2005年10月

2005年10月31日

■第1志望の病院に内定することができました。   〜塾生の声〜

朝日







私は、衆知共栄塾の一塾生で、現在医学部6年生のものです。

来年から研修医として働くのですが、先週就職面接の結果発表があり、おかげさまで、第1志望の聖マリア病院に合格することができました。
厳しい採用状況の中、熱望していた勤務先に就職できる幸せを噛み締めております。

これもひとえに衆知共栄塾のおかげだと思います。

就職面接は面接官とのコミュニケーションであり、面接官への思いやりが肝心であること。
面接では借り物の言葉ではなく、自分自身の言葉で語ること。
コミュニケーションとは、言葉だけでなく、非言語的なメッセージが大切であること。相手の目を見たり、思いを込めた声で話すこと。

このようなことを塾で教わっていたおかげで、面接官の方々に自分をうまく伝えることができたのだと思います。

田中天元先生、共に学んでいる塾生の皆様、そしていつもブログを読んで下さっている読者の皆様、本当にありがとうございました。


ところで、昨今、「医者のサラリーマン化」だとか、医者に精神的なバックボーンや信念がなくなった、とか言われています。

正直、私も大した信念なく医学部に入学してしまいました。情けないことです。
それで私は、大学4年生を終えたとき「自分は、まだ医者としての志が足りない。医者は責任がある仕事なのに、迷いのある自分が医者をするのは患者さんに申し訳ない」
と悩み、周囲が反対する中、大学を1年間休学しました。

休学中は、まずアルバイトで留学の費用を捻出し、並行して読書に勤しみ自己の内面を見続けました。
アメリカ留学中も、ホームステイ生活のなか自分自身との対話を継続しました。

そうして、人や本との幸運な出会いが積み重なり、ついに私は、将来技術と人間性の両方を備えた立派な臨床医になりたい、と決意を新たにすることができました。

最初は不安でいっぱいでしたが、充実した1年間を経験でき、休学して本当に良かったと思っています。

このような経緯もあり、私が共栄塾で学んでいるのは

「大学医学部で学ぶことのできない医者として最も大切な部分、人間性だとか医療の本質を天元先生は教えてくれる。

 本当の学問を享受してくれる、ほんまもんの先生だ。
 ここで学べば、自分の理想の医者に近づける。」

と思ったからでした。

私は、来年聖マリア病院で研修医として働きながら、「医は仁術」をテーマにブログを書いていこうと思っています。

共栄塾で学んだことを研修医として実践し、その記録をブログに書けば、現役研修医の人々や、これから研修医を目指す後輩達の役に立てると思いました。
「仁術とは何なのか?」「どうすれば仁術を患者さんに実践できるのか?」を一生懸命考えていこうと思います。

私のような青二才がこのような高尚なテーマを書くのは恐れ多く、内容も未熟で拙い体験記になるとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。



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kyoeizyuku at 10:12|PermalinkComments(0)●塾生の声 

2005年10月30日

■自分自身の自己重要感を満たす。  〜塾生による座談会のレビュー〜

木漏れ日







コミュニケーションでは、まず相手の自己重要感を高めることを考えましょう、ということでした。
自己重要感とは、「自分はすばらしいんだ。重要な存在なんだ。」という満たされた感情です。

人から褒められたり、関心を持ってもらえたら、自己重要感は上がりますよね。
他には、自分の話を真剣に聞いてもらったり、笑顔でニコっと挨拶をされたりするときも、嬉しく感じますよね。

このように自己重要感を満たす方法は、たくさんあります。
是非、読者の皆様も、自分なりに色々考えたり、試してみて下さい。

さて、このように自己重要感をしていくには、まず自分の自己重要感が満たされている必要があります。

自分が落ち込んじゃってるときや、がっかりしてるときは、なかなか人に関心を持ったり、褒めたりする余裕はありませんよね。

そんなときにとっておきの方法があります。
魔法の呪文「マントラ」を唱えるんです。
マントラとは「それを唱えることで、自分の自己重要感が高まるフレーズ」のことです。

