2016年09月27日

なんだ、泣き寝入りするのか?

P1130935
写真:八角七層の塔。「ティエンムー寺」(ベトナム フエ)
 (撮影8月11日)
 中国の影響を強く受けた八角形の塔がシンボル。

・・・・・・・・・・・・・・

印刷会社で働いていた時のことだ。
状況はよく覚えていないが、
社長の父から、言われたことがある。

「なんだ、泣き寝入りするのか?」と。

おそらく、お客様なのか、業者さんからなのか、
相手が要求するがまま受けていると、
こちらがかなり負担を強いられる、
そんな状況だったと思う。
要求をのむしかない。
電話をきった私は、
苦虫をかみつぶしたような表情だったに違いない。
そして隣にいた父が言ったのが、冒頭のセリフだ。
その時は「仕方ないじゃない」と返したが、
釈然としなかったのは確かだ。

こう見えて私は、相手とあまり争いたくない。
はっきり言うように見えるが、本音はそうだ。
だから、「いいですよ」といい人ぶって、
あとでなんとか対応しようとするきらいがある。

そんな私を懸念しているのか。
先日、父のその言葉が耳に響いた。

  なんだ、泣き寝入りするのか?

その問いに、今の私ならはっきり答える。
「いや、しないよ」と。
そうしてみると、当然だが、
「我慢している」という気持ちがなくなった。
どのような結果でも責任が持てる、
そんな自信がついた。
昔は、「話がわかるいい人」でいたかったのだ。
それが手放せたのかもしれない。

相手も要求し、主張する。
こちらも主張し、要求する。
もしかしたら、そうして平行線のままかもしれない。
しかし、自分を尊重するとはそういうことだ。
そして、自分を尊重できれば、
本当の意味で相手のことも尊重できる。

今まで出会った人から言われた言葉がふとよぎる時。
それは、まさにその時の自分を一番支える言葉。
自分の内側に、答えはある。

・・・・・・・・・・・・・・

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2016年09月26日

仕事を通して、生きている喜びに気づくもの

P1130908
写真:カイディン帝廟。ベトナム、フエにて。
 フエでの世界遺産の旅はまだまだ続く。(撮影8月11日)

・・・・・・・・・・・

学生時代、某百貨店でアルバイトをした。
配属されたのは、宝石事務局。
電話をとるのが怖かった。
それでもとらざるを得ず、
「えいっ」と受話器を取り上げ、はっきり言った。
「はい、法律事務所です」と。
「・・・・・・・・」
電話をきられそうになって、慌てて言い直した。

社会人になってから、
銀行の窓口担当をしていた時のことだ。
思うように言葉がでない年配の男性のお客様がいらした。
「はいはいはい」と聞いていたら、
「私のいうことわかっているのか!!!」と、
大きな声でお叱りを受けた。
のみならず、手をぱしっと叩かれた。

印刷会社で働いていた時、
最終校正でようやく校了になった。
さて印刷用データをつくるぞ、という段階で、
パソコンが壊れて、データが全てとんで消えてしまった!
休みを返上し、心で泣きながらつくりなおした。

いろいろあるが、
それでも仕事は楽しい。
「生きている!」って実感がする。
悲しい、悔しい、苦しい、辛い・・・
そんな感情を味わったページがあればあるほど、
人生は優しく豊かになっている感じがする。

『一流の仕事ができる人になる技術』(総合法令 ハイブロー武蔵)に
こんなくだりがある。

  家族は、出発点です。
  学校は、人間的成長の基礎力を身につけるところです。
  そして仕事こそが、その成長を実現していくところなのです。

  生きている喜びは、
  いろんなところに見つけることができるのですが、
  仕事がうまくいっていること、
  仕事を通じて自分が成長していくことを実感できることが、
  その喜びを一層強いものにしてくれるのです。

仕事を通して生きている喜びに気づける人になろう。
まずは、ちょっとでも成長している自分に気づいて。
そんな自分をねぎらって。
そして、何か新しいことにチャレンジして。
一日1%の成長、変化、チャレンジを!

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2016年09月25日

三人のドクター、それぞれの視点

P1130893
写真:昨日に続き、カイディン帝廟にて。(ベトナム、フエ)

・・・・・・・・・・・

風邪をひき、内科医院にトータル三回通った。
曜日によって担当医が違う。

一回目のドクター。
症状にあった薬をそつなく処方。
薬を飲み切ったが、
完全にはよくならない。

二回目のドクター。
鼻かぜに効き目のよい薬を追加。
確かに鼻かぜはよくなった。
しかし、咳がまだとまらない。
これでは相手の話に集中できない。

三回目のドクター。
聴診器をあてる。
「すこし、ぜいぜいする音が聞こえますね」
あれ? 今までは言われなかったけど。
「去年も咳で、9月に来ていますね」
「えっ、そうですか!」
「はい。季節の変わり目の時に、
 体調を崩しやすいのかもしれません。
 咳は長引くと大変なので、
 ここでしっかり抑えておきましょう」
咳に効く薬が追加された。

帰宅してから、スケジュール帳を開く。
2017年9月の覧に「風邪に注意」と書き込んだ。
来年は、8月下旬くらいから、
体調に気を付けようと思った。
「以前の自分はどうだったか」という情報は、
気づきと新しい行動をもたらしてくれる。

さて、今。
ようやく「いつも」の体調に戻った。
やれやれ。

一人めのドクターも、
二人めのドクターも、
そして三人めのドクターも、
それぞれ視点が違っていた。
人が違うのだからそれはそうだ。
そして思った。
私は三人分の視点を持っていたいと。

この複数の視点が、
「コーチング戦略」へと転化する。
亡くなった片山コーチの言葉を思い出す。
コーチング戦略は、
時計の3時、6時、9時、12時といった角度からのシナリオで
複数用意しなさい、と。
複数の戦略を提案し、
クライアントに選んでもらってもよい、
とも言っていた。

コーチング戦略か・・・。
相手の能力、ニーズ、価値などを踏まえて、
事前に描けるようになれば、
とても安定したコーチングが進められる。
そんなことも言っていたっけ。

で、例えば?
うーん、イメージはあるが、
言語化までいたらず。

まず、描いてみようか。
よし、描いてみよう。
クライアントがコーチングを活用しながら、
どのようなプロセスで成長し、
成果を自ら手にしていくかの成功のストーリーを。
日々、挑戦。

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2016年09月24日

100歳、元気の秘訣はまさかの・・・?!

P1130890
写真:カイディン帝廟。建物から外に出る。
 ほう、こんなに緑深い中にあったとは。
 風はなくとも、清々しさを感じる。
 
・・・・・・・・

近所のクリーニング屋のおばちゃんとは仲良しだ。
ここに越してからお世話になっている。
かれこれ20年来のお付き合い。
ご主人と二人で切り盛りしている。
職人気質で世話好きだ。

「汚れが落ちないと悔しいの」
「これくらいで構いませんよ」
「もうちょっと日をくれますか?
 他ので試してみて、
 落ちないかどうかやりますから」

これくらいの気概でやってくれるわけだから、
仕上がる洋服も生き返ってくる。
手触りも滑らかになってくる。

先日は、外国人留学生の面倒をみた話をしてくれた。
「自転車を貸してあげたんですよ。
 喜んでくれてね。
 でも、私から『もらった』と思ったらしく、
 帰国するときに友人にあげちゃったのよ。
 高い自転車だったんだけどね」
と笑いながら話される。
快活な方だ。

昨日はこんな話で盛り上がった。
どういう成り行きか敬老会の話題に。
聞けば、おばちゃんのお母さんは、
100歳だそうだ!

「わあ、すごい、おめでとうございます!」
「デイサービスを利用していますけどね。
 でも、もう同じ歳の人が亡くなって、
 それは寂しいみたいですよ」
「お父さまは?」
「父は、戦争が終わって帰ってきたんだけど、
 具合が悪くなってね。
 59歳で亡くなったんですよ」
「まあ、それからお母さまはお一人なんですね。
 元気の秘訣は何でしょうか?」
「お父さんの夢を時々見るみたいですよ」

おっ、これは“ぐっ”と心に響くような、
話しの展開?

