2018年08月24日

敷居が高いと感じたものほど、やる価値あり

昨年の1月から
パーソナルトレーニングを週に一回継続して受けている。
きっかけは、筋力アップと姿勢矯正、
全般的に体力強化したいと思ってのこと。
それまで、スポーツクラブで適当に走ったりしていたが、
一向に筋力がつかない。
試しにトレーナーさんにお願いすることにした。
ものの半年で、基礎代謝が高くなり、
内臓脂肪レベルは下がり、筋肉総合評価も高くなった。
さすがトレーナーはプロである。
私の依頼内容にあわせ、
メニューを提供してくれる。

この7月からRIZAP ENGLISHで英語を学んでいる。
申し込むのは相当勇気がいった。
私くらいのレベルじゃ、
相手にされないのでは?
そう及び腰になっていた。
なので、自分でなんとなくテキストを読んだり、
英会話のテープを聞いたりしていた。
しかし習得そのものが感じられない。
どうしても英語で書く、聞く、話せるようになりたい。
コミット云々のRIZAPだったら、できるんじゃないか。
そう思って申し込んだ次第。
始めておよそ一ヶ月。
簡単な英文だったら意味がとれるようになったし、
ニュースなどで外国人が話しているのも、
以前よりは断然耳に入るようになった。

パーソナルトレーニング。
英語学習。

双方ともに、敷居が高いと感じていたものだ。
しかし、やってみれば、結果はとてもいい。
何か達成したい、上達したい、上手くなりたい。
ほんとうに心からそう思うのであれば、
その道のプロ、専門家にお願いするのが最短の道だ。
そんなことくらい、わかっていること。
しかし、自分の現状を眺めれば、
後ずさりしてしまうことが多くないか。
相手にされないんじゃないか。
ついていけないんじゃないか。
そんな不安がよぎる。
しかし、「敷居が高い」と感じたものほど、
直感でそこにお願いすれば絶対上手くいく、というサインだ。
理屈じゃなく、心ではわかっているのだ。

敷居が高い?
そう思ったものほど、飛び込んでみよう。
ただ、ひとつ大切なことは、
なんちゃってプロにお願いしてはならない。
その道の基本たるものを抑えた上で、
プロとして自信をもって技術を提供している人にお願いすべし。

何かを上達したときには、
見える景色が違って見える。
必ず。

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2018年08月23日

知らない、わからないことにオープンでいる


RIZAP ENGLISHから学んだこと。

英語学習は知っている単語をとかく増やすところから。
単語を見てその意味がさっと頭に浮かぶように、
とにかく反復練習をしている。

しかし、だんだんと、あることでつまずくようになった。
それは、単語のアクセントの位置だ。
おそらくここがアクセントが強いところだろうと、
最初に想像している箇所と違うことが多いのだ。
思い出した!
そうだ、高校生の時に、
英語がわからなくなってきたのは、
単語のアクセントがわからなくなってきて、
単語の意味が頭に入らなくなってきたのが
きっかけだったような

次のことでも、つまずくようになった。
前置詞の存在だ。
to? for? in? on?
ああそうだ。
やっぱり高校生の時も、
前置詞がわからなくなって、
英文全体の意味がとれなくなってきたなぁと。

今は、わからないところは、
最初は参考書や電子辞書で調べるものの、
それでも「?」のところは、
トレーナーに毎回質問している。
わからないところは、都度、解決しながら先に進むようにしている。
トレーナーは受講者の疑問を解消する、
教えることが仕事だから、
私が納得するまで説明してくれる。

はたと思った!
なぜ、これを高校生の時にやらなかったのか?
「単語のアクセントの位置がわからなくなってきたんです。
 どうすれば、すっと頭に入るようになりますか?」
「前置詞がわからなくなってきたんです。
 それぞれどんなふうに違うんですか?」
など。
学習方法や内容について、
先生に訊けばよかったのだ。
どうして質問しなかったのだろう?
なぜ、私は「わからないまま」にしておいたのだろう?
当時の自分に訊いてみたいものだ。

今は思う。
こうした何かの学習だけではなく、
生きるうえで、わからないこと、
わからなくなったこと、
知らないこと。
それらは、そのことについて既に知っている人、
分かっている人、
得意な人に頼ったほうがいい。
教えてもらおう。
助けてもらおう。
もちろん、頼るばかりでなく、
自分も周りの人に手を貸そう。
手を貸すことをためらわないでいよう。

知らない、わからないことにオープンでいる。
人生を軽やかに生きる心得だ。

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2018年08月22日

どうりでつまらない本だなぁと思ったら

『10年後の仕事図鑑』を読んだ。
今や飛ぶ鳥落とす勢いの落合陽一さんと
堀江貴文さんの共著。

二人が未来をどう語るのか、
どう見ているのか知りたい。
期待しながら読んだ。
首をかしげた。
どうにもつまらない。
これくらいだったら、
わざわざ本にしなくても、
雑誌でもいいくらいだ。

二人の見解や論拠がどうも浅く感じてしまう。
堀江さんにいたっては、
本質的なところで、
つじつまがあっていないと感じる箇所がいくつかあった。

あとがきに目を通した。
そうか!と手を打った。
この本は、二人が「書いた」ものではないのだ。
二人が対談したものを
ライターが書き起こしたものだったのだ。
なるほどねえ。
だから、こんなふうに薄い感じの仕上がりになったのか。
いや、ライターの腕が悪いわけではない。
二人の話が劣っていたわけでもない。

話し言葉を文章に起こす過程では、
どうしても、言葉と言葉の間に漂う本質的な
その人オリジナルの意見、価値観、思いは零れ落ちてしまう。

どうしてそんなことがわかるかって?
こんな体験をしているからだ。
私は2014年に
『女性のためのリーダーシップ術』という本を書いた。
出版会社との当初の契約は、
私が話した内容をライターが書き起こすというもの。
書き起こされた原稿を読んで、びっくりした。
あまりにも内容が稚拙だったからだ。
あまりにも薄っぺらい内容に焦った。
しかし、私が話したとおりの内容だ。
ライターに責任はない。
よくよく考えて、自分で書くことにした。
結果はどうだったか?
もちろんそのほうがよい仕上がりになった。

これと同じようなことが、
『10年後の仕事図鑑』にも起きているのでは?
落合さんも堀江さんも、
もっともっと深い見解を持っているはず。
それが表現しきれていないこの本は、残念だなあ、と思う。

テレビでも講演でも、
リアルな落合さん、堀江さんの話しを聞けば、
多分、背景的な根拠などもイメージできるのだろうけど。

今日は思ったことをつらつらと。

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2018年08月21日

忘れることを怖れない!

今、英語学習にいそしんでいる。
先月からRIZAP ENGLISHだ。
「結果にこだわる」とは、よくきくキャッチ。
なるほど、こういう構造、仕組みだから、
結果がでるんだと実感。
それについては、またのちほど書こう。

今日書きたいのは、タイトルの言葉について。
担当のトレーナーさんからのアドバイスだ。

「なかなか単語が覚えられなくて・・。
 そんな自分にがっかりするんです。
 どうやったら、単語が覚えられるようになるでしょうか」

前々回のセッションで、
落ち込み気味にぼやく私に、
トレーナーさんはこう言った。

「忘れることを怖れないんです。
 忘れたら、また覚えたらいいんです。
 そして、また忘れたら、また覚える。
 その繰り返し、繰り返しなんです。
 5回、6回、7回・・と繰り返していくうちに、
 すっとしみこむように入ってくるんです」

なるほど!
 忘れることを怖れない。
なんていい言葉だろう。
そうだ、私は忘れることは悪いことと思っていたのだ。
無意識に、完全であることを
すごく期待していたのかもしれない。

忘れることも想定内。
そう思えば、単語を覚えることは、
作業ではなく、学ぶ楽しさに様変わりする。

そう思えたら、不思議なほど気持ちが軽くなった。
単語を眺めるのが楽しくさえなってきた。

ふと思った。
これって、失敗とか間違うということにも
あてはまるのでは?
失敗することを恐れて、行動がとまる。
間違うことを怖れて、行動がとまる。
できない自分を見てしまうのがこわいのか、
上手くいかなくて恥をかきたくないのか。
いろいろな隠したい思いがそこにはあろうが、
失敗、間違い、それもすべて人生では想定内。

