2017年05月24日

反省ばかりしてんじゃないよ

P1160981
写真:屈斜路湖。朝陽。
 撮影 5月5日

・・・・・・・・・・・

  やろうと思っているんだけど、できなかった
  続かなかった
  やっぱり、できない・・・
  いつもそうなんです

という相手がいるとしよう。
ただそう言っていたいだけなのか、
変わりたいと思っているけれど、
そう思っているだけで、
本当は今のほうが居心地がいいと思っているんじゃないか?
いろんなことを思いながら聞き、
一緒にいる。

いや、この人、本当に今の現状を変えたいんだな、
そういう気持ちは本気なんだなと感じたときに、
それまでの「なんでも聞きますよ」モードをばちっと変える。
いつもじゃないが、そういう時もある。

  本当に変わりたいの?
  本当にそう思っているの?
  だったら、いつまで「やっぱりできない」とか言い続けるの?

それで本当に変わるかどうかはわからない。
しかし、相手の何かを変えようと思うなら、
こちらが本気でいることを見せる必要がある。
もちろん、相手への期待がベースにあってのことだけど。

でもなあ、一番大切なことがある。
人にそういうことを言う前に、
で、自分はどうなの? ということ。
自分ができていなことは、
人には言えないだろう。
言ったほうがいいとわかっていても、
それこそ、口ごもってしまう。

なので、自分自身にも言うようにしている。

  本当にそうしたいの?
  やる気あんの?
  そうしたいということはわかるけど、
  で、どうすんの?
  反省ばかりしてんじゃないよ

はいはいはい。
自分、答える。

さて、今日から週の後半。
スパートかけようか。

・・・・・・・


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6月テーマ「思わず達成したくなる魅力的な目標設定」
目標を掲げ、成果をだしている人に共通していることがあります。
その目標の理由を訊ねると、どういうわけか話すのは・・・・。
続きは、講座で。

・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 05:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチ 

2017年05月23日

お客様から学ばせていただいて

P1170424
写真:阿寒湖遊覧船上。寒かった・・・。
 撮影 5月7日

・・・・・・・・・・・

お店の販売担当の方に、
お礼の電話をすることがある。
先方から買い物のお礼のハガキが届いた時、
約束どおり頼んでおいたものが届いた時、
お世話になった時など。

「猪俣と申しますが」と名乗る。
「はい・・・?」
先方の声がか細くなる。
不安そうだ。
苦情の電話かと思っているのかも。
「お願いしていたものが届きました。
 イメージどおりです。ありがとうございます」
そう言うやいなや、
「そうですかー! よかったです」と、
声のトーンが突然明るくなる。
構えたぶん、喜びも倍増というところか。

まったくもって販売の方たちも、
私より随分若い人たちばかりになってきた。
感謝されるという体験は、
彼女たち、彼らたちの働く喜びにつながるだろう。

あ、そういえば、
「お客様から学ばせていただいて」というフレーズ、
よく聞く。
そういうお客様側に自分もなりたいものと、
今日のスーパーでの買い物から
ちょいと意識をしてみようか。

・・・・・・・


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2017年05月22日

愚痴その場限り

P1170186
写真:道東。神の子池。パワースポットだそうな。
と、帰ってから知った・・・。撮影5月5日

・・・・・・・・・・・

前職、印刷会社で働いていた時に、
絶対やらないと決めたことがあった。
それは愚痴を言わないこと。
当時は、
さいたま市から宇都宮市に通勤していたが、
宇都宮駅に降りたった時から、もう絶対。

愚痴というのは、次の三つ。
お客様の愚痴、
仕事の愚痴、
社員の愚痴。

社内での自分の影響力を考えてのことだ。
といっても、
自らそうなったわけではなく、
入社三年目の女性に、
こうフィードバックされたことがきっかけだけど。

「愚痴言っている人に、ついていけません」

きびしーい。
がつーんと来た。
しかし、納得した。
立場的に、社員は我慢して私の愚痴を聞くしかない。
嫌な思いをさせていたものだ。
と気づき、決めたルールだった。
結果、それはとてもよい状況をもたらした。
どんな? 
それはまた後程の機会に書くとして、
私が言いたいのは、
愚痴を言ったらあかん・・・なんてことじゃない。

大体、人間なんだから、
不平不満、愚痴言いたくなる時があって、当然だ。
至極、普通であり、まともなことだ。
だからこそ、愚痴が言いたくなったら、
思いっきり、はきだそうよ、ということ。
私ったら、こんなこと思っちゃってだめだ・・・
なんて微塵も思わない。
中途半端に吐き出したら、だめだ。
またぶりかえしてしまう。
だから、思いっきり吐き出そう。

ただ、条件はある。
誰に言うのか、相手を選ぶこと。
できれば、関係者以外の人がいいだろう。
もちろん口がかたく、信頼できる人。
そして、もうひとつ。
時間を決めること。
例えば、5分間めいいっぱい吐き出し一本勝負、など。
でないと、愚痴にのまれる。
しゅうしゅうがつかなくなる。

愚痴、その場限り。

そうして、自分の主体性を取り戻そう。
自分にも非があったかな。
自分にもできることはあるんじゃないかな。
そんなふうに思えてくるだろう。

時間は有限。
自分が変えられることに、
時間を使おう。

・・・・・・・


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2017年05月20日

完璧主義ですね、と言われて

P1160991

写真:その日の朝食。
 隣のテーブルの会話。
 「ねえ、朝陽、見た?」
 「見ようと思ったけど、子どもが寝ているから、
  カーテン開けなかったのよ」
 「えー、残念! 
  湖に太陽が映ってね、それはきれいだったわよー。
  太陽が二つに見えるの!」
 「そうだったの? 見られなかったなー」
 「もったいなかったねー」
はい、二つの太陽とはコチラです。

・・・・・・・・・・・・

研修打ち合わせ中、
相手の方から言われた。
「猪俣さんは完璧主義ですね」

  か・ん・ぺ・き

懐かしい響きだ。
久しく言われなかった。
久しく・・・?
一年以上は言われていない。
で?
そうそう、そうなんですよ!
気持ちわきたった。

「そうなんですよ。
 私、完璧主義なんです」
「そうよね〜」
「はい」

あれ? と思った。
昔は、「猪俣さんは完璧主義よね」と言われると、
「いや、そんなことないですよ」と、
ムッとしていたような・・・。

完璧主義かもしれないし、
そうでないかもしれない。
ただ、周りからどのように言われようが、
思われようが、気にしすぎることがなくなった。

自分が相手をどう思うが、
私の自由。
相手が私をどう思うが、
それも相手の自由。

自分が相手を思ったこと、
相手が自分を思ったことに、
いつまでもいつまでも、
執着することのないよう。

それだけ心がければ、
人生は、結構自由で、気楽なものだ。

・・・・・・・


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2017年05月18日

なんで? 遺産?!

P1160937
写真:屈斜路湖。その日最初の太陽。
 撮影5月5日

・・・・・・・・・・

阿川佐和子さん、結婚。
目出たい!
御年62歳、相手の方は69歳とあった。

それに絡めて、あることを思い出した。
5年くらい前だろうか。
前職で苦楽をともにしたSさんから、
久しぶりに電話があり、会うことになった。
相談したいことがあるらしい。
Sさん、その時、多分60代後半。
ずーっと独身だったが、
ずーっとおつきあいしていた方と、
結婚しようかどうしようか、とのこと。

「Sさん、そりゃあ結婚したほうがいいですよ。
 だって・・・」
「どうして?! 遺産?!」
Sさん、前のめりで私の話の途中を堂々とさえぎる。

遺産?!
なんじゃ、それ?!
でも、Sさんらしい、とおかしくなった。
多分、今にいたるまで、友人にも相談してきて、
口揃えて「遺産がもらえるからうんぬん」とか、
アドバイスをもらってかたのかも・・・・しれない。

「やっぱり、家に誰かと一緒にいるっていうのは、
 人にとって大切なことなんじゃないですか」
ふぅ〜ん、のけぞりながら気のない返事のSさん。
拍子抜けしたらしい。

なんだかんだいって、Sさんは結婚した。

結婚の理由など、人によって様々。
何が理由だろうが構わないが、
ただやっぱり、
家の中に「人」のぬくもりが感じられるっていうのは、
すごくいいことなんじゃないのかな。
テレビを見ながら、笑った時、涙流した時、
物申したい時に、誰かそばにいる。
「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」
「おかえりなさい」「気をつけてね」
声をかける人が誰かいるっていうのは、
幸せなことだ。

一昨年、Sさんから喪中のハガキが届いた。
亡くなったのは、ご主人だった。
もしかしたら、結婚の話がでていた時に、
相手の方はすでにどこか具合が悪かったのかもしれない。
そうでないかもしれないけど。
とはいえ、数年という短い期間であっても、
彼女にとってきっと幸せに感じられた時間だったと思う。

と殊勝に語る私だが、
今朝夫に大きな声で怒った。
  リビングで煙草吸わないで、って
  20年ずっとお願いしているのに、
  なんで吸うのよ!!!
私、車運転中。
助手席の夫は、自分の命を私が握っているゆえ、
「すみません」と謝るしかない。
まあこのへんでいいかと、
「じゃあ、仲直りね」と握手した。
しかし、彼はまた煙草を吸って、
私はまた大声で怒るだろう。

夫婦のカタチ、それぞれである。

・・・・・・・


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2017年05月16日

タイムマネジメントのモデルは誰?