「まあ、夢を見るんですか」
「そしたらね、お父さんの隣に女の人がいたんだって!
 だからなかなか迎えに来ないのか、って」
「えっ?! 夢の中で?!」
「そう、夢の中で」

腹をかかえて笑った。
そうか、ユーモアか。
大らかな心持ちだ。
元気の秘訣は。

クリーニング屋のおばちゃんは、
もうすぐ80歳に手が届くくらい。
いつまでも健やかに、
お元気でいてほしいと、
願う気持ちでお店をあとにする。

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2016年09月23日

一度に一粒の砂

P1130861
写真:きらびやかな装飾に観光客も息をのむ。
 東照宮に負けず劣らず。ベトナム フエ。
 カンディン帝廟にて。(撮影8月11日)

・・・・・・・・・・・

「福田さん(旧姓です)、焦るな!」

20代の頃、よく上司から言われた。
とはいえ、少しでも早く、少しでも多くの量をこなしたい。
それゆえ、全てにおいて余裕がなくなる。
でも、私だけじゃない。
皆、デッドラインに向けて必死じゃないか。

「一度に、一粒の砂だぞ」

一度に、一粒の砂?
ああ、砂時計のことか。
複数の仕事を同時にこなそうとしても、
今できるのは、ひとつだけ、ということか?
そのひとつに集中しなさい、ということか?
慌ただしかった手をとめた。
顔を上げて、周りを見た。
あれ?と思った。
集中している人ほど、
静かな表情だった。
いきりたっていない。

一度に、一粒の砂か・・・。
深呼吸した。
視線を机に落とすと、書類の全体像がはっきり見えた感じがした。
その日はミスもなく、
それでいて、多くの書類を上司に提出できた。

あれから何十年も経った。
いまだにあの響き、耳に残る。

そうそう、この前、こんな言葉を本に見つけた。
つながっていると思った。

  小さなことを大きな愛をもってする。
  大切なことは、どれだけのことをしたかではなく、
  そこにどれだけの愛を注いだかです。
  どれだけのものを与えたかではなく、
  そこにどれだけの愛を込めたかです。
  神の前に小さなことなど、何もないのです。
                    マザー・テレサ

あれもこれもと忙しく感じる時は、
心がそこにない。
ふわふわしている。
だから、上の空だ。
余計に疲れる。

時間の流れは、いつも一定。
早くなることもないし、
遅くなることもない。
とまることもない。

「ん?」 書きながら、思った。
「猪俣さん、お忙しそうですね」
いろいろなところで言われているじゃないか、私。
いけない、いけない。
意識しよう。
一度に一粒の砂を。
小さなことに大きな愛を注ぐということを。

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2016年09月22日

銀行考察も面白いもので

P1130858
写真:カイディン帝廟。(ベトナムはフエにて)
 階段を上がると、正面はこのような建物が。
 内部の豪華絢爛なことといったら・・・!(8月11日撮影)

・・・・・・・・・・・・

普通預金の残高がある程度たまると、
定期預金にしている。
ATMでもできるが、
営業店に行くようにしている。

できるだけ、「顧客」という立場で「接客」を体験してみたい。
感じたことや見たことは、研修など仕事に活かせられる。
それに「この業界、こんな工夫しているんだ!」という発見もできる。
それが一番面白い。

さて、埼玉県は大宮のとある銀行のとある支店。
預金関係は二階だ。
二階のフロアで「いらっしゃいませ」と、
年配の男性ににこやかに声をかけられた。
用件を聞かれ、席に案内されるまで、
まるでレストランや百貨店の接客を受けているよう。
感じはよいが、元銀行員の視点からすると、
裏を読んでしまう。(笑)
感じよく対応しながら、
「この客は挙動不審じゃないか、
 怪しくないかも見ていますよね」と。(笑!)

渡された番号を呼ばれ、窓口に案内される。
相手の方は、20代の若い女性。
そのすぐ後ろに、もう一人女性が控えていた。
左胸元には、「研修中!」のネームプレートが。
「!」がいいじゃないか、「!」が。
先輩の仕事ぶりを見ている様子が、真剣でほほえましい。
「外見で採用だな」とちらっと思う。
抽象的な表現だが、素直な人柄が顔にでている。
先輩や上司の指示を素直に聞き、
間違いなように仕事を進められる雰囲気を感じる。
ああ、やっぱり人って「雰囲気」で判断されるよなあ。

さて、私に書類の記入方法を説明すべく、
窓口の女性が机に身を乗り出した。
あまりもの身の乗り出し方に、
あらためて机の奥行きが結構あることに気づいた。
これは防犯上を考えてのことか?
万が一、相手が机に乗り上がって、何かをしようとしても、
窓口担当者が身を守れるようにと考えての奥行きとか・・・?

午後3時近くに行ったので、
閉店過ぎても用がかかってしまった。
二階で仕事をしている行員は女性のみだ。
どうだろう。
防犯を考えれば、
一人でも男性を配置したほうがいいのではないか。
なんて余計なことも考える。

そういえば一年ほど前にこの支店に来た時は、
「挨拶励行」と書かれたA4サイズの紙が、
顧客から見えるところに貼ってあった。
今回はそういうものは何もない。
そもそも「挨拶励行」なんていうスローガンは、
行員が内輪で確認するものであり、
顧客から見えないほうがよい。
こういう小さな変化も面白い。

しばしの待ち時間。
ディスクロージャー誌を手にとった。
CEOや役員たちの写真に目がとまる。
一人ひとりポーズが違う。
カメラマンか、イメージコンサルタントの指示によるものだろう。
誌面作成上、このポーズの次は、
このポーズ・・・なんていうのがあるのだろうか。
CEOの話している時の顔写真は、
もう少し口元がきれいな感じのものにすればいいのにと、
これまた余計なことを考える。
ディスクロージャー誌を見て、
まったく数字を見ない自分もなんだかな・・・。
見ない、というか、読めないのが本当のところだが。
(はい、数字、よわいです。とほほ)

結局、ラストのお客様になってしまった。
それ故、エレベーターまで見送ってもらったのは、
得だったかも。

ふと思った。
営業店内にアロマの香りがするようにしてはどうだろう。
リラックス効果、集中効果、ストレス効果・・・。
正確、迅速、丁寧な事務処理につながるんじゃないか。
しかも、働きながら、心も身体も元気になってしまう、という。

など考えながら帰宅する。
うーん。銀行観察、面白い!
また行こう。今度は違う支店に。

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2016年09月21日

パラリンピックのチームドクターだった!

P1130843
写真:撮影8月11日
 ベトナムのフエ。カンディアン帝廟。
 フランス文化色濃く残る建築。
 いざ、階段を上がりその全貌へ!

・・・・・・・・・・・

「病院に行ってみたら、いかがですか?」

昨日、お客様に心配されてしまった。
病院?
大したことはない。
数日前に書いた、
我が右目の「アオタン!」のことである。

「眼科にも行ってないんですか!」
少し責められてしまった。

やはり行くか・・・。
まずは整形外科から。
「自宅最寄り駅・整形外科」と検索すると、
すぐ見つかった。
ああ、あそこね。
受付時間も午後7時まで。
まだ間に合うと向かった。

レントゲンを撮ってもらい、
しばらくたって、診察室に呼ばれる。
いつもドクターが座っているはずのその席は・・・・。
ドクターではなく看護師さんだった。
壁際のベッドには、男性が腰かけている。
足をぶらつかせている様子は、
くだけた雰囲気にも感じた。
「こんにちわ」と私に声をかける。

そう、その人がドクターだったのだ。

なるほど。
患者とのやりとりのログ入力は、
すべて看護師さんがやられて、
ドクターは患者に集中するというわけか。
確かに、彼の視線は私の右目をとらえ、
一瞬たりとも離れない。
きっと、彼の頭の中は、
目や耳から入るあらゆる情報から、
私の症状をアセスしているに違いない。
しかし、ゆったりとした話し方と、
ゆったりとした物腰で、
こちらもゆったりと考えられる隙間が生まれる。

「この指が二重に見えませんか?」
「あと二週間であざは消えますよ」
「気になることがあれば、また来てください」
「血行をよくする塗り薬がありますが、つけてみますか?」
話をすればするほど、安心感が広がった。

受付で気づいたが、
このドクターはパラリンピックで、
視覚障がい者のチームドクターとして、
同行されていたらしい。
待合室では、他の患者さんと看護師さんが、
「銅メダルが・・・・!」など談笑されている。
なんだかいい雰囲気だ。

診察室のテレビに流れる映像は、
「和風総本家の豆しば」特集。
豆しばも、もう10代目か・・・。
愛らしい仕草に心癒される。

すぐ近くに、まだまだ知らない世界がたくさんある。
今は、ネットで買い物も申し込みもなんでもできる時代。
まあ、病院は出向くしかないが、
できるだけ相手の方と会話をしながら何かをする・・・、
というのを省略したくないな、とあらためて感じた次第。

明日は、銀行で感じた一コマを書いてみよう。
こういうのも、日常のささやかなアドベンチャー。

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2016年09月20日

一度出来たものをぶっ壊す!〜学生から学ぶ

P1130832
写真:(撮影8月11日) 昨日の写真の続き。
 泥をすくっている作業か。時間の流れがゆったり。

・・・・・・・・・・

先日、担当していたPBLが最終日を迎えた。
PBLとは、Project Based Learningのことで、
問題発見、課題解決型授業をいう。
今年度は、二校の大学を担当した。

うち一校のほうで、
とても驚いたことがあった。
そして、そこから大いに学んだ。

それは、最終日のプレゼン発表でのこと。
さて、9月6日に最終プレゼンに向けてフィードバックをした。
その内容を改善したうえでの最終プレゼンと思いきや・・・。

その内容は、テーマこそ同じだが、
6日にレビューした内容とは全く別物だった。
学生たちは、フィードバックを活かすべく、
最初から構成を含め見直し、
提案内容に、より納得と信憑性が増すように、
組み立て直していたのだ。

  一度出来たたものを
  ぶっ壊す!

