2017年01月18日

なぜ、話していないところに質問することがいいの?

P1150357
写真:逆光にこんなお天気模様に。
 本当はとってもよい青空広がる。
 撮影 1月8日 函館

・・・・・・・・・・・

コーチングにおいて質問を学ぶ時は、
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンがあるよ、
と概ねそこから学ぶ。

さらに、こういう捉え方もある。
質問の仕方・・・という観点から見れば、
「相手が話しているところに質問する」か、
もしくは、「話していないところに質問する」かの
二種類がある・・と。

話しながら気づきが生まれる? 
視点が増える?
それでもって、視野が拡がっちゃう?
なんていう質問は、
えてして後者、「話していないところに質問する」から生まれる。

例えば、「話しているところに質問する」というのは?
「やらなくちゃいけないことが山ほどあって、忙しくてできないんですよ〜」
と相手が話しているとしよう。
「もう少し話してもらえますか?」
「忙しい原因って何ですか?」
「そういう時って、どんな気持ちなんですか?」
「どうすれば解決できますか?」
など、相手の言葉を捉えながら発展させていくのは、
「話しているところに質問する」ということだ。

「話していないことに質問する」というのは?
例えば、相手が「販売戦略、売り上げ」ばかりを話しているとしよう。
マネジメントでは「モノ」ばかりでなく、
「ヒト」というリソースをどう活用するか、という視点も必須だ。
しかし、「ヒト」についての話題かでてこないなあ。
であれば、そこで質問するわけだ。
「社員はどうですか?」と。
そうすると、相手は社員をどう活かすかについて考えるようになる。
見るべきは、社員だけではない。
「お客様はどうですか?」と質問してみる。
という感じが、「話していないところに質問する」というものだ。

さて、根本的な質問。
相手が話していないところらに質問することが、
何故いいのだろう?

どうして?

少し想像してほしい。
「上手くいってないなぁ」と思う時のことを。
そういう時って、考える方向が固まっていないだろうか。
今、起こっている問題を様々な切り口から切り出せていなくて、
滞っていないだろうか。
そうすると、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる〜〜〜と、
堂々巡りのループに陥っちゃう。

多くの視点から物事を考えられるように、
相手の意識が「今」向かっていないところを見つけ、
そこに質問を投げかけ、
新たな発想が浮かぶようにサポートする!

それがコーチの腕でもある!

ここまで書いて、
「どうだ!」といわんばかりに鼻の孔を膨らましている自分に気付く。
いやいや私などまだまだで。
ここで書いたとおりに上手くいったこともあるが、
「そりゃ、ミイラ取りがミイラになってるよ」と、
反省しきりのことだってある。

次回はそんな事例をお話しよう。
コーチングでは、クライアントに対して、
職場では、部下、後輩、同僚、先輩、上司に対して、
日常で家族との間でも。
お互いに、発見、気づき、新鮮なアイディア、発想、
そんなことが浮かぶシーンに立ち会うこと、間違いなし。

・・・・・・・・・・・・・・・・

★本気でコーチングを学びたい人が集う勉強会。「コーチ座コーチ」★2月 コーチングエクササイズ
・15分間のコーチングエクササイズを実施
・PCCマーカーに照らし合わせて、オブザーバーがフィードバック
・15分間のコーチングの対話がPCCマーカーの項目のどこに相当するのか、
 どのようにコーチングをすると、他の項目にもふれる対話になるのか、
 ディスカッション。
「あなたのコーチングは他の人と違う。すっごく考えて、気づきがありました。
 私のコーチになってください!」
と言われる、未来、一緒に手に入れていきましょう!
・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 07:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)質問 

2017年01月17日

ママ、と呼ばれて

P1150362
写真:家と家の間から垣間見れる海もなかなかものもので。
 撮影 1月8日 函館

・・・・・・・・・・

先日、東北新幹線にて。
車両と車両の間のつなぎ目に立つ。
窓の外の風景を楽しんでいた、その時。

よちよちと小さな女の子が寄ってきた。
背の丈は、私の膝上くらい。
後ろから20代ほどのお父さんが、
これまた、よちよちとついてくる。

「そっち、いっちゃ、だめだよ〜」
若いパパ、必死だ。
突然、女の子がつぶやいた。
「マ、マ〜〜」
私のほうに両手広げて言う様、可愛いじゃないか。

「ママじゃないよ〜〜」
なおさら必死の若いパパ。

いやあ、でも、思った。

「パパ」と言われてなくてよかった、と。
それよりも、「バアバ」と言われなくてよかった、と。
ほっと胸をなでおろす。
私、まだ、いけるか?!

ひそやかな自信、生まれる。
よしっ。(心でガッツポーズ)
閑話休題、閑話休題。

・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 07:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2017年01月16日

live with,keep company with!

P1150351
写真:函館は湯の川温泉付近にて。
 函館といえば夜景で函館山なのだが、
 函館山というのは、昔は島だったそうな。
 それが次第につながって、ああいう「くびれ」のような形になったらしい。
 地形というのは面白い。撮影 1月8日。

・・・・・・・・・・

「コーチ座コーチ」という冠のコーチング勉強会を主催している。
月に四回、電話会議形式で一回一時間。
今月のお題は「効果的な質問はどこにある?!」
ゴールは、ふたつあって、ひとつは、
効果的な質問はどこから生まれるのか、自分なりのセオリーが話せること。
もうひとつは、
どのようなフレーズの質問だろうが、
決めと覚悟を持って、
軽やかにズシンと相手の心に響く質問ができるようになること。

一週目のホームワークは、
相手が「うーん、いい質問ですねぇ」というシーンをつくるべく、
悪戦苦闘してみる。
その時に、何がよかったからそうなったのかも探究してみる、
というものだった。

それで私も悪戦苦闘してみた!

とあるコーチングセッション。
クライアントのAさんは、用意されたテーマに対し、
既にいろいろな方たちと話されてきたよし。
しかし、納得できる答えはでず、
このセッションで自分なりの答えをだしたいと、
ちょっと切羽詰まっている様子。
なんだか、苦しそう・・・・。

「Aさん、煮詰まっているみたいですね。
 いいアイディアがあるんですが、提案していいですか?」
「はいはい、どうぞ」
「今考えていることを様々な方向から見てみませんか?
 視点が増えるかもしれませんし、
 新しい捉え方ができるかもしれませんし、
 捉え方自体が拡がるかもしれません。
 やってみる価値はあると思いますが、いかがでしょう?」

「面白そうですね、やってみましょう」
Aさんの方の声がぱっと明るくなる。

「様々な方向から見るのが目的ですから、
 もう脈絡なしに立て続けに質問しますからね。
 時間をきめてやってみましょうか。
 何分くらい、その時間をとってみましょうか?」
「そうですねぇ・・。15分くらいやってみましょうか

そうして私がした質問はいくつだったことか。

 ・どうしてそこまでこだわっているんですか?
 ・どれくらい重要ですか?
 ・相手はどういう方ですか?
 ・相手はどういう気持ちになっているでしょう?
 ・相手からはAさんはどのように見えていると思いますか?
 ・過去の体験で上手くいったことは?
 ・その時は何がよかったから上手くいったのでしょう?
 ・どんなコミュニケーションスキルを意識すると効果的ですか?
 ・Aさんがその役割を果たす上での強みは何ですか?
 ・その強みをどのように活かせますか?
 ・相手がそういう状態というのは本当にそうですか?
 ・ところで、三年後のゴールは何ですか?
 ・そうなることで、Aさんにとってどのようないいことがありますか?
 ・相手にとってはどうですか?
 ・Aさんを周囲の人たちはどのように思っているでしょう?
 ・もしもそれができたとしましょう。イメージしてくださいね。
  何がよかったからそうなったと話していますか?
 ・それは誰のためですか?

実際に質問したのと、
質問しなくても心に浮かんだのはこんな感じ。

「ふぅ。たくさん話しました・・・」とため息つくAさん。
「『それは誰のためですか?』の質問は刺さりましたね。
 相手のため・・と言いながら、『それって本当?』と自問自答しました。
 なんとなく答えが見つかったようにも思いますので、
 もう少し考えてみます」

Aさんにとって、どれだけ意味あるセッションだったのかは、
私にはわからないところだが、
こういう進め方もいいなと思った。

コーチとクライアントの関係って、
コーチする人と、コーチをされる人、
なんて一方通行的なものじゃないよね。
質問する人と質問される人、というものでもないし。
クライアントが手に入れたいものが手に入るよう、
セッションという場で、
コーチもクライアントも二人でともに貢献しあう。
気づき、発見、アイディアというのは、
そういう場から“ふんわり”生まれるのではないかと。

  live with,keep company with.
  (一緒に生きる、ともにいる)

コーチの友人が、
参考になるメルマガがありますよ、と
教えてくれたものの最後にこの言葉があった。

 一緒に生き、ともにいる

なんていい言葉だ!!!
と一人悦に入る。
こんなイメージを持って、
まだまだ「たくさん質問しようの旅」は続くのである。
量は質を凌駕する。
「うーん、いい質問ですねぇ」に辿り着くには、
やっぱり練習が必要。

コーチ座コーチ。
私もたくさん学ばせていただいている。
ありがとう! の気持ちを
今度は20日金曜日の夜にのせて。

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2017年01月15日

いくらでも追い越されるがいい

P1150330
写真:函館は湯の川温泉近くにて。
 久々に美しい水面の川を見ました。(撮影1月8日)

・・・・・・・・・・・・・

今年は日記をつけようと決めた!
一日三行くらい。
一週間の振り返りは少し長めに、
 上手くいったこと、いかなかったこと
 それらの体験から学んだこと
 来週はどんな一週間にしたい?
 予想される障害は? どう乗り越える?
 取り組むことは?