P1160909
写真:屈斜路湖。陽が昇る直前。
 撮影5月5日

・・・・・・・・

タイムマネジメントは、
エネルギーのマネジメント、といわれる。
単に、限られた時間を効率的に使い、
限られた時間で最大限に成果を上げる、
ということではない。
時間管理ではなく、
エネルギーのマネジメント。
有限の自分自身のエネルギーを
人生の目的達成に向けて、
何をどのように配分していくか、
まさに「マネジメント」だ。

人生の目的達成?
あなたの人生の目的は?
大きな問いゆえ、面食らうだろう。

私の人生の目的?
人が生きる勇気を持てるように。
その人にとって、
自分の人生の主役が自分であるように。
その人が、自分により自信が持てるように。

というのがあるから、
承認されるよりも、
相手を承認するほうが好きだ。
今、この人は、どんな言葉があると前進できるだろうかと、
考えることも好きだ。

時間短縮のために、
メールを見る時間を決めたり、
入力の手間を省略するために定型文を利用したり、
文章を何行と決めたりしたほうがいい、ともよく聞く。
その通りだろう。
しかし、私にとって、メールと向き合う時間は大切だ。
というのも、先に述べたような自分の人生の目的に適うからだ。
友人から、クライアントから、お客様からいただいたメールは、
相手の顔や状態を想像しながら、適切な言葉を選び、
場合によっては絞り出す。
おそらく、私の脳のエネルギーはかなり消費しているだろう。
でも、私の場合はそれでよい。
(もちろん、営業案内で届く事務的なメールは除くが。)

さて、タイムマネジメントのモデルになっている人がいるか?
という問いを自分にしてみた。
いたいた!
誰?
父だ。
父は、仕事命の人だった。
しかし、仕事命なのに私のことは一番に大切に考えてくれた。
私もそうありたい。
仕事は大好きだ。
しかし、やはり一番大切にしたいのは、
もっとも身近な家族の存在だ。

彼、彼女のために、
具体的に何かをしてあげる、というのではなく、
彼、彼女と一緒にいる時は、
瞬間でいいから、
ただシンプルに一緒にそこにいられる自分でありたい。
一緒にいる時に、
今起きていない他のことをあれこれ考えるのではなく、
彼、彼女とただ一緒にいること。
そういう瞬間が実感できる感覚が広がっていけば、
今よりもっと、
タイムマジメントができている感覚も色濃くなるはず。

今朝、「ああ、忙しい」と思った。
しかし、何が忙しいというのだろう。
「やることが多くて」と思った。
それが何か? という感じだ。
こんな自問自答はこれからも続くだろう。

タイムマネジメントはエネルギーのマネジメント。
単なる効率的な時間の使い方のことではない。
人生の目的に向かって、
そのために自分は流れる時間を使っているのか、
その実感が最も大切。

・・・・・・・


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2017年05月14日

大人だよね、あの人は

今回のGWでは、北海道は道東を旅した。
5月初旬の北海道の新緑はまだまだこれから。
釧路湿原に行っても、あたり一体、茶色の風景。
そんなわけだから、
緑の植物があるとやたら目立つ。
P1170290

この植物は何だろう?
葉の並びがなんとなく面白い。
上から覗いてみたくなった。
結構な幾何学模様なんじゃないの?!
結果・・・・、

P1170273

おー、グラフィックデザインのようだ。
面白い・・・!
これだけ見たら、何の写真かわからないだろうな。
しかし、同じ植物なのだ。

これぞ、視点を変える、ということ。
正面から、横、斜め、右、左、上、下・・・、
自分の立ち位置を少し変え、
場合によっては思いっきり変え、眺めてみる。
同じ対象物でも違った魅力が迫ってくる。
これが面白いから、カメラが手放せない。

・・・と旅に出るとそういうことができるのに、
こと日常になると、そうしていない。
状況に対して、人に対して、
いったん「こうだろう」と思うと、
それを前提に今後のことを見立ててしまっている。
もしかしたら、真実、大切なこと、魅力が実はあるのに、
気づかないままのことが多いだろうな。

自宅近くの遊歩道脇道のアジサイの葉を見ながら歩く。
顎をぐいっと上げて、視線を正面遠くに投げてみた。
なんと全方位に見えることか。
思いっきり深呼吸した。

自分が見ているのは、あくまでも一視点。
即行動したいのはやまやまだが、
せめて3つの視点から眺めてみよう。
そういうことを日ごろしている人が、
つまりは、「大人だよね、あの人は」と
言われる人なのだろうな。

大人ね・・・。
年齢に関係ないな。

・・・・・・・


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2017年05月13日

昔話で幸せになった主人公

P1160847
写真:まっすぐ続く道、どこまでも広がる青空、
 命を育む大地。
 夏のころは、さぞかし緑が眩しいだろう。
 撮影5月4日

・・・・・・・・・・・

印象的な言葉は手帳に書き残す。

 昔話で幸せになった主人公。

 嘘をつかない。
 人には優しくする。
 時には相手を優先する。
 現実や世間を嘆かず、
 こつこつ努力する。
 ないものを数えず、
 今あるものに感謝して笑顔を絶やさない。

出典はどこだったろう。

幸せを外に探せば、
これからもずっと求め続ける人になるばかり。
幸せになろう、じゃない。
幸せになるためにどうするか、ではない。

既に自分は幸せである。
それに気づけるか、
気づけないかの違いだけじゃないか。

自分自身を振り返る。



kyoko_i at 07:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)キャリアデザイン 

2017年05月10日

自分のお金をどのお店の売り上げに貢献させたい?

P1160882
写真:屈斜路湖にて。
 観光客多けれど、美しさの前に、沈黙ひろがる。
 5月4日撮影

・・・・・・・・・・・

今日も北海道の旅で気づいたことから。
3日目の午後は、阿寒湖アイヌコタンというところに行った。
コタンとは「集落」という意味。
30軒近くの民芸品や飲食店がずらりと並び、
観光客でにぎわっていた。

ガイドブック『ことりっぷ』に掲載されている、
木彫りのブタの置物が欲しいと思い、
ある民芸品の店主に置いてあるかどうか訊ねた。

結果、置いていないということだったが、
「それだったら、“きりり”さんのところにあるよ」
なんのためらいもなく教えてくれたのだ。
そのうち、奥さんも加わって、
「いくつかサイズが違うのがありますよ。
 “きりり”さんは、そこの通りを左に曲がって、
 大通り沿いの民宿の隣です」
と聞いてもいないのに、場所まで教えてくれた!

なんて親切なのだろう。
同業者をこんなにてらいなく紹介してくれるなんて。

“きりり”という名の民芸店に行ったら、
実物は親指の爪くらいの小さな置物だった。
ガイドブックの写真のイメージは、
こぶし大くらいはありそうだったのに。
あてが外れる。
しかし、“旅の思い出”と思い、買った。

教えてくれたお店の主人と奥さんにお礼が言いたく、
再びそのお店に戻った。
ちょうど、家族づれのお客様の接客をされていた。
詳しいことはわからないが、
「名前を入れてくれんだって。よかったねー」
というお母さんの明るい声と、
はにかむような子どもの笑顔を見ると、
ご主人とのやりとりが良かったことがうかがえる。

という流れで、
私は気がよくなり、お礼含めて、
そのお店で買い物をしてしまった!