それらを怖れることを、やめよう。

目標達成の秘訣ともいえる、
大切な考え方をまたひとつ手に入れた。

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2018年08月20日

話を聞くことだけだったらできるからね

これから書くことは、
以前、このブログでも書いたことだ。
しかし、また書きたくなったので、書く。

こういうのもなんだが、
私は結構、人間関係に恵まれていると思う。
人間関係? 友人だな。
いい友人に恵まれている。

そのうちの一人、Iさんについて書こう。
彼女とは、もうまったく連絡をとりあっていない。
だから、彼女がどこで何をしているのか、まったく知らない。
でも、彼女のことは、一生、これからも心に残り続けることだろう。

Iさんとのことは、17歳の高校生の頃にさかのぼる。
当時、私はバレー部だった。
同じ学年の人間関係で上手くいかず、くよくよと悩んでいた。
部活の顧問ともあまりいい関係でなかった。
クラスは好きだったが、
部活は負担だった。
やめようかと思ったが、やめきれなかった。

休み時間の時だ。
Iさんが、おもむろにこう言った。

「ふっこ。部活、大変そうだね。
 最近、元気がないから心配してるよ。
 大丈夫?
 私は何もできないけど、話を聞くことだったらできるから、
 悩んでいることがあったら、なんでも話してね」

何もできないけど、
話しを聞くことだけだったらできる。

どれだけ嬉しかったことか。
ここまで味方になってくれる友人がいることの
絶対的な安心感というか、
とにかく嬉しかった。
部活で何があっても、帰ってくる場所がここにある、と
ふつふつと自信がわいた。
もう少し頑張ってみようと思えた。

Iさんに相談することは、結局なかった。
しかし、「聞くことだけだったらできる」という言葉は、
当時の私を十二分に支える力になった。
部活は、結局退部した。
挫折感はあったが、反して気持ちは晴れ晴れしていた。
おそらく、Iさんのあの時の言葉がまた、
私をそんな気持ちにさせてくれたように思う。

この世の中に、
自分の話しをとことん聞いてくれる人がいるというのは、
生きる力に絶対なる。
ただ、聞いてくれるだけ。
いいも悪いも、なくていい。
ただ、聞いてくれるだけ。

聞く、ということは誰でもできる。
しかし、相手の力になるくらい聞けるかというと、
それは疑問が残る。

何十分も、何時間も、聞かなくてもいい。
わずかな時間でも。
三分でも、五分でも、それくらいの時間で構わないから、
自分の時間を相手にプレゼントする。
そういうことも、ささやかな貢献になるのではなかろうか。

17歳のあの出来事。
Iさんは、今、どこで何をしているだろうか?
彼女からのプレゼントは、これから一生私は持ち合わ続けるだろう。


kyoko_i at 16:53|PermalinkComments(0)

2018年08月09日

「〜される」よりも「〜する」へ

「どうも〇〇さんのあのやり方が嫌で嫌で仕方がないんですよ。
 なんでああなんですかね」
こんなことを言う人は、
ずーっとそのことを言い続けたいのかというと、
そうでもない。
苦しい気持ちでいる。
どうしたら、この苦しさから抜けられるのか、
真剣に考えている。

ところで、そういうことを言っている人の話を
よーく聞いてみると、ある共通点がある。
頻繁に次の動詞がでてくることだ。

 言われた
 とられた
 やられた

動詞が受身形になっている。
これは曲者だ。
この表現を使っていると、
どんな気持ちになる?

自分は悪くないのに、相手がやった。
自分は正しい、間違っているのは相手。
その理不尽さに納得できない。
自分はただそこにいるだけなのに、
相手がずかずかと土足で踏み込んで、
自分のことなどおかまいなしに、
好きなようにやっている。
自分がこんなに傷ついているのも気づかないで。
のうのうとしている相手が
許せない!

悪いのは相手と思ってしまうのだから、
相手が変わるしか、
問題は解決しないと思い込んでしまう。

まあ、表現が「受け身」なのだから、
被害者意識満載だ。
そうなると?
無気力状態にならないか。
自分はこの状況、何も変えられないと。

しかし、誰でもそうなることはあるのでは?
だから大切なのは、
自分が実際に話しているときに使っている言葉、
話していなくても頭に浮かんでいる言葉が、
受け身になっていないかどうかに気がつくことだ。
気が付いたら?
もうその言葉を使うのはやめよう。

そして、自分が主語の「〜する」という動詞を使って、
自分の考えや行動を表現してみよう。

例えば、
  〇〇さんから無理難題を押し付けられた
だったら、
  何があればできるのかを考えよう
  相手にサポートしてほしいことを伝えよう
など。

適切な表現が見つからなくても大丈夫だ。
まずは、受け身の動詞を使っていることに気づいて、
ストップするだけでも、効果はある。

効果?
そう、その苦しい気持ちから抜け出せるという。

将来、自分はどうなりたいだろうか?
今していることは、必ず未来につながっている。
だとしたら、今、他人への恨みつらみを話していていいのか?
いいとしたら、そうしていればいい。
でも、「違う」という答えをだしたのなら、
被害者意識から「自分がどうするのか」という、
主体的な意識に変えてみよう。

それは、誰にとっても、
とっても簡単にできること。






kyoko_i at 06:23|PermalinkComments(0)

2018年08月08日

覚えにくい単語から気づいたこと

RIZAP ENGLISHが今楽しい。
今は、英語の単語を増やしていくところからだ。
『キクタン』という教材を用いている。

さて、なかなか一気に覚えられない単語がある。
反復していくなかで、はたと思った。

そうか。
日本語でも、普段使わない単語だからだ。
もしくは、見ようとしていない単語なのかも。
そこには、嫌だなあ、とか、
苦手意識も見え隠れする。
その単語って?

ひとつは、
desert
見捨てる、だ。
人を見捨ててはいけない、なんて殊勝なことを思っている。
もちろん、見捨てられたいとも思っていない。
だから、見捨てる、という単語を見ないようにしているな。

他にもある。
imopove
〜を改善する、だ。
どうやら私は物事を改善していくよりも、
できているところをより伸ばしていく、と流れていくタイプ。
だから「改善する」という言葉そのものを覚えるのに、
時間がちょいとかかってしまうのだ。

英単語を覚えながら、
おのずと日本語の語彙も増えていくようだ。
もしかして、一石二鳥か・・・?!

語彙が増えるということは、
表現が拡がるということ。
しかも相手がわかりやすい言葉を選べるようになるということ。
伝える術も少しは磨かれるだろうか。

RIZAP ENGLISHはまだ三回終えたばかり。
視界が広がることを期待して。
今日は、最近の気づきを共有したく。


kyoko_i at 15:45|PermalinkComments(0)

2018年07月30日

はじめの一歩

RIZAP ENGLISHを始めた。

英語は高校生の時から苦手だ。
何が苦手かと言われると、わからない。
いつの間にか、英文が理解できなくなった。
どうしてだろう?

それでも英語でコミュニケーションがとれるようになりたい。
大学時代に大学主催の短期留学に申し込んだ。
アメリカ、ミネソタ州のカールトン大学というところだ。
留学期間は一ヶ月間。
仲間からは「随分上手くなったね」と言われたが、
それで終わってしまった。

社会人になって、英語が全く必要のない機会が続く。

一昨年、ベトナムに旅行した。
ガイドの方たちの日本語の流暢なことに舌を巻いた。
しかし、日本に来たことはないという。
勤勉な様子の彼女たち、彼らたちと会って、
英語が苦手だからと遠巻きしている自分が甘く感じた。

帰国後、英会話教室に通った。
その教室は、復習、予習という構造というよりは、
その場で外国人講師と会話をするというもので、
よくわからないまま時が過ぎた。

昨年、スリランカに旅行に行った。
現地のガイドさんは、
ガイドという仕事をしているのだから当然だが、
やはり日本語が上手い。
彼は、仕事を探すべくガイドになろうと一念発起し、
何回かのチャレンジの末、学校入学が叶い、
今に至ったという。
努力を惜しまないことに頭が下がった。

今年の一月にエジプトに行った。
エジプト人の女性のガイドさんは、
ぺらぺらぺらぺらと、流れるごとく日本語を話す。
きけば日本語が好きだという。
かつて日本は、エジプト渡航が禁じられたことがあった。
その時はさすがにガイドの仕事がなくなり、
中国人のガイドを始めようかと、
中国語を学び始めたそうだ。
が、好きになれず日本語に戻ったそうだ。
そして今に至る。
彼女も日本に行ったことがないという。

英語が苦手?
そんなこと言っていられないと思った。
今まで何度トライしてもだめだったが、
最後のチャンスと思い、決めた。
それが、RIZAP ENGLISH。

投資が無駄にならない?
ついていける?
大丈夫?
一日の学習時間がとれる?
不安は尽きることなく。
それでも申し込み、先週からスタートした。
マンツーマンだ。
やってみれば、なんとかなりそうだ。
それはそうだ。
マンツーマンは、今の私のレベルとなりたい状態に向けて、
カスタマイズしたレッスンなのだから。

はじめの一歩。
それは誰にとっても勇気がいることだ。
選んだら、最後、
次の言葉を言うのはやめよう。

不安です。自信がないです。

不安? 自信?
そんなものは、過去においていこう。
必ず人はできるようになる。
本当に自分が望めば、必ず。

あなたの、
はじめの一歩は、
何?


kyoko_i at 11:54|PermalinkComments(0)

2018年07月19日

優しくされたことを数えてみる

P1040819
写真:おとぎの宿 米屋さんにて

・・・・・・・・・・・・・・

私もムカッとくることがある。
イラっとくることがある。
どうにも気持ちがおさまらない。
気にしない、考えないと思っても、
気づけば、その場面を思い出してしまう。
ああー。
切り替えたい、この状況。
そう思って、試しに優しくされたことを数えることにした。
えーと、えーと・・。優しくされたこと?

