり、ちょっとほっとしました。

もっといろいろお話がしたかったし、教えていただきたいこともありましたが、それでも奈良県立医大精神科に入局したおかげで先生と出会えていろんな教えを請うことができて、自分は幸せだったと思います。

自分自身、7年前に死にかけて気づいた、「人間いつかは死ぬ、早いか遅いかだけ」ということ、そして人間は死んだ時にその生き様を問われると思っています。岩坂先生が最後まで毅然と生き抜かれたということを聞き、自分もいつか訪れるであろう時にそうありたい、そんな風に感じました。

岩坂先生、ありがとうございました。そしておつかれさまでした。
後輩の一人として、児童精神科医として、真摯で恥じない臨床をしていきたいと思います。

では、また。