したためるのは、ほぼ日手帳のweeks。
ほぼ日手帳の何がいいかというと、
使っている「紙」がいい。
ペン先を置いたときのなじむ感じが、
ペンを動かすたびに、考えがすらすらと芽生えそうな感じさえして、
とても好きなのである。

ほぼ日手帳はページの下に「コトバ」がある。
今週の「コトバ」はこうだった。

 いくらでも追い越されるがいい。
 時にも、人にも、祝いのことばにも。
 飽きずにしっかり歩いていたら、
 道のずっと先で、きっと出合うものだから。

いくらでも追い越されるがいい・・・か。
思わず口元がほころぶ。
そんな心境もよいものだ。


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2017年01月14日

お役に立ちたい、には罠がある

P1150326
写真:函館市内。湯の川温泉近く。
 空港から最も近い温泉だとか。いいですね!
 撮影 1月8日

・・・・

  お役にたちたいんです

いいなあ、と思う。
自分が相手のために何ができるか、
役に立てる自分でありたい、というその気持ち、
素晴らしいなぁと思う。

一方、相手の「役に立ちたい」と思う気持ちが強いあまりに、
かえって相手の「できる力」を阻んでしまうこともある。

特に、対人援助の仕事の場合はよくあるんだなぁ。
コーチもそう。
相手の役にたちたい、
相手にとってよかったという時間にしたい、
一生懸命になればなるほど、
コーチングの時間はコーチがその思いを叶える時間に、
少しずつ変わってしまう。

役に立ちたいという気持ちはとっても大切に。
同時に、今の相手にとっては、
どれくらいのサポートがいい塩梅なのかを察しながら、
一緒にいる。

自分のほうがやり方や答えも知っているけれども、
相手がその答えが見つけられるように、
サポートする。
教えちゃうのは簡単なんだけどね。
でもなあ、自分自身振り返っても、
教えられたことを自分のものにする、というのは、
それはそれなりにスキルと労力が結構必要なんだよね。

自分で見つけた答えは、
取り組むのが楽しいし軽やかだし、
続けていくのだって、全然辛くない。
何より、面白いのだ。

コーチングしているその時間は、
クライアントがパワフルな思考者になる時間なのか、
それとも、コーチが一生懸命ヒートアップしてしまう時間なのか。
クライアントにつめよって向き合っている時間なのか、
それとも、二人で同じビジョンを眺めている時間なのか。

いつもはっきりした答えがでないから、
コーチング、面白いですよ。(ふふふ)

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2017年01月13日

「何が楽しかった?」で夫を更に知る、の巻

P1150417
P1150514
写真:函館の旅なのに、ご近所のような光景。
 凍った雪に映る、夕映えの影。

・・・・・・・・・・・

1月7日〜9日の函館三日間の旅を終え、
感想を夫に訊く。

「どこがよかった?」
「二日目」

なんともざっくりした答えだ。

「何が楽しかったの?」
「3万歩いった」

なるほど、そうきたか!
確かに二日目は歩きつくした。
午後4時くらいには、もう限界と、
へろへろになってタクシーを両手振りかざしてとめたくらいだったが。

で、何が「なるほど」というかというと、
ストレングスファインダーというのがある。
(アメリカのギャラップ社開発。
 強みの源泉となる才能をみつけていくために、
 人がもつ様々な能力をあらゆる角度から抽出して分類し、
 最終的には34種類の才能分野=資質を特定したもの)

夫は、その資質の上位5つの中に「達成欲」というのがある。
多くのことを達成したい、というのが動機になっているものだ。
だから、数字でこれだけやった、というのを自分で見た時に、
彼は最上に喜びが得れるのだ。きっと。
んー。喜びというよりも、満足感かな?

何気ない会話にも、
その人ならではの特徴はでるものと、
おかしくなった。

人への興味関心、好奇心は尽きることなく。
一体、その人のその考えはどこから来たのか。
見た目は「人」として同じなのに、
一人ひとり、全く違う。

ところで、私は
ストレングスファインダーの資質トップ10に「個別化」というのがある。
この資質は、「人は一人ひとり違う」が理屈抜きでわかっている資質とか。
これはラッキーだ。
なぜなら、「人は一人ひとり違うよね」からスタートできれば、
まずもって「相手を変えたい」なんて思わないですむか。
その人の素材、持ち味を、
その人の目標達成に向けて、どう活かしていこうか、
ほっといてもそういう思考に流れていく。
だから、人間関係もとても楽だ。

しかし、だからこそ気を付けたいことがある。
どうしても「人と人は違うけれども、相手にはこうなってほしい」と、
無意識にも「相手に変わってもらう」ことを強く願ってしまう人に対して、
ちょいと否定的になってしまう。
相手への期待要望が強すぎる人。
そういう人に対しても、
そうならざるをえないその人の気持ちや背景を
理解することを大切にしていきたい。

思索は尽きることなく。
今日は一日机に座っての仕事が続く。
書類作成の先に、関係する方たちの顔を浮かべながら、
仕事をしていこう。

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2017年01月12日

函館珍道中(2)〜私はどの国の人?

P1150464
写真:函館 見晴公園
 凍り付く水面が幻想的。
 撮影 1月8日

・・・・・・・・・・・

(昨日からの続き)

歩けど歩けど住宅街。
塀の向こうの小さな犬に「きゃん、きゃん!」と吠えられ、
そんなに私は悪人に見えるのかとうなだれ、
とぼとぼ歩くこと、40分近く。
視界がいきなり開けて、
道の向こうにあったのが、見晴公園。
公園内の目的地は、
「名称旧岩船氏庭園(香雪園)」だ
北海道唯一の国指定文化財名称庭園とある。
期待できそうだ。
公園の敷地面積はかなり広い。
46.1haとあるから、新宿御苑の5分の4といったところか。
これだけの広さ、一体「香雪園」はどこにあるのか?!

管理事務所前でエプロンをして、箒ではいている女性がいた。
その人に訊いてみよう!

「あのー、香雪園ってこの公園のどこにあるんですか?」
「え? ここが香雪園ですけれども」
「え? ここは見晴公園じゃないんですか?」
「昔は香雪園って言っていて、今は見晴公園って言っているんです」

なんと!
「この公園のどこかに庭園があるんじゃないんですか?」
「茶室でしたらありますよ。ただ、今、冬なんで閉めていて中は入れないですけど」

なんだか肩透かしだ。
しかし、ここまで来たのだ。
その茶室とやらに行ってみよう。

「こちらの公園の案内図はありますか?」
「ありますよ。はい、どうぞ」

B5サイズのそのチラシを見る。
お馴染みの漢字のはずなのに、なぜか読めない。
それもそのはず、中国語じゃないか!
まさか・・・。私は中国人と思われたんだろうか?
そんなに日本語が大陸風だったのだろうか・・・?
プチ放心状態になっていると、
おかしいと思ったのだろう。
「あっ、こちらをどうぞ」
もう一枚渡してくれた。
今度こそと、しかっと見ると、今度は英語だった。
帰国子女と思われたのだろうか?
そんなに私の日本語は耳慣れないのだろうか。
呆然とすると、
「あっ、これ」と、日本語表記のものを最後に渡してくれた。

何のために三枚も…?

「ありがとうざいます。エゾリスとの出会いも期待したいと思います」
這う這うの体で夫のもとに帰っていった。
はぁ・・・。溜息まじりで茶室を目指す。
地図には「こっち」と書いてあるのに、
夫曰く「いや、こっちだ」と、明らかにそれは間違っていたが、
気が弱くなった私は主張できず、
とぼとぼついていった。
結果、公園内で迷い、かなり遠まわりして茶室にたどり着く。

己という人は、
他者との関わりあいとの中でしか、
見つけられないと聞く。

こういうシーンも非日常ゆえの面白さ。
それにしても、函館の人は、
質問すると30行分くらいたくさん返ってくる。
話し好きな人が多いのか?
一人ひとりがこの地のガイドさんという意識があるのか。
国内の様々な地域、海外との貿易の窓口になっていた歴史ゆえ、
他地域との人と瞬時に会話を繰り広げていく、
そういうのがもしかしたら長けている文化なのかも。

旅か。
これからも見聞をどんどん広げていきたい。

8日の日は三万歩突破。
達成欲の高い夫は、いたくご満悦の一日だったよう。

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2017年01月11日

函館珍道中 その1 トラピスト修道院は手に届きそうで・・

P1150436
写真:トラピスチヌ修道院。
 私は幼稚園がカトリックだったので、
こういう雰囲気が懐かしく・・・。
 撮影 1月8日

・・・・・・・・・・・・

1月8日。函館の旅、二日目の朝。
「どこに行く?」
「どこに行こうか?」
猪俣夫妻のゆる〜い戦略会議が始まる。

しかし、私には既にあったのだ。
行ってみたいところが。
それは、トラピスト修道院。
函館は4回目くらいになろうが、
今まで行ったことがない。

函館のお土産といえば、
有名どころはたくさんあるが、
トラピストクッキーもそのひとつ。
トラピスト修道院の売店で、
本場のトラピストクッキーを買いたい!
ささやかな夢があった。
8日の日の行程は、
宿からトラピスト修道院を目指すことに決定した。

調べると、宿から徒歩で一時間ほどだ。
途中、ところどころ寄って休憩したとしても、
ウォーキングよろしく二時間近く歩けば、
目的地に着く。
運動にも最適だ。

目指すはトラピスト修道院!
歩いて、歩いて、昼近くにようやく着いた。
修道院の屋根が見えたときは、心躍った。

しかし、様子が違う。
男子の修道院とあるのに、
なぜマリア様の像なのだろう?
なんとなく女子チックである。
『るるぶ』をばらばらっとめくり、該当ページを開く。
まっすぐ続く並木道の遊歩道の先に、
レンガ色の修道院がちらっと見える素敵な写真。
一体、この景色はいずこ?
どこからこの景色は見られるのか?

『るるぶ』の写真をかざしながら、
売店の販売の方に訊ねた。
「あのー、ここはトラピスト修道院ですよね?」

「いえ、ここはトラピスチヌ修道院 です」

えー!!!
「あのー、トラピスト修道院はどこですか?」
「トラピスト修道院は函館じゃないんです。北斗市です」

がーん・・・! 
確かに頭の中で音がなった。
呼吸もとまった(と思う)。
ああ、こんなに歩いてきたのに。
住宅街を超えて、
函館空港さえも地下道を埃にむせびながら超えて、
ところどころ凍った土の道でつるっと滑りながらも、
トラピストクッキーを目指して歩いた先は・・・。
違う修道院だった・・・。

「トラピストクッキーは・・・?」
「こちらでは、マドレーヌを置いています」

しかし、それでもよいではないか。
静かな気配の修道院で、
今、修道女の方たちは何をしているだろう。
祈りや日々の奉仕に心つつましく、
清らかな心持ちで過ごしているだろう。
想像しただけで、すがすがしい。

それに勘違いしなければ、
これからもずっと訪れることはなかった所だ。
今の私にそれが起きたということは、
何かしら意味があるのだろう。
しばらく経ってから、つながる何かがあるかもしれない。

といっても、うなだれる私を横目に、
夫は次に訪れる場所をスマホで検索し続ける。
「見晴公園っていうのが近いよ。
 庭がきれいらしいよ。それにそこしかないよ」
最後の「そこしかないよ」が、ズシンときた。
よし、その公園を目指そうか。
そして、そこでも、驚きのシーンが展開される。

続きは明日、こうご期待。

・・・・・・・・・・・・

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・15分間のコーチングの対話がPCCマーカーの項目のどこに相当するのか、
 どのようにコーチングをすると、他の項目にもふれる対話になるのか、
 解説&ディスカッション
「あなたのコーチングは他の人と違う。すっごく考えて、気づきがありました。
 私のコーチになってください!」
と言われる、未来、一緒に手に入れていきましょう!

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2017年01月10日

ただ今! 函館から戻りました〜どんな思い込み、している?