これほど勇気あるものはない。
しかも時間に余裕などない中で。
プレゼンのためのストーリーも練り直し、
データも作成し直す。

大したもの、と舌を巻いた。

私など、研修資料や企画内容など、
一度完成させたものを、
フィードバックこそもらいこそすれ、
よりよい内容になるべく、一度まっさらにするなんて、
手間を考えるならばできない。
やりたくもない。
面倒と思ってしまう。
今のままで何とか了承してもらえる余地はないかと、
そんなあたりを探ってしまう。

しかし、思った。
もしかしたら私は、
今あるものや、既に仕上がっているものに、
無意識にしがみついているところもあるのでは? と。
いや、あると思う。

学生たちから大いに学ぶ。
もちろん、大きな修正が起こらないように、
プロセスが作れるスキルはこれから求められよう。
しかし、あの思いきっりのいい、「ぶっ壊す」姿勢。
いいじゃないか。
それに、そういう心持でいると、
軽やかに攻めの姿勢でもいられそうだ。

年下からも大いに学ぶ。
この夏のよき体験。

・・・・・・・・・・・・・・・

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2016年09月19日

強いというのは…、優しいというのは…、

P1130830
写真:撮影8月11日。
 ベトナムのダナンからフエにバスで向かう途中。
 休憩したところは、こんな場所。
 うだるような陽射しの強さの中、
 なんの作業をしているのやら。

・・・・・・・・・・・・

自分で言うのもなんだが、
私の第一印象をいうならば、
「先生」キャラだと思っている。
それも、教頭先生キャラ。
校長の指示を仰ぎながら、
現場をまとめる・・・ような。
実際、小さい頃から振り返れば、
学校のクラスで何か劇をやるといえば、
「先生役」をやることも何回かあったし。

一昨日、日本女子経営大学院のリーダーシッププログラムで、
メンターとして参加した。
受講者の皆さんともろもろ話をしたときに、
「私は先生キャラで・・・」と話したところ、
「え? どういうところがですか?」と、
反対に質問されてしまった。

印象も年を経るにしたがって、変わってゆくか・・・。
しかし、年を経ても、
じんわりと大切にしたいと思うものは、
変わらない。
  
   強いというのは、
   弱みを見せられること
   
   優しいというのは、
   その人の気持ちになれること

   大きいということは、
   全てを許し、全てを受け入れる心を持つこと

この言葉を見るたびに、
心が落ち着く。
こうありたいと思う。

一昨日の28名の受講者の皆さんは、
私含めて14名のメンターというリソースを
それこそ大いに活かされていた。
「今、職場で〜〜〜〜〜ということがあり、
  私は〜〜〜〜〜したいのですが、
  どうしたらいいものかと。アドバイスいただけませんか?」
などなど、日頃の疑問懸念、なんでも本音で聞いてきてくれる。
素晴らしいと思うのは、
こちらの意見に対し、自分なりにじゃあどうするのかを
柔軟に解釈し、自分の世界で使えるように、
その場で早速イメージされるところだ。

これからの人たちの、何かしら役に立つ。
それがひとつ実感できるたびに、
またひとつ、幸せが増していく。
ありがとう、の思い。

・・・・・・・・・・・・

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2016年09月18日

え? 何? と考えさせて、ミステリーツアー

IMG_1049


「え? 何?」

とある広告に目がとまる。

  全国でもここでしか味わえない!
  ●●に佇む露天風呂で優雅なひとときを・・・

目を疑った。
こんな旅行広告があるだろうか?
いったい「●●」とは何だろう?
旅程を見ればわかる。

そう思い、旅程に目を移すと、こうあった。

  羽田空港(8:00〜10:00)
  → とある空港へひとっ飛び。どこか懐かしい町並
     =広大な●●
  →ウニしゃぶなどウニづくしの夕食
     =お泊りはあの某ブランドホテルをご用意

二日目、三日目とこんな調子だ。
一体、どこなんだ?!

これがねらいだ。
日にちがあえば、お一人様でも参加してしまう。

旅行のタイトルは、
豪華ホテルに泊まり、神秘と絶景に出会う
ミステリーツアー 三日間。

答えがすぐにわからない効果、ここにあり。
よし、研修でもコーチングでも、
やっぱりすぐに答えがでない質問ほど効果があるな、
と仕事に結びつけたが、今は置いといて。

ああ、気になって仕方ない!笑

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2016年09月17日

12月17日(土)コーチングエクササイズざんまいセミナー!

P1130817
写真:撮影8月11日。ベトナム、ダナンでの朝陽。 
 人影って、それだけでとっても絵になると思う。

・・・・・

「猪俣さん、質問しないでSさんに話をさせて」

コーチングのあるトレーニングの場で、
ファシリテーターから言われた。
そのトレーニングのタイトルは
「コーチ・クリニック〜あなたのコーチ力を診断、フィードバックします」。
今から7年前のことだ。
その場で私はコーチングロールプレイでコーチ役を担当した。
私が投げかける質問で、クライアント役のSさんは、
考えを伸び伸びと話しているように感じた。

ロールプレイ終了後、ファシリテーターはクライアント役に訊ねる。
「Sさん、話したいことは話せたの?」
「最初、話そうと思っていたことではありませんでした。
しかし、猪俣さんが質問で導いてくれて、
話しながら気づきが起きました」

最初、話そうと思っていたことではない?
導かれた?
すこし引っかかった。

それを聞いて、ファシリテーターが言ったのが、
冒頭の言葉だったのだ。

「猪俣さん、質問しないでSさんが話せるようにしてくれる?」
「はい・・・」
それだけで終わらなかった。
「じゃあ、それを意識して最初からコーチングし直してみましょう」
え? またコーチングを再開する?
しかも、質問しないで話をしてもらうってどんなふうに?

頭の中は真っ白だ。
それでも「はい、始めて」と促され、
「えーと」「そのー」「いつから考えている・・・あっ、質問か・・・」と、
まるで言葉がでない。

「はい、そこまで」
ほっとした。
「猪俣さんの課題は、
 質問しないで相手に話しをさせることね」
がつーんときた。

それからというもの、意識して意識して意識した。
質問しなくても、
相手が思わず話したくなる会話ってどんなものだろう?
ああか、こうか。考えて考えて考えた。
答えは、シンプルだった。
あいつぢ、うなずき、言葉を繰り返し、承認の言葉をそえ、
フィードバックする。
ただ、それだけだったのだ。
何を承認し、何をフィードバックすると、
相手はより話したくなってくるのか・・・。
新しい課題がさらに見つかり、
私はコーチとしてのスキルを高めていったように思う。
そう、そもそも私は本当はおそれていたのだ。
相手からどんな意見やアイディアがでてくるのか、
自分のシナリオにないものがでてくることに、
おそれを感じていたのだ。
だから、質問して、自分が会話の道筋をつくりたかったのだ。
それに気づけば、修正はいかようにでもできる。
「おっ、そうきたか」のような考えや意見がでても、
悠然とその場にいられるには、
どうしたらいいかに取り組めばよい。

こういうセミナーをいつかやりたい。
コーチングロールプレイをする。
やって、どうだったかと、
オブザーブやクライアント役がフィードバックする。
それを聞いてどうだったか、
これからどうしようと思うかをコーチ役が話す。

それだけで「終わり」になるのは、
もったいない!

本当の学びは、その次からなのだ。

例えば、
 「そうですね。気持ちが焦ると、
 どうしてもクローズドクエスチョンばかりになりますね。
 これからは、そうならないように、
 焦ってもオープンクエスチョンができるように意識します」
と言うならば、
「じゃあ、それが実現できるように、
 またコーチングをここで、 少しやってみよう」
とコーチングをリプレイする。
そして、できたのか、できなかったのか。
なぜ、できたのか。
なぜ、できないのか。
できない理由?
もしかしたらそこには、「本当の本当のところでは、
クライアント役にアドバイスしたい気持ちがあるから」
であれば、アドバイスが相手にとってどれくらい効果があるのかを、
一緒に検証すればよい。
「クライアントに役に立ったと感想を言ってもらいたいから」
が真の理由だったら、
本当の意味で「役に立つ」というのは、
どういうことなのかを一緒に検証していけばいい。

コーチングをただの会話だけで終わらせない。
会話の深層には、
なぜそうなのかの、人の心にふれたもっと深いものがある。
その探求を実現するようなセミナー。

それが12月17日土曜日に実施するもの。

あらためてまた案内をだすにしても、
今日は私の思いをただ書きたく。

どんな一日になるか、今から楽しみ!

・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 08:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチング 

2016年09月16日

「あおたん」絶賛公開中!

P1130822
写真:撮影8月11日、ベトナムのリゾート地、ダナンにて。

・・・・・・・・・・・

「あおたん」。
愛らしい名称に、ごまかされてはならない。
なんてことはない、
青あざのことだ。

あろうことか、
私の右目中心に、
ただ今絶賛公開中、である!

