萌え出づる春になりにけるかも

ゆっくり走りながら、夜空を見てぼーっと考えたこと。

9月のまとめと今シーズンの結果

9月はこれだけ

2019.9
思いっきりハードル下げて目標150kmとしてたところ、かろうじて160km走ったけど、
例年200kmは走ってたんだよなー。
それにやっぱりまだマトモに走れない。

この夏、こんなに走れなかった理由は前のエントリーに書いたんだけど、
・・・要するに、
やる気がない、他の趣味に走った(ここで言う「走った」というのは修辞学的な意味で)、
そして年取った、という根本的問題。

9月に入ってもまだ走れてない理由は、
暑かった。
という単純かつ当たり前すぎる理由だった。
最初の2週はマイコースがマトモに走れなかったし、後半の20km超ロング走は途中で脚が止まった。
10月に入って、やっと涼しくなってきたので、あと2か月なんとかあがいてみるつもり。

ところで、今シーズンのマラソンエントリーの抽選結果は・・・

11月10日 おかやまマラソン・・・落選
11月17日 神戸マラソン・・・落選
年明けて
2月16日 京都マラソン・・・落選
2月23日 姫路城マラソン・・・落選
なんと4連続落選。

12月1日の松江城マラソンだけは無抽選なので、これは走れる。
そして、
3月1日 東京マラソンは当選

ことごとく落選して、唯一東京マラソンだけは当選。
運がいいのか悪いのか。
抽選結果に一喜一憂し、予約していたホテルをキャンセルしたり新たに申し込んだり、
飛行機のチケットを取ったり、現地で大会前日開催中の美術展を探したり、
というマラソン関連で一番好きなタスクがこれで終わった。
この記事のタイトルである「今シーズンの結果」は以上で終り。おわり。

それよりわたし、フル完走できるのか。
毎年秋になると不安になるけれど、今年は夏なまけたぶん、本当に怖い。




東京マラソン!2年連続の当選!!(生存確認含む)

4か月ぶりのブログになります。

そもそも月一しか更新してない上に、5月の月間まとめすら更新してなくて・・・
更新が途絶えた理由はたくさんあるけれど、再開するきっかけがなくてずるずると今日まできてしまいました。

今日更新しようと思った理由はこれで~す↓

東京マラソン1

びっくり!2年連続です。
でも本当は当選する予感がしてたんですよねー。
だってわたしの周りの人たち、東京マラソン2年連続当選したって人が多いんですよ。
地方在住だからかなー。お金使うしね。

前回の東京マラソンは一日中雨で、走ってるときはよかったけど、
ゴール後の着替えが本当に辛かった。
更衣テントは狭くて立ったままの着替えだったし、身体も服も濡れてるし、シューズも濡れてジュグジュグだったし・・・

姫路城マラソンの方が何倍も走りやすいしスタート前もゴール後もゆったりしてるし、おもてなしはいいんだけど。。。

来年2月の京都と姫路城マラソンの結果はまだ出てないけど、たぶん東京走りますわ。
2年連続の次はもう当たらないような気がするし。

で、更新が途絶えていた理由は以下のとおり。

・全日本マラソンランキングで100位以内に入れなくてがっくりした。
 (わたしの年齢の分母は620人ー誕生日前だったから昨年より1歳下の人たちだった。)

・おかやまマラソンも神戸マラソンも落選してモチベーションが上がらなかった。
 
・7月末にランニング中激しく転んで膝をすりむいて、全治3週間。
 6月の200kmを最後に7月・8月と全くの低迷。
 8月は暑くてやる気も失せて95kmしか走らなかった。

・他の趣味に走っていた。

・年取って、もともとない走力がさらに低下した。

根本的かつ重層的な理由であり、もう再起不能な感じがしてるんだけど、
出るからには最後まで走りたいので、仕方なしにまた練習します。

あー、辛い。しんどい。たいぎ。

自分自身をなだめたりすかしたりの日々を、今シーズンも過ごしそうだ。


えびす・だいこく100kmマラソン(リレーの部)タスキ、つながった!

昨日は第26回えびす・だいこく100kmマラソン。
この大会は個人の部とリレーの部があり、2人から5人までのリレーの部は交代自由というルール。
コース上のどこでどう交代してもよくて、細かく何度も走ってもいいし、走る距離も自由に決めてもよい。
でもまあ、みんなが楽しく満足感や達成感が味わえるようにチーム内でレースを設計し、でも当日の体調によって走りながらまた変更したりなど調整をしていくおもしろさもある。


わたしは去年に引き続いて知り合いのチームに入れていただき、39kmから56kmまでの16kmを走った。
走力もないのに、山越え区間担当で。
先月のウルトラおろちで習得した「登り坂は歩く」という自己ルールを今回も適用してしまって、みなさんにはとても迷惑をかけてしまった。
本当にすみません、遅くて。

で、その山登り区間。
始めはうっとりするほど美しい日本海を見ながらノロノロと走ったり歩いたりしていたが、途中から道路沿いに鉄条網が張り巡らされ、島根原発の巨大な施設が眼下に広がってきた。
天から与えられた島根半島の美しさをぶち壊す、この建造物には嫌悪感を感じてしまった。
こんな美しい海岸に作っちゃいけませんよ。

峠を越えて原発施設が見えなくなると、また木漏れ日の中を爽やかな風を受けながらの下り道、ちょっとは気を取り直すことができた。

途中歩きながら、個人の部で参加している人とちょっと話をした。
奈良から来たという女性。
奥出雲ウルトラおろちにも出たと…
え?奈良?奥出雲も?
もしかして山ちゃんってご存知なのかしら。

聞いてみると、ご存知らしい。
わー、ウルトラランナーってこんな風につながっていくのですねー。
その方のお名前もうかがったのだけど、わたしは自分の名前を言うの、忘れた。
失礼いたしました。

写真の1枚でも載せたいのだが、昨日のわたしは「財布とiPhoneを忘れる」という大失敗。
もちろん何のカードも携帯しておりません。(交通系カードなど日常生活では使わないし)
これで午前3時30分集合から打ち上げを終えて夜8時の帰宅まで普通に過ごせるというのが田舎の良さというか何というか。いや自慢してどうする?