顧客の心理、ここにあり。

最後は、やっぱり人なのだろうな。
自分のお金をどの店の売り上げに貢献させたいか。
「頑張って」「ありがとう」を届けたいお店に、
そうしたくなって当然だ。

特に観光地はお客様と初対面の連続だしな・・。
第一印象。
お客様の心がほころぶような対話力。
旅にでると、接客を無意識に観察してしまう。
それがまた面白い。

・・・・・・・・・・・・・


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2017年05月09日

そこを極めたら、もう一歩

P1160901
写真:北海道は屈斜路湖にて。撮影5月4日

・・・・・・・・・・・・

GWの4日〜7日は、
北海道の道東を旅行してきた。
女満別空港から入り、
屈斜路湖、摩周湖、釧路、阿寒湖というルート。

最終日の宿泊先は、阿寒川付近のホテル。
働いている従業員は、20代〜30代。
宿泊客に失礼のないように、
きびきびとした動きは、
若い世代特有の清々しさを感じる。

しかしなあ。
もう少し、顧客と距離を縮められる勇気が持てるといいんだけどなあ。
勇気というか、余裕か?
そういう感性か?

と思った矢先、「おっ、なかなかいいな」と思うスタッフがいた。

「こちらのホテルは、全国に展開しているんですね。
 私の実家は栃木県なんですけど、
 栃木県にもあるんですね」
通常は「はい、そうでございます」で終わりだろう。
ところが彼は違っていた。
「あそこもいいホテルですよ。
 もう少し北にいって、鳴子温泉もいいですよ。
 昨年、オープンしたばかりなんです。
 僕は開業スタッフとして、そこにしばらくいたんです。
 あのホテルは、宿もいいし、温泉もすごくいいです」
「鳴子温泉ですか。電車ですぐ行けそうです」
「ええ、北海道と違って地続きですからね。
 あのホテルに行くと、僕の痕跡がありますから」
「は? 痕跡ですか?」
「はい、痕跡です」

なんの痕跡があるというのだろう?
おかしくなってきた。
彼曰く、岐阜にあるホテルの離れの部屋も、
とびきりいいらしい。
是非、行ってみて、と言われた。
その後、店内のお土産についても、
「この“ころぼっくる”風の置物は売れるんです。
 セットにして買われるお客様もいらして・・。
 あまりにも売れるので、ちょっと後ろにほうに隠しているんです」

なんていう言い方も面白く、
思わず買ってしまった。

こういう会話を煩わしいと思う顧客もいるだろうが、
相手の懐にすっと入っていけるような会話ができる人というのは、
やはりポジティブな印象が残る。

マニュアルにそった、間違いなく、失礼のない感じのよい応対。
そこを極めたら、あともう一歩。
若い世代が表舞台で働くスピードは、
私がその世代だった時よりも、
比べようもないほど早くなっている。
だからこそ、コミュニケーションという感性が一段と求められる。
そういうものを若い世代に教えていくのが、
私たちの役割なのかもね。

翌朝、チェックアウトしてホテルを出る時、
「ありがとうございました」と感じのよい声が背中に響いた。
ちょっと残念。
その言葉以上の何かがあれば、
このホテルは最上級になるだろう。

・・・・・・・


★コーチング勉強会。「コーチ座コーチ」★

5月テーマ「タイムマネジメント」
忙しい、時間がない、余裕がない、終わらない・・・。
効率的に時間を使うことも大切。
それ以上に、効果的に時間を活かす術というのも大切。
余裕、落ち着き、平穏、進んでいる実感、完了感を取り戻す一ヵ月間です。

・・・・・・・・・・・

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2017年05月08日

正しいのは、どっち?

P1170402
写真:阿寒湖。遊覧船から。
 撮影/5月7日

・・・・・・・・・・・

相手からされたこと、言われたことで、
気になって仕方がない時。
気にしないほうがいいとわかっていても、
気づけば、またそのことを考えてしまっている。
もう終わったことなのに・・・!
時間は経過しているのに、
自分の頭の中は「過去」のことでいっぱい・・・!

私もそうなる時はある。
そういう時は、自分のセルフトークを観察してみる。
大方、次の内容だ。

  あの人は間違っている。
  正しいのは、私。

こうして書くのも恥ずかしいが、
そんなセルフトークがある。
しかし、そのセルフトークに気づけるから、
客観的になれる新しいセルフトークが探せる。

  正しいのは私だって?
  いや、違う。
  相手も私も、お互い、どちらも正しいのだ

そう、どっちが正しいなんてない。
どちらもその人なりの物語の中では、
正しいのだ。
そんな思考になれると、
まるで展望台に上がった時のように、
視野がぱっと広がる。

他人と上手につきあうとは、
すなわち自分と上手につきあう、ということ。
結局、そこに辿り着く。
捉え方次第で、世界は変わる。

・・・・・・・


★参加受付中/コーチング勉強会。「コーチ座コーチ」★

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忙しい、時間がない、余裕がない、終わらない・・・。
効率的に時間を使うことも大切。
それ以上に、効果的に時間を活かす術というのも大切。
余裕、落ち着き、平穏、進んでいる実感、完了感を取り戻す一ヵ月間です。

★コーチングセミナー「レッツ!コーチングカンバセーション」
6月24日(土)開催。
コーチングのレベルアップは、
コーチする、クライアントを体験する、
オブザーバーをして客観的に観察する、
フィードバックする、受ける・・・の体験が
一番効果的です。
詳細は、こちらをどうぞ。

・・・・・・・・・・・

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2017年05月04日

探求の旅〜小さい頃、大人になったら・・・?

P1160628
写真:弘前公園にて。牧歌的な風景。
 撮影 4月30日

・・・・・・・・・・・

 小さい頃、大人になったら何になりたかった?

自分の価値や大切していることが、
発見できる問いだ。
キャリアデザイン研修の時には、
必ずこの問いを参加者に投げかける。

行政にお勤めのある女性は、
「公務員になりたかった」と言う。
「何故?」と聞くと、
「安定した生活がしたかったから」と。
言ったそばから、
「あ、私、小さい頃の夢を叶えているわ。すごい!」
はつらつと自画自賛されていた。

私は?
探検家だ。
ジャングルなのかそうでなくても構わないが、
あるのかないのかわからないお宝があることを信じ、
未開拓地をざくざくと歩いていく感じ。
ピンチがそこかしこにあるだろうが、
その先に“わくわくするもの”が必ずある・・・。
「何故?」と訊かれれば、そんなところだ。

案外とこの質問、キャリアを考えるうえで有効だ。

メーカーで営業マネジャーをしている友人とのことを思い出す。
彼は自分の新境地を求めるべく、転職を考えていた。
しかし、根っからの営業好きの彼は、
今の仕事も離れがたい。
どうしよう、と考えあぐねていた。
そんな彼を見ていて、ふと思った。
彼はどんな物語を持っている人なのだろうと。

「ねえ、小さい頃ってさ、大きくなったら何になりたかった?」
「初代タイガーマスク」
よどみない答えが即返ってきた。
初代タイガーマスクって何だっけ?
瞬間、脳の中は検索状態。
初代? 二代目とかいたっけ?
なぜに初代?
「初代・・・、初代・・・」
ぶつぶつつぶやく私をそばに、
彼はいきなり「わかった!」と声をあげた。
「何が?」
「わかった。俺、初代じゃないと嫌なんだ」
「初代じゃないと、嫌?」
「そう、嫌」
「どういうこと?」
「何をやっても一番最初じゃないと嫌なんだよ。自分は。
 だから、今の仕事も新規開拓をやってて、
 どんどんお客様を増やしていきたいんだ。
 既にできているものを続けたり、発展させていくのは性に合わない」
「なるほど・・」
「わかったよ。転職しない。今の会社で続ける」
「続けるの?」
「ああ、今の仕事が好きなんだ」

その彼は、今やその会社の部長職だ。

  小さい頃、大人になったら何になりたかった?

まさか、この質問がきっかけでこのような展開になろうとは。

探検家かー。
私も彼のように自分の何か「これだ!」という発見をしたいものだ。
あっ、そうか。
そもそも「答えを見つけたい」プロセス自体が
探検家がしていることだ。

今日から釧路四日間の旅。
さあ、どんな発見があるだろう。
あなたも自分を探求してみては?