エレベーターを降りるときに「お先にどうぞ」と言われたな。
ある施設で、本当はその施設で支払いをしなければならないんだけど、
私が県外から来ることを察し、
請求書を郵送するので振り込みでいいですよ、と機転を利かせてくれたことがあったな。
階段ですれ違いざま、小さな子どもが微笑んで手を振ってくれたな。
クリーニングのおばちゃんが「気持ちばかり」といって、ちょっとサービスしてくれたな。
有効期限が切れた会員なのに、一ヶ月くらいでしたらいいですよと、
割引いてくれたお店があったな。
新幹線に本を置きっぱなしのまま降りようとしたら、
隣に座っていた乗客が「これ、忘れ物!」と降り口まで追いかけてきてくれたな。
身内?
まれに夫からは、抜き打ちのように「ありがとう」と言われることがあるな。
そうだ、今日は母は機嫌よく「ありがとう」と言ってくれたっけ。
今時の若者が電車で年配の人に席を譲るのを見ると、なんだか嬉しいな。

ふうむ。
こうしてあげてみると、
世の中すべてというわけじゃないが、
優しい人は結構いるんもんだ。

さてさて、ここまでくると、
カッときて、イラっときて、ムカッときたことは、
どこかに流れていってしまったようだ。
これはいい。
また同じような時は、この手でいくか。

優しくされたことを数える?
いや、書き出してみる・・・だな。
セルフマネジメントに新しい方法がまたひとつ仲間入り。





kyoko_i at 18:42|PermalinkComments(0) 日常あれこれ 

2018年07月18日

お取り置きしております〜米屋さん〜

P1040824
P1040826

福島県須賀川市にある、
おとぎ屋の宿米屋に泊まる。
今回で三回目の宿泊。
もう常宿に近い。

どんな宿?
webサイトから引用しよう。

   ご自分のための癒しのひとときをお過ごしいただける、
   おとなの隠れ家のような温泉宿。
   体に優しい素材を使用したお部屋。
   源泉かけ流しの肌にまとわりつくような上質な温泉と、
   「おとぎ話」をモチーフとした季節ごとの会席料理を個室の食事処。

噂にたがわず、実際にそういう宿だ。
加えていいなーと思うのは、
部屋から見える里山だ。
蝉の声、鳥のさえずり、
陽が射せば緑に映える光と影のコントラストが美しく、
景色のあちこちがキラキラする。
温泉街にあるのではなく、
それだけがぽつんと田んぼの中にある宿。
それもいい。
館内には私好みの静かな曲が流れていて、
日々の日常では、喧噪の中にいる自分だが、
ここでは時間がゆっくり静かに流れる。
どういうわけか、また行きたいと思える宿だ。

当日は、少し早い到着。
チェックインを待って、ロビーでくつろいでいると、
一組、また一組と宿泊客が来た。
一組の宿泊客がフロントで、
「皆さんでどうぞ」と何か手土産を渡していた。
わかる。
この宿で働いているスタッフに、
何か気持ちばかりのものを渡したくなる、
そんな宿なのだ。

さて、私にはこんなことがあった。
それは嬉しいことだった。
部屋に置いてあるお饅頭がとても美味しく、
お土産に買って帰りたいと思った。
しかし、売店では既に在庫なく。
がっかりした。
スタッフの方に「もうないんですか?」と訊ねると、
「明日、入ってくれば・・・」と言う。
明日といっても、明日は11時にはチェックアウト。
無理かもなあと思っていたところ、
翌日の売店を見ると、
そのお饅頭が売られているではないか。
これはなくならないうちに早めにとっておかねば。
一箱を後生大事に手に取り、フロントに持っていった。
するとどうだろう。
「猪俣様の分は、こちらにお取り置きしております」
「えっ?お取り置き?」
そんことをお願いしただろうか?
「昨日、猪俣様がお饅頭をお求めになっていらしたと聞いております」
と。
そういって、宿の紙袋を渡してくれた。
中にお饅頭の箱がひとつあるのは、言うまでもない。

感動した。

感動したことを表す表現は、数多けども、
感動したというコトバ以上に、見つからず。

そういう物語が、
いつも、いつでも、この宿では何かしら生まれるのだ。

さて、今度はいつ行こう。
また来年。
その時には、より「人っぷり」をあげた自分で、
また訪れたい。

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kyoko_i at 07:45|PermalinkComments(0) 日常あれこれ 

2018年07月11日

学べど、できないことも、まああって

私は研修講師の仕事をしているが、
案件によっては、
他の講師に依頼することもある。
その講師のほうが私よりも専門性が高く、
お客様のご要望に応えられると思ってのことだ。

もう数年も前のことなので、
書いてもいいだろう。

ある講師と打ち合わせをしていた時のこと。
研修内容をお客様に納得いただけるように
お伝えしたいこともあり、
ことことまかに質問しながら聞いていた。
「この質問は捉え方が広く、受講者に伝わりずらいのでは?」
「この事例は、こういう業界で働いている受講者にはピンとこないのでは?」
意外と細かい私だ。

が、そのうち、その講師、
「いいから、任せてくれるかな!
 他の企業さんではこれで上手くいっているから、
 信じてくれないかな!」
と。

しまった、カチンとさせてしまったか。
そういえば、この講師は、
コミュニケーションのタイプでいえば、
完璧なるプロモーター。
重箱の隅をつつくような細かい内容のやりとりは、
最も嫌がるタイプだった・・・!

私はコーチングの仕事もしている。
いわば、個別対応をしっかり学んでいるはずで、
コミュニーションの4つのタイプもわかっているはずで、
そういった知識を実践しているはずなんだけど・・・。
どこかに飛んでしまったようだ。
失笑。

その講師と私。
きまずい沈黙がしばし流れ、
お互いに“ふふふ”と苦笑いをし、
打ち合わせは、また続く。

学べど、できないことも、まああって。
やっちまった! と思うたび、
それは自分のものになっていく。

経験、大事ですなぁ。

kyoko_i at 05:28|PermalinkComments(0) つぶやきモード 

2018年07月10日

どんなことで後悔したくない?

後悔したくないから、
やりたいことをやる! 
とは、よく聞くような。

さて、あなたはどうだろう?
「後悔したくないから」という言葉があったら、
その次にどんな言葉が続く?
どんなことで後悔したくない?