事の発端は、火曜日の朝。
時刻は、午前5時56分。
「もうすぐ6時だよ」の夫の声に耳を疑った。
そうだ、その日は、
午前6時40分には家を出る予定だったのだから。
目覚ましは午前4時30分にかけておいたのに。
余裕をもって用意する予定だったのに。
ああ、なのに!!!

飛び起きて、リビングに駆け込む・・・、
はずが、足がもつれた。
そういや、前にもこんなことがあった。
そう、左足のパジャマの裾の中に、
右足のつま先が入り、
勢いよく前につんのめたことが。
あっ、そして・・・・。
飛び込んだ先にあったのが、
ダイニングテーブルの椅子の肘のどこか。
かけていたメガネが右目あたりに容赦なくぶつかり、
思わず「いたーい!」と、その場に座り込んだ。

どうにも釈然としないのが、
たまたまその椅子に夫がぼぉーっと座っていたことだ。
彼の運動神経がアスリートごとくよかったら、
きっとこんなことになる前に、
助けてくれたに違いないのに。

どんなに痛くても、
そのままではいられない。
何せ、寝坊したのだから!!!

「ああ、痛い、痛い」とひぃひぃ言いながら、
朝食を済ませ、
「痛い、痛い」と嘆きながら、
着替え、化粧をし、
奇跡的に午前6時40分に家を出られた。

めでたし、めでたし。
のはずだが、人の身体は正直だ。
右目下の赤くはれたところは、
その日のうちに紫色になり、
右目のまぶたのあたりもやがて紫色になった。
二重瞼ゆえに、
ハードなアイシャドウをしているようだ。

以前、職場の年配の男性が、
酔って転んで、「あおたん」をつくっていたことがあった。
気をつけなさいよ、危ないですよ、
何しているんですか、病院に行ったらどうですか、
さんざん説教したというのに、
自分がそうなってしまった。
とほほ。

「あおたん」絶賛公開中。
明日も人に会う。
それも初対面で多くの人に会う。
ああ・・・。
ということで昨日から伊達メガネを愛用中。

しゃあないな! しゃあない!

・・・・・・・・・・・・

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2016年09月15日

38度8分?!

P1130811
写真:撮影8月12日。ダナンにて。
 朝陽。ヒカリの道筋。

・・・・・・・・・・・・

先週は具合が悪かった。
寝れば治るだろうとたかをくくっていたら、
喉がいたくなり、鼻声になり、
夜通し咳こみ、市販の薬ではどうにもならず、
この前の土曜日に病院に行った。

先生は30代くらいの若い男性。
なかなかの好青年だ。
それだけで気分がよくなる。
しかも、机にあるボールペン。
カランダッシュ(※スイスの文具メーカー)のそれは、
私とお揃いではないか!
さらに気分がよくなった。

「熱はどうですか?」
話すのもしんどかったはずなのに、
ふふふと、話したくなってしまう。

「熱はでませんでした。38度8分くらいです」
「えっ!!!! 38度8分?!」
「あっ、間違えました。36度8分です」
「あー・・・」

こういう言い間違えはお手の物だ。
いつぞやの研修アンケートにも、
「講師が言い間違えるので、安心しました」と
書かれたことが二回はあった。
いい方向に捉えてもらえるのなら、まだよいか。

そんなふうに暢気に構え、
ケセラセラで今日も過ごす。
(コホッ)

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kyoko_i at 12:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年09月14日

自分の人生のハンドル、自分で握っている? part2

P1130795
写真(撮影8月11日)ベトナム ダナンにて。
 夜明けを捉える。
 小舟がいい感じに「絵」に入る。

・・・・・・・・・・

5年前の夏の旅は、
8日間、屋久島で過ごすという贅沢なもの。
滞在5日目。
レンタカーを運転する夫がぽつりと言った。

「この道を通るのも、もう三回目だな」

「えっ、三回目?! そんなになる?」
「そうだよ」

びっくりした。
初日からずっと助手席にいた私は、
まったくそんなことに気づいていなかった。
いつどの道を通っていたのか、
思い起こしてもその記憶はおぼろげで、
覚えていなかったのだ!

  誰かに連れて行ってもらっていると、
  たどってきた道を覚えられない。

しばらくたって、夫に言った。
「ねえ、運転、かわってもらえない?」

助手席を降り、運転席にまわる。
ドアを開ける。
運転席に座る。
シートの位置を調整する。
ミラーを確認する。
アクセル、ブレーキ、ペタルを確認する。
ハンドルを握る。
キーを回し、エンジンをかける。
右足の踏み加減を調整。
どれくらいの力で
どれくらいスピードがでるのか。
車の感触を確かめる。
走らせる。

助手席に乗っていたほうが、
視界は広い。
助手席に乗っているほうが、
気づく風景も多い。
しかし、自分の意志で自分が走らせている、
この感覚を持っているほうが、
断然、道は覚えている。

  ハンドルを握っていなければ、
  道は覚えられない。

これはたまたま車でのこと。
自分の人生のハンドル?
それは架空なものだ。
しかし、それをちゃんと自分の手で握っているだろうか。
それとも誰かが握っているということはないだろうか。
もしも、誰かが握っているとしたら、
代わってもらおう。
おそるおそるでもいい、
ハンドルの感触を味わいながら、
少しずつ力を入れて握ろう。

生きるというのは、
時間の流れに身を任せているということ。
刻一刻と流れる時間の中で、
自分の人生のハンドルを
握っていなければ、
木の葉のごとく翻弄されるままだ。

今、どこにいようが、
どのような道を走っていようが、
構わない。
生きていての充実感や幸福感を味わえる人は、
自分の人生のハンドルを、
自分の意志でちゃんと握っている人。

それが私が大切にしていること。

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kyoko_i at 18:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)キャリアデザイン 

2016年09月12日

自分の人生のハンドル、自分で握っている?

P1130778
写真:ベトナム ダナンにて。(撮影8月11日)
 夜明け。カメラ手に刻一刻変わる様相を撮る。

・・・・・・・・・・・

今日もキャリアデザイン研修の一コマから。
「career」とはもともと、
小道、通り、道という意味。
運ぶものである車などが過ぎ去った轍、
を意味する。

資料は次の言葉から始めている。

  キャリアデザインとは、
  会社にとっての経営戦略と同様に、
  個人にとって生き方、働き方の戦略を描くこと。
  その核となるのが、
  将来、自分の仕事と人生は
  こんなものにしていきたいというキャリアの未来像、
  つまりキャリアビジョンです。
  その未来のヒントは、
  過去にえてしてあるものです。
  あなたが歩いてきた歴史や
  それを背景として存在しているあなたの中に
  ヒントが必ずあります。
  このようにあなた自身の価値や強みを明らかにし、
  加えて次の問いに上手く整理できていればいるほど、
  キャリアビジョンは描きやすくなります。

  ・あなたは何ができるのか?
  ・あなたは何をしてきたのか?
  ・あなたは何をやりたいのか?
  ・あなたはなぜそれをやりたいのか?
  ・あなたの人生をどのようなものにしていきたいのか?

キャリアは、仕事のことだけじゃない。
家庭、趣味、健康、経済、地域、人間関係・・・。
ライフ全体なのだと、そういうメッセージから始まる。

すると、
「キャリアというと、仕事のことだけかと思っていました」
と安心して話す受講者の方も結構いらっしゃる。

加えて、心をこめて伝えていることがある。
それは、自分のキャリアは自分が描く、ということ。
他の誰かに描いてもらうものでもないし、
他の誰かに描かせてはならない。

 自分の人生のハンドル、自分でちゃんと握っている? 