ということで、わたしが走ったのはこの部分↓

えびす・だいこく
これが全体のコース↓
コース図

山登り区間の走行はやはりきつくて苦しくて、「わたしは個人の部は無理だ。変な気を起こすな。」と肝に銘じていた。
しかし終わったらまたしても記憶が美化されつつある。
でもまあリレーだったら許してくださいよ。

それからもう一つ。
奥出雲ウルトラおろちの身体的ダメージはあまりにも大きかった。
ちょっと考えつつあった、9月末のウルトラ(70㎞)はやめることにした。
これ走ったら、秋の大会がマトモに走れないわ。
ウルトラ走るなら、春だな。
そこまで考えただけでも少しは進歩したのでは。

行政が主催しているわけでもないこの大会。
多くのボランティアに支えられて、エイドステーションのおもてなしにも心がこもっていて、本当に感謝の気持ちしかありません。
大量のしじみが入ったしじみ汁がおいしかったー!





【奥出雲ウルトラおろち】60㎞の部 最終章 《今さらのまとめ》

もう1ヶ月も経ってしまって今さらの感も否めないが、なんとなくまとめておいた方がいいような気がするので。

簡潔に言えば、「走力がない」ことと「年取ってる」の2点に集約できるが、それを怖いのも知らずで挑戦してしまったというだけだ。

①順位から思うこと

2019.4.13 038
【60kmの部】
総合順位:148位/202人中・・・73%
部門順位:53位/78人中(女性)・・・68%
年代順位:4位/4人中(60歳代)・・・最下位
だった。


それにしても60代女性はすごい。
わたしは最年長だったが、それでもまだ(!)62歳。後の3人の方とほぼ同年代と言ってもいいでしょう。
でもみなさん速いわ。3位の人もわたしより1時間早くゴールしている。1位の人は全体でも13位だ。

ということは、60代にもなってウルトラ走る女性は、相当な走力を持つ人たちなんだなーということ。フルが4時間半のわたしがよくその中に交じって臆することなく走ったことだと思う。
いや、「臆する」どころか本当に最初から最後まで楽しんで走ってしまった。


②タイムから思うこと

事前の予想タイムと実際の結果を合わせてみる(赤字が結果)
奥出雲記録結果
ゴールタイムが、予想とはわずか14秒の差だといって喜んでいたが、事前の予定よりも速いペースで走れたのは、三成遊園地から仁多庁舎までの2km区間のみ。
それ以外はことごとく遅れている。
ただ、エイド滞在時間の予定があまりにも長かったため、それを切り詰めて帳尻合わせができただけだ。

事前にペース表を作ったとき、わたしはウルトラはエイドでは10分ずつ休憩するもんだと勝手に思っていた。エクセルに打ち込んだらトータルで10時間を超えたので、これでは間に合わないとところどころ7分休憩に縮めて時間内完走の表を作ったのだ。
ところが実際は5分ぐらいの休憩で間に合った。
それでも十分飲んだり食べたりできたし、食べてすぐ走っても大丈夫な胃腸を持っていたので問題なかった。

これなら来年もいけるんじゃないか?などとまた勝手に妄想している。
最近の練習ではキロ7がとても心地よく、もうフルのタイムを縮めることもわたしには無理っぽい感がするので、60~70kmのウルトラで楽しむのも今後の方向性としてはあるのではないか。
とはいいつつ、ウルトラ走れる走力を作るためには今まで以上頑張らないとなー。


③後遺症

走った翌日はフルマラソンでは感じられない筋肉痛を味わった。
翌々日は腹筋が痛かった。
3日目には完全に記憶が美化されてまた来年も走りたいと思った。

5日目の夜ランは這うような走りだった。
1週間目の20km練習会では途中歩いた。

やっぱり肉体的なダメージは大きい。
このダメージの大きさをしっかりと経験したことはよかったと思う。
もう若くはないよと。


④はい次、と言いつつ、、、

前回の記事に書いたとおり、来週の日曜日、えびすだいこく100kmマラソンリレーの部。
その後は予定なし。
ちょっと地道に練習して秋をめざしますわ。





4月のまとめ

4月のランはこんな感じ↓

2019.4月

やはり13日の60kmのダメージは大きかった。
18日の夜ランは前に進まず。
21日の日曜日は練習会があってキララ多伎往復のアップダウン20kmでは途中歩いてしまった。
せっかくの練習会で歩いてしまうなんて・・・

で、26日からは長女が孫連れて帰省してきた。
これ幸いと走ることを考えないようにしている。
可愛いし、毎日公園連れていかないといけないし、ご飯作らないといけないし、
エプロン作ってやらないといけないし・・・

ということで、今月は166.54km。
数か月ぶりに月間200kmいかなかったけど、まあシーズンオフもないとねえ。
走る方はちょっと休憩して、また再スタートする。


連休明けにはえびす・だいこく100kmマラソン【リレーの部】に出る予定。
あの時、100kmにエントリーしなくてよかった。
リレーの部に誘ってくださったキャプテンに感謝!だわ。
今のわたし、リレーの1区間さえマトモに走れそうもなくて、皆さんに迷惑をかけてしまうことを本当に申し訳なく思っている。
日本海沿いのリアス式海岸を堪能できれば・・・と思っていたけれど、歩きで堪能することになりそうだ。


そして、
奥出雲ウルトラおろち100km遠足(とおあし)の最後のまとめ記事は書きかけたけど、
最後の落としどころが定まらず、宙に浮いている。
ぜひ考えをまとめたいとは思っているが、未だできずorz...