P1150534
写真:函館といったら、夜景でしょ。
 冬の凛とした身をきるような風に吹かれる。
 包み込むような闇に、存在を主張するかのような光。

・・・・・・・・・・・・

7日から函館三日間の旅。
本当は7日の朝一番の新幹線で向かう予定が、
夫が午前中に研修の予定が入り、
あえなく午後出発に変更。
空いた午前中に私は映画(ローグ・ワン)を一人鑑賞し、
大宮駅の新幹線ホームで待ち合わせをするという、
少しはらはらどきどきの幕開けだった。

珍道中はのちほど綴るとして、
「なーるほど」と思ったことがあった。
それを綴ろう。

最終日の9日のことだ。
お昼に塩ラーメンを食べたあと、
私たちは午後どうするか戦略会議。
行きたいところ、どう過ごしたいかが、全く別。
ならばと別行動に決定。
午後4時に函館駅のベンチに集合ね、
と別れた。

私は、教会に始まる昔の建築に興味がある。
実は5〜6年ほど前に二人で函館に来たことがあり、
既に行ったことがある。
初めてじゃないから、新鮮味はないだろうが、
再会よろしくまた観たかった。

昔のイメージと重ねながら、懐かしく元町界隈を歩く。
しかし、行ってみてどうだったろう。
カトリック元町教会というところは、
前回訪れた時は、扉が閉まっていたのだが、
その日は開いていた。
それも中に入れるらしい。
撮影禁止が残念だが、それは荘厳な内部だった。
溜息がでた。

旧イギリス領事館の二階は有料ゾーン。
前にも見たしなあ、有料だしなあ。
少し迷う。
しかし、なんとなく気が向いて見学してみた。
驚いたことに、展示内容が全く変わっていた。
二年前にリニューアルしたとあった。
このプチ感動を共有したく、
「五年程前に来たんですが、展示内容が変わりましたね。
 ずっと面白くなりましたね!」
と受付の女性に話しかけてしまった!

書きたかったのは、まさにこれ。

  以前見たこと、聞いたこと、知ったことが、
  今でも変わらずそうだ、と思い込んでいない?

過去の記憶は、古い地図と同じ。
しかし、状況は私の全く知らないところで、
一刻、刻一刻と変化している。
それはささやかかもしれないし、
多くの人の手を借りながら、一気にかもしれないし。
だから、その地を訪れる時は、
一番新しい地図が必要だ。
しかし、一番新しいといっても、
印刷して仕上がった途端、もう「過去」。
「今」とは違っているところもあるはず。

「人」に対しても、同じだ。
その「人」のことを、十分知ったつもりになっていないだろうか。
この人はこういう捉え方をしていて、
こういう価値観を大切にしていて、
こういう生き方を望んでいて、
こういうタイプの人は苦手で、
自分のこういうところを変えたいと思っていて・・・エトセトラ、エトセトラ。

 その人のことを
 知ったつもりになっていない?

人はいつでも、いつもいつでもリニューアルしている。
私の知らないところで、
変わろうと決めていることだってたくさんある。
なのに、肝心の私が「以前のまま」見ていたら、
その人は、窮屈に思うだろう。

 その人のことを
 知ったもりになっていない?

転じて、

 その人に対して、
 今、私はどんな思い込みをしている?

という質問も有効だ。

知ろうと努力はするけれど、
結局のところ、何も知らない。
知っていると思っていることを、いったん手放す。
そういうスタンスでいると、
結果として相手との関係において、
とってもクリエイティブな何かが生まれるように思う。

んー。ここで思う。
私も自分に対して、
知ったつもりになっているところがあるんじゃない? と。
自分のこともよくわからん。
それで十分かもね。

・・・・・・・・・・・・

★本気でコーチングを学びたい人が集う勉強会。「コーチ座コーチ」★2月 コーチングエクササイズ
・15分間のコーチングエクササイズを実施
・PCCマーカーに照らし合わせて、オブザーバーがフィードバック
・15分間のコーチングの対話がPCCマーカーの項目のどこに相当するのか、
 どのようにコーチングをすると、他の項目にもふれる対話になるのか、
 猪俣の解説タイム。
「あなたのコーチングは他の人と違う。すっごく考えて、気づきがありました。
 私のコーチになってください!」
と言われる、未来、一緒に手に入れていきましょう!

kyoko_i at 15:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年01月07日

質問されるって、いいなあ。

P1150231
写真:上野不忍池。冬の朝の冷たさが心地良い。
 撮影 1月3日

・・・・・・・・・・・・

昨夜は21時から「コーチ座コーチ〜効果的な質問はどこにある?!」の
コーチング勉強会。

私がクライアント役になって、
参加された方からどんどん質問を受けた。
「なんだ、その質問?!」と、
不愉快に感じることは一切なく。
心の奥から感じたのは、
「なんて質問されるのは、楽しいんだろう!」

自分ひとりだけじゃ、どうしたって煮詰まる。
ただシンプルに「私のために」を思って、
投げかけてくれれば、
その質問はすべて私にとっては、効果的。

  時間を有効に使いたい

このテーマに対し、
「一日の時間が三時間短かったら、何をしますか?」
いい質問だね!
そうだな、自分がのってくる研修は間違いなく残すなあ。

「もしもあと残された時間が一年間だったら、どう使いますか?」
これもいい質問!
そうだな、仕事はやめるな。
それで、家族との時間を大切にしたい。
家族のために生きていきたいな。

  ストレスをコントロールしたい

というテーマでは、
「猪俣さんの強みとこのテーマは何か関係しますか?」
自分じゃこんなことを考えないので、
数秒間、真剣に考えた。
でた答えは「んー、関係は見つからないですね」
だけど、関係があるとしたら何だろう、
それは講座が終わってからも余韻で残っている。
だからなあ、その時に答えられなかった質問って、
余韻になるんだなぁ。
未完成してるものは完成したくなる、人の欲求というか。

私たちコーチって、
質問の力がよくよくわかっている。
陳腐な質問、なんつうのも知っている。
だから、真剣に質問について学ぶ。
この時にどういう質問だったら、
目の前のこの人の助けになるのか、と
吟味して吟味してたった一つの質問を選んで、
えいっと投げる。

だからこそ、そんなに考えすぎないで、
感じたまま、ぽんぽんと質問を相手に投げかけていく練習は、
非常に意味がある。
一度でも自分の声でだした質問のセンテンスであれば、
実際のセッションでも軽やかにスムーズに、
自然に対話のなかから、ふわっとでてくる。

それに、コーチの役割は質問することではないし。
質問は手段であって、
コーチがすることは、クライアントとパートナーとして、
関係を作り続けることだ。
関係性の上に、質問という手段がどう相手に影響するか、
それが最終到達段階。

練習の場。
これからも、どんどん、どんどん、つくりたいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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 私のコーチになってください!」
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kyoko_i at 07:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)質問 

2017年01月06日

信じている、とは聞こえはいいが〜一人コーチング談義

P1150236
写真:しばらく続く「上野不忍池」シリーズ。
 撮影 1月3日。こんなに鳥がいるとは思いもよらず。

・・・・・・・・・

コーチングがコーチングたる所以は、
次の言葉だと思う。

 答えは相手の内側にある

テキストでこの言葉を発見した時、
正直、度肝を抜かれた。
それくらい印象的だった。

それまでは、自分が「答え」を持っていることに、
存在意義を持っていたのだから。
「猪俣さんに聞けば、大丈夫」と言われるようになればこそ、
信頼に足る人だと思っていたのだから。
価値観ががらがらっと変わった。

答えは相手の内側にある・・・とな!

前提がそうだから、
コーチという職業の人は、
相手が考えている時間を待てる。
沈黙などこわくない。
その先にどんな答えがでてくるのか、
楽しみに待っていられるくらい肝が据わる。

さて、「相手を信じている」と、
まこともって聞こえのよいフレーズをよく耳にする。
信じている、ねぇ・・。
 相手が今ある苦境を乗り越えられることを信じている。
 その問題を解決できることを信じている。
 やりとげることを信じている。
そんなところだろうか。
しかし、こういうのはどうだろう。

 あなたがそれをやり遂げることを私は信じている
というよりも、
 あなたがそれをやり遂げることを私は既に知っている
というのは?
私はこちらのほうが好きだ。

そう。
あなたには考えられる力が既にあることも知っているし、
今はおっかなびっくりかになっているかもしれないけれど、
最終的にはやれてしまうことだって知っている。
たとえ結果が上手くいかなかったとしても、
その経験を乗り越え、
さらに強い人になれるだけの力があることも知っている。
そんな感じ。

こういうスタンスでいると、
観察したことを伝える時、
何かひらめいて質問をする時、
相槌ひとつするときだって、力強くなる。

それでこそ、相手の学習や行動を促すような、
可能性に満ちたコーチングができるのではないかと、
思う次第。
一人コーチング談義、時折続く。(笑)

・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチ 

2017年01月05日

失敗、後悔、大歓迎でいきませんか

P1150217
写真:上野は不忍池前。朝9時少し前。
 人力車はもうスタンバイ。
 お江戸・・・を少し感じるなり。

・・・・・・・・

印象に残る言葉は星の数ほどあれど、
次の言葉もそのひとつ。

  人は失敗する権利がある

とな。
失敗からしか学べないことがあるから、
と続いていたような気がする。

しかし、そうなるには条件がある。
あることを「やる!」と決めたら、
手は抜かない。
あっ、もちろん仕事上のことだけど。
上手くいかなくても仕方がないや、なんて
甘ったるいことは思わない。
これで大丈夫だろうか、
準備はぬかりないだろうか、
恥をかくんじゃなかろうか、
不安な気持ちを抱えながらも、
手は抜かない。

そのうえで、「ああ、失敗した」、というのであれば、
そこから初めて「失敗からしか学べない」なんて、
聞こえのいい言葉がフィットするのでは?

後悔、残念な気持、恥ずかしい気持ち。
それらすべて大歓迎。
なぜなら、よりよくなっていきたいという向上心があればあるほど、
感じられる感情だから。

かくいう私も新年早々、後悔の念が・・。
「だめだな、自分」と責める感じの、
あの特有の「いやぁー」な感情に襲われた。

が、もう起きたことは仕方がない。
それも自分が起こしたことだ。
で、次回はどうする?
起きた出来事を振り返る。
それぞれのシーンごとに分解する。
そして、それぞれのシーンごとに、
これからはどのように対応するかを紙に書き出す。
そんなことの繰り返しだ。

めいいっぱい後ろ向きになれた人が、
めいいっぱい前を向いて歩いていける。

と思っているんだけどね。

失敗、後悔、大歓迎。
それは自分が人として成長できる、
素晴らしい機会。
というか、素晴らしい機会にしていこう。

・・・・・・・・
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kyoko_i at 09:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年01月04日

さあ、よき一年にしていきましょう!