例えば、共栄塾では天元先生が愛用されているマントラを教えてもらい、まず塾生達は、そのマントラを日常生活で唱えることにしました。
それは「我が見識は空よりも高く、我が度量は海よりも広し。」です。

実生活で、少しカッとしたときや、ちょっとイヤなことがあってがっかりしているときに、「我が見識は空よりも高く、我が度量は海よりも広し!」と3回唱えるようにしていました。

すると、あら不思議、気持ちが晴れ晴れとしてきて、マイナス感情がどっかに飛んじゃうんです。
是非、皆様も試して見てください。

慣れてきたら、自分自身でこのマントラを作ってみるのも面白いですよ。

「私は世界一の女よ!」とか、「俺は宇宙一モテる男!」とか、自分がそうなりたいなという理想像や状態をフレーズにするんです。
そうやって、自分がしっくりくるものが見つかれば、さらに効果があるかも。

また、他に自分の自己重要感を満たす方法として、天元先生は、自分が好きなことを時間を作ってやりましょう、とおっしゃります。

おいしいものを食べたり、好きな漫画を読んだり、映画を見たり、自分が楽しいなと思うことをしっかり時間を作ってやるんです。
大好きな趣味があれば、趣味に没頭して、そのときは仕事のことも忘れて楽しみます。

楽しいから、自己重要感が満たされますし、気持ちにもゆとりが出てきますよね。

人の自己重要感を満たす、とは言っても、まずは自分が幸せになっていいんだと思います。
自分がハッピーであることが、周囲の人をも幸せにするんだと思います。



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2005年10月29日

■個人と組織の差  〜現役熱血高校教師の雑感〜

地球









チャプリンの映画に「一人殺せば殺人犯、(戦争で)大勢殺せば英雄」というのがあった。

個人レベルで人は他人に罰を与えることは許されていない。

それは私刑だということで禁止されている。

ところが組織になると一変する。

裁判官は死刑を言い渡し、国家は自分たちが敵とみなす人々をミサイル、戦車で攻撃し大勢の人を殺す。

過半数の人が支持すればある意思を持った組織ができる。

組織はオールマイティーである。

法律が出来、それを守らせるための人が配置され、違反した人を逮捕し裁判にかけ、刑罰を課す。

国家間の意思の対立は大勢の人が死ぬ戦争に発展する。

ほんの2年前に私はアメリカがイラクを攻撃することを支持した。

今は反省しています。

やはり戦争はいけない。

ガンジーレベルではないにしろ、人々はお互いに信頼しあうべきだと思います。

日本にミサイルが打ち込まれるとしたらあなたは反撃するでしょうと問われたことがあったが、今私は、そのまま死んでも良いかなと思う。

永い宇宙の歴史の中で私が死のうが生きようが些細な出来事だ。

それより、組織なるものに他人の意思を踏みにじる強大な権力を与えて良いものだろうかと考え込んでしまう。

たとえ組織というものに姿、形を変えたとしても人には人を裁く権利があるのだろうか。



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2005年10月28日

■「fly to fly」  〜お知らせ〜

JALJAL2







左のサイドバーにて、天元先生作詞・作曲の「fly to fly」を試聴できます!
JALのCS BGMに採用されたオリジナル曲です。

こちらからもどうぞ!


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「FLY TO FLY !」
作詞・作曲:田中天元 *著作権があるので、無断転用禁止は禁止させていただきます。

まどろんだ運河に 風車の影が映る

風に散った花びらを ひとりで見つめてる貴女

旅人に夢運び 疲れたの Oh Yes!

ホラ淋しがり屋さん ホラ笑って笑って

笑顔の素敵な貴女

Fly to Fly with my fellow

素晴らしい仲間達よ

Fly to Fly with my fellow

世界へ夢を運ぶ



マロニエの舞い散る 歩道にひとりたたずみ

届いたばかりのエアメール じっと見つめてる貴女

尽くしても届かないこの想い Oh Yes!