・・・・・・・


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5月テーマ「タイムマネジメント」
忙しい、時間がない、余裕がない、終わらない・・・。
効率的に時間を使うことも大切。
それ以上に、効果的に時間を活かす術というのも大切。
余裕、落ち着き、平穏、進んでいる実感、完了感を取り戻す一ヵ月間です。

・・・・・・・・・・・

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2017年05月03日

主張の背景に何があるか探れ!

P1160482
写真:弘前公園の桜。花筏にうつる影もさんさんとして。
 撮影 4月30日

・・・・・・・・・・・・

昔昔、その昔。
弊社が社名変更する前のことだ。
ある方に弊社のある業務を委託していた。
仮にA会社としよう。
毎月の管理費用を見るに、
その金額が妥当に思えず、
聞いたことがある。

「こちらの管理費用ですが、
 この管理内容にしては、高い印象を持っています。
 どのような内訳でこの金額に設定されているか、
 教えていだたけませんか?」

返ってきた答えはこうだった。

「私は高いとは思いません。いたって妥当な金額と思います。
 高いと思われるなら、もっとお安くしている会社もありますから、
 そういう会社さんにお願いしてくださって構いません」

その費用が成立した背景が知りたかったのだが、
どうやら感情を逆なでしてしまったようだ。
この状態で詳細をやりとりするのは厳しいと、そのままにした。
数か月後、他の方から紹介いただいた他の会社に契約を変えた。

あの時私は、A会社から次のように訊かれたかった。

「どうしてそう思うのか、教えていただけませんか?」

私は月々の支払金額に納得したかった、それだけだった。
高いと感じているから安くしてほしいと
一方的に要求したかったわけではない。
しかし、相手に届いたことが事実という視点に立てば、
私の伝え方に改善点もあったただろう。

とはいえ、
相手から何かを訊かれた時、要望された時、提案された時は、
そういう時こそ、自分の主張をする前に、
相手がそのように主張してきた背景を聞いたほうがよい。
そのほうが結果として上手くいく。
ということを学んだ過去の体験。

あっ、しまった。
先日、ある方からの主張に、私も主張で返したぞ。
もしかしたら、「自分を守る」ための脳センサーが働いていたのかもしれないが。

しかし、そんな時でも、
「相手はどんな気持ちで、どんな考えで、何を必要としているのだろう?」と、
こんな問いを自分にしてみたい。
「主張」に隠れている、
相手が私に「わかってほしい」と訴えている存在が見えてきそうだ。
小さくはかない、その存在が。

お互いに納得しあえる関係づくり、
できるようになりたいものだ。

ゴールデンウイークの五日間。
意識してやってみよう。

・・・・・・・・・・


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2017年05月02日

落ちないりんごから学ぶこと

P1160530

写真:弘前公園。なんとなく“宴”な感じで。
 撮影 4月30日

・・・・・

弘前公園内でリンゴを販売していた。
今年は一箱買った。

青森のリンゴといえば、
昔のことだがこんなことを思い出す。
1991年。
台風10号、のちに「りんご台風」と言われたその台風は、
強い勢力を保ったまま、
日本海を一気に北上して莫大な被害をもたらした。
りんごの木は根こそぎ倒され、
りんごは落ちるどころか、
真横に飛ぶような状態。
生産量の9割のリンゴが落ちてしまい、
出荷ができなくなってしまった。

当時、私は銀行員三年目。
本部に勤務していた。
青森県内の地方銀行から、
リンゴジュース購入の協力依頼があり、
各部店に案内通知を先輩がだしていことを
おぼろげながら今でも覚えている。
といっても、落ちてしまったリンゴの全てが
ジュースやジャムに加工できるわけではない。

さて、ここからだ。
リンゴ生産農家の多くの方たちは、
途方にくれて嘆いていた。
当然だ。
しかし、そんな中でも「何かできることはないか」と、
考え続けた農家があった。
そして、したことは・・・。
その農家は、落ちなかったリンゴを「落ちないリンゴ」と名付け、
全国の神社で販売するアイディアを思いつく。
ターゲットは、受験生。
価格は、一個なんと1000円。
それでも、あっという間に完売になった。
こうして、リンゴ農園の経営を守ることができた。

嘆いているのを責めることはできない。
嘆くだけの理由があるのだから。
しかし、そのまま嘆いて終わるのか。
それとも、状況打開のために解決策を考え続けるか。

考え続ければ、
答えは必ず見つかる。
状況を打開するための答えは、
私たちが今まで生きて培った知恵の中に必ずある。
その活かし方がまだ見つかっていないだけだ。
探し続ければ、その活かし方さえ、必ず見つかる。

それでも、嘆いて終わってそれでいいのか?

弘前公園で買ったリンゴは、
今日の夜届く。
よし、それを一日のご褒美に、
今日も頑張るか。

・・・・・・・・


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2017年05月01日

今年も弘前公園に行ってきました〜状況打開はこうやって

P1160487

写真:弘前公園 外濠 
 これぞ有名な「花筏」。撮影4月30日

・・・・・・

弘前公園の桜を観に行った。
ミシュランで星一つを獲得しているが、
私にしてみたら2つでもいいくらい。

弘前公園の桜の何が見事といえば、
日本一といっても過言ではないほどの管理方法。
りんご栽培、リンゴの木の剪定にヒントを得た管理とのことで、
樹齢100年を超える古木が多い。
ソメイヨシノの寿命は、およそ60年なのに。
ソメイヨシノはふつう、ひとつの房に3〜4個の花をつけるが、
ここでは5〜6個のものが多く、ほんとうに見事!

弘前駅から公園まで徒歩でも行ける距離だが、
つかの間の晴れている時間を無駄にしたくなく、
タクシーを使った。
 今年は咲くのが早かったけど、結構もっているよ。
 まだまだ十分満開だよ。楽しめるよ。
 今日は岩木山もはっきり見えて、珍しいわ。
 いい日だなー。
と青森の言葉でタクシーの運転手さん言う。
期待感がいよいよ募るではないか。

観光案内所とか、観光大使とかもろもろあるが、
タクシーの運転手さんの印象は、
そのまま「即」その土地の印象にならないか。
そういう意味で、名実ともに実は「観光大使」だ。

一昨年から弘前公園は日帰りで行っている。
天気がよく、ほぼ満開になる時期をねらって、
さらに仕事などのスケジュールと照らしあわせて、
「よし、明日は行けるぞ」と突然決める。

午後5時過ぎ、弘前公園からタクシーに飛び乗った。
日帰りで来たと言うと、
  あれー、もったいない。
  ライトアップもすごくいいよ。
  ひとつひとつのランプに火が入るんだよ。
  (電気がつく という意味だろう)
  来年は泊まりで来てよ。
運転手さん、
それは去年も同じことをタクシーの運転手さんに言われました。
いつか、絶対、満開にあわせて、
一週間ほど弘前でのんびり過ごしてみたいものだ。
天気によって、日によって、景色はまったく違う表情だ。
それをのんびりと愛でてみたいものだ。
またいつか。

午後5時30分くらい。
弘前駅ではお弁当は全て売り切れ。
新青森駅構内のお弁当も全て売り切れ。
新幹線車内販売のお弁当も在庫なし。
こういうのも地方色な感じで、またよい。
菓子パンで空腹をしのぎ、帰路につく。

津軽のリンゴ栽培の技術を桜の管理に活かす。
リンゴ栽培の技術は、津軽ならではのもの。
それは強み。
何か状況を打開するときの方法は、
実は自分たちの足元にある。
他から探すのもいいが、
既に自分たちが持っているもので活用できるものがあるはず。
その成果を私たちに見せてくれているのが、
弘前公園の桜である。

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2017年04月30日

ある日突然、自分が願う将来になることなどない

P1160456 - コピー
写真:福島県三春町にて。
 雨かと思えば、晴れ間がのぞく。
 しずくをたたえる花びらも美しく。
 撮影 4月19日

・・・・・・・・・・・・・

20代の若い世代がリーダーシップを備え、
自分らしいリーダーとなれるよう関わっていきたい。
私のビジョンの一つだ。
今、まさにその途上にいる。
将来叶えたいことがあるのなら、
実現のきっかけは、日常生活の中に必ずある。
その存在に気づくか否かが
成功の鍵を握る。

五年前、
ある学生の就職活動のサポートをしていた。
きっかけは、ひょんなことだった。
当時は週に一日ほどのペースで、
キャリアカウンセラーとしてキャリア支援の仕事ををしていた。
その日の昼休みは外で食べようと、
建物を一歩出たそのタイミングで、
学生時代の先輩と偶然会ったのだ。
話しの流れで、
先輩の息子さんの就活支援をすることになった。
彼は見事、第一希望群の企業の内定をとり、
希望をもって働き始めた。