P1150221
上野の不忍池にて。撮影1月3日。

・・・・・・・・・・・・・

今年の三が日は、
二か所の神社に初詣。
実家の宇都宮では「二荒山神社」。
そして、さいたまでは「氷川神社」。
お願いごと?
それよりも、今年も破魔矢を買って、
お札を買って、お守りを買って、
ちりんちりんと破魔矢の鈴の音もさわやかに胸に抱えて、
自宅に戻る。
それ以上のよきお正月があるだろうか。
もちろん、昨年身近な方を見送って、
静かなお正月を過ごしていらした方もいらっしゃるだろう。
それでも、見送った方を懐かしく思いながら、
三日間が過ごせる。
それができることが何よりだ。

さて、二荒山神社でのこと。
「あ、虹だ」
声のするほうを見れば、四人ほどの家族づれ。
何?! 虹?!
どこに?!
空は晴天。真っ青だ。
流れる雲ひとつない。
「虹だなぁ」
またもやつぶやく家族づれ。
境内は人であふれかえるも、
誰一人、「あっ、虹だ」なんて騒ぐ人はいない。
みな、おみくじを広げてみたり、
神妙そうに両手合わせて目をつぶっていたり、
なべてうつむいている人ばかり。

数秒、時間経過。

わかった!
「にじ」というのは、
「虹」じゃない。
「二時」だったのだ。
時刻はその時、2時10分。
時間を確認していたのか・・・。

今年も早合点、うっかり八兵衛よろしく、
おっちょこちょいの酉年だ。
そういうの、今年も持っていきたい?
まあ、私らしくていいんじゃない。
おっちょこちょいでいきます。
皆様、私の一挙手一投足に
大笑い、苦笑い、失笑、
どうぞよろしくお願いいたします。
というところかな。

あなたにとって、
何があっても、振り返れば「ああ、いい年だった」、
そうしみじみと振り返られる一年になりますように。

・・・・・・・・
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kyoko_i at 08:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年12月31日

来年はどんな年にしたい?

P1150210
一番身近で一番美しい「絵」は、空。
仰ぐごとに、いつもそこには違う「絵」がある。
一度たりとて、同じ「絵」はなし。
撮影 12月29日。朝焼け

・・・・・・・・・・・・・

「来年はどんな年にしたいですか?」
突然、訊かれた。
とっさに「たくさん笑う年にしたいですね」と答えた。

それもそう。
しかし、コーチ仲間に訊かれたら、こう答えるだろう。
 来年もコーチであり続けたい一年にしたいですね。  

コーチのコアコンピテンシーというのがある。
コーチングで成果を導くコーチに共通している行動特性を
一覧表にまとめたものだ。
これを読むと、心が躍る。
わくわくするし、どきどきしてくる。
全70項目。
中でも好きなのは次の項目だ。
 クライアントの幸福や将来に対して真の気遣いを示すことができる
それと、もうひとつ。
 クライアントの成功と未来への成長を喜ぶことができる
コーチングのすべてのスキルは、
これを土台にしてこそ、成り立つものと思っている。
だから、折に触れ自分に問いかける。
私は、ほんとうにそうできているかどうかと。

「来年はどんな年にしたいですか?」
来年に希望と可能性を感じられる今は、
ほんとうに幸せだ。
今していることや未来に、
希望と可能性を感じられなかったことを
経験したことがあるだろうか?
私にはある。
人生なんてやりたくないことをやり続けるものだ、
我慢するのが人生というものと信じていた頃があった。
やりたいことができる人生なんて、絵空事。
まるで砂をかむように味気なく、
哀しみさえ感じる毎日を送っていたことがある。
あの時、本当にやりたいことは、
「人の成長に直接関わりたい」ことだった。
もしも、それができるならば、
どんな大変なことだって、やってのけられる、
そう思いながら、日々の仕事にあたっていた。

夢かない、今はそういう仕事をしている。
それでも人間は甘いもので、
夢がかなったというのに、
ちょっと大変と感じるものにぶちあたれば、
愚痴を言いたくなったり、言い訳したくなったりする。
だからこそ、あのもどかしくも辛かった頃を忘れはしない。
あの、八方ふさがりだった頃に比べれば、
今はどんなに大変なことだってやってのけられると。

来年したいこと。
研修コンテンツを広げたい。
ファシリテーションは特に。
リーダーシップトレーニングのコンテンツを整えたい。
それを引っさげて、中小企業の経営者や後継者の方を
コーチしながらサポートしていきたい。
コーチング研修ができる研修講師を育てていきたい。
育てる、というのはおこがましいかな。
そういう方がその人らしく研修ができるよう、
そして、「あなたの研修を受けてよかった!」と
受講者から言われるような場面があるようサポートしたいきたい。
国際コーチ連盟のマスターコーチを目指したい。
コーチングに価値を持つ人たちと、
コンピテンシーを満たすコーチングができるよう、
ともに学びあっていきたい。
そして、ツールやコーチング戦略を備えて、
よりクライアントの目標達成をサポートできるようになりたい。
エトセトラ、エトセトラ・・・。

当たり前のように新年が迎えられる今日の日に感謝して。
「きっと上手くいく」を読んでくださる、あなたに感謝して。

2017年があなたにとって、よき一年でありますように。
そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

猪俣恭子

kyoko_i at 05:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチ 

2016年12月21日

夫に伝えたいこと、伝えること

P1140488
写真:京都鞍馬山をすたすたと駆け下りて・・。
 撮影11月2日
・・・・・・・・
★本気でコーチングを学びたい人が集う勉強会。「コーチ座コーチ」★
1月は『効果的な質問はどこにある?!』
「6日(金)・13日(金)・20日(金)・27日(金)
 21時〜22時 (電話会議にて)
申し込みは、こちらに。
 「お問い合わせフォーム」の「お問い合わせ内容」に、次のように入力ください。
 【入力例】
  コーチ座コーチに参加します。
  9月 ビジョンこそ行動の原動力

「質問」には力があります。人の思考は「質問」された方向に流れて
いきます。気づき、考え、視点が増え、視野が広がり、行動の選択肢
さえ広がるような質問。どうしたら、そのような質問を相手に届けら
れるでしょうか。それらについて学び、質問する意図を大切にしなが
ら、質問が活きるコーチングカンバセーションができるようになるこ
とを目指します。

・・・・・・・・

疲れがたまったのか、
先週の金曜日は相当具合が悪かった。
朝から調子の悪い私を見て、
私以上に焦ったのは、夫だった。
なぜなら・・・。
自分を世話してくれる人、つまり私が具合が悪いというのは、
彼にとって「不安、恐怖」以外、何ものでもないからだ!

ということで、滅多にないことだが、
その日の朝はずいぶんと彼は私に優しかった。
弱っている時というのは、その優しさが心にしみる。

ふと思った。
いや、思い出した。
お互い生きているうちに、というと大げさだが、
今、それを彼に伝えようと思った。

  結婚して間もなかった頃、
  お義母さんにAさん(夫)の愚痴を話したことがある。
  お義母さんは「まあ、あの子ったら仕方がないわね、困ったわね」
  と、「うんうん」って聞いてくれた。
  けれども、ひとしきり愚痴を話し終わったあと、言った。
  「でも、あの子、優しいでしょ」と。

  お義母さんがそう言っていたよ。
  Aさんは、ほんとうに優しいね。
  Hくん(義弟)も、とっつきにくい感じはあるけれど、
  心根は優しいんだよ。外見はああだけど。

その時の彼の顔といったら。
子どものような、ほころばせようだった。

もう何度も書いているように、
猪俣の両親は私たちが39歳の時に相次いで逝った。
義理の父と母が、今もし生きていたら、
息子たちに何を伝えるだろう?
それを伝えるのが、私の役目のようにも感じた。

どうも弱っていると、
いろんなことを考えてしまうようだ。

具合が悪いのは、バッファリンやら漢方薬やらの力を借り、
気合がなんとか乗り切り、翌日はいつもの体調に回復した。
いや、回復させた。
よかった、よかった。

元気になると、優しくなんかしていられない。
「ったく! 今度はちゃんと床屋に行きなさいよ! 何、その髪型!」
「ちゃんと病院に行きなさいよ!」
「夜にカップヌードルとか食べるから、胃がもたれるんでしょ!」
と、口やかましい人に戻っている私だ。

まあ、時折優しくしよう。
そんなことを思いつつ。

・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 07:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年12月15日

だからこそ、50分間に手が抜けない

P1140804
写真:大塚国際美術館。民衆を導く自由の女神。
 最も心に染み入る絵。撮影12月1日。

・・・・・・・・
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コーチングエクササイズを通し、
コーチングコミュニケーションが一段と豊かにレベルアップできます。
・・・・・・・・

コーチエィという会社で提供している、
コーチングプログラム、Coachacademiaで、クラスをファシリテートする
クラスコーチという役割を担当している。
昨日は午後9時からのクラス。
テーマは「アセスメントを活用する」だ。

昨日のそのクラスで
coachacademiaを卒業するという方がいらした。
仮にAさんとしよう。
もう一年以上も前から
折に触れ、Aさんとはクラスで一緒だった。
お名前と声しかわからないので、
どこでどのような仕事をしている人かというのは、
一切知らず。

しかし、雰囲気、話されている内容から、
経営を担う人であるよう。
coachacademiaで学んだことから、
経営や現場の問題解決のヒントを数多く手に入れ、
実践し、周囲からフィードバックをもらいながら、
よりよい成果に向けて、また日々行動する。
Aさんはそのプロセスを本当に楽しんでされていた。
そのあり方が素敵だな、と思った次第。
クラスの時間は50分間。
Aさんの最後の感想は、
学びをともにした参加者への感謝で満たされていた。

あきめらずに、自らを奮い立たせている人は、
世間に多くいる。
しかし、そういう人には縁なければ出会えないこと。
coachacademiaを卒業された方たちは、
今、どうされているだろう。
クラスでのことを思い出すこともあるのだろうか。
ご自身の目標達成を助けるものになっているだろうか。

その場だけの出会い。
だからこそ、50分間に手が抜けない。

「Aさんのお声が聴けないと思うと、
 さびしいですよ」
そういった私にAさんは即、返された。
「どこかできっと会えるでしょう!」

そのような、これからの出会いを楽しみに。

・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 08:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年12月14日

クライアントに気を遣わせていない?

