秘密の花園 coco club

Kyoko Endo Official Blog

花火大会

昨日は霧雨降る中、こうのす花火大会でした。冒頭のディズニードローンショーがよかったわぁ!

ドローンショーというのは、盛り上げる音楽が響き渡るわけでもなく、暗闇の中に黙々と絵が描き続けられ浮かび上がるので、そこが何とも不思議な感じがして良い!

花火は上空が無風なため大方煙幕に隠れてしまい、残念でした。

毎年どこからともなく土地勘のない人達が大挙して車で押し寄せ、近隣は大渋滞。そうなるのはわかっているのに、クラクションを鳴らしたり、入ってはいけないサイクリングロードに入って立ち往生したり殺気立っていました。

大会が終わると翌日、ごみだらけの河川敷をボーイスカウトの人たちなどが掃除をしてくれているそう。なんだかな~です。

花火はもう大好きでワクワクします。子供の頃、毎年夏に開催される伊東の按針祭は本当に楽しみでした。父親が運転するカブの座席前に小さな私がちょこんと座り、後には姉が座り(今では完全にアウトの乗り方です)海辺で見ました。今と違ってかなりのんびりした花火のはずですが、とても良い思い出です。

義援金

大きな災害などが起きると、どこに寄付したらいいかいつも迷うのだけれど、ここならそのまま届けてくれそうなので、今回は↓にしてみました。



義援金と寄付は違うのだとも初めて知りました。

心からお見舞い申し上げます。

かわいそうなゾウ

初めて朗読会なるものに参加してみました。お題は夏ということもあり「わたしの見たかわいそうなゾウ(澤田喜子著)」という上野動物園で実際にあったお話しでした。

戦時下に爆撃を受けたら檻をやぶって逃げだすと都民が危険にさらされるという理由から、エサを与えず水も与えず動物を餓死させたというお話し。

小学校の教科書にも載っているらしく、これを題材にして「平和を考える」というのが趣旨だそう。

TBSラジオでは長い間秋山ちえこさんが朗読され、今年8月15日にはTBSアナウンサー5名で朗読をされていました。

しかし、会に参加していた男性が「そもそも人間の都合でアフリカからゾウを運び、檻の中に入れお金をとって見せて、そしてまた人間の都合で殺すとは、それが平和を考えることに通じますか?ただの人間のエゴではないですか?」と、大きな疑問を呈しました。

お話しとしては芸をすればエサがもらえると思って、よろけた体でひざまずき鼻を高々とあげるというところが 涙どころ なのだと思いますが、この男性の意見には本当に考えさせられました。広い大地で生きていたのに人間につかまえられて連れてこられた時点ですでに「かわいそうなゾウ」なのではないかと。

でもおかげで本当に平和を考えることが出来たかもしれません。結局「平和」とは人間のエゴ次第だからです。

NDT1 プレミアム・ジャパン・ツアー2024

NDT(Nederlande Dans Theater)プレミアム・ジャパン・ツアー2024 高崎公演と神奈川公演を見て来ました。知り合いがいなければおよそ見ることはなかったコンテンポラリーダンスの世界。2日間夢のような舞台を見させてもらいました。

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後味は巨大なエネルギーの塊である生命体をあんぐり口を開けてのぞき見させてもらったような、とても口では表せない感動でした。映画、絵、演劇、音楽や古典バレエとも全然違う世界です。

鍛え抜かれた世界トップクラスのダンサーが息も肉体も本気のすべてを作品に込めると、言うに言えない生命の営みみたいなものが浮かび上がって、怪しく、軽快に舞台上でうごめく様子はまさに言語以前の芸術の極みでした。

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・ソロ・エコー/ クリスタル・バイト
音楽のブラームスチェロソナタ2曲よりインスピレーションを得て創作されたそう。第1番はブラームスが20代後半、第2番は50代前半で書いたとされており、ひとりの人間の人生が7名のダンスで綴られていく作品です。背景は降りしきる雪。日本人には桜の花びらのようにも見えました。どんなに激しく動いても飛んでもはねても物音ひとつしない優れたダンサーの無音の世界に音楽が絡まり注視している間に終わってしまいました。