ホラ淋しがり屋さん ホラ笑って笑って

笑顔の素敵な貴女

Fly to Fly with my fellow

素晴らしい仲間達よ

Fly to Fly with my fellow

大空かけめぐる



青春の思い出は 美しく Oh Yes!

Hellow 夢見るひとよ ホラ笑って笑って

えくぼの素敵な貴女

Fly to Fly with my fellow

素晴らしい仲間達よ

Fly to Fly with my fellow

はばたけ世界の空へ

***リフレイン***



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kyoeizyuku at 14:07|PermalinkComments(0)●お知らせ 

■人生という散歩道  〜天元先生のお話〜

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人生という道では、いろんなことを経験する。

喜んだり悲しんだり、ワクワクしたり。

そうやって、心を磨く、人生の散歩道。


みんなが、はらはらドキドキ、今この瞬間をしっかり楽しむなら、

人生は素晴らしい散歩道になる。


散歩道の分岐点に立ったら、「正しいより楽しい」道を選択していく。


アサガオのタネは、やがて花を開くし、明日も太陽は昇るし、

土砂降りの雨だって、やがて青空に変わる。

何かうまくいけば、誰だって嬉しいし、

たまには早起きをして昇ってくる朝日を見たり、早起き鳥のさえずりを

聞いたり、太陽に向かって咲き誇っている花を見たりしながら、

感謝されたり感謝したりすると気分がいい。

人間も動物も植物も宇宙も【よくなる】と【心地よく楽しくなる】ように

できている。

だから、心穏やかに心地よく、楽しくなるほうへ歩いていけば、

人生は間違いなし!


(写真 篠山市HPより)




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kyoeizyuku at 04:10|PermalinkComments(0)●塾長の話 

2005年10月27日

得意平然失意泰然。  〜塾生による座談会のレビュー〜

パンジー (パンジーです。季節の花300より。)







「得意平然失意泰然」という言葉があります!

「得意なとき、調子がいいときは、平然としておきましょう。
 失意のとき、がっかりしたときは、泰然としておきましょう、安らかにしておきましょう。」

という意味です。

これができると、達人の域だそうです!(笑)

ここで大事なことは、表面的に周りの人に出すことではないということです。
自分の心の中で感じることだということです。

上手くいって、皆が「良かったね!」と言ってくれているとします。
このとき、無感情に「いやあ、たいしたことありませんよ。」と言うと、敵を作ってしまいます。(笑)
みんな「あのやろー!」と感じます。

そうではなくて、「いやあ、おかげさまでありがとうございます!本当に、僕も嬉しいです!」と表面では喜び、皆に感謝を表現します。

それで、心の中では有頂天にはならないということです。
冷静に「まてまて。落ち着こう。」と唱えます。

失意したときも「失敗して、残念だったね〜」と相手が同情してきたときに、平然と「いやあ、大丈夫だよ」というのは反感を買ってしまいます。(笑)
相手は「いやあ、〜ちゃん、心配してくれてありがとう。」と言うのを期待しているからです。

だから「いやあ、がっくりしちゃってさー。もう参っちゃったよー。」と外には失意するのです。
心の中では、うろたえず「このぐらい何てことない!大丈夫だ、よし!」と言います。

つまり、周りに見せる外面と、心の中の内面を一緒にしない、というのがポイントです。

これができると、モノゴトに動じることなく、平静の心を保てるようになります。
同時に、深みのある、味のある人間になっていけるということです!



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2005年10月26日

■表裏一体。 〜座談会のレビュー〜

何でもモノには表と裏がありますよね?


葉っぱの表と裏。

人間の精神と肉体。

電気の陽子(+)と陰子(−)。


このように、陰陽がモノの形を創ります!