半年前、彼から連絡がきた。
自分のキャリアについて思うところが多々あるので、
コーチングをお願いしたいとのこと。
そして、今。
コーチングは続いている。

不思議なものだ。
ささやかだが、夢、叶っているではないか。
きっかけは、たまたま、そこでキャリア支援をするようになったこと。
たまたま、その日のその時間に、先輩と会ったこと。

未来の結果は、
今していること、今思っていることの積み重ねでしかない。
ある日突然、自分が願う将来がやってくることなどない。

さあ、今日一日。
どんなことを大切に過ごそうか。

・・・・・・・


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2017年04月29日

アサーティブな人。自己開示+リクエスト

P1160474
写真:郡山近辺。雨のち晴れ。虹の架け橋。
 撮影4月19日

・・・・・・・・・・・

アサーティブネスとは、
「自分と相手をお互いに尊重しながら、自分の言いたいことを伝え、
物事を前進させていくこと」とある。

アサーティブに伝える表現の一つとして、自己開示がある。
「嬉しい」「悲しい」のような感じていることをそのまま表現することだ。

さて、少し前のこと。
友人にあることを依頼したところ、
「猪俣さんにそう言われて、とてもショック。
 びっくりして動揺しちゃった」
と言われた。

ああ、お願いしたタイミングが悪かったな、
お願いの仕方が悪かったな、と、
そう感じさせたこと、思わせたことに対して、
すぐに謝った。

しかし、ふと思った。
友人は私に謝らせたかったのだろうか?
その後、その友人と話すときには、
言葉の使い方や今どういう話題を扱うかなど、
気を遣うようになった。

謝った先に何が起きたかというと、
「お互いによき関係をつくる」というよりは、
「私がよき関係をつくるべく、配慮する」という結果になった。

何が言いたいかというと、
確かにアサーティブの表現で、自己表現とやらはあるけれども、
ただ単に思ったことや感じたことを、
そのまま言えばいい、とうわけではなさそうだ。

特に、相手のその態度や言い方に、
「傷ついた」「悲しくなった」「ショックだった」「落ち込んだ」と伝えるのは、
もちろんそれは事実だろうが、
言われた相手は「ごめんなさい」としか言いようがない。

ふむ。
もしも、友人が次のような言い方をしていたらどうだろう。
「猪俣さんにそう言われてショック。
 びっくりして、動揺しちゃった。
 なので、今度はこういうふうにしてくれる?」
リクエストがセットになっていたら、
「あ、ごめんね。教えてくれてありがとう。
 今度からそうするね」
になるだろうな。
謝った先にあるのは、
よい関係をつくるために、
その友人の場合は何をすればいいのかが
はっきりわかる。

なるほどなあ。
ネガティブな感情を相手に言いっぱなしにすると、
人は戸惑うばかりだ。
相手にどうしてほしいのか率直にリクエストできれば、
そういう人こそ、アサーティブな人と言えるのだろうなぁ。

とはいえ、その友人は私を信頼しているからこそ、
自分のネガティブな感情を伝えてくれたのだ。
私だったらわかってくれると思ったからこそ、
伝えてくれたのだ。

人という真実。
本からだけでは学べじ。
人というのは、面白く、愛らしい。

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・


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2017年04月28日

心の余裕、取り戻そう

P1160412
写真:三春町 枝垂桜
 撮影 4月19日

・・・・・・・・・・・・

4月は環境が変わる時期。
疲れがたまっていない?
たまっていなかったとしても、
ここでちょっと振り返ってみよう。
特に、心の状態を。

    脳は頭蓋骨に覆われていて、
    外の世界とつながっていない。
    だから、五感や手足の動きなど、
    身体を通じてしか脳は今の状況を知る術がない。

脳研究者、池谷裕二さんが書かれた本に、こうある。
(『進化しすぎた脳』)

ならば、どうする?
身体をつかって、心の状態を整えるのもよさそうだ。
例えば?
以下は、私が書いた本から抜粋して。

    顔を上げる
    口角を上げる
    背筋を伸ばす
    胸を張る
    声を出して笑う
    声のトーンを高くする
    声を大きくする
    深呼吸する
    颯爽と歩く
    運動する
    大きく伸びをする
    ストレッチする・・・

たまった心の疲れをそのままにしないで。
お客様のために、人のために心を配ってきた自分だったら、
そんな自分を存分にねぎらおう。

自分自身が上手くいくことが、
相手も上手くいくために、一番大切なこと。
どうぞ、心の余裕、取り戻して。
素敵なゴールデンウィークを。

・・・・・・・・


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2017年04月27日

究極の決断〜自分が選んだものが最良だった

P1160392
写真:三春滝桜。隆々とした「幹」にほれぼれして。
 撮影 4月19日

・・・・・・・・・・・

なかなか決められない時、
「リスクがあるほうを選んだほうがよい」と言う人がいる。
そう薦める書籍もある。
よりチャレンジブルなほうを選ぶことで、
自分の「枠」を超えられ、
成長できるよ、という考え方だ。

まあ、それもある。否定はしない。
しかし、その選び方が効果的に働くのは、
選ぶ際の自分の基準は何か、
大切にすることは何かを
とことん考えたうえでのことだ。

そこまでして考えたことであれば、
どちらを選んでも結果は同じ。
どらちを選んだところで、
同じくらい後悔するし、
同じくらい「こちらでよかった」と思える。
「あの時にあの決断をしたからこそ、今の自分がある」
そう自分を信じられるようになる。
必ず。

キャリア支援の仕事をしていた時もそうしていた。
「どちらの会社に行けばいいか、決められない」
泣きそうな顔になる方を何人も見てきた。
最終的に決めるのは、私ではなくクライアント。
相手にしてみたら、
私に決めてもらったほうが気楽だったかもしれない。
それでも私はそのようにアドバイスしてきた。

と書いたが、じっくり考えられず、
その瞬間、直感を頼って決断した経験も過去にあった。
10年前、父が危篤状態になった時のことだ。
主治医から、人工呼吸器をつけるかどうか決断を迫られた。
あまりにも突然なことで、気が動転した。
動悸は激しくなり、思考は混乱し、言葉がつまった。
人工呼吸器をつけなければ、そのまま息を引きとるという。
しかし、人工呼吸器をつけても先はわからない。
どうしますか?

どうしますか? ですって?
父はどうしたかっただろう?
一日でも生きていたいだろうか?
それとも、もうこれでいいと思っているだろうか?
じっくり考える間はない。

「つけてください」

わかりました、といって医師はその場を去った。
「これで外せなくなったな。外すときは・・・」
夫の言葉にぞっとした。
人工呼吸器をつけて、というのはそういうことだったかと。
その後の父は、延命にはなったものの、
苦しそうな様子は想像をはるかに超えるものだった。
この決断はよかったのか?
一日一日、砂をかむようなやりきれない思いだった。

終わって振り返れば、ああするしかなかったと思う。
ああいう局面では、人工呼吸器をつけても、
つけないでこのままという決断をしても、
どちらを選んだところで、
同じくらい後悔し、自分を責め、悲しみ、恨めしい気持ちになっただろう。
しかし、同じくらい人生でかけがえのない大切なことも手に入れるはずだ。
この経験があったからこそ、今の自分がある、という境地になれるはずだ。
命の大切さ、愛しさ、はかなさ、
人をゆるすという優しさというのはどういうことか・・・など。

二つにひとつ。
究極な局面では、
実はどちらを選んでも、同じこと。
同じこと・・というか、
私たちは「自分が選んだものが最良だった」と、
時間をかけて思えるようになる。
ただ、決断の結果に責任はもったほうがいい。
他の誰かを逆恨みしていたら、
自分がみじめになるだけだ。

究極な決断するシーンは、これからどこかであるだろう。
おたおたし、どきどきし、誰かにすがりたくなり、
この世の終わりのような気持ちになることもあるかもしれない。
でも、その先に穏やかな境地あることを信じて、
生きていきたいものだ。

・・・・・・・


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2017年04月26日

結果を出す人がしていること〜懐に飛びこむ

P1160404
写真:三春町。歩くといたるところに枝垂桜。
 撮影4月19日

・・・・・・・・・・・・

「T先生の追っかけをしているんだよ」
コーチの友人、Aさん言う。
T先生はと心理学の大家だ。
かく言うAさんは、仕事で業績を伸ばしている最中。
昨年は、社長賞をもらった。