そう受講者に必ず訊ねる。

抽象的な問いだ。
だから、わかったような、
わからないような表情をされる人も何人かいる。

でも、それでもそのことを強く伝えるのは、
ある体験があってのこと。

それは・・・。
続きは明日。
こんなエピソードがあってのことで・・・。

・・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 18:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)キャリアデザイン 

2016年09月11日

一人で頑張りすぎることのないよう

P1130708
写真:(8月10日撮影)ベトナムのミーソン遺跡。
 ベトナム戦争で随分壊されてしまったとのこと。
 つくづく残念。

・・・・・・・・・・

先日、キャリアデザイン研修を一日担当。
受講者は30〜40歳の女性。

核となるメッセージとして、
いくつも用意するが、
そのうちのひとつは、
「自分一人で頑張りすぎない。
 困った時は、サポートを求めて。
 生きるというのは、
 問題が解決の方向にいくように、
 問題と上手につきあっていくことが大切。
 そのためにも、自分一人で抱え込みすぎない。
 それも軽やかに生きるための能力のひとつ」
というもの。

こんなエピソードを話した。

・・・・・・・・・

2007年に会社を営む父が亡くなった時、
私は後継者という立場でその会社にいた。
事業を続けるか、それとも終いにするのか、
相当迷ったが、「閉じる」ことにした。

しかし、まず目の前に表れた大きな問題は、
「相続」。
会社と個人の2つの相続が発生するので、
やっかいなのだ。
会社で以前からつきあいがある会計士さんに相談すると、
「その手の仕事は・・・」と断られた。
「どなたか税理士さんを紹介いただけないか」と聞くも、
それもやんわりと断られてしまった。

途方にくれ、夫に愚痴った。
すると、「司法書士、誰か知らない?」
と言う。
「なぜ、司法書士の先生?」
「司法書士だったら、いろんな税理士を知っているだろ」

そうだろうか?
半信半疑だっだか、
脳にエネルギーをぐっと集中させて考えた。
一人浮かんだ。
そうだ、Yさん!
Yさんは高校の同級生。
数年前に市役所でばったり会った。
それまで勤めていた会社は退職して、
司法書士で独立して仕事をしていると教えてくれた。
バッグは書類で膨らんでいて、
足早に歩くYさんは、とてもかわいらしい外見なのに、
とてもかっこよかった。
それからも、ばったり一年に一回ほど市役所で出くわしていた。

Yさん・・・。
連絡してみよう。
電話で状況を説明すると、
快く承知してくれた。
「大変だったね。大丈夫よ。
 信頼できる税理士の先生を知っているの。
 その先生に連絡とってみるね」

実際にその先生は、
確かな腕を持っている人だった。
間違いがないようにと、
二人体制のダブルチェックで行うほど。
正確にすすめてくれる人だった。

このことから学んだこと。
にっちもさっちもいかない。
ピンチ、と思ったときに、
今までの自分の人脈から、
助けてくれそうな人、
また助けてくれそうな人を知っている人はいないか、
総動員で探すことが大切。
そういう意味では、
今までの人脈を大切に、
自分から連絡をとっておくことも大切だと思う。

・・・・・・・

気づけば、目の前の受講者の中で、
何人もの方がメモをとられていた。

少しは届いただろうか。
これからの皆さんの人生に、
参考にしてもらえるものだったろうか。

それは受講者の皆さんに任せるとして、
ここでももう一度書こう。

自分一人で頑張りすぎない。
あっ、これは、十分頑張っている人、
という前提だけど。
子育てのこと、
家庭の何かで困っていること、
介護のこと、
自分の何かのこと・・・。

「助けて」「応援して」と助けを求めて、
その力を借りながら、問題を乗り越えていく。
もちろん、その人たちにお返しもしつつ。

迷惑をかけたくない。
というよりも、
迷惑のかけあい!
と教えてくれた友人もいた。

どうぞ一人が頑張りすぎることのないよう。

・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 07:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)キャリアデザイン 

2016年09月10日

女子高生と話して〜英会話教室の一コマ〜

P1120980
写真:ベトナムの旅。ホテルのフロントから。(8月6日撮影)

・・・・・・・・

英会話教室に通っている。
いつもは月曜日なのだが、
振り替えて今日にしてもらった。

教室に行けば、
生徒が既にもう一人いる。

「こんにちわ」
と挨拶しながら顔をみれば、
なかなかかわいい女子だ!

「いつもこのクラスなんですか?」
質問された。
「いえ、いつもは月曜日のクラスなんですよ」
「このクラスの先生は外国人ですよね?」
「ええ、そうですよ」
「私、ほんとうは6時からのクラスなんです。
 その時は日本人の先生なんで、
 外国人の先生が初めてで・・・、緊張しているんです」
「そうなんだ」
「英語はペラペラですか?」
「全然! 多分、小学6年生レベルだと思うよ」

聞けば、
彼女は、高校三年生でサッカー部のマネジャーをしているそうだ。
10月の試合に勝てば、もう少し部活はやれるけれども、
そこで負ければ引退だそう。
目がキラキラしていて、
口角がきゅっと上がって、
マナーでいうところの満点の笑顔をしていて、
人懐っこくて、好かれるタイプと思える子だ。

なんだかこういう女子高生がいて、
嬉しくなってしまった。

会話は楽しい。
その人との会話を通じて、
世界がちょっと広がる感じがする。

今日は、嬉しかったことをちょっと。

・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年09月09日

名前を呼ぶ。何回も、何回も。その効用

P1130713
P1130730
写真:8月10日撮影。ベトナム、ミーソン遺跡。世界遺産。
 8世紀から13世紀の建造物。
 レンガの積み上げ型の技術がすごいらしい。
 何がどうすごいのかは、忘れました・・・。

・・・・・・・・・・・

相手の名前を会話に入れる。
それが大切なことは、とうに知っている。
人は、自分の名前を頻繁に呼ぶ人に、
好感を持つといわれる。
そのことも知っている。

さて、毎月一回通っている美容院に、
入社して二年目のKさんという女性がいる。
ベテランの方につきながら、私を担当してくれている。
彼女がすごい。
何がすごいかというと、
そのことを実践しているのだ。
頻繁に私の名前をよぶ・・・ということを。
おそらく無意識に。

「猪俣さん、この本、面白いんですよ」
「猪俣さん、ハーブティー、飲みますか?」
「猪俣さん、ひざ掛け、持ってきますか?」
「猪俣さん、私、この前、○○○に行ってきたんですよ」

若い美容師さんは何人もいれど、
なんとなく彼女を贔屓したくなってしまう。
しかも、会計が終わって帰る時は、
わざわざお店の外まで出て見送ってくれる。
彼女は本当にこの仕事が好きで、
お客様をお世話するのが好きで、
人のことが好きなのだ。

それに、彼女の顔は、とっても明るい。
相手の名前を頻繁に呼ぶ人というのは、
自分から相手の心に近づくということを
決めている人なのだろう。

さて、自分のことで苦笑したことがある。
最近、学生さんを対象にある講座を担当していた。
「えーと・・・。名前は何だったっけ?」
「えーと・・。ごめんなさい、この前も聞いたのに、お名前は・・・」
この連続だ。
なんとなく学生たちの身体も強張っていくような・・・。
それでも、最終日には全員の名前が一致し、
「○○さん、発表の時の声が通っていてよかったよ」
「○○さん、確認したいことはない?」
ようやく名前を会話に入れられるようになった。

気づいた。
会話に相手の名前を入れられるようになったら、
あることが変わったことを。
本人と名前が一致しない時は、
私から声をかけられなかった。
かけることがためらわれた。
しかし、名前が一致するようになったら、
自分からどんどん声をかけられるようになった。
しかも当たり前だが、
自分の名前をきくたびに、学生たちの目はきらっと輝いていた。
自分の名前をきくたびに、
私のほうに身体を向けるスピードが早かった。

名前が、これほどの影響があるとは・・・。

名前がなかなか覚えられない、なんて言ってられない。
覚えられないのなら、覚える努力しよう。
結果として、そのほうが私は楽しくなるから。

今日は一日研修だ。
本人と名前がどれくらい一致できるようになるだろう?
何回も何回も、ネームプレートを見ながら、
相手の名前を呼び掛けてみよう。

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kyoko_i at 06:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)生き方 

2016年09月08日

産業ロボットの活躍、高齢者の活用

P1130748
P1130754
P1130653

写真:(撮影8月10日)ベトナムはホイアンにて。

・・・・・・・・・・・

昨日の朝、TBSのニュース「あさチャン!」を見ていたら、
興味深いものをやっていた。

それは、産業ロボット。
労働人口が減少していくなかで、
重労働を人間に代わってやってくれるものや
アシストしてくれるものだ。

具体的に、
アスクルのある工場では、
ピッキングロボットなるものが、活躍していた。
食品、薬品、化粧品の製造ラインをはじめ、
ソーラパネル組立てなどにも幅広く使用できる
高速のロボットだそうだ。
人件費削減や、
発送までの時間の短縮に大いに役立っているとのこと。

また、物流支援用ロボット台車「CarriRo」も紹介。
荷物の運搬に使う汎用の台車をロボット化したもので、
人手不足の解消・生産性向上・
労働環境改善に役立つそうだ。

さらに、人型ロボットも紹介されていた。
エミュー3。
接客型ロボットだ。
なんとなく、キティちゃんを彷彿させる風貌。
目的地に案内したり、
立ち止まっている人に自分から声をかけるなど、
世話を焼くところが今までのロボットと違うそうだ。

結論として何かというと、
このようにロボットにとって代わられるものがでてくると、
人間ができる仕事は何か? ということ。
ロボットと人の役割分担をしつつだが。

コメンテーターの竹内薫さんが言っていた。
「人間しかできないクリエイティブ」なことが求めれれると。

創造力。
現在存在しないものを新たにつくり出す力のことだろうけれど、
いよいよもって、感性の力も問われる世の中だ。
また、これら産業ロボットが労働人口減少の解決手段として
考えられたのであれば、
一方で、高齢者というリソースをどう活用するかも、
同時に真剣に考える必要があるだろう。

高齢者?
何歳からはそれぞれの定義でもって異なるが、
60代以上となれば、私などあと9年!
そのうち、企業の高齢者対象のキャリアデザイン研修が
今までよりもずっと増えてくるかもしれない。