いろんなことが中途半端なまま、連休後半に突入だ。







【奥出雲ウルトラおろち】60㎞の部⑦ 八川駅から横田庁舎(ゴール)まで

エイド番号⑲八川駅エイド(復路)から⑳横田庁舎(ゴール)まで (4km/60.0km)


20時から21時までは
気温9.6℃から8.0℃に下降、風は0.4m。


想定ペースは7分15秒、【ゴール】到達予定時刻20時23分15秒/実際は20時23分29秒着

この区間のガーミンによる移動時間の記録(60kmから63kmまで)
〔 7:39,   7:55,   7:23,   7:10,  〕

エイド食は「フリードリンク」


横田庁舎


横田庁舎②あと4km・・・
完走の確信とともに、あと4kmもあるのぉ!?

あと1km…いやせめて2kmぐらいにしてほしいというのがそのときの実感。
ガーミンではすでに60kmを超えていたのだから。

もうさんざん上ったし、下ったし、食べたし、飲んだし・・・
ちょっとうんざりしながら八川エイドを出発。

その気持ちが走りに表れて、スピードはガックリ落ちた・・・というより歩きが入るようになった。
今回の大会で、唯一心残りなのがこの区間。
まだ元気だったから最後まで頑張ればよかった。

八川駅を出てからしばらくは町並みに入り、道路沿いは明るくなってきた。
夜の街は静かだったが、時々沿道に人が出ていて応援してくれた。
家族で、子ども連れで、仲間で。
「あと4kmですよー」と言われると、さっきうんざりした4kmが励みになってくる。
応援がなかったら、この区間全歩きだったかもしれないが、応援されると嫌でも走らざるを得なくなる。

八川の町並みから横田の町までの間は、今グーグル地図で見ると田んぼだったようだが、もう真っ暗闇で何も見えなかった。
暗闇の中、軽トラを停めてライトで道を照らしてくれていた人が「あと2kmですよー」と。
あああと2kmか。
この大会もあと2kmで終わるのか。名残惜しい気持ちにもなってきた。
でも歩きが入ってしまう。

最後の4kmが走れなかったのは、気持ちの問題ではなくてたぶんもう限界だったんだろう。
きっと後で後悔するだろうな、と思いながらも走り続けることはできなかった。

横田の町に入ると応援の人が増えて、「もうちょっと。頑張れー!」と声援を受ける。
もう夜の8時過ぎ。
夕食も終わっただろうに、この時間帯に応援に出てくださるのがとても嬉しくも、へたれなわたしが申し訳なかった。

するとまたちょっと上り坂。
そのとき、一人で応援していた女性が、
「あとちょっとですよー。この坂を上ったら右折してもうゴールですよー。」と。
え?終わり?
何も把握してないわたしは、何か突然終わりが来たような気持ち。
いや嬉しかった。もうすぐゴール。
急に元気になって走り出す。

最後の交差点を右折すると、ああここ昨日来たとこだ。明るくてよくわかる。
整備された幅広の歩道を300mほど進むと、左折。
いよいよゴール地点の横田庁舎。
もう嬉しくて嬉しくてぴょんぴょん跳ねながら灯篭の灯されたヴィクトリーロードへ。

「やったー!やったー!」と叫びつつ両手をあげて走り、町長さんとハイタッチ。
そしてゴールテープが待っていた。

奥出雲 ゴール

【ゴールしてから】

ゴールすると夫が待っていた。
わたしの大はしゃぎに驚いたようだが、ニコニコして迎えてくれた。

「やったやったやったーーー!!!」とゴールしてからも騒いでいたが、係の人の「計測タッチお願いします。」の声にあわててタッチ。

そして横田町名産のそろばんを形どった完走メダルをかけてもらい、記録証を受け取ってやっと落ち着いた。
記録証を見ると、予定の時間ぴったりにゴールしていた。
何かよくわからないけど、エイド滞在時間が予定よりも短かったから追いついたようだ。
けっして想定よりも速く走ったわけではない。

横田庁舎の外には食べ物の屋台テント、庁舎内にはおみやげの売店が出ていた。
2000円分の金券をもらっていたので、何か食べようと。
夫とカレーライスを食べ、自分へのおみやげには有名な「噂の生ドラ」を買った。

エイドでさんざん飲んだり食ったりしても、ゴール後もまだカレーライスが食べられた。
最後のエイドが「フリードリンク」というのは、食事するテーブルの上に飲み物がたくさんおいてあり、自由にどうぞということだった。
またコーラを飲んだ。この日一日で1リットルはコーラを飲んだような気がする。

☆☆☆

今日はここまで。
あと1回何か書きます。



【奥出雲ウルトラおろち】60㎞の部⑥ 三井野原駅エイドから八川駅まで(復路)

エイド番号⑰三井野原駅エイドから⑱延命水エイド(復路)まで (5km/50.0km)