「コーチングの弟子入りをお願いしたんだ」
コーチの友人、Bさん言う。
彼は、同期の中でいち早くでチームリーダーに抜擢された。

ああ、こういうことなんだなとつくづく思った。
結果を出す人、成長が伸びやかな人というのは、
人の懐に入っていける人なのだと。
教えを請うことができる人なのだと。

人にもよろうが、
ある分野を極めている人は、
自身の知識やスキルを「これだ」という人に伝承させたい、
継ぐ人を育てたい願いを持っている。
その「願い」を敵える人にもなっているということか。

相手の懐に飛び込んで、
「教えを請う」こと。
どちらかというと、私は不得意。

「あの人、いいよね」と口にしながら
遠くから羨望の眼差しで見ている、かも。

そういう意味からも、
自分のスタンスを振り返る。

・・・・・・・・・・・


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2017年04月25日

気遣いというのは、相手に届けるだけでなく

P1160354

写真:三春滝桜にて。
 真っ青な空を桜の枝が切り取って、
 なかなかいい感じの絵に。(撮影4月19日)

・・・・・・・・・・・

電車で座っているときに、
席を譲れる人がいれば譲るというのは、
心がけている。
今月19日に三春滝桜を観るべく、
郡山駅から三春駅までの磐越東線に乗っていた時のこと。
二両編成か三両編成のその電車は、
発車まで20分近くあることもあり、
乗客は数人程度。
平日のこの時間はすいているなと席に座り、
パソコンをあけ、メール返信などをしていた。
あと5分ほどで発車。
それまで人が車内に乗り込んでくる様子は感じていたが、
顔をあげて驚いた。
満車状態じゃないか。
私の前は、横一列ずっと人、
その人たちの後ろも同じような状況だ。
全員といっていいほど、乗客は60代以上。
席を譲ろうと思ったが、
立っている人全員が自分よりも年上とくれば、
一体、どなたに席を譲っていいものか迷った。
一番年上そうな人?
なかでも足腰弱そうな人?
困った・・・。
結局、皆さん元気そうな方たちばかりゆえ、
そのまま俯いて座っていることにした。
そんな自分の状況がおかしく、ちょいと笑う。
今思えば、それでも自分の目の前に人に譲ればよかったか・・・。

さて、昨日のこと。
今度はうってかわって埼京線。
次々に乗車される方たちの中に、
70代の男性が一人混じって入られた。
席に座っている私の斜め前に立たれた。
その方の左ひじをそっと引っ張って、
「おかけになりませんか?」と声をかけた。

その方、「大丈夫です」とお断りになる。
もしかしたら、
パソコンで作業をしている私を見て、
気を遣ってくれたのかもしれない。
しかし、すぐに、「ありがとう」との言葉。

ああいいな。
お断りはするものの、
相手のその気持ちを察して「ありがとう」と伝えられることが。

相手がしてくれようとしたことが、
今の自分に必要ないことであっても、
相手のその気持ちに「ありがとう」と声をかけられる。
果たして、私はできるだろうか。
そう思ったときに、そういう人でありたいと思った。
そういう年の重ね方をしたいと思った。

気遣いというのは、相手だけに届けるものでなく、
そのやりとりを見ている周囲の人たちにも、
何かしら温かいものを残しているのではないか。
私たちの近くにいた人たちも、
何かを学んでいたことを期待しつつ。

人は人から、やはり学ぶもの。

・・・・・・・・


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2017年04月24日

決められない時は、決めない時

P1160343
写真:三春滝桜。
 風が吹くと、枝がなびく様は、
 ご覧のとおり、滝のよう。

・・・・・・・・・・・・・

以前、ティファニーで指輪を買おうと思ったときのこと。
大ぶりの石がひとつついている指輪が欲しかった。
店員さんからすすめられた指輪は、
クラシックな装いで一目で気に入った。
しかし、もともと欲しいと思っていた指輪があり、
他店から取り寄せてもらい、
両方を見比べて選ぶことにした。

数日で連絡が入り、再びにお店に赴いた。
両方の指輪を手にとる。
人差し指につけてみた。
買った指輪をつける時に、よく着るだろう服を着ていった。
全身映る鏡で、眺めてみる。

一つは、黒い石。
もう一つは、オレンジ色の石。
どちらもよい!
迷った時は、どちらも買っちゃう?
という選択肢もあろうが、すぐに却下した。
どちらかだ。
黒? オレンジ? いや、黒? いや、オレンジ?
つけては、とり、またつけては、とり・・・を繰り返す。

こんなに選べない自分も珍しいなぁ。
心底、そう思った。
しかし、選べない、という時は、
それだけ決定打がないということだ。
こちらのほうがよい、と
決められるだけの基準が、
今、自分にないということだ。

二つにひとつ。
選べないのであれば、
今は選ばない。
そう決めた。
さすがに店員さんに悪いと思った。
わざわざ取り寄せてもらい、
随分時間をかけて話をきいてもらい、
アドバイスしてくれたのに。

しかし、一番大切なのは、
自分の心だ。
自分の心を偽ってはならない。
ごめんなさい、と丁寧にお断りして、
お店をあとにした。

即決めることを信条にしている私が、
このように決められなんて・・・。
しかし、決められない時は、
無理に決めなくてもよいのだ。
それでよい。

とはいえ、人生、生きていれば、
後戻りできないもっと大きな決断を迫られる時も、
大いにあろう。
もう、今、決めなくちゃいけない、ということも。
次回は、そんなことも少し話をしよう。

・・・・・・・


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5月テーマ「タイムマネジメント」
忙しい、時間がない、余裕がない、終わらない・・・。
効率的に時間を使うことも大切。
それ以上に、効果的に時間を活かす術というのも大切。
余裕、落ち着き、平穏、進んでいる実感、完了感を取り戻す一ヵ月間です。

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2017年04月23日

人は人の背中から学ぶ

P1160329
写真:三春滝桜。
 枝垂桜を「えだだれざくら」と読み、
 タクシーの運転手さんを困惑させたのも、よい思い出。

・・・・・・・・・・・

私はフィギュアスケートがとても好きだ。
先日、世界フィギュア国別対抗戦が行われ、
日本が三大会ぶりに優勝に輝いた。
女子の若い選手の活躍がめざましかった。
フリーでは、日本歴代最高得点をマークした三原舞依選手が2位、
樋口新葉選手が3位。
特に樋口選手の演技が終わったあとの、
羽生選手の「鳥肌がたった」という感想が印象に残る。
三原選手の演技が終わり、キスアンドクライで得点結果を待つ間、
「まおちゃん ありがとう」の寄せ書きを選手たちが掲げたシーンは、
ぐっときた。

三原選手と樋口選手のノーミスの完璧な演技を見て思った。
この素晴らしい演技の背景には、
浅田選手の引退も関係しているだろうな、と。
今まで追い続け、
憧れ続けていた浅田選手がリンクを去ったことで、
自分たちが「引き継ぐ」という意志が芽生えたのではないかと。
誰かのあとを追っていくのではなく、
今度は自分たちが先頭を立って引っ張っていく、という。

さらには、浅田さんの引退会見を見て、
いつかは自分もあのようにさわやかで、
笑顔で悔いなくリンクを去れるようになりたいと、
そんないいイメージもできたのではなかろうか。
何せ、人は、自分が何かをやめる時を想像するのは、
なかなかできないものだから。

人は人の背中を見て、学び、育ち、進んでいく。
そこに細かい言葉やアドバイスは必要ない。

そんなことをふと感じた次第。

私はどんな背中を周りに見せているだろう?
そして、あなたはどんな背中を周りの人に見せているだろう?
何かをこれからの人たちにつなげていきたい、残していきたいと思うなら、
あれこれ聞こえのいいセリフを考えるよりは、
一度、客観的に自分を眺めたほうがよさそうだ。

そんなことを意識して、
明日からの一週間を過ごしてみよう。

・・・・・・・


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2017年04月22日

100通りものコーチングアプローチを備えられたら

P1160286
写真:三春の滝桜では、犬を連れている方たちも多く。
 柴犬に心癒されて。(撮影4月19日)

・・・・・・・・・・・

今年に入ってから、
スポーツクラブのパーソナルトレーニングを受けている。
一週間に一回だ。

そのトレーナーの方が話されたことに、いたく驚いた。
お客さんの身体の状態を見て、
お客さんがどうなりたいのかに向けて、
軽く100パターンのトレーニングメニューは挙げられるそうだ。