・・・・・・・・・・

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2016年09月07日

違いもあるけど「同じだね」も、たくさん探そう

P1130765
写真:(撮影8月10日)ベトナムのホイアンという古い街並にて。
 ランタンといわれる提灯が風物詩。

・・・・・・・・・・

私は「鞄」が大好きだ。
小さい頃からそうで、
根拠はないが、
見ていて、手にとって、使ってワクワクする。
小学校の頃、
初めてランドセルを買ってもらった時は、
宝物に思えて、それはそれは大切に使っていたものだ。
6年生ともなれば、
人によっては、かなり傷みもでてくる。
しかし、私のは同級生から「随分きれいだね」と、
驚かれるほどだった。

それは今でも同様。
靴は消耗品で興味がないが、
鞄は一生のお付き合い。
私のモチベーションにもなる、
特別な存在でもある。

今、好きなブランドは、REN
“くた”っとした感じ、
革なのに軽い、
それでいて品もある。

ところで、先日、ある駅の地下鉄ホームで、
RENで買った同じバッグを肩から下げている女性を見た。
「あっ、同じバッグ!」
どんな人だろう、
どこで買ったのだろう、
使い心地はどうだろう。
いつ買ったのだろう。

思わず声をかけたくなってしまう。

自分が気に入って持っているものと、
同じものを持っている人。
私と似たところがあるだろうか。
「親近感」をすごく感じてしまう。

人は、相手が自分と同じものを
大切に思っていることを知った途端、
親しみを感じるし、
考えや思いをより共有したくなってくる。
自分から心を開いていく、というか。

職場の人間関係もそうだろう。
相手を知っていくプロセスの中で、
もちろん、自分とはこういうところが違うな、
と違いを感じながらも、
私と同じだ! というところも見えてくる。

この前も距離感を感じていた女子学生と、
ひょんなことから、同じ一人っ子であることがわかった。
その途端、彼女が私によく話をするようになった。

相手と自分の「ここが同じだね」と感じられるところを、
少しでも多く持つこと。
多く持てる人が、職場でもお客様とでも、
地域でも、子ども関係のつきあいの中でも、
笑って楽しい気分でコミュニケーションがとれる人だろう。

・・・・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 19:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)生き方 

2016年09月06日

自分なりの意味づけができている人

P1130621
P1130631
写真:(撮影8月10日)ベトナムのホイアンというところ。
古くから東西交易の中継地。
16〜17世紀には、日本人町もあったそうな。
ガイドさんの後をついていく。
お店の前の女の子。世界共通、子どもは可愛い。

・・・・・・・・・・・・・

コーチングというのも、
「人を支援する」仕事だが、
この「支援」という言葉がきこえがいいだけに、
人によって解釈がそれぞれだ。

辞書をひいてみた。

 (苦境にある人・団体に)力を添えて助けること。 

とある。
またここで「助ける」というのはどういうことか、
ということで、解釈がわかれるだろう。

さて、こんなメモ書きが手帳にあった。
誰が言ったものか・・・?

  支援とは、
  相手の中に生きがいをつくること

と。
これには納得した。
より自分にしっくりくるように言い換えるならば、
  相手が「これこそ自分の生きがい」と、
  自ら気がつけるように関わること
か。

ひとつの言葉には、
それこそ多くの意味が混在している。
自分がそれにどのような意味をつけているのか、
自分でしっかり把握していることが大切だと思う。
でないと、これだけの情報過多の時代ゆえに、
ぶれる。

周囲からどう思われているのか気にしすぎて、
周囲から受け入れられることを優先するあまりに、
ほんとうに自分が大切にしていることを見失ってしまう。
翻弄してしまう。

自分なりの意味づけができていること。
それに従って生きること。
でも、相手がしている意味づけも受け入れられること。
そういう生き方ができている人こそ、
自由で大らかで、
すがすがしい人。

・・・・・・・・・・・

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2016年09月05日

自分にも答えがあった・・・

P1130589
写真:(撮影8月10日)ダナンにて。

・・・・・・・・・・

  答えは相手の内側にある

コーチングを学んで、この言葉を前にしたときに、
「これこそ、私が探していたもの!」と、
目の前がさっと開けたような感じがした。

以前、キャリアカウンセラーとして働いていたときに、
こんなことがあった。
求職者の方は、20代前半の男子。
工場でのアルバイト経験を経ている。
この会社に応募したい、
でも、志望動機が書けない、
自己PRもわからない、と言う。
俯き加減で、声も小さく、
視線も小刻みに動き、自信のなさを全身で表現している。

その工場ではどのような仕事をしていたのか、
どんなことに気を付けて仕事をしていたのか、
ミスしないように、ちゃんと仕事をするために、
どんな準備をしていたのか、
その工場で働こうと思ったのはどうしてか、
どんなことに興味があって、選んだのか、
先輩や上司から、ほめられたことはないか、
ほめられた時は、何をどのようにほめられたのか、
同じ失敗をしないように、どんなことに気を付けながら仕事をしたのか、
何をしている時に、楽しいと感じるのか・・・・

ひとつひとつ、彼の体験を掘り下げる。
ぽつりぽつり、彼が話す。
また、ひとつひとつ、彼が話したことを繰り返し、要約する。
彼が話したことに、新しい意味をつけて返す。

50分ほど時間が経った時、
おもむろに彼が言った。

「あっ、僕にも考えがあった・・・!
 そうか、あったんだ・・・・!」

その時の彼の表情は今でも忘れられない。
猫背だった上半身は、上向きになり、
顔をあげ、口元が開いた。
目元の力もしっかり、私と目が合うようになった。
何よりも声にも力が入るようになった。

  答えは相手の内側にある
  考える力もある

やはりそうだ、と思った。
それがわかっていて、アドバイスするのと、
わかっていないでアドバイスするのでは、
結果が大きく違う。
後者は、一方的になるだろうし、
アドバイスして終わり、だろう。
アドバイスしたら、
相手はもうできて当然と思うだろう。
前者であれば、
相手は、どこまでわかっていて、
何がわからないと感じているのか、
はっきりしない相手の状態を察しながら、
何をどこまでアドバイスするかを調節する。

「あっ、そうか。わかった!」
相手のこのシーンが起こることを信じているから、
「人」を相手に、
今までも、これからも仕事し続ける。

これが私が大切にしている価値。

・・・・・・・・・・・・


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kyoko_i at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチ 

2016年09月04日

英語を使って、相手のキモチを理解すること

P1130571
写真:(撮影8月10日)ダナン(ベトナム)の海。
 水面のこのキラキラした感じ。とても好きだ。

・・・・・・・・・

ちょっと英語がわかった気になった。
でも、英会話レッスンで講師と話すと、
「あれ?」「えーと」で、「?」でいっぱい。

リスニングもそうだが、
そもそも、文法がわからない。
いや、わからないんじゃなくて、
忘れている。

ある程度、文法が分かったほうが、
しゃべれそうと思い、
いい本がないかと本屋に行った。

あった、あった! いい本が。
『関先生が教える世界一わかりやすい
 中学英語の授業』(中経出版)

カバーの見返しには、こうある。
  「ネイティブのキモチ」
  「英語の核心」を解説!

  丸暗記を強要されてきた文法事項を
  キレイにそぎ落とし、
  「英語の核心」を解説していきます。
  英語そのものの分析はもちろん、
  英語の文化背景・英語の歴史・
  日本語との比較・文法用語の意味・外国語の影響・・・・。
  今までにない「大きな視点」で、
  あらゆる角度から英語の本質を追及していきます。

これは面白い!
昨夜は、布団に寝っ転がりながら、
まるで雑誌を読むように楽しんだ。

  みなさんの最終目標は、
  「英語を使って、相手のキモチを理解すること・
   自分のキモチを伝えること」だと思います。

そうそう、そうだ、そうなのだ。

こんな箇所もあった。
mayについてのところだ。

  日本語は「空気読む文化」ですから、
  相手が使った「かも」が何%か「察する」必要があるんです。
  でも、英語はハッキリしています。
  mayを使えばズバリ「50%」なんです!
  