18時から19時までは
気温12.2℃から10.3℃に下降、風は0.4m、日照時間0分
4月13日横田町の日没は18時38分25秒ということだった。


想定ペースは7分30秒、【延命水エイド(復路)】到達予定時刻18時56分45秒/実際は19時01分着

この区間のガーミンによる移動時間の記録(49kmから53kmまで)
〔 6:32,  6:19,  6:18,  6:09,  8:54 〕

エイド食は「舞茸おにぎり、チキンラーメン」


三井野原から延命水①


三井野原から延命水②待ちに待ったラストの下降区間。
5kmで200mぐらい下がっているし、ほぼ完走を確信できたので、もう嬉しいのなんのって。
気持ちよく駆け下りていった。

その時間帯でもまだ上がってくる人がいて、「もうすぐですよー」などと声をかけた。
みなさん「はーい!」と答えてくれた。
間もなくすれ違う人はいなくなり、日没となってヘッドライトを点火した。
ということは、三井野原駅に日没前に着けば、完走できるという感じかな。

わたしはいつも「走った距離に裏切られて」ばかりいるが、この大会で走った距離が応えてくれたのは、この下り区間だったかもしれない。
脚が痛いとか、膝に違和感とかそういうのはなくて、ただコロコロと駆け下りることができたから。
ただ終わってから考えると、やはりここで自分比でスピードを出し過ぎたようで、それがラスト4kmに影響したように思う。

延命水エイド到着は19時1分。
エイドにはテントの照明はついていたが、周囲は真っ暗。
ランナーのヘッドライトでその辺を照らし合っていた。

お腹すいていたので、舞茸ごはんのおにぎりを食べた。うーん、おいしい!
チキンラーメンもありますよーとスタッフの人が言うので、それも食べた。
果物やカルピスも。

食べ終わると、スタッフの皆さんが拍手で送り出してくれた・・・がUターン。
やっぱトイレに行っとこ。寒くなったしいっぱい飲んだし。
トイレに行って(往路と別な場所にあるトイレだったが、そこも綺麗だった。)やっと出発。

エイド滞在はそれでも3分ちょっと。ここでだいぶ挽回してきた。
出発は19時4分ぐらいだったと思う。



エイド番号⑱延命水エイドから⑲八川駅エイド(復路)まで (6km/56.0km)


19時から20時までは
気温10.3℃にから9.6℃に下降、風は0.5m。


想定ペースは7分15秒、【八川駅エイド(復路)】到達予定時刻19時47分15秒/実際は19時49分着

この区間のガーミンによる移動時間の記録(53kmから59kmまで)
〔 6:27,  6:55,  6:12,  7:25,  7:33,  7:23 〕

エイド食は「ジビエ団子のスープ、仁多米のおかゆ」

八川駅まで

八川駅まで②
この区間も下り。
もう真っ暗になっていて、ヘッドライトなしでは走行できない。

周囲に街灯などなかったが、この大会のためにか歩道に足元を照らす小さな灯りが細かく設置してあった。

時々歩道に段差があるところでは、スタッフの人が車を停めてヘッドライトで照らしてくれていた。
「がんばれー!」の声援とともに。

数人で前後に固まるとヘッドライトの灯りや懐中電灯の灯りでまだ前が見えるが、一人になると足元が見えにくく、時々段差がわからずに走ってずっこけていた。

この区間もずーっと下りなんだけどやっぱり疲れてきていて、途中から歩きが入っている。
勾配が緩くなっていたこと、時々平坦あるいはちょっとした上り区間があったように思う。


我が家の周囲での普段の夜ランでは、歩道を歩く人やランナーとすれ違うし、車は走っている。
コンビニもお店もある。信号も多い。

ここは車も走らない。家もない人もいない。
山の中の一本道。
時おりランナーの気配を感ずるが、ほぼ単独走。
暗闇の、沈黙の区間。
異世界に入るような気分さえする幻想的な区間だった。

45分ぐらいかけてようやく八川駅エイドへ。
予定時間の2分遅れ。だいぶ追いついてきた。
寂しい走路を孤独に走ってきたが、エイドは結構な人数の人でにぎわっていた。

ここで「おろち退治完了」のシールをもらった。そのまま持って帰ったが、どこに貼っとこうかな。

往路では売り切れていたおかゆが今回はあったので、喜んで食べた。
「ジビエ団子のスープどうぞー。おかゆにかけるとおいしいですよ。」と言われたが遠慮。

仁多米のおにぎりがあったので一ついただいた。
「わたしよく食べるわー」と大きな声で言ってぱくついたら、スタッフの人が
「腹が減ったら走れませんからね。たくさん食べてください。」と。
「うーん、おいしい。ごちそうさまー」と言って出発。

「あと4kmですよー」
ええ?あと4kmもあるの?
何となくあと2kmぐらいだと思っていたので、ちょっとショック。
うわっ、あと30分も走らないといけないのかー。

エイド滞在は4分ぐらい。
19時53分ゴールに向かって出発。




【奥出雲ウルトラおろち】60㎞の部⑤ 延命水エイドから三井野原駅エイドまで

エイド番号⑯延命水エイドから⑰三井野原駅エイドまで (5km/45.0km)

17時から18時までは
気温12.7℃から12.2℃に下降、風は1.2m 日照時間3分

18時から19時までは
気温12.2℃から10.3℃に下降、風は0.4m、日照時間0分
4月13日横田町の日没は18時38分25秒ということだった。


想定ペースは10分0秒、【三井野原駅エイド】到達予定時刻18時9分15秒/実際は18時15分着

この区間のガーミンによる移動時間の記録(43kmから48kmまで)
〔   9:13,  9:07,  10:38,  9:38,  9:45,  8:40 〕

エイド食は「しし汁、パティシエスイーツ」

三井野原①

三井野原②


栄光のおろち退治区間だ。
ここ走りに来たんだよ、あたし。

グーグル勾配図を比較すると、八川エイドから延命水までが6kmで167m高度上昇しているのに対して、ここは5kmで193m上昇している。

一直線の上り道に見えたけど、こうしてみると後半かなり急坂になったんだな。
だから、前区間は8分台から9分台で走っているが、この区間は9分から10分で・・・歩いている。