彼の見立てはすごい。
「今日はどんな調子ですか?」
彼の質問からトレーニングは始まる。
「太ももの内側がだるいんですよ。
 あと、肩甲骨のあたりが凝っててて、つらくて・・」
「そうですよね。そういう身体をしています」
「えっ? わかりますか?」
「はい。今、肩がこんなふうに内側に入っていて、
 腰がそっていて、こんなふうに歩いていましたから」

うーん、さすがプロ。
全てお見通しだ。
彼の奥さんは、ヨガのインストラクターというから、
夫婦がそろったら、姿勢麗しく、
さぞかし人目をひくような見栄えだろう。

それはさておき、
100パターンのメニューを考えられる、というところに戻り、
私のことに引き寄せてみたい。

クライアントの方の今の状態を聞いて、
何パターンものコーチングアプローチを即思いつくかというと、
そうなっていない自分に気づく。
いい感じにショックを受けてしまった。

しかし、同じように“できる”とも思った。
例えば?
相手のコミュニケーションタイプによっても、
学習スタイルによっても、
持っている価値観によっても、
コーチが使う言葉づかいは変わってくる。
それだけても、何通りものアプローチができそうだ。
目標設定や行動の促し方でも、
一通りではなく、
相手に応じて何通りものアプローチはある。

今度、そのアプローチを整理してみようか。
テーマ別にも整理してみて。
例えば、自信がない、忙しい、数字を上げたい、
上手くいかない人との接し方、チームのつくり方、
やりたいことははっきりしているけれども続かない、などなど。

テーマ、状況、クライアントの個性を組み合わせていけば、
何十ものアプローチ法はあげられそうだ。

ということで、一人研究論文よろしく、
このことに取り組んでみようと思う。
今まで直感でやっていたところを、
文章化することで、私もよりパワフルに使えるし、
他の方も気楽に活用できるものにもなれる。

一人ひとりはユニークな個性あふれる、
かけがえのない存在。
その存在がその人らしく伸びやかでいられるように。
私なりのアプローチ法を確立してみたい。
これは、いいテーマができた。
一人研究、続く、続く。

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2017年04月21日

コーチングの面白さをもっと身近に感じてもらえるために

P1160349
写真:三春滝桜。軽く一週間は桜の写真が続く、続く。
 撮影 4月19日

・・・・・・・・・・・・・・・

先日のコーチングプログラムで、
ファシリテーターを担当したときのことだ。
コーチングエクササイズでコーチ役をされた方に、
PCCマーカーに沿ってフィードバックした。
PCCマーカーとは、
コーチングの認定試験を受ける人に対して、
コーチのコンピテンシーに基づいたコーチングをしているかどうかを
評価するためのチェック項目が記載されているシートだ。
およそ50項目ある。

その時の私のフィードバックに対し、
友人のベテランコーチが、次のようにフィードバックしてくれた。

  よくそこまで、マーカーの項目とつなげられるね。
  職人技だね。

ありがとう、と答えたそばから、
「そうか! なるほど・・・」と気づいた。
彼女が使った“職人技”という言葉。
そういうふうに見えるのだな、と。

つまり、何が言いたいかというと、
私はPCCマーカーに沿ってコーチングの会話をフィードバックするのは、
さほど難しいとか、大変とか感じていない。
もちろん考えることは多々あるが、
聞いているコーチングの「ここ」の箇所は、
「コーチングのプレゼンスの7番」とか、
「アクティブリスニングの1番」とか、
「効果的な質問の1番ができるようになると、
 コーチングのプレゼンスの1番にもチェックが入るようになる」
など、探し、伝えることはさほど苦ではない。

もちろん今まで意識して練習してきたし、
クライアントの方のコーチングログをPCCマーカーに沿って、
レポートを作成してお返しする、というのもしてきたから、
出来ることだろうが、
この「苦ではない」というのが曲者だ。

自分が「苦労せず」「ほぼ楽にできること」は、
相手もできるはず、なんて、
勘違い、思い込みをしていたかもしれないな。
そう振り返った。

「どうしたらコーチングの会話のこの部分は、
 PCCマーカーのこの項目に適っていることと、
 つなげられるようになりますか?」
質問されることも、ままある。
「日々、意識することですね」
としか説明できない私だ。
しかし、もっとシンプルに、
本質をついた単純な練習をすることで、
PCCマーカーの世界を紐解くことは、
何かしらやりようがあるのではないか。

その「やりよう」とやらを探し、
プログラムを作りたいと思った次第。

およそ50項目のPCCマーカーを一目みると、
なんだかコーチングって難しそう、窮屈そう、
楽しくない、面白くない、と思われがちだ。

それはもったい!
コーチングは
「人の目標達成をサポートする、最も理に適ったコミュニケーション」だ。
コーチングを学び、実践し、コーチングもすることで、
「自分の人生は自分で決めている」と納得できるようになる。
心理学的にも実証されている考え方ややり方が
たくさん散りばめられているからだ。

自分の人生は自分が責任をもって決めているわ!
そう実感できる人が一人でも多くなりますように。
私がコーチングを続けている理由もそこにあるわけで、
PCCマーカーをコーチングを学ぶ人たちに身近な存在にしてあげることも、
これからパッション込めて取り組んでいきたい。

・・・・・・・・・・・・

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2017年04月20日

どうぞ自分へのいたわりもお忘れなく

P1160302
写真:昨日。福島県、三春の滝桜。 
 樹齢1000年を超えると言われる、名木。

・・・・・・・・・・・・・・

桜が好きなのは、
何回も語っているところだが、
状況許せば必ず観に行きたい! 
と思っている場所がある。
その一つが、写真のところ。
福島県は三春町の滝桜だ。
写真のように、四方に伸びる枝から
薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、
その様はまさに流れ落ちる滝のよう。

4月は観に行きたい桜が
満開になるだろう日にねらいを定め、
あえて仕事の予定を入れない。
一日フリーのスケジュール。
もしもその日が天気がよくて、
桜が予定どおり満開くらいであれば、
どんなに忙しくても観に行く。

あれこれ仕事の準備もあり、
納期もあり、
好きな仕事といっても、
やることが目の前に並べば、
頭の中は完了せねばらないリストでいっぱいだ。
家事だってやることは日々多くある。
休むことに、ちょっと「うしろめたさ」を感じてしまう。

だからこそ、休息をとろう。
「この日は休息の日」とスケジュール帳に書こう。

そうして手に入れた「休息の時間」を
うしろめたさなど吹き飛ばして、
わろうて、顔を上げて、手を振って闊歩して、
アクティブに楽しもう。

さて、昨日の一日。
桜だけでなく、桜を観に来た人たちの様子を見るのも楽しい。
車いすの方を優しく気遣いながら、
そっと車いすを押される家族の方。
愛犬を可愛がる様子と、
無邪気にはしゃぐ、その犬の様子。
会話も聞いていておもしろい。
「1000年もなんだんなあ。あと1000年がんばってぇー。
 そしたら、1000年前に、こんなおばさん来てたって思い出してぇー」
「近くに寄ると全体が写らないし、
 遠くから写すと、花びらがわからないし、
 ふふふ、うるさいねぇ。(←自分のこと)」
背中越しの二人のやりとりを聞いて、
思わず振り返って、笑ってしまった。
老夫婦が連れ立って、桜を眺める様子も、
私もこの二人のような年の積み重ねをしたいと、
微笑ましく感じたり。
三春駅から郡山駅まで、タクシーを利用。
何せ、昨日は、強風で電車がとまってしまったのだ。
郡山駅近く、雨上がりの青い空に、くっきりと虹が浮かぶ。
「帰りにいいお土産できたねぇー」
運転手さんのそんな言葉が励みに感じる。

昨日のこうした経験は、
仕事に必ず活かせられる。

一日お休みをとるとしたら、
あなたはどんな一日にしたい?
アクティブというのは、積極的に・・という意味だけじゃないよね。
自分の本来のよさを取り戻せるような、
他人にも自分にも優しい目を向けらる自分になれるような、
そんな時間。