これを「表裏一体」というそうです。


このとき、私たちは「表の方が優れている」と考えがちです。

「裏稼業」とか「あの人には裏がある」とか、一般的に裏にはマイナスのイメージがあるからです。

しかし、「表より裏の方が優れている」と考えたり、表だけ見て裏を見なくなると、価値観というものは間違ってくるのかもしれません。


例えば、一つの考えに凝り固まりやすくなると思います。

自分が「これは正しい」と思ったとき、反対に「正しくない」と考える人も世の中にはいます。

人数でいくと、基本的に世の中の半分の人が自分と反対意見です。


それを知っていないと、人間関係のトラブルが生じたり、視野が狭くなってしまうと思います。

「自分はこれが正しいと思います。でも反対の人がいるのも知ってますし、反対意見も同じくらいの価値があると思っています。」というスタンスでいけば、視点も広がり、人間としての度量も大きくなるのかもしれません。

だから、モノゴトには表と裏があることを意識しておくこと、そして表と裏は等しい価値があるということを認識しておくことが大切だと思います。

そうすれば、自分と違う意見の人をも尊敬し、相手から学ぶことができるようになると思います。

そうして、異なるもの同士が尊敬し、高め合うことで、創造性は生まれるのだと思います!



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2005年10月24日

■湯川博士とアインシュタイン博士の涙  〜天元先生のお話〜

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リハビリを兼ねた朝の散歩道でキンモクセイの香りが降ってきた。

この香りの中で、今こうして平和な心でいられることに感謝していました。

戦争のない平和な世界について、考えていたら、M新聞の特集を思い出した。

1945年の敗戦で打ちひしがれていた日本人にとって、49年に日本人で

初のノーベル賞(物理学)を湯川秀樹博士が受賞した。

敗戦の年にアメリカに招かれた博士はアインシュタイン博士と対談している。

そこで、アインシュタイン博士は

「自分はユダヤ人でヒットラーに殺されかけて米国に逃げてきた。
 ヒットラーのナチスドイツをどうにかしなければということで、
 原爆を作った。その結果、罪もない日本人を殺して申し訳ない!」

と言って涙を流した。

湯川博士は

「あなたが悪いのではない、日本が戦争の仲間入りをしたから
 いけなかったのです」

と話して、核廃絶運動をアインシュタインと一緒に始めたということでした。

その後、博士は「人類が平和になるという簡単なユートピアの原理が、科学者
達にはわからない。戦争はばかげたことだという大きな考えがわからない。
社会のことは社会学者に任せたらいいという見識の狭さがある。とくに先進国
の学者にその傾向が強い!」と世界の科学者達に言い続けたのです。

また、博士は「日本という国は、自分の利益だけを考え、社会に対して黙って
いる人が得する風潮があるが、これではいけない。」と警告を発してきました。

地球という星の中でやりあって、戦うようになったらおしまいだという信念を
抱いて、1961年に「世界連邦世界協会(ニューヨークに本部がある)」
の会長に就任して地球規模の運動をした。

彼の有名な言葉があります。

「世界連邦は昨日の夢であり、明日の現実である。

 今日は明日への1歩である!」

95歳になった今も、夫の崇高な意思を継いで平和な世界を目指す運動をして
いる湯川博士夫人に、キンモクセイの香りの中で、エールを送っていました。



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kyoeizyuku at 00:17|PermalinkComments(0)●塾長の話 