面白そう!
しばらく愛読書になること、間違いなし。

英語をツールに、
外国人とまるで日本語で会話しているかのように、
話をしてみたい。
何を見て、何を感じ、どのように考え、
日本や日本人をどう見ているのか、
これから何をしたいと思っているのか、
そんなよもやま話をしてみたい。

英語の探究、続く、続く。

・・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 17:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年09月03日

ビジョンを描けなかったときに、生きるヒントを見つける

P1130593
写真:(撮影8月10日)ダナン。ベトナムのリゾート地。
 太陽が上がると、白い砂浜に影がうつる。
 私は影がとても好きで、わくわくする。
 自分が確かにそこに存在する、
 それを感じるのかもしれない。

・・・・・・・・・・・

昔はビジョンを描くのが苦手だった。
それは、このブログでも、
研修でも友人にも話していること。
「猪俣さんは5年後はどうなっていたいの?」
そう聞かれたにときに、
「わかりませんね。先のことは」と、
返していたくらいだ。

それは2005年くらいのこと。
なぜ、あの頃の私はそうだったのだろう?
今は、そうではない。
ビジョンこそ行動の原動力。
ビジョンが描けさえしていれば、
そこにたどり着くまでの行動など、
自ずと何をすべきか見えるもの、
と信じてやまない。

そうだ。
2005年の頃の自分は、
言うのも恥ずかしいが、
現状にとても不満と不安を感じていたっけ。
別に2005年だけがそうではなくて、
それ以前から随分長くそうだった。

上手くいかない仕事のこと、
家庭のこと、
会社の将来のこと、
夫の実家とのこと、
自分の実家のこと、
何も解決できず、
解決にいたるプロセスもわからず、
いつも一人でぐるぐると悩み、
友人に愚痴を聞いてもらうことが多かったような。
状況を打開できないジレンマに、
押しつぶされていたような。

なるほど、
叶わないと
あきらめて妥協していることばかりだった。
そういう状況に長くいると、
自分が信じられなくなってきて、
自己肯定感とやらがとても低かったかもしれない。

で、そうだったのが、
どうやってこの10年で変わったの?
という質問に答えるならば、
先が考えられない、見えない状況ほど、
「今」なのだな、と思う。
今していることに集中して取り組むこと。
それもなおざりに取り組むのではなく、
心をこめて丁寧に。
ビジョンが描けないときは、
先が見えないから、本当はとても怖い。
怖いから動けなくなる。
けれども、動けないからといって、
そのまま固まってはいけない。
トンネルの出口の光は見えずとも、
暗闇にいるような気がしていても、
今できることをやる。

それをひとつひとつ続けているうちに、
2016年9月3日の自分にたどり着いたような。
そうそう、友人に恵まれたことも大きい。
苦しい状況のなかで、
優しい言葉をかけてくれ、
見守ってくれる友人が、
いつもそこにいた。

やはり人に助けられるか。

今日書いたことは、
私の体験なので、
あなたには当てはまらないかもしれない。
あなたは今はどんな感じだろう?
先のこと、ビジョンを描いている?
そうしたいと思っていても、
描けなくてもどかしい感じ?
ビジョンとかそういうことじゃなくて、
自分が大切にしていることを
こつこつやり続けられていれば、
それでいい感じ?
感じ方、捉え方はそれぞれだ

でも、今の自分を十分ねがらう、
いたわることを忘れずに。
それさえしていれば、
かなりの幸福感得られるはず。

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2016年09月02日

マザーハウスのビジョンに共感〜途上国から世界に通用するブランドをつくる

P1130542
写真:ベトナム、ダナンのホテルにて。
 朝6時30分くらい。スイレンはまだ眠る。(撮影8.10)

・・・・・・・・・・・・・

   made in BANGLADESH

   マザーハウスは黄金の糸「ジュート」に出会ってから10年。
   この地で現地の職人たちとともにバッグをつくってきました。
   直営工場「マトリゴール」は2008年12月に生産を開始。
   当初はたった6人でしたが、
   今では170名以上の職人が働いています。
   人数が増えた今でも、お店から届くお客さまの声を聞き、
   使いやすさや品質にいて真剣に考える姿勢は変わりません。
   マトリゴールでは、機械では難しいような型紙でも、
   使いやすいバッグづくりのために、丁寧にて仕事でつくっています。
   今日も工場は、お客さまの笑顔を思い浮かべながら、
   にぎやかな活気とモノづくりの緊張感があふれる環境で
   よい商品づくりに取り組んでいます。

先日、新宿の小田急百貨店で目がとまった売り場。
マザーハウスだった。
販売の方から商品案内のリーフレットをもらった。
そのリーフレットに書いてあった言葉だ。

「○○○○に行ったときに、こちらのお店を見て・・・」
販売の方と話される女性のお客さまは、
何やら懐かしそうにされている。
初対面同士なのに、
まるで旧知から知り合っているような雰囲気だ。
マザーハウスの商品を介して、
そうなってしまうのかもしれない。

誰かが言っていた。
マザーハウスの商品への思いやストーリーに魅かれて、
ここのファンなの、という。


   世界は多様性で満ち溢れています。
   どんなに小さな国にもそこにしかない素材や伝統技術、職人たちがいます。
   私たちは、「貧しい」とひとくくりにされている国々の大きな可能性を
   お客さまに届く「カタチ」にしたいと思い、2006年にスタートしました。
   オリジナルの素材開発。
   現地の職人のみんなと共につくる商品。
   お店と工場のコンセプトはどちらも「家」。
   つくる人とお客さま、そして働く私たちも、
   みんなが笑顔でいられるブランドを夢見ながら今もその歩みの途中にいます。

代表は、山口絵里子さん。
そうだ、以前、何かのテレビで見たっけ。
スタートした最初の頃は、現地のスタッフの方と何かともめて、
それでもスタッフの人たちを信じて、あきらめず、
信頼し続け、そんな山口さんを見て、スタッフは心を次第に開き・・・。
そんな様子がテレビで取り上げていたような。

何かを選ぶ時には、必ずその人なりの規準がある。
その規準のひとつに、
創り手やサービス提供者の思いやビジョンに共感できるか、
自分が応援したい相手かどうか。
品質がほぼ同じだったら、それで決まるかもしれない。

ビジョンの重要性、またここに見た思い。

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2016年09月01日

話す相手がいてはじめて、物語が生まれる

P1130517
P1130518
写真:ハノイ(ベトナム)に、玉山祠というところあり。
 歴史上の英雄を祀る。お線香にびっくり。扉は「福」と「禄」の文字。
 (撮影 8.9)

・・・・・・・・・・・

「猪俣さんの五年後のビジョンは?」
数年前に、コーチ仲間に聞かれたことがある。
ビジョンは? と聞かれたのに、
「私の夢は・・・・」と語っていたっけ。

ビジョン? 夢?
どちらも同じような意味だろうが、不思議だ。
とっさの反応で、ビジョンではなく「夢」という言葉を使った。
どうやら私には、「夢」という言葉のほうが、
わくわくするようだ。

さて、この「わくわく」という言葉。
以前の私では、ありえなかった響き。

「猪俣さんのワクワクは何ですか? ワクワクの素は何ですか?」
そう訊ねられるたびに、
は? わくわくって何?
そもそも「わくわく」なんてキーワードは
私にはフィットしないし。
「わくわく」というよりも、
「やりとげる苦しみ」の中に、
「達成感」「爽快感」があるんじゃないの、と心底思っていた。
それは8年ほど前のこと。

それがどうだろう。
齢50を越えて、「わくわく」つうのは、
本当に「わくわく」なのだ!
楽しい、夢中、面白い、もっとやりたい、
そんなものが一杯つまっている響きだ。

なぜそうなったのだろう?

多分、夢、ビジョンが、
昔よりは描けるようになったからだ。
今が肯定できるようになったからだ。
完璧でなくなったからだ。
それはよい意味で、あきらめらるようになったからだ。
そして、もうひとつ言えるのは、
20代の頃の感覚を、今再び持ててるからかもしれない。
自分がやる、
自分が変える、
やれば、できないことはない、
きっとできる。
何よりも、友人、仕事仲間、身内・・・に恵まれている、
そう実感できている、あの頃の感覚。

何が言いたいのかというと、
自分がいい感じでいた時の条件、
モチベーションを常に感じていた時の条件が何かを、
わかっていることは大切だな、と。
わかっていれば、再現できるようになるからだ。

「夢」に戻ってみようか。
朝のNHKテレビ小説「とと姉ちゃん」で、
今日のくだりでは、こんなセリフがあった。
(大体こんな感じ)

  星野/
  なぜ、雑誌をつくりたいと思ったんですか?
  僕が知っている頃の常子さんは、
  タイピストの仕事をしていましたから。

  常子/
  女の人のための雑誌をつくりたいと思ったんです。
  女の人が日々の暮らしを取り戻せるように、
  暮らしに少しでも役に立つ雑誌をつくりたかったんです。

  星野/
  夢を持っているんですね。
  常子さんが自分のために自分の夢を追っている。
  僕はとても嬉しいです。

一言一句まで覚えていないが、
こんなようなセリフだった。

なぜ、あなたはそれをしたの?
動機を語ることは、まさにモチベーションを語ること。
その話を聞いて、否定でなく、
肯定的な感想を返してくれる人がいるからこそ、
安心して今していることを自信をもって続けられる。

コーチエイの会長の伊藤守さんが、
『君よ、物語を語れ』という著書で
こう書いていたっけ。

  誰かに話すことによって、
  自分の中で漠然としていた夢が少しずつ形になっていく。
  話す相手がいてはじめて、
  物語が生まれる。
  そこにフィードバックがあってはじめて、
  物語がリアリティを持つ。

と。

夢でも、ビジョンでも、表現などどちらでもよし。
未来の絵を物語にしよう。
一人ひとりが、未来の物語を描けるようになったら、
社会は、いい感じに変わるんじゃない?
私は、そんな社会を想像している。

・・・・・・・・・・・

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2016年08月31日

べらべらとしゃべる自分がいて

P1130440
P1130449
写真:(撮影8.9)ハノイinベトナム 孔子廟にて
 ベトナム最古の大学跡。
 
・・・・・・・・・・

話しやすい人というのがいる。
一方、その人の近くにいると、
何をどう話そうかと緊張してしまう人もいる。

この違いは何だろう?