P1140774
写真:大塚国際美術館にて。向こうに見えるのは、モネの睡蓮。
 自然の光のもと、鑑賞できるようにとこだわったそう。
 撮影 12月1日

・・・・・・・・
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・・・・・・・・

コーチングの時、クライアントが使う言葉も、
コーチへのフィードバックになっていると思う。

例えば、クライアントが、
「これは違っているかもしれませんけど・・・」
という枕詞をつければ、
私の前では正しいことを話さなくては、と
そう思っているかもしれないと推察する。

「上手く整理して話せないんですけど・・・」
という枕詞をつけば、
私の前では筋道たててわかりやすく話さなくては、と
そう思っているかもしれないと推察する。

コーチングでは、
とにかくお互いの信頼関係が絶対条件。
本当に信頼関係にあれば、
クライアントは何をどう話そうが気にしないだろうし、
安心して話せるはずだ。

そうして整理しながら話す力がつくというもの。
ほんとうの自分の考えや思いに気づくというもの。
何がしたいのか、ビジョンを思い出すというもの。
すべきことだって見えてくるというもの。

だから、クライアントから上記のような枕詞が聞こえた時は、
まだまだだな、と思う。
自分はクライアントに気を遣わせていないか。
そういう振り返りも大切にしたい。

・・・・・・・・・・・

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2016年12月13日

そうか、「気に仕方」には二通りあるか

P1150069
写真:タイトルをつけるなら、「旅立ち」とでもしようか。
 徳島市内。撮影12月2日

・・・・・・・・
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  人から何を思われようが、気にしない。
  人は、自分が思うように、感じたように、人を見るから。

とよく聞くが、やはり気にしてしまうというのが、
人間というもの。
「気にしない」なんて、無理だ。

「あなたは同姓から好かれるよね。
 敵がいないでしょ」
女子高時代に友人から言われた。
妙に「女子」っぽくないところがいいのかもしれない。

しかし、しかしだ!
聞くも涙、語るも涙のこともあった。
もう10年近くも前のこと。
ある団体で私はリーダーを務めていた。
ある日、見てしまったのだ。
メンバーの一人、Aさんが
私の批判を自身のブログに書いているのを。
まるで青天の霹靂。
なぜなら、その人は常に私のそばにいて、
それこそ積極的にサポートをしていてくれていたからだ。

  リーダーがネガティブな言葉を使った。
  そしたら、チームが一気にネガティブな意識に流れた。
  リーダーは自身の発する言葉にもっと注力すべきである。
  そうでないリーダーはふさわしくない。

というようなニュアンスだったような・・・。
心臓から口が飛びださんばかりに驚いた。
さらに頭を抱えたのが、
この団体内のことを他の方が読んだときに、
団体の印象が悪い方向にいってしまう可能性もあること。
まさか心のうちではこのようなことを思っていたとは・・・。
人はわからないものである。

気にしなくていい?
そんなの無理だ。
その後、Aさんに「どうしたの?」と声をかけ、
わだかまりをといてもらうように働きかけた。
だからといって、そのまま平和に終わるわけもなく、
その後も折に触れ、Aさんが私への批判をメンバーに話していることが、
耳に入った。

だから、何が言いたいのかというと・・・。

目立つポジションにたてば
何をしようと何かは言われる。
それはいたって当たり前のことで、
気にしない。
なんてことはしない。
人間なんだから、おおいに気にしよう。

ただ、何を「気にする」かで
その後の人生は変わっていくように思う。

  なぜ、あの人はああなんだ!
  ひどいやっちゃっ!

そんなふうに気にしていたら…?
実は、当時の私はそういう「気に仕方」だった。
で、どうなったの? というと、
まあ、心の状態はひどいものだった。
恨み、つらみ、愚痴・・・・。

しかし、数年たってようやく思えたのだ。
どうしてAさんは、そうせざるを得なかったのだろう?
あの時のAさんは、どんな気持ちだったのだろう?
何をしてほしかったのだろう?
何が欲しかったのだろう?
何を考えていたのだろう?
思いをはせてみると、
いつもの笑顔の裏には、
孤独感というか、心の叫びがあったように想像できる。

自分を批判、批難する人あらば、
そういう時ほど、相手の言葉に反応してはならない。
言葉の向こう側にあるもの。
その人が何を考え、思い、感じ、何を欲しているのか、
そこに思いをはせたほうがよい結果になる。
どうせ「気にする」のであれば、
そういう「気に仕方」のほうがいい!

もしもAさんにそのように関わっていたら・・・。
私とAさんは、
間違いなく最強で最良のパートナーになっていた。
二人でもっとよい時間をつくれていた。
ああ、もったいない。
だけど、一生懸命だったんだよね、と、
あの頃の自分を懐かしく振り返る。

・・・・・・・・・・・

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kyoko_i at 06:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)生き方 

2016年12月12日

考えて。もっと考えて

P1150073
写真:市内の川に海鳥がいることの不思議!
 徳島市内にて。撮影12月2日。

・・・・・・・・
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・・・・・・・・

  考えて。もっと考えて。

小学校の頃のある場面が、
ふと思い出されることがある。
小学校何年生?
四年生? 五年生?

それは図工の授業で、
水彩画を描く時間だった。
覚えているのは、「めんどくさい」という気持ち。
小学生の私は、とかくその絵を描くのが気乗りせず、
さっさと終わらせたかった。

しかし、先生から「よし!」とOKをもらわない限り、
終わりにならない。

先生に見せる。
  ここはこうしたほうがいい、やり直して。
そんなようなことを言われ、席に戻る。
先生に言われたように手直しし、
もう一度見せる。
OKは出ない。
もう少し修正するように言われ、
さっと適当に筆をなでて、先生に見せる。

その時、一瞬、
先生の顔が少し険しくなったように見えた。
私が描いた画用紙を両手で持ち、
黙って眺め、十分見ることもなく、
さっと私に返した。

  もっと考えてやりなさい!!!

その先生は、怒るととんでもなく怖かった。
男子生徒に平手打ちをするほどの先生だ。
びくっとした。

小学生ながら、恥ずかしかった。
確かに、私は考えていなかった。
先生が「ここをこう直して」を言えば、
そのように直し、
「ここはこのように」と言えば、
そのように直しただけだった。
全く考えていなかった・・・。

気乗りしなかったのだから、
仕方がないといってしまえばそれまでだが、
しかし、恥ずかしかった。

あれからもう何年?
40年くらい経った今でも、
あの時のあの先生の不機嫌そうな横顔は、
インパクト強く印象に残っている。

そして、リフレインするのだ。

  もっと考えてやりなさい! 

あの言葉が。
その時の体験もきっかけになっていよう。
未熟ながらも、
まず自分なりに「考える」ことを
大切にするようになった。

考えることは楽しい。
そのプロセスは「旅」と似ている。
考えて考えて考えて、煮詰まる。
考えて考えて考えて、結局、
最初にだした答えにたどりつくこともある。
そうでなくても、ある日突然、ひらめきが起こることもある。
そういう経験が少しはあるから、
思考の迷路に入ったとしても、
必ず「自分なりの答え」が見つかると信じ切れる。

そこまでして手に入った答えは、
自分の揺るぎない軸となり、
望む成果につながるものになる。

ということを知っているので、
相手が考えている時間を待てるのかもしれない。
相手がつくる沈黙、間。
それは私にとって、とても幸せな時間だ。
その先に相手はどんな答えを自ら見つけるのだろう。

発見、探求、探究。

その面白さを教えてくれたのは、
間違いなく、あの先生。
暖かい思いと同時に、また思い出す。

  もっと考えてやりなさい!

不機嫌そうな先生の顔を。

・・・・・・・・・・・

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2016年12月11日

出版、おめでとう!

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小川由佳さんは、コーチの友人。
「本をだしたいなぁって思うんです」
そう話していたのは、そんなに昔のことじゃない。
2年前くらいだったような・・・。
見事、夢を叶え、素敵な本が出来上がった!

  『女性管理職の教科書』
   仕事にも人生にも自信がもてる!
    完璧じゃなくても大丈夫。
    自分らしいリーダーシップを発揮しよう!

「〇〇〇できたらいいのに・・・」
ずっとそう言い続けて終わっている人もいる。
実は私はそういうところがある。
しかし、由佳さんは違う。

  ああ、こうなったらいいな。
  私にできるかな。
  どうかなぁ。
  やってみなければわからない。
  やってみよう!
  できた!

今回の出版に限らず、
由佳さんはそういう人生を自ら創ってきた人だ。
もがいたり、悲しいことも味わったり、落ち込んだり。
しかし、いつもそんな由佳さんを見守っている人たちがいた。
励ましてもらいながら、アドバイスをもらいながら、
少しずつ少しずつ力を蓄えてきた。
成長してきた。
それは、本を読めばなお一層わかること。

だから、後押しできるのだ。
「管理職? 私にできる?
 いや、できない・・・」
そう迷っている女性を。
チャンスがあっても、後ずさりしてしまっている女性を。

書籍はおよそ250頁。
しかし、当初は500頁ほどあったそうだ。
それだけの思いを込めた本。
執筆しながら、思ったそうだ。
なんて今まで多くの人たちに支えられたことかと。
執筆しながら、そういう人たちへの感謝の気持ちが
こみあげてきたそうだ。

だから出版記念パーティーは、
自分のお祝い、というよりも、
そんな周りの人達への感謝を伝えるためのもの。
そう思ったそう。

由佳さんと一緒に苦楽をともにしてきた人たち、
上司や同僚や友人たちが多く集っていた。
みな一様に由佳さんが「大好きだぜ」というのが、
見て感じ取れる。

いい場だ。

そんな由佳さんと友人であるというのは、
私もそうとうラッキーである。

『女性管理職の教科書』。
特に「仕事を依頼するときのコツ」は、
「教える技術」としても、とても参考になる。
また、「部下全員をクローン化していませんか?」のくだりは、
部下の発言や行動を自分のようになってほしいと、
期待しすぎていないか、の示唆もあり考えさせられた。

やりたいと思ったら、やる。
小さな「やる」をする都度、
目の前の小さな扉が開く。
その扉が開くと、
目の前には、今までなかった道が続いている。
扉を開けたら、先は何があるかはわからない。
しかし、自ら開けた者には、
必ずエンジェル(助けてくれる人)がいてくれる。

そんなことを、由佳さんの出版で思った次第。

あらためて、出版おめでとう!!!