2005年10月23日

■念力(=今の心)を高める

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季節の花300





 未来のことが心配で心配で、それに心を奪われているとき…。

 そういう時は、未来の準備に忙しくて、心が今ここにいません。

 未来に心は釘付けになっている状態です。

 逆に、

過去のことを悔やんでばかりいても、そこに心が釘付けになっていて

 立ちすくんでしまい、動けなくなります。

 心が今に存在することの大切さを忘れている状態です。


 「 忙」も「忘」も、今ここに心が無い状態。


  今この瞬間に、心の照準を合わせることが「今の心、すなわち念力」

 生命力を生み出す源泉でもあるのです。

 心が今のこの瞬間を味わっていると、凄いことが起こります。

 不安や後悔から開放されるのです。

 未来に対する不安と、過去に対する後悔。

 不安や後悔は、心が今ここにない状態。


 心を今この瞬間のあなたと一致させることができると、感性の

 アンテナのスイッチがオンになるのです。

 そうすると、心を縛っている恐れから開放されるようになります。

 たとえば、コンクリートの割れ目から生えている雑草が見える。

 「よくもまー、こんな場所で芽生えて懸命に生えているなー」って気づく。

 見過ごしていた、道ばたの小さな花が目にとまる。

 空一面を朱色に染める夕焼けが見える。秋の月の青白さがわかる。 

 星がひときわまたたくのが見える。これって数万年か数億年前の光ですよ。

 秋の虫の声が聞こえる。

 そして、「あ、な〜んだ、今確かに頑張って生きているんだ」って気づく。

 生きているということは、どんどん良くなる流れにいるということ。


 人生とか宇宙は自然によくなる方向へ進むようになっているのです。

 今の心、今の瞬間を大切にするだけで、気持ちよくなるようにできている。

 だからそうしてみて下さい。ただそれだけでいいのです。

 過去を振り返ったり、未来を予測して難しく考えるから、

 こんがらがっちゃってワケがわからなくなるのです。

 単純にいきましょ、単純に。

 カンタンにいきましょ、カンタンに。軽〜くいきましょ、軽〜く。

 今のこの瞬間だけに集中すればいいのです!

 今のこの瞬間だけに生きていることを実感すればいいのです!



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kyoeizyuku at 06:24|PermalinkComments(0)

2005年10月21日

■ 四季に学ぶ自然の法則   〜天元先生のお話〜

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 今年の暑さと残暑の厳しさは記録的でした。

 朝顔たちは「いつまで咲かなければならないんだろう?」と

 思い煩い。セミたちも声が枯れ果てていたようですね(笑)

 秋の虫たちは「いつになったら出番がくるのかな?」と真剣に

 心配していたようです。

 でも、時期は多少ズレましたが、確実に季節は巡ってきました。
 
 春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来る

 数万年前から続いてきた 自然のサイクル

 これからも永遠に続くであろう 自然のサイクル

 春夏秋冬があるから人間は、多くの知恵を育んできたのでは
 ないでしょうか?

 もし、春夏秋冬がなかったら、台風が来なかったら、梅雨がなかったら、
 雪が降らなかったら、私たちの先祖は、こんなに知恵を働かしたでしょうか。
 自然を感じて自然と生きることで人間は進化してきたのだと思います。

  季節があるから日本人の繊細な心(文化)が育ったのではないでしょうか?

  日本はたまたま四季がちゃんと来て自然環境に恵まれていたから、自然と共生
 する生活の知恵が発達したのではないかと思います。

 私は、仕事の関係で長年外国に滞在することが多かったのですが、料理法ひとつ
 をとってみても、日本料理ほど多種類の調理法は外国にはありません。

 五感を総動員して、味わう料理も日本独自のものだと言えます。

 他国に比べ自然の変化がハッキリしてるから、私達日本人は繊細な知能を高めて
 環境に適応してきたということなんですね!

最近になってようやく、「この世に自分があるのは先祖のおかげなのかなぁ」と
 思えるようになってきました。

 そして自分も自然の一部なのかと… 病気をして始めて考えるようになりました。

偉大なるかな!偉大ゆえに日本ではさまざまな神々が自然の中にいるように感じて

 きたのだと思います。

 人間はいろんな経験をして精神が成長してくると、自然からいろいろなことを
 学び、
    「自然に逆らわず、自然体で生きることが楽に生きれる方法なんだ!」

 ということに気づき、少し悟れるのかもしれませんね(笑)

 自然の理にかなっていないことを「無理」と言います。

 これは疲れます!

 自然の理にかなっていることを「道理」と言います。

 これは楽です!

 「無理が通れば道理が引っ込む状況」というのは、いつまでも暑い残暑は

 続かないのと同じで、長続きはしないものです!



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kyoeizyuku at 04:11|PermalinkComments(0)●塾長の話