8月4日(土)の午前中に大鶴地区の自治会長と外部支援者との懇談会を行いました。
大鶴地区は全部で7自治会に分かれており、その自治会長さんが市まちづくり推進課の呼びかけで集まっていただき、現在のお悩みについて話し合いを行いました。

・まだ泥出しが終わっていないので、ボランティアには引き続き活動をお願いしたい。
・うちの自治会では被災した家が少なかったので、遠慮されていてまだお願いしていない家が実はあるんです。
・次に大雨が降った時にどのように避難するのか、避難所が遠くてなかなか行けないお年寄りをどうする?
・みなし仮設住宅に入られていたり、親戚宅に避難されている方もいて、地域がバラバラになってしまうのではないか?

という声が出ていました。
IMG_2068_s

その後、しずおか茶の国会議の皆様による足湯とお茶会が大鶴地区の上宮町自治会にある公民館で開かれました。
かなり好評で35名の方が参加してくださったそうです。
やはりこうしたゆっくりとお話ができる場を作っていくことは、被災地の中で非常に大切だと改めて感じました。

泥出しを含めて被災地の課題はまだ山積みです。
災害ボランティアセンターのみではなく、長期的な支援を行なっていく土台を作っていく必要があることを実感します。

当センターは地元の地域おこし協力隊や西原村百笑応援団の河井さん、外部支援団体とも連携を取りながら、長期的な支援体制づくりに取り組んでいきます。

引き続きのご支援をよろしくお願いします。(頼政 良太)

IMG_2069_s

(なお、「2017九州北部豪雨災害」支援活動の一部は、公益社団法人Civic Forceからのご支援を戴いてパートナー事業として展開しております。)

■活動支援金にご協力をお願い致します。
郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
*お手数ですが、通信欄に「2017九州豪雨」と明記下さい。
ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座
0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター

★クレジットカードでもご寄付いただけるようになりました!
 下記のURLのフォームより必要事項を入力してください。
 https://www2.donation.fm/kobe117ngo/form.php

被災地の子どもたちへ、夏休みのプレゼントキャンペーン

被災地NGO恊働センターです。私たちは被災地の子ども支援プロジェクトを行います!!
九州豪雨災害の被災地である日田市では、被災を受け衣服はもちろん文房具や靴などが流されてしまったという子どもたちもいます。
また、子どもたちの遊び場であるスポーツ広場がボランティアセンターになっており、公民館も避難所として利用されています。小学校のプールも監視員の保護者が確保できず開放ができないという状況であり、子どもたちの遊び場が確保できていないという問題が起きています。

そこで、3つの被災地の子ども支援プロジェクトを開催することを決定いたしました!

■第1弾 被災した子どもたちへ文房具を送るプロジェクト
被災地の生活再建に少しでもお役に立つように、日田市内で被災を免れた文房具店から購入し、子どもたちへ必要な文房具をお送りします。小学校の育友会を通じて子どもたちへ渡すことを予定しています。
★一口:1000円〜

■第2弾 夏休みプール企画
プールに入ることができず、遊び場のない子どもたちを対象に、近隣のプールへ遊びに行く企画を開催いたします!(プール入場料+往復の移動費+水着セット代金)
★一口:1000円〜

■第3弾 川とふれ合おう!川遊びワークショップ企画
日田市の地域おこし協力隊の協力のもと、川遊びワークショップを開催します。普段、なかなか外遊びが出来ていない状況のため、思いっきり外で遊べるような環境を作っていきたいと考えています。(おやつ代金+往復の移動費+昼食代金)
★一口:1000円〜

このような被災地域のニーズに沿って、今後も支援活動やプロジェクトを実施していきたいと考えております。引き続きのご協力をどうぞよろしくお願いします。

★活動支援金にご協力をお願いいたします。
ご寄付いただいた支援金は「子ども支援プロジェクト」のほか、被災地支援の活動に使わせていただきます。

郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
*お手数ですが、通信欄に「2017九州豪雨こども」と明記下さい。
ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座
0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター 

★クレジットカードでもご寄付いただけるようになりました!
 下記のURLのフォームより必要事項を入力してください。
 https://www2.donation.fm/kobe117ngo/form.php