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2016年12月10日

勝利の法則は現場で拾え・・とな。

P1150016
写真:とても暖かい日なんだけど、この格好・・・?!
 徳島市内にて。撮影12月2日

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京都の宇治で「宇治抹茶ソフト」を食べたい、
など、結構しょうもないことを思う。
その第二弾。
『キリンビール高知支店の奇跡』なる本を
高知で読む、を目論む。
著者は、元キリンビール株式会社の副社長、
田村潤さんだ。
しかし、高知に行く予定はない。
なので、先日の旅先である徳島で読む、とした。
同じ四国だし・・・。
それで、買ってからあたためておいた。

だから何・・というわけでもないが、
あっ、そうか・・・とわかった気になったことがある。
アサヒから首位奪還したあの時のことはよく覚えている。
なぜ?
そう、あの時は、
キリンは数年前からコーチングを企業に取り入れた時。
役職や所属の壁をとっぱらって、
相互コーチングをし、コミュニケーション環境を変えると、
新聞や雑誌で注目されていた。
しばらくして、首位奪還。
コーチングの効果がきっと働いたのだろうな、
と私たちコーチは思い、心で拍手する。

むろん、それもあったかもしれない。
しかし、この本を読むと、
なんて理解が浅かったことだろうか。

前書きに次のようにある。

  成績が悪くなるほど、
  本社では会議が連日続き、
  営業の現場へはこれをやれ、
あれをやれという指示が増えていきます。
  そうなるとその指示をいかにこなすか、
  忠実に守るのか、
  という受け身の営業スタイルに陥り、
  言われたことをこなすだけで精一杯となる。
  ますます自分で主体的に考えて動くことが
  難しくなってしまいます。
  組織の仕組みのなかでリーダーも営業マンも
  ひとつの歯車として動くことがすべてになってしまうと、
  ますます「勝ち」から遠ざかってしまう。
  そんなときこそ、「何のために働くのか」
  「自分の会社の存在意義は何なのか」という理念を自分で考え抜き、
  そこに基づいた行動スタイルをとることが打開する鍵になるのです。

高知支店支店長として筆者が部下に言い続け、
実際にやったことは、一言でいってしまえば、
営業として「当たり前」のことを「当たり前」のこととして、
愚直なまでにやり続けること。
秘策などない。
打ち手というのは、「当たり前」のことにしかない。

本社がコーチングを導入して、
風通しの良い社風に緩やかに転じていったことも、
本社と支店の間の溝を少しでも埋めることには
つながったかもしれない。

しかし、やはり現場なのだ。
お客様と直接、いつも、触れている現場との人たちの力以外、
よき結果をうみだすものはない。

著書のまえがきには、次のようなこともある。

   国際的なブランドビジネスをやっている
   他社の役員から伺った話ですが、
   海外で闘うにしても、
   やはりまず日本の地方のあるエリアで
   勝ち方を極めていることが
   非常に大事なのだそうです
   そのエリアをよく見て、
   エリアの特性や住んでいる人、風土とか、
   チャネル全部ひっくるめて最も適切な正しい手を打って
   実績を上げることができた人間こそ、
   海外に行っても通用する。

むろん、自分ひとりでできるものではなく。
一人ひとりのチームの力を結集できる手腕も、
そこにはもちろん問われるが。

最終頁をとじて思った。
視点を増やせ! 視野を広げよう!
コーチしていくうえで、
自分が知っている範囲内でしか、事実は見えない。
相手の視点を増やそうと思っても、
コーチとして自分が見ている世界が狭かったら、
どうしてクリエイティブな関わりがとれようか。

さて、この本を読めば、おそらく誰しも思う。
ああ、ラガーが飲みたい!
そして、その夜、いい気になってラガーを飲む。
夜飲んだのがいけなかった。
翌朝、目が腫れぼったい。
あーあ、と思いながらトレーニングに向かったのであった。

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kyoko_i at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチ 

2016年12月09日

モンブラン、買いました。(栗じゃなく)

P1150120
写真:光にあたる紅葉、息をのむとはこういう感じ。
 徳島中央公園にて。撮影12月2日。

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先日、「モンブラン」のボールペンを買った。
見た目が好きな筆記用具は「カランダッシュ」だが、
最も書きやすいと感じているのは、「モンブラン」。
いつもはブルーのインクで使っているが、
ブラックのインクで使うものも一本欲しいと思い、
どの種類のものを買おうかと、ずいぶん前から迷っていたのだ。

ある百貨店の「モンブラン」ショップに入ったときのこと。
久しぶりに味わった!
「ああ、買い物が楽しい!」と。

販売担当の方は、40代くらいの女性。
購入の理由を話すと、
「おっしゃるとおり、持ったときの重さのバランスがとてもよいペンですので、
 書きやすさは抜群だと思います」
まず共感くださった。
販売員だったら当然と思うかもしれないが、
「ああ、そうですね」と軽く返答をされる方も多い。

あ、この人は、この商品のよさをわかっている人だ!

そうなれば、「そうなんですよ」と、
私も商品について語るのが楽しくなってくる!

既に私が使っているものを確認したうえで、
まったく違う種類のもののほうが、使っていて楽しいのではと、
いくつかだして見せてくれた。

「こちらの商品はどちらかというと、男性の方が求められます。
試しにお持ちになってください。
長い時間書く方にとっては、疲れにくい太さになっています。
こちらの商品は、若い世代の方を対象にデザインされたもので、
モンブランの中でもカジュアルな印象です」

そして、最後の一本。

「お客様にはこちらの商品がお似合いなのではないかと。
 オーソドックスなものを一本お持ちですから、
 このようなデザイン性の高いものを、
 別にお持ちになるのもいいかと思います」

なるほど。
しかし、少し派手ではなかろうかと思ったときに、
絶妙なタイミングで、
「私も持っているんですよ」
と胸のポケットにさしていたペンをだされた。
実際に持ってみた。
「ちょうど、親指と人差し指の間に収まる感じがいいんです」
確かにそうだ。悪くないかもしれない。
メモ用紙に幾度も試し書きをする。

驚いたのは次の言葉だ。

「お客様の指輪はデビアスですよね?
 素敵な指輪ですね」
「よくわかりますね! 初めて言われました。
 以前は、こちらの百貨店に入っていましたよね」
「はい、真正面にあったんですよ」

なるほど、それでか・・・。

自分という人に興味を持ってもらえるというのは、
これほど嬉しく感じるものなのだな、とあらためて実感した。
買うのであれば、こういう方から買ったほうが、
このボールペンを使っていて、何かいいことがあるような、
そんな気にさえなってくる。
 
それからもしばらく試し書きを続けだが、
そのボールペンに決めた。

買い物が楽しいと感じたのは、
いつくらいぶりだろうか。
ずいぶん久しく感じていない。

最終的に何を買うか決めるのは、顧客である私。
その決めるプロセスに、「楽しい」を創れる人。
それができる販売員こそ、真のプロ。
そういう人に出会えたことに感謝しつつ。

さて、この体験を自分はどうか・・と振り返る。
どれくらいそういうプロセスを相手と一緒に創れているだろうか。
自分がされて嬉しかった、よかった、という体験を、
自分ひとりだけでとどめておくのではなく、
今度は、自分も相手に還元できるようになっていきたいもの。
あの人に、こんな場面で・・・と早速考える。

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kyoko_i at 05:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年12月08日

テキストの書き込みから見えるもの

P1150177
写真:空の青、雲の白。それだけで十分!
 徳島市城址公園から。撮影12月2日

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友人からお願いのメールが届いた。
コーチングトレーニングで
長いこと一緒に学びあったその友人から、
当時のテキストを貸してほしいとのお願いだった。
もちろん喜んで・・・と郵送。
数日して返送して戻ってきた封書には、
友人からの一筆書きが。
こうあった。

  ありがとう!
  いろんな書き込みがありました。
  真摯にコーチングに向き合う猪俣さんが浮かんびました

というようなメッセージ。

え? いろんな書き込み?
まずい、そんなの全然確認しないで送ってしまった。
一体どんな書き込みが・・・。

見れば、大した書き込みではなかったが、
当時一緒に受講した方たちの名前がそこにあった。
そして、クラスで誰がどのような発言をされたのか、
うすーい筆跡で書いてあった。

そういえば、こんな人が一緒だったな、
このクラスではこの人と一緒だったな。
今はどうされているのだろう?

三年間の受講。
40クラス受講したとして、
一クラスは月に四回あって、
一回のクラスに10人は参加していたとして、
のべ人数・・。
1,600人? 
(たぶん、ずっとそれ以上)
えー、ほんと?

「猪俣さんはどんなコーチになりたいですか?」
「さあ・・。わかりません。一年後くらいにはっきりすればいいです」
と暢気に答えていた2004年。
今にいたるまでに、
ほんとうに多くの多くのとても多くの方たちとの出会いがあった。
多くの多くの多くのことを学ばせていただいた。
一人で頑張ってきたように、ほっておくと勘違いしてしまう。
でも、決してそんなことはない。

もう会うこともないだろう、テキストに書き残した名前。
しみじみといろいろなことを考える。

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2016年12月07日

コーチングはパートナー関係を築くこと

P1140882
写真:徳島市内、寺町界隈の神社にて。
 これは、阿波石? (撮影12月2日)

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ある方にフィードバックした。

「猪俣さんは、そう思うんですね」

伝わりずらかったかな、と思い、
今一度、違う方向から感じたことを伝えた。

「猪俣さんは、そう思うんですね」

なんだか、ぶすっとしているようにも見えて、
いらっとしているようにも見えた。
なるほど。
聞く耳を持たない、というスタンスか。
フィードバックを「音」としては一応聞くけれど、
両手では受け取らないよ、そんなイメージだ。
フィードバックを受けるほうは、
全てを受けなくても構わないし、
自分に役立つものだけを選べばいいとも言われるので、
相手の方の態度に悩むことはない。

ただ、ここで頭を抱えたのが、
私は相手にとって「猪俣さんは、そう思うんですね」と
言われるような人だった、ということだ。
そういう関係性しかつくれていなかったということだ。

よく、次のようなことが言われる。

  何を言うのか、ではなく、
  誰が言うのか。

この人の言うことだったら、聞いてみよう、やってみよう、
そういう人であれ・・・と。

そういえば、先日、
コーチのコンピテンシーの勉強会(国際コーチ連盟によるプロコーチの倫理規定)に
参加した友人が、こんなことをシェアしてくれた。

「猪俣さん、コーチングの定義がね、もう目からうろこだったわよ」
「えっ? なになに?」

国際コーチ連盟の倫理規定によると、
  コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、
  クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、 
  コーチとクライアントのパートナー関係を築くことである。
パートナー関係とは、原文では、「partnering」とある。
次のような意味か?
  お互いに共通目標を持ち、相互信頼と情報共有のもとで、
  効率の高い生産工程を実現する。

パートナー関係を築くことか・・・。
信頼関係を築くというのは、コーチとして最も偉大なスキルかも。
そのうえで、質問やら、提案やら、リクエストやら、
フィードバックというスキルがはじめて功を奏す。

パートナー関係ね・・・。
今日からコーチするときの景色が変わる。

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2016年12月06日

おっと、レッテルに翻弄!

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P1140846
写真:徳島市内にて。海から昇る朝陽なんて、数年ぶり? いや、初めてかも・・。そして下の写真は市街を流れる川のほとりから。(撮影12月2日)

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瞬時に相手に「レッテル」を貼ってしまうことはないか?
その「レッテル」に翻弄されてしまうことはないか?
レッテルを貼ること自体は悪くない。
しかし、あまりにもべたっと貼っているままだと?
相手の可能性のみならず、
相手と自分のお互いの関係の可能性すら、
自ら摘んでしまうことになってしまう。
そんなことはなかろうか。

私にはある。
ある、というか、結構ある・・・と思う。
(人呼んで、思い込みガール?!)