日没時間が近くなり、肌寒くもなってきていたが、わたしはウィンブレを着なかった。
寒くなったら走れ!と自分に言い聞かせて。
普段の夜ランでも、5℃ぐらいまでなら1kmも走るとウィンブレを脱いでいる。
暑いのよりはるかにマシだ。
ラストの赤い橋がいつ見えるか、いつ見えるか心待ちにしながら前に進む。

そのうちに前後の人たちが固定してきて、女性3人で前になったり後ろになったりするようになった。
「交代でひっぱる」なんて意欲的な走りではない。
ずーっと歩いていて、しばらくしてからちょっと走ると、前を歩いている人がいる。
その人のちょっと前まで走るが、やっぱり走り続けられなくて歩く。すると抜かれる。

またずーっと歩いていて、しばらくしてからちょっと走ると、・・・(リフレイン)

でもなんとなく、ああまたこの人の後ろに来たな、とか
彼女も頑張ってるからわたしもちょっと頑張ろうか、とか思いながら進んでいた。

折り返して降りてくる人たちはみんな走っている。
いいなあー下りで。
どんどん降りてきた。「がんばれ!」と声をかけてくれる人が多い。

そのうちにやっと赤い橋が頭上はるか上に見えてきた。
いよいよおろちループの始まりか。

おろちループ。ウィキによると、

区間長2,360m、区間標高差105m、最小半径100m(1重目)、200m(2重目)の二重ループである。二重ループ区間は、標高の低いほうから順に新紅葉橋、冷泉橋、雲龍橋、雲上橋、新三国橋、新平家橋及び三井野大橋の7つの橋で構成されている。

また、途中に「道の駅奥出雲おろちループ」が設けられている。

とそのとき、世界の山ちゃんが下りて来られた。

偶然にもわたしと前後している女性の一人が山ちゃんのお仲間だったようで、
彼女に出会って「わ!」と驚かれ、
次の瞬間、わたしを見つけてまた「わ!」と驚かれた。

山ちゃんは「まだまだこれからよ~がんばって!」と声をかけてくださった。
赤い橋が見えたから、もうそろそろ終盤戦だ、と気が緩みかけていたところだったので、
この激励でしっかり気合が入りましたよーありがとうございます!

まだかまだかと思いながら黙々と、粛々と、淡々と、ひたすらにひたむきに・・・
という形容がまさにぴったりの行列。
歩く人はいても、あきらめる人はいない。

ある人曰く、ウルトラのコツは、
「がんばらないこと。あきらめないこと。」だという。

わたしが今回のウルトラを走るにあたって、肝に銘じていたことは、
三井野原からの折り返しでしっかり走るために、前半で力を使い尽くさないこと。
設定タイムより遅れてもあきらめないこと。

そしてそして、トンネルを2本越えると、やっとおろちループの道の駅に到達した。
しかし、先日の下見で、おろちループの道の駅が折り返し地点ではないことを確認していたので、実はまだ1kmぐらい走らないといけない。

そのあたりで折り返してきた女性が、こう言って励ましてくれた。
「まだスイーツ残ってますよー。頑張って!」
あなたは天使か!!!
はいスイーツのためなら頑張ります!

道の駅で交通整理をしていた警備員のおじさんに、わたしはこれから向かう赤い橋ー三井野大橋を指差しながら叫んだ。
「最後のボスですよー!」
え?とおじさんは怪訝な顔。
「だから、おろち退治のラストなんですよ!最後のボスなんですよ!」
おじさんはわかってなかったかもしれないが、とにかく「がんばれ!」と言ってくれた。

いよいよ最後の三井野大橋を渡ってると、前を走っていた女性が欄干から下を見下ろしておられた。
思わず話しかけた。
「すごいですねー」
「あれを走ってきたんですねー」
ものすごい高度があり、下からのぐるぐる回る道をまだ上に向かって上がってくる人がいる。
まさに圧巻だった。

そして三井野原の集落に入り、ようやくようやく三井野原駅に到着。
18時15分だった。

エイドではたくさんのスタッフの人がいて「お疲れさーん」と迎えてくださった。
さっそくお楽しみのパティシエスイーツ。
4種類のクッキー系のお菓子があり、「みなさんにお渡しするためにお一人ひとつにお願いします。」と書いてあった。
4種類全体でひとつなのか、1種類ごとにひとつなのか。

重大な問題だったが、一緒に手を伸ばした女性群がみんな1種類ごとにひとつずつ取っておられたので、わたしもあえて確認はせずに4種類それぞれを一つずつ。。。違っていたらごめんなさい。
オレンジの入ったクッキー(オランジェ?)や、、、あと何だろう。とにかくおいしかったのよー。

しし汁の方は売り切れていたが、わたしはジビエとかすきではないので、全然問題なし。
暖かいカルピスをいただいて、満足。

電話を受けたら迎えに出発する、という段取りだったので、ここで夫に電話。
「今、三井野原に着いた。元気だよ。」

三井野原③ここでiPhoneを出したついでにおろち退治の嬉しさのあまり、スタッフの人に写真を撮ってもらった。
「三井野原っぽい写真をお願いします。」
と言ったら、背景に三井野原スキー場のゲレンデを入れてくださった。

夫は学生時代、ここにスキーをしに来たことがあるそうだ。
木次線に乗って。

今でも貸スキー店や旅館が数軒ある。
今、ウィキで三井野原駅を調べたら、その一日当たりの乗降客数のあまりの少なさに、泣いた。

木次線、がんばれ!
島根県民の義務として、年1回は木次線で三井野原駅まで往復することにしたらどうだろう。
トロッコ列車(奥出雲おろち号)もあるし、スイッチバックも見れるし。

ここでまたトイレに寄った。
とても綺麗なトイレだったけど、ひとつしかなくて使用中。待っている人もいた。
待ちついでにここで帽子を止めていた鉢巻を取って、バックパックからヘッドライトを出して装着。
考えてみたら、ちょっと下ったおろちループの道の駅にはたくさんトイレがあったな。

そしていよいよラストの下りに入る。さあ、行こう!