それは人それぞれだ。
よいも悪いもないこと。

私は、
「あの人にもっと優しくすればよかった、
 もっと優しい言葉をかけてあげればよかった」
こうして後悔したくないなあ、と思う。

こういう仕事をしているので、
クライアントの方やお客様に対しては、
最善を尽くすべく心をつかう。

その一方で家族に対してはどうだろう。
後回しになっているのは否めず。
きれいごとを言うわけではないが、
一番身近な家族を一番慈しまないで、
どうして他人を大切にできようか。

なーんてことを思い、
最近は、以前よりはほんの少しだが、
家族に優しいというとこそばゆいが、
優しい気持ちで一緒にいるよう心がけている。

感謝していることは、
その人がまだ生きているうちに
十分伝えたいものだ。

と思っても、
後悔することもあるだろうな。
しかし、もしかしたら、
後悔するたびに、人は優しくなっていくものかもしれない。
そんなことも思いつつ。

・・・・・・・・・・

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2018年07月06日

誹謗中傷を気にしないで

三年前のことだが、
今でも心に残っている。
それは、ある企業で女性初の役員になった方の言葉。

「自分の信念を持って、新しいことをやりましょう。
 誹謗中傷は気にしないで。
 一歩一歩進んで、自分の夢を叶えて」

話し方は、とつとつと、とつとつと・・という感じ。
声は小さく、抑揚なくたんたんと。
それでも、私たちのほうを見る眼差しは揺れ動くことなく。
やると決めたことは、
最後まで貫き通せるだけのたおやかさを
内側に秘めている人のように感じた。

一人が質問した。
「どうしたら誹謗中傷を気にしないですみますか?」と。

その方は、変わらぬ静けさでこう返した。

「その人は、なぜそれを言っているのか。
 その人を取り巻く環境がある。
 その人が経験していることがあって、
 そういうことを言っているんだな、ということを理解する。
 なぜ、自分はそれに共感できないのかな、
 ということを深く考える。
 点だけを見ると、衝突する。
 人はみな、幸せになりたいという根本なところは同じ。
 お互いに違いを認識しあうことが大切。」

と。

  なぜ、自分は相手のそのことに共感できないのか

  点だけを見ない。
  人はみな、
  幸せになりたいという
  根本的なところは同じ。

人と「闘う」でもなく、「逃げる」でもない、
新しい選択肢の提示が眩しかった。

自分と相手の違いに、
ややもすると、人は自分の正しさに固執しがち。
しかし、自分と相手の最大公約数は何かに意識をとめながら、
自分と相手の違いに対峙する。

あの役員を前にしたら、
自分のエゴなど
ちっぽけに感じてしまうかもしれない。

日頃、人にどのような心持ちで接しているか。
どんなに雰囲気をよくしようとも、
そこまで隠しきれるものでなく。

ふと、三年前のこの出来事を思いだす最近の心境。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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2018年07月03日

カメラと呼吸をあわせる

IMG_2314
写真:紫陽花の季節も終わりか。
   切り花は死にゆく命、大地に根付く花は未来に続く命、
   そんなことを誰かが言っていたっけ。
   写真の紫陽花を見て、「また来年」と言ってみる。

・・・・・・・・・・・・

マッサージを受けるときに整体師さんから
「一緒に呼吸を合わせることをしましょう」と、
言われることがある。
「はい、息を吸って」と言われ、
ゆっくりお腹に息をためる。
続いて「はい、静かに吐いて」と言われるまま、
ふぅーっとゆっくり吐き始めると、
整体師さんが私の肩をぐいっと力を込めて押すというもの。

一緒に呼吸をあわせる。
この言葉がなぜか心地よく心に残った。

話題はまったく変わる。
昨年末に購入したデジカメは、
液晶モニターを軽くタッチするだけで撮影可能。
手振れが最小限になるからよいのだそうだ。
そうわかっているが、
私はシャッターボタンを押したい派。
液晶モニターに表示されるこのアングルでよいか、
違う角度から試してみるか、
倍率はこれくらいでよいか、
シャッターボタンを押す直前まで、
ちょっと考える。
でも考えてしまうほど、ボタンがなかなか押せない。
ボタンを押す人差し指に力が入りすぎてしまう。

最近、やり方を変えいる。
それが上記の言葉に関係すること。

 カメラと一緒に呼吸を合わせる

具体的に?
ふぅーっとゆっくり静かに息を吐きながら、
シャッターボタンを押す。
すると、そうしない時よりは、
スムーズに右手人差し指が動く感じがする。
手振れ防止機能がついているカメラだが、
なお一層、手振れがない感じがする。
シャッターボタンを押しこむ瞬間、
世界から切り取られた「絵」が、
カメラという額縁に、すっと収まる印象さえしてしまう。

ああ、そういえば、
以前は、シャッターボタンを押す時は、
呼吸がとまっていたような。
いや、とめていたというか。

一緒に呼吸をあわせるか・・。

電話ごしのクライアントの方とも、
今目の前にいる人とも、
呼吸をあわせることを意識してやってみようか。
ごくごく自然に。
何がおこるかはわからないけど、
やってみようか。

さて、呼吸を合わせるようになった我がデジカメは?
よりいっそう、私の相棒的存在になっている。

・・・・・・・・・・・・・・・

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2018年06月30日

負い目を感じることなく

P1170363
写真:ラビスタ阿寒川 宿にて(昨年5月)

・・・・・・・・・・・

最近は温泉好きになった。
その土地によって、
泉質が違うのが面白い、
大地の恵みを感じられるのもよいし、
宿それぞれの趣向が違っていて、
これまた面白い。

露天風呂付客室というのがあるが、
どの宿でもえらく高い。
大体、大浴場があるのだから、
どうして客室に露天風呂が必要なのか、
贅沢だよなあ・・・と思っていた。
しかし、最近、違う見方をしている。
世の中に貢献しているものなんじゃないかと。

どんなに温泉好きでも、
大浴場に入りたくない人って、
入れない人って、結構いるんじゃないかと。
例えば?
身体が少しおぼつかない方、
高齢の方とか、
また、手術痕がある方もそうじゃないか。
そういう方たちにとっては、
客室露天風呂は、
誰の目を気にすることもなく、
自分のペースで、
好きなように温泉を楽しめる空間だ。

客室露天風呂か。
若かった頃の私は、
ゆとりがある人が楽しむ贅沢な部屋という、
そんなちょっとひねくれた見方。
でも、齢50も超えると、
もう少し、広く見えるようになるものらしい。

怪我をしたとか、
病気をしたとか、
負い目を感じてしまうことなく、
今まで同様、外に出かけることが
もっと楽しめる社会になりますように。

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2018年06月29日

センセ?!

IMG_2192
写真:気になる、この入口!

・・・・・・・・・・・・・

うちのマンションは内側からしか開かない自動ドア。
荷物を両手に抱え、
片手があかない私に気づき、
内側から小さな女の子が駆けてきて、
自動ドアを開けてくれた。
なんて気がつくのだろう。
にこにこ、にこにこしていて、ほんとうに可愛い。
保育園くらいの子だろう。
ありがとうねー。助かったよー。
そう感謝すると、
「セ・ン・セー」とにこーっとして、言った。

先生?

こんなに小さな子からも、
先生キャラに見えるのか?!
ちょいと首をかしげていると、
近くにいた若いお母さんが、
「あっ、誉め言葉ですー」と。
褒め言葉?
そういう言い方もうまいなあ、と思ったが、
ああ、そうか。

小さい子から大人を見たら、
きっと次のような分類なのだ。
ママか、パパか、
ババか、言えるようだったら、ジージか。
それ以外の大人は、センセなのだ。
で、センセにも入らない大人は、
無言か、その子ならではの
何かモノを指す音を発するのかな・・?!

ということで、
めでたく私は「センセ」に分類。
小さな彼女から認められたのだ。
小さくご満悦。

それにしても、「誉め言葉ですからー」と即かわした、
あの若いお母さん。
気が利くなあ。

・・・・・・・・・・・・・・

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2018年06月28日

役に立ちたいけれど、役に立ちたいから

P1170820
写真:雨の雫の紫陽花もなかなかよいもので

・・・・・・・・・・・・

あるコーチングの勉強会
でファシリテーターを依頼された。
さて、どんなテーマがよいだろう?
参加される方たちは、
私がファシリテーターだったら、
どんなことが学びたいだろう、興味があるだろう?
そう思い、依頼くださった方と、
打ち合わせをさせていただいた。

いろいろテーマが出た中で、
「フィードバックのスキル」についてやってもらえたら、
というアイディアに決まりつつあった。

フィードバックね・・。
フィードバックのスキルについて考えをめぐらした。
相手の成長のための、
相手の目標達成に近づくための、
相手のためになるような、
そんなフィードバックができるようになりたい。
こんなことはよく聞く。
その裏側にある思いは、
「役立ちたい」だろうか。

さて、この「役に立ちたい」という思いは、
結構な曲者だ。
役に立ちたいと願う気持ちが
知らず知らずのうちに高じると、
その気持ちのほうが
自分が発する言葉に強くのってしまう。
すると相手には、
フィードバックの内容そのものよりも、
フィードバックをした側の
「役に立ちたい」という思い優先して受け取ってしまう。
フィードバックの内容を吟味するよりも、
その思いにどう対応しようかについて、
思考のエネルギーを知らず知らずのうちに使ってしまう。

言いたいことはだ。
相手の役に立ちたいという思いは大切にするけれど、
フィードバックするときは、
その思いを手放すことだ。

では、相手の役に立ちたいという思いは、
どんな時だったら有効なのかと考えてみた。
相手の話を「聴く」とき?
それも違うかなと思った。
相手の役にたちたいと思いながら聞いていると、
妙なところに共感し、
相手が本当にわかってほしいというところから、
外れた聞き方をしてしまうこともままあるだろう。

役に立ちたいという思い。
とっても大切だが、
ちょいとやっかいだ。
この絶妙なタイミングは、
スキルを超えた何かのような気がする。
聞こえのいい言い方をすれば、
人に向き合う時のスタンスなのか、
軸なのか、
ファウンデーションというものなのか?