それは、対人援助の仕事をしている人たちが集う勉強会でのこと。
キャリアカウンセラー、カウンセラー、
コーチ、相談員、人事担当者・・・などなど。
我こそは・・とそれなりに自負ある顔つきばかりだ。

さて、あるテーマでもってエクササイズをする場面。
三人一組で、私はフィードバックをする役割。
エクササイズが終了し、シートをもとに、
三人で膝附合わせて、終わったばかりのエクササイズを検証。
「『最初にクライアントの目的を確認したか』というところは、
 結果的にクライアントが話す結果になっていましたが、
 『確認したか』に照らし合わせれば、確認はしていなかったので・・・」
「でも、これはやりましたよ! 〇〇〇〇〇という形で!」
途中、聞き手役の方がさえぎられた。

瞬間、思ったのだ。

  うわぁ、この人、やりずらい・・・。
  だめだ、こりゃ。

書くのも恥ずかしいが、
こんなふうに瞬時に思ったのだ。

 フィードバックはまずは最後まで聞く
 受け手がどのように判断しようが、
 受け手にとってはそれが事実。
 まず、それを聞こう。

対人援助の仕事をしている人が、
それができなければ、自己中心な「援助」にしかならない!

なんて瞬時に判断してしまったものだから、
まあ、そのあと、その人の話が耳に入らない。
「この人はだめだ」なんて思い込みのもと、
今度は私が「事実」でなく、
自分の「解釈」にのみこまれてしまった。
まずい。
レッテルをはがせ!!!

数時間たって、その人と別のテーマで話をする機会があった。
実はおちゃなめで、ちょっと恥ずかしがりやなところもあって、
真面目に仕事に向き合ってる人・・・と見ている自分がいた。

うーん、反省する。

私オリジナルのパワフルなレッテルを貼るスイッチは、
「わあ、この人、だめだ・・・」のセルフトークだ。
客観的に振り返れば、「だめ」のわけがない。
どうして私が「だめ」なんて相手のことを評価できよう。
恥ずかしい限りである。

まあ、それだけコーチングや講師という仕事は、
私にとって、とびきり大切でスペシャルなものゆえ、
「そういう仕事をするからには、こうあるべき」なんて
無意識につくってしまう。

人はそれぞれ違う世界に生きているのだ。
表面的な言葉、行動、ふるまい、その背景には、
その人ににしかわからない人生の物語がある。
その人生の物語を自分同様、いつくしむ眼差しで見ること。

そういうスタンスが大切だなぁ、としみじみ思う。

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2016年12月05日

タイプ分け 七不思議〜サポーターの巻

P1140850
写真:徳島市内にて。青空にぽっかり浮かぶ雲にみとれて
 撮影 12月2日

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コミュニケーションスタイルによるタイプ分けというものがある。
同じことを言っても、相手のタイプによって受け止め方は様々で、
その傾向を大まかに整理して、4つのタイプが紹介されている。
端的にいえば、次のとおり。
 
    ・人も場をも支配しようとするコントローラータイプ
    ・注目こそがやる気の源プロモータータイプ
    ・人間関係が何より大事なサポータータイプ
    ・冷静沈着慎重派アナライザータイプ

さて、かくいう私は、コントローラー・プロモータータイプである。
その二つのタイプの点数たるものや、ほぼ満点だ。(えへん!)
続いてアナライザーの点数がその半分くらい、
サポータにいたっては、大体0点〜1点である。

さて、今回のタイトルは、「タイプ分けの七不思議〜サポーターの巻」。
そうなのだ、サポーターの傾向が高い人には共通していることがある。
常々、私は不思議に感じるの。
それは、ことあるたびに出てくる次の言葉。

  私、サポーターなので・・・・。

「私、サポーターなので・・」のあとに、
どんな言葉が続くかというと、おおむね次のようなものだ。

「私、サポーターなので、話しが長くなっちゃうんです」
「私、サポーターなので、回りくどくなっちゃんうです」
「私、サポーターなので、お願いされると断れないんです」
「私、サポーターなので、相手にあわせちゃうんです」
「私、サポーターなので、なかなかはっきり言えないんです」
まだ続けられそうだが、このあたりにしておこう。

他のタイプはどうだろう?

 私、コントローラーなので・・・。

こんなことを言ったら、
場合によっては、相手はおののいてしまうかもしれない。
だから、もっとはっきり言って・・・!
と詰められてしまうように感じてしまうかも。

 私、プロモーターなので・・。

だから、おおざっぱになっちゃうのよねぇ。笑
楽しいこと、求めちゃうのよねぇ。
ノリでいっちゃうのよねぇ。
そんな私なのよ。はっははは! 笑
・・・と笑って終わりというところだろうか。

 私、アナライザーなので・・。

うーん、そもそも、このフレーズはあまり聞いたことがない。
そうか。
アナライザーは、自分自身の、
それも主観的なことをあまり語らないからなぁ。
それでもこのフレーズを言う時は、どんな時?
あなたのように早く考えたり行動できないので、
少しゆっくりめにお願いできないか、
考える時間をくれないか、
そういう要望があるかな?

いずれにしても、共通しているのは、

 私、こういう人なんで、わかってくれない?

かな?

にしても、やっぱり「私、〇〇〇なので・・・」は、
サポーターの人がダントツに多い。

それで私はどう思うの?
というと、最近「私、サポーターなので・・」と聞くと、
ほっとする。
「あっ、またきた!」と思うが、ほっとする。

日ごろ、効率やら結果が念頭にく「スピード第一や!」と、
頭の中がめまぐるしく動いている私にとっては、
サポーターの存在は癒しである。
たとえるなら、足湯のような。(?!)
にこやかで微笑んでいてくれて、
相手の気持ちを察して、
相手が喜んでくれるためにはどうしたらいいかを配慮してくれて、
「そうですよね」と受けとめてくれて、
周囲を何気に観察しているのか、感じているのか、
全体が平和でいられるように立ち居ふるまってくれる。
それに愚痴だって、「ふんふん」と聞いてくれる。
そんなサポーターは、私にとってやはり癒しなのである。

まれに、「本音はなんや!」とぐぐっと感じることもあるが、
それは気にしないことにした。

  私、サポーターなので・・・

先輩コーチでばりばりのサポーターの方がいるので、
今度聞いてみようか。
その言葉を言うときには、
どんな気持ちがそこにあるの? と。

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2016年12月04日

旅とは、人のやさしさにふれる時間

12月1日(木)。早朝、徳島阿波おどり空港着。
目当ての大塚国際美術館にはどう行ったらいいのか?!
バス停の運転手さんとおぼしき人に訊ねる。
「ここだよ」と教えてくれたが、
ある予感がしたらしく、時刻表を見てくれたら、
平日の運行はあと40分待たないとバスが来ないと教えくれた。
ここで40分待つのか・・・。
時間がもったいない。
タクシーがちらっと目に入った。
「大塚国際美術館まで、いくらぐらいで行きますか?」
「4,000円くらいかな」
「うーん、4,000円ですか・・・」
4,000円払う価値があるか考えたが、
時は金なり、早く現地に着いたほうがいい、と乗ることにした。
しかし、この運転手さんなかなのものだ。
「4,000円って言ったからには、
 もしも4,000円超えても4,000円までしかいらないからね」
「そんなことしてくれるんですか?!」
「そう約束したんだから、当たり前だよ」

これで、私の徳島へのイメージは、ぐっと上がった。
単純なものである。
「人の印象」はすべてその地域の印象になる!

道すがら、さすがは大塚グループ。
この広告に気分が盛り上がった。
P1140726
タクシーの中で大塚国際美術館のリーフレットを眺めたら、
誤植を発見してしまうあたり、
10年前に培った印刷会社での校正力のたまものといえるかも・・・。
(「民衆を導く自由の女神」が「民衆を導く自由の女」になっていた。これでもいいのかな?
 のちほど、美術館の受付の人に伝える。)

P1140744
P1140750
美術館ではたまたま時間があって、
ボランティアガイドさんのツアーに参加できた。
ガイドさんはアラフォーの女性。
話が面白い!
  ・徳島の人はみな阿波踊りが踊れる。なぜなら、運動会で踊るから。謙遜しているだけ。
  ・絵を見るポイントは、まず「顔」。
   次に「視線」、それから手の指がどこを示しているか。
  ・そもそも「脚線美」というのは、フランスルイ王朝の男性の装いからきたもの。
  ・この時代の美しい女性は象徴は、胸ぺっちゃんこ、お腹ぽっこり。なぜなら・・・
  ・海から生まれたヴィーナスは、男から生まれた。というのは・・・
  ・この絵画のキューピットは目隠ししている。恋は盲目を表現しているもの。
などなど、絵画鑑賞のポイントに加え、時代背景も触れられた内容は、
聞いていてのめりこむばかり。
写真の礼拝堂の中では、なぜか阿波踊りをみんなで軽く踊った。
というか、踊らされた。
これはオプションだったろうな・・・。

翌日の2日。
徳島市内をのんびり散策することにした。
散策イメージは、「ブラタモリ」(NHKテレビの)
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眉山に向かうメインストリートで、
なかなか美しい建物を発見。何だろうか?

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眉山。どこから見ても眉の形に見える、というところからついた名前。
ロープウェーを待つ間、モニターに熱気あふれる阿波踊りが映し出される。
「阿波踊りって楽しそうですね」
乗車を控えた掃除のおばちゃんに話しかけた。
「面白いわよ〜。ダイエットにもなるしね。楽しいわよ」
そういいながら足腰が少し揺れるおばちゃんは、
もう踊っているようだった。
そういえば「眉山」という映画があったったけ。
今度観てみよう。

続いて、「ひょうたん島周遊船」に乗ることにした。
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「ひょうたん島」とは、徳島中心部の中州がひょうたんのような形をしているところから、
そんな名がついたそう。
約30分のクルーズなのだが、この船が豪華だ。
よくあるライン下りのような船だろうと思いきや、
座るシートがふかふかしていて、乗り心地がよい。
途中22本の橋をくぐり、橋げたが頭上間際のところもあり、スリル満点!
さて、この船を操縦される方たちは、
はっきり言って「現場色」満載の方たちで、
一言でいうと、つっけんどんな感じ。
「ライフジャケット着て。そこにあるから」
「はいはい」
しかし、どうだろう。
「この船、豪華ですね!こんなに乗り心地のいい船は初めてです!」
と感想を言うや否や、
「そうでしょう。〇〇〇万円して、どこそこ製のもので、どこそこの部品は愛知でつくっていて・・・」
人が変わったような親しみぶり。
現場の人のそういう感じが私は好きで。
へんにおべんちゃら使わないというか、
つっけんどんたけど、正直というか、一本気があるというか。
周遊中のガイドさん(船を操縦される方)の話も興味深く。
「うちの知事は大阪の人なんです」
と何回か言っていたのは、つっこむところだったんだろうか?
大阪とつながりがあることの誇り・・とか? 
聞けば、なかなかアイディアマンの知事のようで、
自分たちがこうしてみたらどう? というのを提案しやすい、
というニュアンスのことを言っていた。
眉山の前で「徳島で一人ひとつLEDをいくらで買って、
そしたら、全部で〇〇万本のLEDになって、それを全部眉山にとりつけて点灯したら、
すごい観光になると思うんです。地域ごとにイルミネーションの色を変えたら、
あ、あそこはうちの地域の色で・・・って盛り上がると思うんですよね」
という意味合いのことをおっしゃった。
それは面白い!!! いいアイディアだ。
聞けば、京都の大文字を見て、思いついたそうだ。
田舎で・・・とおっしゃるが、どうだろう。
「徳島市って、とてもきれいに整備された街だと思います。 
 そもそも本当に田舎だったら、眉山からの夜景になんかならないんじゃないですか」
と力説したら、「そうかな?」と不思議そうな顔をされていた。
地方に行くと「うちは田舎で・・・」と謙遜される方を多く目にするが、
そんなに謙遜しないでほしいな、と。
ここにしかないものが、多くある。
人の強み発見と同じで、
その土地のよいところは、かえってその土地に住んでいる人には、
あまりにも当たり前すぎて気づけない。
もしかしたら、「町おこし」というのは、
その土地に関係ない人もメンバーに入ってやったほうが、
その土地その土地の眠れる宝を発見できる、
そんなこともあらためて思った次第。