三井野原駅エイド滞在は10分。18時25分の出発。
もう暮れかけていた。





【奥出雲ウルトラおろち】60㎞の部④ 馬木エイドから延命水まで

エイド番号⑭馬木コミセンエイドから⑮八川駅エイドまで (6km/34km)

15時から16時までは
気温14.6℃から13.0℃へ下降、風は2.1m、日照時間1分

16時から17時までは
気温13.0℃から12.7℃に下降、風は0.9m日照時間0分

想定ペースは8分0秒、【八川駅エイド】到達予定時刻16時11分15秒/実際は16時21分着
この区間のガーミンによる移動時間の記録(30kmから36.5kmまで)
〔 9:34,  9:17,  9:50,  7:59,  6:00,  6:07,  8:00 〕

エイド食は「ジビエ団子のスープ、仁多米のおかゆ」


①馬木から八川

馬木から八川②この区間は大きく峠越えだと把握していた。
左の図を見ると、121m上がって163m下がっている。

坂を登っている時は、当然歩いたり走ったり。
時間は午後3時半から午後4時半ぐらい。
もう完全に曇であり暑くはなかった。

この大会のゼッケンは年齢順である。
なんかそういうネット記事があり、そうかなーと思っていたが、大会に出て走って、終わってから出場者の記録一覧を見て、確信に変わった。

わたしより若い番号の女性は見つけられなかった。出場者一覧を見ると一人おられたようだが、DNSだったらしい。男性は数人見つけた。
この区間の坂でお二人、わたしの前に出たり後ろになったりしている貴重な年上男性がいた。
「坂が続きますねー」と声をかけると、
「登り坂ばっかりだ」とブツブツ言っておられた。
「スタート地点よりゴール地点の方が高度が高いから、プラマイゼロになりませんよ。」と
追い打ちをかけるようなことを言ってしまった。

長い上りが続いたが、景色はよかった。
畑仕事の途中で手を振ってくれるおばあさん。
巧みにスケボーしながら応援してくれる小学生の男の子。
ずっと満開の桜。
ウグイスの鳴き声。
そんな風景の中に出てきたのは大きな棚田である。

日本の棚田百選に選ばれた「大原新田」
観光サイトからの転載だが、、、

奥出雲町には、鉄穴流し(かんなながし)の跡地につくられた棚田が広がっています。
鉄穴流しの際に削り残された残丘が島のように点在する独特な風景は、「奥出雲たたら製鉄及び棚田の文化的景観」として国の重要文化的景観に選定されています。
その代表的なものとしては、奥出雲町馬木の「大原新田」があげられます。

路上から全景は見えなかったが、かなり大きな棚田群だった。
実際に稲が育っている時期に見たら壮観だろうなあ。

奥出雲町の子どもたちはこんな見事な原風景を持って成長していくことになる。
将来の人生において、しんどいときの頑張りや、心の安定のよりどころになるのではないだろうか。
豊かだなあ。実際には人口減で地域の今後については課題は多いのだろうが、
毎日この景色を見て暮らせるということは貴重なことであり大いなる豊かさだと思う。


なんだかんだで峠を越えるとやっとマトモに走れるようになった。
それにしても6分0秒とか6分7秒とか、まだ半分ちょっとなのにわたし、何考えてたんだろうか。
ぐーっと下ったら八川駅のエイド。1時間近くかかった。
ここではおろちループを制覇してきた人たちもいて、にぎわっていた。

これから最後のボスに向かう人と、最後のボスを倒して全行程のラストに向かう人と。
山を下りてきた人たちの顔は清々しかった。

ここではジビエのスープをいただいた。あったかくておいしかった。
往路ではちょうどおかゆが切れていて、仁多米のおにぎりを一つ食べた。
あとはまたコーラだったかな。カルピスを飲んだのはこのエイドだったか。

ここでの滞在は5分ちょっと。
16時26分ごろ出発した。
さあ、いよいよおろちループへの道だ。
少し夕暮れになってきたが、涼しいので頑張れる気がした。



エイド番号⑮八川駅エイドから⑯延命水エイドまで (6km/40km)

16時から17時までは
気温13.0℃から12.7℃に下降、風は0.9m日照時間0分

17時から18時までは
気温12.7℃から12.2℃に下降、風は1.2m 日照時間3分

想定ペースは8分0秒、【延命水エイド】到達予定時刻17時9分15秒/実際は17時20分着

この区間のガーミンによる移動時間の記録(37kmから43kmまで)
〔 8:00,  8:00,  8:38,  8:45,  9:23,  8:50,  9:13 〕

エイド食は「舞茸おにぎり、チキンラーメン」

延命水まで

延命水まで②
ここの上りは延々と続くが、勾配が安定していてそれほど急でないからゆっくりなら走れる、という予備知識だった。

そのとおり、ゆっくり進む。
でもずーっとは走れない。時々歩く。
いや逆だ。基本歩いていて、時々走る。

上からはどんどん復路の人たちが降りてくる。
100kmランナーも60kmランナーも。
ナイスラン!お疲れさま!とお互いに声をかけていた。

昨年のこの大会のYouTubeを作成した人がいたり、
ブログを参考に読ませていただいた人がいたり、
長年ウルトラを走っている有名な方がいたり、
いつものコスプレランナーさんがいたり。
有名人が続々と降りてきた。