役に立ちたいけれど、
役に立ちたいから、
今、一瞬、この思いを手放す。

そんな人はかっこいいぞ。きっと。

冒頭の勉強会のテーマ。
フィードバックだけを扱わず、
コーチングのスキルのうち、
フィードバックも扱う、と決めた。

その勉強会に参加した人たちは、
きっと、今までよりも、またもうちょっと、
かっこよくなって会場を後にする。
うん、そんなビジョンでGoだな。

・・・・・・・・・・・

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2018年06月27日

得をしようと欲をかくと

IMG_2212
写真:自宅近くの公園にて。
   小さい子の姿はそれだけで愛らしい

・・・・・・・・・

得をしようと欲をかくと、
しっぺ返しがくる。
私はそんな欲はないわ、と思っていたが、
いやいや、そんなことはない。
まさに経験してしまった。
今日はそんなことを。

先日、義理の父の命日でお墓参りに行った。
最寄り駅からは車で10分ほどのところ。
行きはタクシーで行ったが、
帰りは運動のためにと思い、
駅まで歩くことにした。
歩くとおおよそ30分くらいだろうか。
その日の天気は曇り空。
風も頬に気持ちよく、歩くにはちょうどよさそうだ。
というと聞こえはよいが、
本当のことを言うならば、
お財布の中身が心もとなく、
タクシー代を節約しようが本音だった。

歩き始めたところ、
いつもとは違う道を行きたくなり、
隣の霊園に続く緑深き小道を通ることにした。
その小道から車が往来する道路に出て、
さて、右か左かと迷った時、しまったと思った。
その日にかぎって、スマホを家に忘れたのだ。
現在位置がわからない。
しかし、大丈夫。
昔の人はスマホなんてなくても、
自分の勘で方向を察知していたはずだ。
私だって・・・!
雲に隠れてうっすらとした太陽があっちの方向だから、
こっちに行くと東の方向のはずで、
だから、右に行けばよい・・と適当に歩く。
が、結局、目的地の駅には相当はずれたところに行ってしまった。

途中、「すみません」とすれ違う人に、
道を教えてもらおうと声をかけたが、
私をちらっと見て、さささっと走り去ってしまった。
そんなに怪しい人に見えるなんて。
ショックだ。

仕方なく、タクシーを呼ぶ。
そこから駅までのタクシー代は、
霊園からのタクシー代のゆうに倍だった!
なんたること。
その日のスーパーでの買い物の支払いは、
現金でなくカード払いになる。

得をしようと欲をもつと、しっぺ返しがくる。
そのいい例じゃないか。
人のこと、言えない・・・る
はぁ。ため息をつく。
でも、こんなプチ失敗、いいんじゃなかろうか。
多分、これからも、こんなエピソードは続く、続く。

・・・・・・・・・・・・・

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2018年06月26日

いのちの長さに思うこと

IMG_2261

写真:友人からの贈り物。
    薔薇は好きな花のひとつ。
    あの花びらの重なり具合がエレガントだなあ、と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しくブログを書いていないと思ったら、
前回投稿した時から、既に一ヶ月経っていた。
何かの行動をやめると、
「やめたまま」の状態が簡単に続いてしまうものらしい。
まあ、そんなものだろう。
さて、また再開しようか。

書きたいことはたくさんあるが、
今日は母のことを。

不思議に思うことがある。
夫の両親を含めれば、
私には四人の親がいるわけだ。
その四人の中で、
一番身体が弱かったのが母だ。
病気がちというか。
夫の母は、人の面倒をみるのがそもそも好きだったし、
何せ私の両親のほうが自分よりも年上ということもあって、
こんなことをかねがね言っていた。
「恭子さんのご両親に何かあったら、
 私も手伝いますから」
と。
もう腕まくりをするその勢いに、
圧倒されたものだ。

そんなふうに張り切っていた義母が、
四人のなかで先陣をきって逝ってしまった。
後を追うように、義父も。
その数年後に私の父が。
そして、一番身体が丈夫でないだろうと、
誰もからも思われていた母は、
いまだに機嫌よく生きていてくれる。

85歳も超えたが、
年相応に元気だ。
それくらいの歳になれば、
周囲の状況がよくわからなくなることも普通にある。
そんな状況が自分でも可笑しいのか、
相好くずしてよく笑うようになった。
私も若かった頃は、
よーく言い合っていたものだが、
こうなると、母のよく聞こえる耳の側から、
一語一語、はっきりくっきり届くように、
ゆっくり話す。
そんな様子がまたおかしいらしく、
母はにっこり笑う。

不思議なものだ。
一番長生きするだろうと思われていた人が、
一番最初に旅だち、
一番具合が悪くなるだろうと思われていた人が、
一番長く私たちとともにいる。

「今」から「未来」が想定できることもあろうが、
その通りにならないこともたくさんある。
明るい「未来」を想定しながら、
それでも意識はちゃんと「今」を見据えて。
今の「今」をつくってくれている母に感謝して。
ちゃんと「今」を意識して、積み重ねて、
「今」を感じながら生きていきたいものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・
アドバンスコーチへの道「プロフェッショナル編」
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2018年05月24日

泣き言、いわない

P1040410
写真:南紀白浜
 その日はとびっきりのお天気で、
 空の青と砂の白のコントラストが際立つこと、
 際立つこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビリーフと言われているものがある。
自分が生きていくうえで、
行動や捉え方の尺度となるようなもの、
信条にもなっているようなものだ。

私の場合、一つだけでなく複数あるが、
間違いなくあるのは、

  泣き言を言うなかれ

だ。
泣き言には、愚痴もはいる。

そのビリーフはどうして出来たか。
振り返ると、
実家が自営業で父がよく言っていたのが、
「弱みを見せるな。足元救われるからな」で、
それが関係していると思う。

地方で自営業をやっていると、
噂というのは、あっという間に地元に広がる。
特に印刷業界というのは、
「噂」が、さーっと広まるのが早い印象だ。
もしかしたら、地元での印刷会社の数が多いゆえ、
競争もあり、話題となれば「あの会社がどうのこうの」というのが
多くなっていたのかもしれない。

こんなことがあった。
10年くらい前だと思う。
さいたま市在住の友人が、
こんなことを話して驚いたことがある。
「宇都宮に〇〇印刷会社ってある?」
「あるよ」
「最近、〇〇〇〇なんだって?」
「なんでそんなことを知っているの?」
どうしてそんな情報を知っているのか?!
「この前、△△印刷会社の社長と話していたら、
 その社長が宇都宮の◆◆印刷会社の営業と話をしていて、
 相手からそんな話題がでたらしいよ」
再び驚いた。
宇都宮の印刷会社の噂が、
これほどたやすく他県の他の市に広まっていくとは。
だから、地元で考えると、
思っている以上に噂は広まっているのかもしれない。

「〇〇印刷会社の社長が、
 社長の家族がこうらしいよ、
 こんなことを言っていたらしいよ」
いわゆるネガティブな情報ほど、
話したくなるからかもしれない。
拡散した噂は事実として定着し、
会社の評判にもなっていってしまう。
お客様への耳にも入ることもあり、
それが取引に影響してしまうことだってある。

だからだ。
どんなに大変な状況でも、
平気なように振る舞え、
泣き言を言うな、という格言は、
自営業の跡取り娘の私からしてみたら、
まったくもって「納得!」の至りなのだ。

それは、私個人の生き方にも引き継がれ、
泣き言は言わない。
泣き言を言っている暇があれば、
どう打開するかに知恵を絞れやー。
という生き方をよしとするようになった。

が、私個人がそういう生き方を好むのは、結構。
自由にしてちょうだいというところだが、
これがコーチングで
コーチの仕事をしている時は、
最も注意せねばならないポイントになってくる。

相手が泣き言をよく言うタイプだったら?
愚痴をよく言うタイプだったら?