あっという間の30分間だった。
「これからどこに行くんですか?」
おっ、これもコーチングと一緒。
「これからどうするの?」という質問を聞かれるからこそ、考える。
考えて、考えて宣言する。

「城山に行ってみようと思います」
実は、それまで迷っていた。どこを目指すかを。
しかし、ガイドさんが小さい頃に城山で遊んだ話を聞いて、
やっぱり行きたくなったのだ。
「それはいいですね!」
最初、とっつきにくそうだったガイドさんだからこそ、
「いいですね」という響きは、すごい勇気づけになる。
親切に道順も教えてくれた。

旅。それは人のやさしさに触れる時間でもある。

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蜂須賀氏が城主だった、徳島城。
今は石垣しかない。
しかし、石垣しかないからこそ、
ここにはこんな天守があって、ここにはきっとこんな櫓があって、
イメージがかきたてられる。
当時の武士はどんな気持ちでここを歩いていたのか、
どんな会話をしていたのか、
山頂からの眺めをどんな思いで眺めていたのか。
これだけ水路が立派だったら、
水運業でかなりの賑わいの町だったはず。
活気あふれる城下町だったに違いない。
城山の山頂では年配の方が目立つ。
健康のために運動されているのだろう。
山頂までのルートは三つ。
そのうちの一つのルートから、また一人、また一人と年配者の方が現れる。
なぜ? そのルートから?
謎を解くべくそのルートを下れば、答えはシンプルだった。
そうだ、階段がほぼないのだ、そのルートは。
そのかわり、くねくねと折れ曲がる細い道。
これも城特有の敵の侵入を防ぐためのもの。
そこかしこに、意味があるところが城の面白いところだ。
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グレーの世界に突然現れる、輝くばかりの絢爛な色。
一本の紅葉の木の存在が際立つ。

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最後は、徳島城表御殿の庭園を鑑賞。
国の名勝。東側の堀から海水を引き入れ、
潮の干満がわかる「潮入り庭園」であるとのこと。興味深い。

徳島駅から空港に向かうべく、
確認しておいた駅前ロータリーの2番乗りばに向かう。
既にバスが着いていた。
慌てて切符を買って飛び乗る。
定刻にバス発車。
しかし、思った。
このバスは本当に空港行だろうか?
乗客を観察する。スーツケースを持っている。
シートにはJALのPRのようなチラシがある。
誰かに聞いてみようかとふと思ったが、
あまりもの静けさ。
このしぃんとした中、さすがの私も聞けない・・・。
いや、きっと空港行のはずだ。
もしも違っていたら・・。
その時は、その時。
そして無事に空港に着いたのだった。
ショップで「滝のなんとかの焼餅はどこにありますか?」
こんな質問でいいのかと思ったが、
お店の女性の方は、持ち場を離れて
その場所まで連れて行ってくれた。

ふうむ。
徳島県民性はサイトを見ると、
いい印象をもつ言葉があまり見られないが、
この二日間あった人たちは、親切にもてなしてくれましたぞ。
それも旅の持つ力か。

旅。
それは地域の魅力、
そしてそこに住む人たちの魅力をぐっと感じられる時間。
どの地域に行っても、
「ここをよくしていこう」という住民の創意工夫、意思やビジョンが
そこかしこにあるのである。
日本、なかなかよいぞ。

さて、来年はどこに行こうか。

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kyoko_i at 09:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 

2016年12月03日

行きたいところに、行こう!

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写真:大塚国際美術館から 撮影12月1日
この「受胎告知」の絵が一番好き。

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学生の頃から旅が好きだ。
ガイドブックの地図を見ながら、
全く知らない道を歩く。
地図と現地。
一致するものもあれば、しないものもある。
それも面白い。
地域ごとに文化や習慣が違うのも、とても面白い。
方言だってそうだ。
これほどまでに「地域色」が色濃いのは、
世界広しといえど日本が一番じゃなかろうか。

わからないところがあれば、道行く人に気軽に聞くほう。
そんな「やりとり」も楽しい。

さて、今年、2016年に実は決めたことがある。

  行きたいところに、行こう!

リストに書き出したのは次のとおり。

 ・ 足利フラワーパークの大藤棚
 ・ 京都の鞍馬寺、貴船神社
 ・ 徳島の大塚国際美術館

今まで行ったことがないところだ。
足利フラワーパークは、地元(私は栃木県宇都宮市)ゆえ、
「いつでも行けるわい!」とスルーしているうちに、
どこかが実施したアンケートで「一番訪れたい観光スポット」になってしまった。
京都の鞍馬寺、貴船神社は、京都の北部。
少し遠いイメージ、交通が不便なイメージがあり、
旅時間に余裕がない行けないイメージがあり、
京都未踏の地になってしまった。
そして、徳島。
「全国すべての県に行ったことがあるよ」
「へー、すご〜い」
と相手の反応を見ちゃ、ひとりほくそ笑んでいた。
が、気づいてしまった。
嘘だ! 徳島には行ったことがない!

ところで今年の春のこと。
ある企業の新人研修を担当したが、
その企業では、入社式の前に大塚国際美術館を見学する、
というイベントを行っている。
新人女子数名に訊ねた。
「ねえ、大塚国際美術館、どうだった?」
あの美術館の有名どころは、日本一入館料が高いこと。
そして、本物は一枚たりてない。
全て複製画、それでいいのか? と冷ややかな感想を持っていたが、
彼女たちは興奮気味に答えてくれた。
「それはもうとっても良かったですよ〜。
 時間が二時間しかなくて、もっと観たかったです〜」
「えっ? ほんと?」
「ほんとです!」

 20代若手女子がここまで絶賛する。
 一体、大塚国際美術館とは何なのか?!
 これは一度この足で行って、見るしかない!

そう仕事中に思ったのだった。

  行きたいところに、行こう!

さあ、一泊二日、徳島はいかに?
続きは次回、こうご期待。

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kyoko_i at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年12月02日

inori つれづれなるままに

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【写真/別所沼公園にて】

知人のお子さんが亡くなられた、と知った。
社会人一年目か二年目くらいという若さ。
あまりのことに言葉がでなかった。

私は子がいないゆえ、
全て察するしかないのだが、
親にとって我が子が自分よりも先に逝ってしまうなんて、
あってはならないことというか、
最も悲しいことではなかろうか。

  自分をどうぞ責めないで。
  また他の誰かのことを恨まないで。

そんな言葉がふと浮かぶ。
心が安らぐときが訪れますように。



kyoko_i at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)閑話休題 

2016年11月26日

サポートの醍醐味ここあり〜私のこと、馬鹿にしてる?

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写真:ようように鞍馬寺本堂に到着! 撮影11月2日

・・・・・・・・
★本気でコーチングを学びたい人が集う勉強会。「コーチ座コーチ」★
12月『レッツ! コーチング・カンバセーション』集合セミナー
コーチングエクササイズを通し、
コーチングコミュニケーションが一段と豊かにレベルアップできます。
・・・・・・・・

人の成長に関わるプロセスはとても楽しい。
小さい頃に、母に言われたことがある。
「あなたは折り紙を教えるのが上手ね」
近所の小さな子たちに対してのこと。
また、親戚からは、こんなふうに。
「恭子ちゃんは、A子ちゃんの面倒をよーく見てくれるわね」
銀行で二年目の時は、
新人に仕事を教える時間が一番楽しかった。
真剣そのものの新人に、
この書類はこういう目的があって、
このあとは、あの部署でこんなふうにチェックを受けて、
それぞれの項目の意味合いはこんなもので、
ここが一番の注意ポイントで・・・、などなど。

  あなたが教えると、
  相手の成長が早い。

そんな嬉しい評価ももらえれば、
だんだん鼻が高くなり、
自負するようになった。

が!
おそろしく、その鼻をへし折られたことがある。
今となっては、その経験がとてもよかった。

今から5年くらい前だろうか。
ある講師陣でチームを組み、企画から練り上げて、
それぞれのパートをそれぞれが担当していく、という仕事があった。
私は、どちらかというとサポートする役割だった。

ある方が、何度も何度もリハーサルを繰り返しても、
都度、周囲から手厳しいフィードバックが飛び交う。
彼女も懸命にやっているが、
なかなか消化しきれない。
彼女を助けたく、ついぞ言った。

「大丈夫。あなたが思うようにやって。
 当日は何が起きても、私がどうにかするから大丈夫」

ほんの少しの間。
それから彼女はぽつりと言った。

「ねえ、私のこと、馬鹿にしてる?」

あまりのことに驚いた。
よかれと思ってしたことが、
これほどまでに裏目にでるとは・・・。
その場にいた他の方たちが、
「いやいや、猪俣さんはそんなつもりで言ったんじゃなくて・・・」
とフォローしてくれたこともあり、
しぶしぶ納得していた彼女だったが・・・。

頭を抱えた。
こちらはよかれと思っても、
本人の感情を逆なでしてしまうこともある。
しかし、彼女にだってプライドがあるのだ。
当たり前だが。
それを私は尊重していなかった、と思う。
こらちがどんなつもりであっても、
相手がそう思えば、相手にとってはそれが事実なのだ。

それからサポートする時のスタンスを変えた。
距離感がとても大切、と。
それは、その時その時の「勘」「直感」「感性」みたいなものでしか測れないが、
距離感というのは、とても大切なのだ。

今、私がどのような素振りでいて、
どのような言葉をかけて、
どのような考えでいると、
相手は自尊心を大切に、
自らその場を自分のチカラで越えられるようになるのか。
それを察しながら、
相手が最良の結果を自分自身で導けるように、
側にいること。
それが真のサポート、と捉えられるようになった。

それはとっても手間がかかる。
だからこそ、
誰かが自分の願うようにできるプロセスをサポートするというのは、
とても面白い。

「猪俣さん、私のこと、馬鹿にしている?」
うん、これからも肝に銘じよう。

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kyoko_i at 13:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)コーチ