ここも1時間近くかかって延命水エイドに到着。
馬木から八川駅、八川駅から延命水エイドまではそれぞれ1時間近くかかったが、
両区間とも私設エイドがでていたと思う。
お茶や冷たい飲み物をいただいた。

で、延命水エイドも往路の人と復路の人でにぎわっていた。

舞茸ごはんのおにぎりがとてもおいしかった。
カレーパンとあんぱんもいただいた。果物やコーラ、カルピスなども。
どのエイドでも何か食べるたびにわたしは、「うーん、おいしい!」と感嘆の声をあげていた。

食べては走り、走っては食べ。
もしかしたらわたし、ウルトラランナーに向いているんじゃないか。
少なくとも胃腸部門は。
脚部門は弱すぎるが。


走っていると感じなかったが、ここはかなり寒かったようで、エイドで働く人の中にはダウンを着ている人がいたし、後ろには石油ストーブが焚いてあった。

飲み物を提供してくださるお母さんと手伝っている娘2人。
お姉さんは中学生か高校生あたり。
妹は小学生。一生懸命ランナーのマイコップに飲み物をついでくれていた。

「どこの小学校?」と話しかけると
「八川小学校です。」

「中学になったら横田中にいくのね?」
「はい。」

「お手伝いしていて、えらいねー。感心だねー。」
こっくりとうなずいてくれた。

トイレに行って(ここも綺麗だった)また走り出す。
エイド滞在は6分ほど。
17時26分ごろ、延命水エイドを出て山に向かった。

特に気負うこともなく、淡々と。
もしかしたら完走できるかもしれないとなんとなく思えるようになってきた。



【奥出雲ウルトラおろち】60㎞の部③ 仁多庁舎から馬木エイドまで

ところで、わたしのガーミンでは全長63km走ったことになっている。

よく見ると、それぞれのエイドが実際に何キロのところにあったかは、当日それぞれのエイド到着の際に自分で記録していた時刻と、ガーミンの心拍数などの各種データ、地図からほぼ正確に出すことができる。
したがって「大会事務局の地図に記載されていたったエイド間の距離と累積距離」は転記するけれど、「ガーミンによる移動時間の記録」は実際の距離のラップタイムを書くことにした。
さらに、ラップタイムと移動時間を比較すれば、エイドの滞在時間もわかることをようやく会得したので、前回の記事も含めてエイド滞在時間と出発時間も書いていくことにした。

すみませんうまく説明できなくて。来年また出たいと思っていて、自分の記録のために書いているので、わかりにくいところはお許しください。
では。



エイド番号⑫仁多庁舎エイドから⑬鬼の舌震エイドまで (5.5km/20.5km)
13時から14時までの横田町のアメダスでは、
気温15.7℃から16.1℃へ上昇、風は2.1m、日照時間55分

想定ペースは8分30秒、【鬼の舌震エイド】到達予定時刻14時3分15秒/実際は14時17分着
この区間のガーミンによる移動時間の記録(17kmから23kmまで)
〔 7:56,  7:50 ,  8:23, 10:36,  8:20,  12:51,  10:25〕


エイド食は「焼き鯖寿司」
鬼の舌震まで①
鬼の舌震まで②
この地図は正確ではない。なぜなら、鬼の舌震の中をぐるっと歩いた後でエイドがあったから。地図ではうまく表現できなかった。

仁多庁舎エイドを出てから最初はちょっと走ったが、だんだん坂が多くなってきた。
そしていよいよ鬼の舌震に近づいていくと急な上り坂が続いていて、そこではみーんな歩いていたので、当然わたしも歩いた。
わたしの周りは時間内完走をめざす人たちなので、こんな坂を走る人はいなかった。

太陽が照りつけて暑かった。たまにうぐいすの鳴き声が聞こえてきた。何度も言うけど桜は満開。あっちでもこっちでも。ケヤキの葉はまだ開いていなかった。

さて、鬼の舌震(おにのしたぶるい)とは、

斐伊川の支流馬木川の急流が岩を削ってつくりだした、およそ3kmにわたる大渓谷である。Ⅴ字谷の左右には、大天狗岩、小天狗岩などの岩壁が屹立(きつりつ)している。また、谷のいたるところに、はんど岩や亀岩、千畳敷、天狗遊岩、畳石など、風化や水食による奇岩や怪岩が累々として横たわり、河底には大小の甌穴群がみられる。清流はそれらの間を縫って急流をつくり、またいたるところに深淵をたたえ、壮大な景観を展開している。渓谷沿いの遊歩道は2km弱あり、紅葉の時期が一番美しい。

という名勝地で、夏は涼しいので観光客も多い。
鬼が震えるほど恐ろしいという意味だと教えてもらった記憶がある。
入ると、まずは吊り橋。
子どもの頃渡った時には、もっとぶーらぶーら橋が揺れて怖かった記憶がある。
当日は天気もよかったので、怖がるランナーはいなかった。

この渓谷内は走行禁止なので、早歩き。
自然、前後の人たちとの会話が始まった。
北海道から来られた女性。全都道府県フル以上参加をめざしていると。
さわやかで素敵な人だった。