自分の信条とはまったく反対なことを
あからさまにしているわけだから、
私の心の内側はざわざわとしてくる。
そんなぐちぐちしていたって、しょうがないじゃない!
そんなことを、すぱーっと言いたくなってしまう。
という自分がわかっているゆえ、
そういう局面では、
自分の心の内側を静めるように意識を払う。

私は泣き言は言わない、
潔いことをよしとする生き方。
しかし、相手もそうだというわけじゃない。
泣き言言ったっていいじゃない。
愚痴を言っていいじゃない。
「あいだみつお」じゃないが、
人間なんだから、だ。

伸びやかに吐き出して、
いったん、からっぽにできるからこそ、
自分が本当にやりたいことに、
清々しいエネルギーを注いでいけるというもの。
それに、相手には相手なりの
絶対他者から侵害されたくない、
かけがえのない信条もある。
こんな一人やりとりを心の内側で交わす。
こういうプロセスをたどると、
中庸な心の状態で、
相手と一緒にいられるようになってくる。

人と人との付き合いで、
「カチン」ときたり「ムカッ」ときたり、
「ざわざわ」したりということは、
どんなに人間できている人にだってある。
そういう時は、
人と人とのせめぎあいというよりは、
ビリーフとビリーフのせめぎあいだ。

どっちが正しくて、
どっちが間違っている、というのはない。
どちらも正しいのだ。
で、どちらも間違っているときもあるだろう。

自分のビリーフは何だろう?
ビリーフを眺めると、
大体こっばずかしいと感じる。
恥ずかしいからと蓋をしめてはならない。
太陽の光あびるような明るいところで、
ビリーフとやらを眺めてみよう。
その存在をあっけらかんと認められる人こそ、
どんな人とでもコミュケーションを健全にとれる人。

で、私はこれからも引き続き、
泣き言なんか言わないもんね。
どんな時でも毅然と潔くありたいもんね。
これを信条として生きていくのである。
あなたはどんな生き方を?

・・・・・・・・・・・・・・・・

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2018年05月23日

答えの出ない事態に耐える力

P1040432
写真:南紀白浜。
 ごみひとつなく。それって実はすごいことだと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・

『ネガティブ・ケイパビリティ〜答えの出ない事態に耐える力』、
という本をご存知だろうか?

以下の内容にいたく共感する。

  ヒトの脳には、
  後述するように「分かろう」とする
  生物としての方向性が備わっているからです。
  様々な社会的状況や自然現象、
  病気や苦悩に、私たちがいろいろな意味づけをして「理解」し、
  「分かった」つもりになろうとするのも、
  そうした脳の傾向が下地になっています。
  目の前に、わけのわからないもの、
  不可思議なもの、嫌なものが放置されていると、
  脳は落ち着かず、及び腰になります。
  そうした困惑状態を回避しようとして、
  脳は当面している事象に、とりあえず意味付けをし、
  何とか「分かろう」とします。
  世の中でノウハウもの、
  ハウツーものが歓迎されるのはそのためです。
  「分かる」ための窮極の形がマニュアル化です。
  マニュアルがあれば、
  その場に展開する事象は「分かった」ものとして片づけられ、
  対処法も定まります。
  ヒトの脳が悩まなくてもすむように、
  マニュアルは考案されていると言えます。

わからない状態は辛い。
苦しい。
そこから逃れたいと、
とりあえず「答え」を出してしまう傾向の人がいる。
そういう人は、「答え」を出したにもかかわらず、
すぐに「答え」を見失い、
「どうしよう」と悩みのるつぼにぐるぐるとはまってしまう。

もしかしたら、
そういう人は、無意識に好き好んで
そういう状態にはまっているのだろうか?
わからない。

本には、次の箇所もある。

  「分かった」つもりの理解が、
  ごく低い次元にとどまってしまい、
  より高い次元まで発展しないのです。

と。
コーチとして相手の話しを聞いているときは、
相手の心の変化に耳をそばたてている。
「こうすればいいんですよね。それやってみます!」
そう相手が声も表情も明るく言ったときほど、注意する。
これ以上、現状と向き合いたくなくての
とりあえずの解決策なのか、
もうこれ以上考えたくないから、
とりあえずの解決策なのか。
そこに「考えた」プロセスがどれくらいあるのか、
耳をそばたてる。

もしも一時の「楽」を求めての解決策であったら、
今いちど戻って考えるようにすすめる。

答えがでない、なんともいえない、
あのすっきりしない、モヤモヤした気持ち。
その状態に耐えうる人こそ、
本当の意味でたおやなか美しい人だ。

・・・・・・・・

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全3回 5月20日(日)、6月17日(日)、7月15日(日)
コーチがコーチたる所以のスキル、質問とフィードバックのスキル向上を目指します。
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2018年05月19日

前髪切りました?

IMG_2148
5月17日に「酒と涙とジキルとハイド」を観る。
 役者の演技に力がわいてきた。
 芸能人?
 まさに、「芸」の「能力高い」「人」だ。
 心から拍手を力いっぱい贈る。

・・・・・・・・・・

月二回ほど整体に通っている。
いつも担当くださる整体師さんをちらっと見たら、
前髪がかなり短かくなっていた。
でも、全然おかしくない。
額の中央あたりが一番短く、
こめかみにかけて、
なだらかに長くなっている。

「前髪、短くなりましたね」
「よく、わかりましたね!
 初めて言われました。
 みんな気づかないのかな」
「いつ切ったんですか?」
「昨日です」

なんと、切ったばかりだ。

「自分で前髪が切れるなんて、
 勇気がありますね。
 上手に切れていますね」
と言ったら、
「ありがとうございます!」
と返ってきた。

いいなと思った。
「いやいや、そんなことなくて・・」
ではなく、「ありがとうございます」と返せる人は、
私の考えでは、自分を信じられている人だ。
結果的に仕事もできる人だと見ている。
彼女は実際にそういう人だと思う。

その日の私たちの会話は弾んだ。
いつもは彼女は職人気質よろしく、
もくもくと施術するタイプだが、
その日は「友人が結婚が決まって」とか、
「小さい頃はアニメが好きで」とか、
「今日は仕事終えてからジムに行こうかと思って」など、
なめらかに話題が次から次へと出てきた。

彼女は、べつに無口な人だったわけではない。
おそらく最初に私が「前髪切りました?」と、
質問したことがきっかけになったのだと思う。

「前髪切りました?」と聞いて、
相手から「言われたくなかった」と
思われてしまうこともあろうが、その時は、その時だ。
相手が何を思い、どう反応してくるかなど、
実際に声をかけてみないとわからない。
相手に対して気づいたことを、
ただ、「〜〜ですね」と伝える。
相手からしたら「自分という人に興味をもってもらった」嬉しさが
自分のことを話をしたくなる気持ちになっていくのだろうか。

人と人との間に、
会話というコミュニケーションが生まれるのは、
ほんとうにささやかな、ささやなかことがきっかけ。



kyoko_i at 14:34|PermalinkComments(0)

2018年05月17日

若くても気骨ある子、結構いるもんだ

P1040299
写真:熊野本宮 狛犬がかわいいなと思って。
 撮影5月4日

・・・・・・・・・・

先日の研修は、
20代〜30代の方が参加されたが、
最近は若手の気骨ある発言に共感することが多い。

Aさんは新入社員だ。
学生の頃、授業の課題で、
あるプロジェクトに4人で取り組んだそう。
詳細は省略するとして、
彼女にこう言った友人がいたそうだ。

「そんなの無理だよ。
 やったことがないから、できっこないよ。
 テーマを変えたほうがいいんじゃない?」

しかし、Aさんは、
「そんなことはない。絶対できる」
反骨精神よろしく粘り強く取り組み、
ちゃんとカタチのある結果を残したそう。

そのAさんは、小柄でおとなしそうで、
小さな声でたんたんと事実を追って話すような、
線の細い印象の女性である。
しかし、中身は太い。
骨太だ。

共感するなあ。
それでいて、偉いなぁと思った。
かくいう私は、Aさんと同じ歳の頃、
職場の先輩に同じようなことを言われたことがある。
「あなたのやろうとしていることは、時期尚早。
 無理。
 それよりも上司のサポートに専念したほうが、
 あなたのためになる」
と。
当時の私はそれを聞いて、かなり気持ちがなえた。
意気消沈し、やる気が落ちた。
やろうと思ったことも、やめてしまった。