ダンサーが履いているのは普通の靴下なのか気になって関係者に聞いてしまいました。普通の靴下だそうです。



・ワンフラットシング・リプロデュース/ウィリアム・フォーサイス
別名テーブル・ダンス 各ダンサーのキューを合図に動くため音楽はDJが入り間を合わせるとプレトークで解説していました。反応し合う肉体はまるで人間の脳の神経シナプスも思わせます。スリム君カッコ良かったぁ!鉄製の重たいテーブルは角がとがっており、終演後出演者のニコルに「テーブルでケガしたりしないの?」と聞いたら、ものすごくリハーサルをたくさんしてるから大丈夫というプロの返答でした。



・ジャッキー/シャロン・エイアール&ガイ・ベハール
私を最も震撼させた作品です。35分間全員がつま先立ちのまま踊り続けます。今のところNDTでしか上演されておらず高崎では日本初演のはず。男女問わず肌色のキャミソールタイプのレオタードを身に着けており、経過とともに汗で透けて来て裸で踊る宗教儀式のような神々しさとともに音楽はトランス状態を導きます。もう本当にびっくりしました。こんな世界があるなんて。この作品はもう一度みたいと思っていたら神奈川で見られました。でも照明は高崎の方がよかった。同じレシピでも会場によって違うものなんだと初めて知りました。

バレエのトゥシューズは異界(あの世や妖精など)の存在を表現するために、地面との接点を最小限にした結果生まれ、ふわふわしたチュチュはこの世のものでない雰囲気を表すために生まれたのだそうですが、Jakieはつま先立ちとネイキッドに見える衣装とまさに違う意味の異界でした。
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ラ・ルータ/ガブリエラ・カリーソ
演出はカリーソでも出演者がそれぞれアイデアを出し合い作ったという、とても演劇的要素が強い作品で、効果音や人の声を使用していました。隣席の女子は「ホラーだったね」と言っていました。デビット・リンチだという人もいます。コンテンポラリーダンスの奥深さを感じました。スリム君のスティック裁きが不思議な世界を作っていました。命を落とす役のタリヤ・クリンブルの振り回され度はもう神業。脱力して関節が見えず、白い衣装がただはかなげに空中に漂っているかのよう。ニコルの嫉妬する女の狂気の表現もすさまじいものがあります。



アイラブユー、ゴースト/マルコ・ゲッケ
2019年スリム君とニコルが出演した「Bunkamura30周年記念 熊川哲也オーチャードホール芸術監督 特別企画 オーチャード・バレエ・ガラ ~JAPANESE DANCERS~」で上演された「Wir Sagen uns Dunkers(日本初演)」以来のゲッケ作品鑑賞です。ゲッケ独特の肉体を制御しまくるような細かい振付の連続で素人からしたら神業です。あんな細かくて複雑な振りを一体どうやって覚えるのか終演後タリヤに聞きました。するとリハーサルは何と1年もしくは1年半前から準備するそう。何と言うエネルギーの注ぎ方でしょう。



刹那に本気で深く激しく生きるダンサーたちに心ゆさぶられました。余韻はまだ続いています。(これでしばらく生きられます。)舞台芸術は今見ておかないと次はないものなんだと痛感しました。本当のことはその瞬間に生まれてすぐに消えて行きます。これだけのプロジェクトは次はいつになるかわかりません。ラッキーでした。

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タリアと記念撮影 英語と仏語ごちゃまぜで会話

NDTのみなさん日本に来てくれてありがとう。NDTを日本に呼んで下さりありがとう。(統括プロデューサーの唐津絵理さんが超カッコ良かった!)スリム君、ニコル、タリヤ疲れているのに終演後のお話しをありがとう。最後にスリムママありがとう!

ツアーは明日、明後日(7/11.12)の愛知公演で終わりです。

期待高まる!

子どもの頃から知っているスリム君の日本公演を見られるなんて!

遊びに行くと、ジョルジュ・ドンのDVDを見て一生懸命マネして踊っていたんだよ。おかあさんといっしょの「あ・い・うー」を何回やらされたことか。。。

NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)プレミアム・ジャパン・ツアー2024


この前うちに遊びに来てくれたミラちゃんの、パリ「アステリックス」でミュージカル女優としてプロデビューした映像もママが送ってくれました。

親戚のおばさん気分で、ひたすらうれしい!応援しちゃう。
遠藤響子(Kyoko Endo)



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NHK-BSプレミアムよるドラマ
「徒歩7分」サウンドトラック
第33回向田邦子賞受賞
主題歌「もう一度会いたい」
詞・歌 遠藤響子









テレビ東京系アニメ
「地球防衛企業 ダイ・ガード」
エンディング曲「走れ走れ」
詞曲・歌 遠藤響子



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