福岡県東峰村にて活動を通じて

九州豪雨水害の被災地東峰村の岩屋地区において活動を続けております。ここは大分から福岡へと流れる筑後川の支流・大肥川、この大肥川に県境付近で合流する「宝珠山川」の周辺に位置するところです。
この岩屋地区の下鶴集落で活動を続けておりますが、ここにたどり着くまでにいくつもの大規模な土砂崩れなどによって道が寸断されていた場所を通り抜けて、さらにこの下鶴集落の間を抜ける県道も土砂崩れと濁流が一気に流れ込んで県道自体を破壊しながら流れて行ったため、現在道路の復旧作業が国交省を中心に行われているという状態です。

かなりの流木が流れ込んできているため、まずそれを取り除く作業として、昨年の熊本地震で被災をされた西原村の古閑地区の皆さんが重機やチェーンソーなど様々な道具を持ってこられていたので、それを持って活動を始めました。

まだまだ家の中の土砂を出したり、また家の周りの片付けや、家財の運び出しもこれからという状態です。

20229814_1386465971401111_5985426540393666392_o_s
20157468_1386465904734451_7307630179262089760_o_s
20157210_1386465671401141_6879908186058885994_o_s

このあたりは「日田杉」で有名なところです。東峰村は特に福岡県内では年間4万㎡もの木材を出している、県内で有数の林業のところでもあるそうです。ですが、徐々に従事者も少なくなっている状態だそうです。

ふと疑問に思い、他県ですが林業に従事する方からお話を伺うことができたのは、「杉とヒノキの植樹はどう棲み分けているのか」ということです。
中山間地に参りますと、何気なく杉やヒノキを目にするのですが、これは実は「土地が肥えている、水分が多いところに杉を植え、土地が痩せているところにヒノキを植える」ということだそうです。
また、その方は九州に来られた際、山を見てこんな感想を持たれたそうです。
「挿し穂(挿し木)がほとんどだなぁ」と。これは木を植樹する際、別の場所で育てた苗を山に植樹するということだそうです。種を植えることを「実生(みしょう)」というそうですが、一般的には挿し穂(挿し木)がほとんどです。

また研究(松永孝治(2008)九州森林研究 61 : 124-127.)によると、「スギにおいてさし木は実生に比べて初期成長が劣るものの,通直性や形質の均一性に優れるといったこれまでの通説(有井,1986;藤澤,1998;宮島,1989)をほぼ支持する結果となった。ヒノキではさし木は実生に比べて通直性で優れること, 実生は成長量でさし木より優れることが確認された」とあります。一定の品質の木材を生産するためにはやはり挿し木の方が好まれるということが経験や研究などからも分かっていることのようです。

この挿し木と実生には根の違いもあるようで、成長において実生は直根で深く地中に根を伸ばし、その後横へと根が生えてくるそうですが、それに比べて挿し木の場合は根が横に生えていくようです。

こうして、有数の杉の生産地での今回の被害、ということは逆に今やほとんど従事者がいないような山林に今後大きな雨に見舞われた時にはどのような状況になるのか、ということにもつながります。これは、日本全国、今後この量の雨に見舞われた時、こうした被害がどこでも起こりうる可能性があるということとして捉えることができます。

そして今一度、山古志で聞いた言葉が思い出されました。
「これらの工事は山の中に災害を閉じ込めて、下流にある都市部を守るためのものでもある」

これから様々な砂防工事などが被災地では行われていくと思われますが、それはこの雨で被害を受けた方々のくらしを守るものであると同時に、この土砂が流されて下流にある都市部に影響が及ぼされないためのものでもあることを考えること、この災害は決して他人事ではないのではないでしょうか。

今はまだ復旧に、そしてまだ行方の分かっていらっしゃらない方々もおられる中、多くの方々が被災地で尽力されていますが、まだまだこれからです。
どうか心を寄せていただければ幸いです。
                     (鈴木 隆太)

20247900_1386465608067814_4048726740300790075_o_s
20157827_1386465814734460_6613823651196159516_o_s
20157649_1386465748067800_2944917885393876550_o_s

■活動支援金にご協力をお願い致します。
郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
*お手数ですが、通信欄に「2017九州豪雨」と明記下さい。
ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座
0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター

↑このページのトップヘ