しかし、Aさんは違うじゃないか。
ああ、偉いなあ。
今や私は講師としてコーチとして、
さももっともそうに、えらそーなことを話しているが、
受講者と同じ歳の頃だった私は、
かなり女々しかったのである。

若い子は主体性が足りなくて云々と、
よく取沙汰される。
そういう人もいるだろうが、
そうでない人もたくさんいる。

リーダーとして華々しく活躍し
脚光を浴びる存在ではない。
決して目立つポジションにいるわけじゃない。
けれども気骨ある、やることをちゃんとやる、
よい意味で真面目な若い子たちというのは、
実は思った以上にいるのだ。

そんなことを垣間見ると、
なにやら嬉しい。
頬が緩んでしまう。
世の中、結構、まんざらもでもないのだ。

・・・・・・・・・・・

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全3回 5月20日(日)、6月17日(日)、7月15日(日)
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2018年05月14日

心を軽くする、軽くなる小さなこと(昨日の続き)

P1040100
写真:和歌山城にて。緑のシャワー。
 撮影5月3日

・・・・・・・・・

(昨日の続き)

「感謝することかな」

彼女の口から出た言葉は、そうだった。
驚いた。
私が思っていたことと同じだったのだから。

「どうしてそういう考えに至ったの?」
「昔、自分のことが好きだったときは、
 感謝していたなと思って。
 仕事があること、
 セミナーに参加にきてくれる人がいること、
 家族にも感謝していたと思う。
 あの時って、道辺に咲いている小さな花にも気づいて、
 きれいだなあって足をとめていたこともあったな・・って、 
 そんなことを思い出した」
「・・・で、どうするの?」
「“なんであの人はああなんだ”て考えるんじゃなくて、
 “有難い、ありがとう”って考えるようにしてみる」

人というのは本当に正直なもので、
そう話している彼女の声のトーンは、
はじめの頃と明らかに違っていた。
柔らかくて、穏やかで、落ち着いていて。
彼女本来の優しさがにじみ出ていた。

“ありがとう”、つまり、感謝してみるということか。

今までにもこちらのブログで何回ものせたことだが、
大切なことは何回でもふれたほうがよいだろうと、
今日も同じことを掲載しよう。

・・・・・

『ハーバードの人生を変える授業』タル・ベン・シャハー著 より

心理学者のロバート・エモンズと、
マイケル・マッカローは、
一連の研究の中で被験者を2つのグループに分け、
一つのグループには、
「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」
という実験をした。
毎日1〜2分、感謝する時間をとったことは
思いもかけない効果をもたらした。
感謝できることを考えたグループは、
何もしなかったグループに比べて、
人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、
幸福感が高くなり、
ポジティブな気分を味わえるようになった。
つまり、もっと幸せになって、
意志が強くなり、エネルギッシュで楽観的になった。
また、人に対してもっと優しくできるようになり、
手伝いを積極的に申し出るようになった。
最終的に、感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、
より多く運動をするようになり、
身体的な不調も減った。

・・・・・・・

あなたが感謝できることは何か?
自分の人生でありがたいと思うことは何か?

さて、彼女は今、どうしているだろう?
何を思いながら今いるだろう?
今度会うときを楽しみにしてみたい。
状況が好転しているかもしれないし、
変わらないかもしれないし、
もしかしたら、もっと悲観的に感じる状況になっているかもしれない。
どうであれ、どんな状況になった彼女であっても、
そのまま自然体でいられる自分でありたいものだ。

わたしも感謝ノート、つけてみようかな。
つけてみよう。

・・・・・・・・・・・・・

◆コーチングの上達が実感できるセミナー「アドバンスコーチへの道
全3回 5月20日(日)、6月17日(日)、7月15日(日)
コーチがコーチたる所以のスキル、質問とフィードバックのスキル向上を目指します。
◆コーチングセミナー「let's enjoy コーチングカンバセーション
コーチをする、コーチを受ける、フィードバックする。
コーチングするときの自分の強みと課題をることができるセミナーです。
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2018年05月13日

苦しさから自分を開放したいのなら

P1030944
写真:和歌山県 紀三井寺
    瓦屋根がおりなす流線形。
 
・・・・・・・・

友人のAさんと数年ぶりに会う。
小学校の同級生だ。
Aさんは数年前から環境が大きく変わった。
ご両親の介護も重なり、
自由がきかず不満に感じてしまうことばかり。
お子さんからも、愚痴っぽい、怒りっぽいと言われ、
口論になってしまうことも、しばしば。

「以前は、こんなことなかったのに。
 子どもにだって、勇気づけたり、励ましたり、
 そういう自分に自信が持てた時があったのに。
 なんでこんなにイライラしてしまうんだろう」
自分を否定するモードに入ってしまうAさんだ。

Aさんが使う言葉を意識して聴いてみると、
「なんであの人はああいうことしかできないんだ」
「こうすべきでしょ。なんでああいう態度なんだろう。まずいでしょ」
など、批判者モードを含む言葉を多く使っている。
そのことはAさんもわかっていた。
もっと緩やかな考え方をしなくっちゃとはわかっているけれど、
なかなかできないと、うなだれている様子は、とても苦しそう。

「昔みたいな自分を感じられる時間を、
 今よりもほんの少しでも拡げられるような、
 きっかけなのか、ささやかな行動なのか、
 そういうのって何があるだろうね?」

そんな質問をしてみた。
その時、私には私なりの答があった。
どうしても周囲に起きる事柄を裁きたくなったり、
批判したくなり、それがとまらない時は?
自分の周りに起きていることすべてに、
感謝してみる・・ということを
ちょっとでも取り入れたらどうだろうか、
そう思っていたのだ。

しかし、それを彼女に提案するのはまだ早い。
彼女はどう考えるのか。
彼女からどんなアイディアがでてくるのか。
彼女の内側からでてくるアイディアこそ、
本当の意味での彼女自身の拠り所になるはず。

しばしの沈黙。
Aさんの口がやおら開いた。
「えっと・・・、」
そして彼女が表現したアイディアは・・。

(明日に続く)

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2018年05月11日

大変なことを想像するとしんどいけど

P1040416
写真:南紀白浜
 名前のごとく、こんなに白い砂浜だったとは・・・!
 撮影5月4日

・・・・・・・・・・

RIZAPのEnglishに挑戦する。
毎日宿題がでて、
毎日メールでやりとりして、
週に二回レッスンに通い、
各回ともテストがあり、
ボリュームもなかなか多いと知り、
尻込みをする。

担当者、のたまう。
勉強時間を一日三時間とってほしい、と。
一日三時間?!
そんなにまとまった時間がとれるのか?

「とれそうですか?」

質問される。
とれそうか?
いや、とれるとしたらどのように考えられるか?
とれることを前提にして考えてみる。

家事をしながらヒアリングができるだろう、
移動時間でもできるだろう、
今まで何気なくスマホを見ていたり、
新聞やテレビをぼーっと眺めていたり、
雑誌や小説や読んでいる時間を勉強時間にあてれば・・。
小さなピースごとく、
細かい時間を集めて集めて集めれば・・・、
トータルで三時間の時間を一日で確保するのは、
結構できるかもしれない、と思った。
そう思えた時、
力がちょっぴりふつふつと湧いてきた。

時間がない?
かもしれない。
しかし、結構時間はつくることはできるのだ。

どうしても英語が話せるようになりたい、
聴けるようになりたい、
読めるようになりたい。
会話を交わしてみたい。
英語とやらを通して、
その国の文化というか、成り立ちを知りたい、
その国で生活している人たちがどんな価値観をもって、
何を思いながら日々生きているのか、
言語を通して垣間見てみたい。
そんな好奇心が今のところ、私の動機だろうか。
おそらく私の仕事の幅も広がると思う。

それにしてもハードそうな勉強期間。
トレーナーはどのように関わってくるのだろうか?
しかし、トレーナーだよりにしていたら、
絶対望みはかなわない。
自分が本気で取り組めば、
きっと望みはかなう。

6月中旬から実際にはスタートする。
それまで、まずは三時間の勉強時間を確保するという、
習慣づくりからだ。
ゴールを達成したときに、
きっと私が携わる仕事は、もっとクオリティが上がるに違いない。
そんな影響力あるものと信じている。

さあ、楽しんでやってみよう!