どうぞ、自分へのいたわりもお忘れなく。
もちろん私もそう心がけて。

・・・・・・・・・・


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2017年04月19日

世界はつくりもの

P1160073
写真:自宅近くの公園にて。
 どこかにいかずとも、
 美しい景色はこうし身近にもあるもの。

・・・・・・・・・・・・・

仕事をしていれば、
上手くいって調子がいい時ばかりではない。
想定したとおりにならず、
落ち込むこともある。
もやもやすることもある。
準備があまかったと悔やむこともある。
自分にがっかりすることも・・・、多々ある。

ある日のセッションでのこと。
コーチにそのことについて話した。
担当したコーチングのクラスで、
参加者同士にどのようなやりとりがあって、
私がどのような関わりをして、
どういう結果になったのか、
どのような感想をいただいたのか。

起きたことを思い出しながら話しているうちに、
気持ちが落ち着いてきた。
最初は、「上手くいかなかった。がっかり」という感情でいっぱいだった。
受講者からどのような感想をいただいたのか、
声にだして読んでいるうちに、
起きたことに向き合える気持ちになった。
もやもやした感情は、
まるで霧が晴れるかのように、少しずつ消えていき、
「事実は何」だったか、だけが残った。

「で、どうだったんでしょうね?」
コーチの言葉に静かに響く。
「思ったよりも、悪くないですね」
「そうですね」

笑った!
苦しんでいたのは、
自分が勝手にしていた思い込みが原因だったのだ。

世界はつくりもの。
この言葉を聞いたときに「?」だった。
なんじゃ、そりゃ? と思った。
しかし、今はよくわかる。

自分が見ている世界は、すべて自分がつくったもの。
「事実」に「解釈」という色鉛筆で塗ったものを見ているだけ。
だから、たまには消しゴムを使ってもいいじゃないか。
おそるおそる一部分だけ消してもいいし、
思いっきり消したってかまわない。

世界はつくりもの。
よくいったものだ。
事実は何?
その問い自体も助けになろうが、
何がどのように起きたのかを話すだけでも、
客観性は取り戻せる。

自分の内なる「もやもや」は、
案外とあっさりと晴れる。

・・・・・・・・・・・・


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2017年04月18日

100万円を一日で使い切るとしたら?

P1160202
写真:今は葉桜の時期。
 桜の余韻を写真に求めて・・・。

・・・・・・・・・・

『すべての仕事は質問から始まる』の本に、
インパクトを感じる質問を見つけた。

   100万円を一日で使い切るとしたら、何に使う?

なぜか、この質問につきあいたくなった。
向き合ってみた。
自分はどうしたいかを。

旅行資金?
洋服?
靴?
リフォーム費用?
それとも、思いきって引っ越ししちゃう?

あれこれと思いめぐらす。
浮かんでは消え、また浮かんでは消えを繰り返し、
あるものがはっきり残った。
それは、夫と母だった。
二人とも事情は異なれど、
体調があまり芳しくないところがある。
その二人が今より健康な状態になるような、
そんな薬や治療があったら、それにお金を使いたい・・・!

切実にそう思ったときに、気づいた。
あっ、健康はお金じゃ買えないわ・・と。
夫と母が健やかでいてほしいと願うのが、
私が最っとも求めていることと、しみじみと感じ入った。

この問い、シンプルながら、
自分の価値なるものをまざまざと気づかせてくれるもののようだ。
よいと思えたものは、他の方にも問える。
ある方に、この質問を投げかけた。
その方も考え込んだが、その先に、
「ああ、自分は本当は今、こういうことがしたいんだなあ」と、
人生の軸なるものを見つけられていた。

自分が本当に大切にしたいこと、大切にしていること。
それを身近に引き寄せてくれる質問だ。

100万円を一日で使い切るとしたら、何に使う?

さあ、あなたは一体どんな答えを導くだろう。

・・・・・・・・


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2017年04月17日

ありがとう、に一声プラス

P1160044
写真:自宅近くの遊歩道は公園までの桜並木が続く。
 影・・。一時として同じものなし。自然のアート。

・・・・・・・・・・・・

友人のCさんは、いつも笑顔だ。
その表情と鈴の音のような笑い声に、
私はいつも励まされている。

そういう彼女からは多くを学ぶ。

一緒にタクシーに乗ったときのこと。
「私、〇〇です。よろしくお願いします」
運転手さんが自己紹介された。
なかなかのものだ。
最近のタクシーの運転手のマナーは、
昔と比べたら、随分よくなった。
そう、ありきたりなことを思っていた矢先。

「私は〇〇です。よろしくお願いいたします」
なんともはつらつとした、友人Cさんの声。
えーっ!
客としてのこちらも名乗るなんて・・。
そんな発想はみじんもなかった。
車内、大爆笑。
空気が和んだこと、和んだこと。

Cさんとともに過ごしたその日の夕方近く、
またタクシーに乗った。
運転者さんに行く先を告げると、
希望のルートはあるかと訊ねられた。
「早いほうでお願いします」
(もしかしたら、早くて安いほうでお願いします、だったか?!)
邪気ないCさんの雰囲気に、
運転手さんも「はいはい!」とまんざらでもない様子だ。

目的地に着いて、タクシーを降りる時。
「全力で走ってくれてありがとうございます」
Cさんは、運転手さんにそう声をかけてタクシーから降りたのだ。

ということを、一緒にいたもう一人の友人から聞いた。
パタンと静かにとじた扉の向こうで
運転手さんがどんな表情をしていたか、
それはうかがい知れない。
しかし、きっとその時以降、
いい気分で仕事ができたことは、想像に難くない。
一日の終わりに、Cさんとのやりとりを思い出し、
明日からまた頑張るか、
なんて晩酌のご機嫌の夜を過ごしたかもしれない。

自分を振り返る。
お願いや要求だけして終わっていなかったろうか。
やっていただいたことに御礼は伝えているが、
単に「ありがとう」と儀礼的に言っているだけではないか。
「“〜〜してくれてありがとう」と、
日常幾度となく使う「ありがとう」に、
もう一声添えることまでは、していなかったと思う。
もしかしたら、
やってもらって当たり前と感じてしまっていたかも。

学ぶというのは、書籍からもたくさんできる。
しかし、ともに、今一緒にいる「人」からこそ、
多くを学びえるものだ。
全力で走ってくれてありがとう、か・・。
そういう言葉が自然にでるような人でありたいものだ。

・・・・・・・


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2017年04月13日

あたみ ふふ ?

P1160110
写真:先月28日の写真。北のほうは、まだまだこんな桜が多いはず。

・・・・・・・・・・

最も至福な時間?
いくつかあるが、寝るときに布団の中で、
雑誌をあてどなく眺めている時間は、とても心地よい。
疲れているからだろうか。
どうでもいいことに、つっこみを入れている。

昨夜は?
眺めていたのは、旅行パンフ「華やぎ優雅」というタイトル。
お客様に選ばれた日本の名旅館、とある。
それにしても、全国にいったいどれほどの宿があるだろう。
日本人は根っからの旅好きなんだろうなぁ。

最初のほうのページに、
“熱海ふふ”という宿が載っている。
なんだ、この“ふふ”というのは?
言いずらいったらありゃしない。
「ふふ」という時、しっかり息を吐きながら発音しないと、
きれいな「ふふ」にならない。
しかも「ふふ」という時の声のトーンや大きさによって、
いかようにでも聞こえ方は変わるだろう。
電話対応で何十回と練習しそうだ。
「ふふぅー」「ふふっ」「ふ ふ」・・・?
今度、宿に電話してみようか。
スタッフはどんなふうに出るのやら。

“星野リゾート 界 川治”。
宿のリード文に「栃木の上質な里山を感じさせる・・・」とある。
一体全体、「里山」に「上質」とか、
「上質でない」というのがあるのだろうか?
「上質でない里山」って何?
草ぼうぼうとか?
つっこみがてら、今いちど見てみたら、
同じ文章が繰り返し印刷されていた。
おっ、誤植、発見。
さすが、元、印刷業界人。
こんなの自慢にならんなあ。

あげればきりがない。
けど、いいなあ。
お金が潤沢にあったら、
それこそ週末ごとに日本の温泉宿に
次から次へと泊まってみたいものだ。

さあ、今日の夜はどんな雑誌を見て眠ろうか。
そんなことも楽しみつつ。

・・・・・・・・

★本気でコーチングを学びたい人が集う勉強会。「コーチ座コーチ」★
「あなたのコーチングは他の人と違う。すっごく考えて、気づきがありました。
 私のコーチになってください!」
と言われる、未来、一緒に手に入れていきましょう!
・・・・・・・・・・・
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