「奇岩や怪岩が累々として横たわって」いるのを見ると、思わずみんなそろって「うゎっ!すごい!」と叫んでいた。

舌震の中は木々がうっそうと生い茂っているので日も差さず涼しかった。
2kmぐらい歩いてやっと出口にたどり着いたと思ったら、鬼の舌震エイドだった。

ここでは焼き鯖寿司をいただいた。お寿司屋さんがちゃんと作ったやつで、本当においしかった。
ガリもどんぶりにたっぷり入っていて、生姜好きなわたくし、やまほどいただきましたわ。
カレーパンとあんぱんもあったと思う。これもしっかりといただいた。

果物やドリンクを飲んで出発。エイド滞在は4分ぐらい。出発は14時21分ごろ。
さあ、次は長いぞ。



エイド番号⑬鬼の舌震エイドから⑭馬木コミセンエイドまで (7.5km/28.0km)
14時から15時までの横田町のアメダスでは、
気温16.1℃から14.6℃へ下降、風は2.8m、日照時間53分

15時から16時までは
気温14.6℃から13.0℃へ下降、風は2.1m、日照時間1分

想定ペースは8分0秒、【馬木エイド】到達予定時刻15時13分15秒/実際は15時22分着
この区間のガーミンによる移動時間の記録(23kmから30kmまで)
〔 10:25,  6:52,  8:38,  7:15,  8:34,  7:51,  9:02,  6:21〕

エイド食は「牡丹もち(ぼたもち)」


馬木まで


馬木まで②この写真だと山の中だということがより実感できる。
とにかくこの区間はずーっと登りだった。
3時までは日が射していて暑かったが、3時を過ぎると曇になってきた。

ひとつ峠を超えなければ馬木のエイドに着かないのはわかっていたから、なんとか頑張った・・・いや記録を見ると頑張ってないな。上りは歩いている。最後下りになると喜んで走った。
この区間は7.5kmあって最長区間だった。とにかく長くて1時間かかった。

馬木コミセンに着いたころにはかなり涼しくなっていた。
ここではまたカレーパンとあんぱん。味噌饅頭もあった。
たしかエイドの人が「前のエイドから持って来られた。」とか言っておられた。
そうか、前半のエイドが終了した後、残った食料を後半のエイドに運ばれたんだな、と解釈したのだが、後になって分かったことがある。

このエイドでは「ぼたもち」が出るはずだった!

わたしが遅いからもうなくなっていたのだ。返す返すも残念。
昨年までは桜餅が出たらしいが(出雲の桜もちは独特の形と味なんです。)今年はなくなった。
代わりにぼたもちがでるということで、期待していたのに・・・
桜もちもぼたもちも食べられないとは・・・
自分の足の遅さを呪った。

でも「ありません」ではなく、何とか食べるものを調達してくださったことに感謝している。
「仁多米のおにぎり」もあちこちのエイドにあった。今回、一応エネルギージェルは持っていたが、エイド食だけで大丈夫だった。せっかくのおいしいグルメを満喫しなくては。

右の足の甲がなんだかちくちくしているのを感じていたので、シューズとソックスを脱いで確認すると、こすれて赤くなっていた。このままにしていたらよくない。
絆創膏を貼っておいた。トイレにも行ったので、ここのエイドは8分ぐらい滞在していた。

かなり涼しくなってきてウィンブレなどを着る人が多かったが、わたしはまだまだ夏仕様。最後までそのままだった。
出発は15時半ぐらい。

着いたとき多かったランナーも出発の時は少なくなっていた。
馬木小学校前を通過。

そう言えば、ここから3.5kmほど上流には金言寺という、銀杏で有名なお寺がある。昨年秋に見に行ったけど、それはそれは見事な逆さ銀杏だった。
2018.11.11 008
2018年10月31日の写真。
無駄なこと書いてレポが進まない。
今日はここまで。



プロフィール

kyoko

≪2019 参加大会≫

3/3 東京マラソン
4/13奥出雲 ウルトラおろち60km
5/12えびす・だいこく100km(リレーの部)



≪2018 参加大会≫

2/11姫路城マラソン
(4時間18分)PB
2/18東女子駅伝 3km
(14分36秒)
3/11大社はまゆうマラソン10km
(53分19秒)PB
5/27えびす・だいこくウルトラ
 17.8km
11/4なかうみマラソン
11/11おかやまマラソン
11/25大阪マラソン
12/2松江城マラソン




≪2017 参加大会≫

2/19 京都マラソン
(4時間39分)PB
3/12名古屋ウィメンズ
(4時間32分)PB
11/19 神戸マラソン
(4時間31分)PB



≪2016 参加大会≫

2/11 くにびきマラソン(ハーフ)
(2時間4分34秒)PB
3/13 名古屋ウィメンズマラソン
(4時間45分)PB
5/22 名和マラソンフェスタ(ハーフ)
11/6 なかうみマラソン(ハーフ)
11/13 おかやまマラソン
(4時間39分)PB



≪2015 参加大会≫

2/11 出雲くにびきマラソン(10k)
3/8 名古屋ウィメンズマラソン
11/15 神戸マラソン



≪2014 参加大会≫

2/11 出雲くにびきマラソン(10k)
3/9 名古屋ウィメンズマラソン
11/9 福岡マラソン(フル)
   


≪2013 参加大会≫

2/11 出雲くにびきマラソン(10k)
2/24 そうじゃ吉備路マラソン(ハーフ)
 
3/3 渋谷・表参道 Women's Run
3/10 大社はまゆうマラソン(10k)
   
5/19 名和マラソンフェスタ(ハーフ)

9/29 松江宍道湖ハーフマラソン

10/27 大阪マラソン(初フル)

11/17 神戸マラソン(フル)


≪2012 参加大会≫

11/4 なかうみマラソン(10k)
12/9 萩城下町マラソン(10k)



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