kyoko_i at 14:02|PermalinkComments(0) キャリアデザイン 

2018年05月09日

お礼を言いたくて

P1030975
写真:紀三井寺。和歌山県。
 朱の色に、涼しげな緑がよく映える
 撮影5月3日

・・・・・・・・・・・・・・

先月、昨年担当した研修参加者の同窓会に招かれた。
会もお開きになり、やおら帰り支度をしていたところ、
Mさんに声をかけられた。
「あのー、猪俣さんにお礼をお伝えしたくて」
なんだろう。
「研修でいただいた本のことです」
ああ、『女性のためのリーダーシップ術』。
研修や講演で参加される方が女性の場合、
一人ずつお渡ししている。

「私は今年に入って部署が変わったんです。
 部下を何人か持つようになりまして。
 どうしようと思っていた矢先、
 猪俣さんの本を読んで元気づけられました。
 ありがとうございました」

なんてこと。
ありがとう、はこちらのほうだ。
あの本は、そういう本なのだ。
研修や講演に参加された方たちの
フォローになるような本。
何か困ったことやどうしようと悩んだ時に、
その本を読むたび、何かしら答えが見つかるような本。
そして、参加者たちの親友にもなれるような本。
そんな本にしたいと思って書いた本だ。

Mさんに頭が下がった。
相手に感謝していることを、
こうしてちゃんと届けてくれたMさんは
素敵な人だと思った。

私はどうだろう?
感謝していることをちゃんと伝えているだろうか。
伝えていないこともないだろうが、
はっきり伝えていないことのほうが多くないか。

何かひとつ優しくしていただくたびに、
何かひとつ相手に優しい何かをしたくなる。
これも何かの法則かもしれない。

笑顔でMさんと別れた。
次にどこかでお会いしたときに、
「それからどうですか?」と話の続きを聞くその時が、
今から楽しみだ。

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kyoko_i at 21:06|PermalinkComments(0)

2018年04月22日

よかったな。よいアドバイスをもらって、とな。

P1030197
写真:三春滝桜 4月8日撮影

・・・・・・・・・

コーチの先輩Tさんは、
「わたしは、コーチのコンピテンシーを
 体現しているコーチになりたい」
とおっしゃっている。
私が心底モデルにしている方だ。

さてTさん、先日こんなことがあったそうだ。
定期的に通っているお店の若い女性スタッフが、
おつきあいしていた彼と別れてしまったと、
そんなやりとりがあったとのこと。
今月に入って、再度そのお店に行ってみると、
彼女は、新しい彼ができました! と、
嬉しそうにされていたとか。

そこでTさん、質問したそうだ。
「別れた彼とのおつきあいから学んだことで、
 新しい彼とのおつきあいに活かしたいことは何ですか?」
と。
彼女はこう答えたそう。
「距離感です。近すぎず・・。
 距離感を大切にしたいです」
なんだか、けなげだ。
そのやりとりを聞いていた店長が、
すかさず言ったそうだ。
「よかったな。よいアドバイスをもらって」

Tさんは、
「アドバイスじゃないよと思ったけど」と
笑いながら話してくれたが、いやいや、さすがTさん。
コーチングの場面以外でも、
コーチが使う質問をそんなふうに使えるなんて。
よい質問からは、よい答えが引き出される。

そう。
よい質問からは、よい答えが引き出される。
そして、
コーチは、コーチングをしている時だけがコーチなのではない。
ほんとうのコーチというのは、
コーチというスイッチが入った時だけじゃなく、
日常がもうコーチなんだなあ。

私など、コーチングで使うような質問を普段すると、
「あっ、それがコーチングってやつですか?」
などと言われてしまう。
苦笑。
まだまだ若輩ものですな。

「よかったな。よいアドバイスをもらって」
と言われるような質問、
いつか、できるようになりたい。

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kyoko_i at 08:14|PermalinkComments(0) コーチング 

2018年04月21日

ああ、無力だなあ、と実感し

P1020881
写真:桜の花びらの絨毯。
 光と影の按配がまたよくて。

・・・・・・・・・・・

がっしゃーん!

突然の張り裂けるような音。
時間は19時をまわったくらい。
信号が青になるのを待っていた。
音がしたほうをみると、なんてこと、事故だった。
「あっ、大変!」
車と衝突したのだろう、
オートバイに乗っていた男性の方が道路にうずくまり、
車の運転手がその方に近寄り、
「ああ、申し訳ありません」と蚊の鳴くような声。

あっ、電話、電話。
バッグから携帯がすぐにつかめない。
もどかしい。
ああ、こういう時のために、
携帯はすぐ出せるところに入れなくては!

近くを歩いていた方も一人二人と心配そうに寄ってくる。
運転手の方が119番に連絡。
寄られた方たちは次々と、
「車をもう少し寄せておきましょう」
「ハザードだしておいたほうがよくないですか」
「警察にも連絡しますね」
など、手際がよく。
オートバイの後部席に乗っていたお子さんが、
母親に電話をするときは、
電話をかわろうかと気を遣うまでの様。
みんな30代くらいの若い人たちなのになあ。
機転が利くなあ。
私は身体を動かそうともがくオートバイの運転手の方に、
「動かないでそのままにしていてください」と。
お子さんには、
「お父さん、大丈夫だからね」と声をかけ、
道路を行き来する車が私たちに気づくように、
うずくまっている方の傍に立っているのが精いっぱい。

しかしなあ。
仕方がないといえばそれまでだが、
痛がっている人に何もできないとは、なんて無力なんだろうと。
他の方たちのようにこれといった機転も利かず、
自分にがっかりしてしまった。

せまーい範囲で仕事をしている私だが、
そのせまーい範囲なりに、できていることは多いと思っていて、
自分って結構できるじゃんって勘違いしていたんじゃないの、
そんな反省もしてしまった。
これぞ井の中の蛙・・・。

一人の人ができることは、ほんとうに小さな世界。
人って本来、一人じゃできないことばかりなのだ。
他の方に助けてもらいながら、
その方たちに感謝をしながら、
生きていかんとあかんなあ。
そんなことをしみじみと思った数日前のこと。

話しが少し変わるが、
あの状況では加害者になってしまう車の運転手の方。
119に連絡するとき、携帯を持つ指が震えていた。
あの方もさぞかし心臓がとまるほど驚いたことだろう。
誰でも起こす、出くわす可能性はある。
心身にうけるダメージが最小限になりますよう。
そんなことも思いつつ。

・・・・・


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kyoko_i at 09:23|PermalinkComments(0) 日常あれこれ 

2018年04月18日

最初の印象がよいと、面倒みてしまう

P1030308
P1020973
写真:4月中はsakuraシリーズ、続行

・・・・・・・・・・・・

先日、研修会場に向かう朝のこと。
駅からタクシーを利用する。
乗り込んだ途端、運転手さんから、
「ご乗車いただきありがとうございます!」の
なんとも明るい挨拶。
なんて感じがよいのだろう。
一気に好印象度が高くなる。
第一印象100%、良い。

行先を伝える。
「えーと、えーと・・・」
運転手さん、戸惑われるじゃないか。
「実は今日がタクシー乗務が初めてなんです」とのこと。
第一印象がとびきり良かったものだから、
じゃあ仕方がないと、調べて住所を伝えた。
すると、このナビでは住所じゃ検索できないと言う。
そこについているナビはそういうナビなのかと、
「?」マークがついたが、やはり始まりが好印象だったものだから、
面倒みたくなってしまう。

ここから10分程度ですから、
私が案内しましょうと伝え、
この道をこう行って、その後、ここを右に曲がったら、
その後はこう行って・・・と後部席から案内した。

が、道中、運転手さんが話すには、
「ここは地元」「この道も今まで何回か通った」と言う。
じゃあ、覚えていないとなあ、とよぎったが、
それでも始まりが好印象だったものだから、
それに今日が初めてだからと、許してしまう。

タクシーを降りる時に、
「この研修会場は駅から指示される方も多いでしょうから、
 よく覚えていたほうがいいですよ」
とアドバイスして別れた。

しかしなあ。
こういうタイプの人は、
なかなか覚えない人なのかも。
しかし、ここで学んでしまったことがある。

最初が好印象だと、
しばらくその効果はお互いの関係に生きてくる。
何があっても、大目にみてしまう。
でも、それも、おおよそそんなに続く効果でもないかもしれないが。
しかし!
第一印象の効果たるもの、大きい。

その日は、ビジネスマナー研修の担当の日。
このエピソードを使おうと思い、忘れてしまった。

でも、人としてはなあ、
最初に大目に見てもらったら、
それを倍くらいにお返しするくらいの気持ちで、
事にあたることだ。
相手への敬意、リスペクトというのは、
そういうところで真価がでるようにも思う。
私も気を付けよう。

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