久方ぶりにお会いしたAさんは、
前者の人だ。

  以前お会いした時と、
  会社名を変えたんですよ。
  storyIっていうんです。
  “I”っていうのは、相手にとっての「わたし」という意味なんです。
  「わたしの人生の物語」を一緒に紡いでいこう、
  そんな意味を込めたんです。
  人によっては、猪俣さんの“I”ですか? とも言われますし、
  愛情の“I”ですか? と言われることもあります。

珍しくべらべらしゃべった。
普段は、社名の由来などここまで話さない。
ひとえにAさんの人柄だろう。
なんとなく力が抜けていて、
目がきらっとしていて、
かしこまったところがなくて・・・。
結局、雰囲気なのだ、雰囲気。

聞かれてもいないのに、
べらべらしゃべる自分もいる。
そう気づいて、不思議と爽快感だ。
それだけで、いい気分の今日の一日。

・・・・・・・・・・

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2016年08月30日

未来を考えるために、過去から・・・

P1130419
写真:(撮影8.9)ハノイinベトナム。
 引き続き、早朝散歩の一コマ。
 近くのホテル、寺院の前の池には一面の蓮。

・・・・・・・・・・・・・・・

本気でコーチングを学びたい人のための、
コーチ座コーチ『ビジョンこそ行動の原動力〜魅力的なビジョンはこうして描く』が
来週の月曜日に開講する。

かくいう私は、以前はビジョンを描くのは苦手なほう。
しかし、次の文章を見たときに、
迷いの渦に光がさした。
はっとした!

  未来を考えるために、過去から考え始める。

そうなのだ。
未来はまだ経験していない。
見てもいない、触れてもいない、聞いてもいない、
未知の世界なのだ。
それを描くというのは、エネルギーをすごく使う。
だから、過去の体験と比較して考えてみると、考えやすい。

例えば?
今度の長期休暇はどのように過ごそうかな? 
と考えたとする。
その時、私たちは、こう思わないだろうか?
去年はどうしていたっけ?
あっ、そうだ、去年は北海道に行ったんだっけ。
涼しくて気持ちよかったな。
じゃあ、今度は矛先を変えて、
四国や九州に行ってみようかな。

他には?
今日の夕食は何にしよう? と考えたとする。
お昼は何だったっけ?
パスタだったな。
じゃあ、パスタは明日の夕食にしよう。

無意識にこんなふうに考えてるのではないか。

  五年後はどのような仕事をしていたい?

それを描きたいのであれば、
過去の体験から少しずつひもといてみよう。
 
  今まではどんな仕事をしてきたの?
  その中で、イキイキ取り組めた仕事は何?
  なぜ、その時にイキイキ取り組めたのかな? 

などのように。

未来を描くのは、思ったよりもたやすい。
ひとつコツがあるとしたら、
無意識に制限を自らかけてしまうことかな。

 それって、本当にできるの?
 生活できるもの?
 時間がかからない?
 夢物語じゃないの? それって。
 辻褄あってないんじゃない?
 今更、そんなことできる年齢じゃないし。

それらを考える必要がないわけじゃない。
しかし、未来を描くときには、必要なし。
自由に夢物語を語る。
大風呂敷を拡げる。
拡げて、拡げて、めいいっぱい拡げる。
拡げた範囲内のことしか実現しないのだから、
最初はとにかく拡げること。それが大切。

・・・・・・・・・・・・・

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2016年08月29日

それで生活できますか?

P1130429
写真:(撮影8.9 ハノイinベトナム。朝、ホテル界隈を散歩中。近くの寺院にて)

・・・・・・・・

  コーチングで生活できますか?

そう訊かれることがある。
職業を選ぶ自由はあるのだから、
何を選ぶのか、その規準も人によって様々だ。
その仕事をして生活できるのかどうか、
もちろん重要な視点だ。

しかし、はっきり言おう。
私にとっては、とってもつまらない質問!
心の奥底には、「甘えんじゃないよ〜」だ。
たとえ「生活できますよ」と私が言ったとしても、
こういう人は大体続かない。

もしも学生や20代〜30代の人から訊かれたら、
今の仕事や経験から多くを吸収し、
それを土台にして活きる仕事、と答えるだろう。
しかし、生活が保障される仕事など世の中にない。

 コーチングで生活できる人は、
 すごく少ないんじゃないですか?

コーチングに限らず、
どんな仕事であれ、
その仕事を通して何がしたいのか、
どのように人に役立ちたいのか、社会に役立ちたいのか、
自分が周囲にどのような影響を与えたいのか、
ビジョンがなければ、
そもそも人はついてこない。
人がついてこなければ、お客様がつかないということだから、
結果的に生活できないレベルになってしまう。
それに、軌道にのるまでダブルワークをしたって構わない。

だから、「生活できますか?」と懸念を持っている人には、
「生活できるようになるには、
 お客様がお金を払いたいと思えるだけの技術や知識は必要。
 それを備えていくだけの覚悟はありますか?」
と訊ねる。
そこで首をかしげるのなら、やめたほうがいい。

 コーチングという仕事をして、
 自分はこういうことを実現したい。
 またそれで生活ができるように、どんな準備をしていったらいいか。
 それをコーチしてほしい。

とリクエストするだけの人だったら、
その人は必ず上手くいく。

迷うことにも価値はある。
しかし、自分がほしい結果が手に入るには、
苦しいけど楽しい努力が必要。

・・・・・・・・・・・・・・・・

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2016年08月28日

コーチングって質問するだけじゃないですよね

P1130416
写真:(撮影 8.9)ベトナム、ハノイにて。
 その日は一日ハノイ市内観光。ホテル出発の前に、
 隣のホテルまで探索する。ベトナムの雰囲気に蓮はよく似あう。

・・・・・・・・・・

昨日は、コーチングのトレーニングを受講の一日。
一言・・・。楽しかった!!!

ところで、嬉しかったことがあった。
たまたま一緒のグループになった方が、
こんな感想をおっしゃった。

  コーチングは質問するだけじゃなくて。
  質問して、答えて、また質問して、答えて・・・。
  そうじゃなくて、
  コーチとクライアントが一緒に会話をつくり、
  クライアントが会話の先にたどりつきたいゴールに近づくよう、  
  それは、一緒にやるものなのだな、と。
  だから、コーチのフィードバックって大切で、
  クライアントが話したことに、感じたことをちょっと返す。
  そういうことが、すごく大切なんだな、と思った。

と。
そうそう! 私もまったく同感!

こんなことが書いてあった本がある。
ブログで何回も書いているけど、
私自身、とても好きな言葉なので、また書こう。

   対話の可能性を信じ、
   対話の中に答えを見つけ出していくアプローチ。
   (私は、それがコーチングだと思う!)
   相手の考えや思いをきちんとひきだし、
   そこに臆することなく、
   自分の考えや思いをぶつけていく。
   (ぶつける、というのは、フィードバックだったり、
    提案やリクエストだったり、同意をとること、と解釈)
   その融合において、
   その場で新しい考えや方向性や行動をうみだしていく。
   そのような対話を経験したことのある人だけが、
   また別の他者に対して対話をすることができる。

   日常では、自分のことを考えたり、
   相手の反応を気にしないでゆっくり自分と対話できることはない。
   コーチとクライアントの対話の中で、
   クライアントは自分自身と対話でき、
   自分のことがわかり、
   行動を起こそうとする。

   クライアントが考える時間を創る。
   そのためには、コーチとクライアントの関係が、
   安心していないと、そうならない。

ここで何の本なのかも書けばいいのだけど、
メモしただけなので、残念。

昨日のトレーニングでは「クライアントのために」という言葉が
参加者の感想から何回か聞こえた。
確かに「クライアントのために」なのだが、
もう少しそのあたりは、具体的にしたほうがいい。
チャンクが大きい表現ゆえ、
ややもすると、コーチとしてすべきことをするタイミングを
逃してしまうかもしれない。
例えば、率直なフィードバックなど。
それまでの対話の方向性をまったくかえるだけの、
視点を変える質問をするなど。
だから、「クライアントが話しやすいように」とか、
「クライアントが起きていることを自分ごととして捉えられるように」など、


いずれにしても、
コーチングは面白い!

それにやっぱり、
コーチングというコミュニケーションスキルは、
人と関わり、人を育てるポジションや立場にある人は、
持っていたほうがよいスキルであり、知識と実感。

トレーニングに参加するのはよい。
視界が広がる。爽快だ。

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kyoko_i at 06:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチング