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ぼんじゅーる! 華麗叫子でございます
皆様ごきげん麗しゅう。

少し日が空いてしまいましたけれど、 「吉野家」の新商品:牛キムチクッパ! からのコンティニューでございましてよ。

吉野家といえば、泣く子もシー!な牛丼のリーディングカンパニーでございますけれど、ここ最近になって危機的な状況にあったのですって。それは松屋、すき家など競合他社に、グイグイ突き上げられていること。

商品開発部部長の菅原さんのご説明によりますと、吉野家は元来ずっと、北米産の牛肉にこだわってきたそう。それは産地の問題というより 肥育法の違いが明確に肉質に現れるから とのこと。豪州産は牧草肥育法がとられているためステーキや焼肉に適したしっかりした肉質となり、北米産は穀物肥育法であるためほどよくサシが入り、吉野家がベンチマークとして頭に思い浮かべる牛丼に適しているとご判断されているからなのですって。

松屋、すき家がオージービーフに切り替え、牛丼の価格を280円に引き下げた結果、業界1位に君臨し続けてきた吉野家の立ち位置は弱いものに。そこで 吉野家のビーフクオリティを保ちながらも同じ280円でエンジョイしていただけるメニュー ということで考案されたのが、 戦略新商品シリーズ なのでございますわ。

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「牛キムチクッパ」は、「牛鍋丼」に続く戦略新商品第2弾。

2009年7月に実験発売された「牛チゲ鍋定食」(580円)から始まり、2010年5月に実験販売された「牛チゲ鍋雑炊」(280円)へと発展。さらに味・量をブラッシュアップさせた「初代牛キムチクッパ」(280円)が生まれ、口径の大きい器にもこだわった「2代目牛キムチクッパ」(280円)が、現在のものなのですって

2年以上に渡り都内50軒以上の韓国料理店を食べ歩き、理想とするキムチクッパを頭に思い描きながら創り上げたこのメニュー。牛肉以外も、 具材とよく絡む粒張りを持ったお米 や、2009年、2010年と 2年連続でモンドセレクションの金賞を受賞した「吉野家白菜キムチ」 にも並ならぬこだわりがございましてよ。

吉野家がキムチに力を入れ始めたきっかけ というのがまた興味深く、狂牛病の影響で2004年に牛丼販売を休止した際に、 代替として発売した「豚丼」に合うサイドメニューとしてキムチが自然浮上した、 というのでございます。

商品部のバイヤーが ”それこそ血と汗を流しながら”、白と緑のバランスがいい黄芯系の白菜を仕入れ、そこに、色味よく辛さがあり、かつ辛さの裏にきちんと甘みが感じられる韓国産の唐辛子を組み合わせているのだそう。 酸味がやわらかく、みずみずしくジューシーで、甘みが際立つこのキムチ。 お世辞抜きでデリシャスでございますのー!

このメニューを開発するにあたって最もご苦労されたのはやはり、価格とのこと。 スペックの高い食材を使って、クオリティを保ちながらも適正な原価率を実現すること 2つ目は、通常は何時間もかけてまずは白湯(パイタン)を煮出しそこにキムチを入れて作る手順が必要なキムチクッパを、 時間をかけずに同じ味わいを出すこと。その解決策として、通常の牛丼に使う煮肉のタレを、ほんの少し隠し味程度に加えてあるのですって


他にもプチ情報としては


■ 通常の牛丼は30秒以内に提供するようになっている
■ 現在はメニュー数が多いため、1分以内の提供を目指している
■ 通常の牛丼のご飯は260g。
  牛キムチクッパのご飯は160g、具材スープが170g。


そしてわたくしがEATしてみた感想としては、


■ あら?デリシャス。280円のわりには、ではなく純粋にデリシャス
■ 汁でいただくスープご飯といった位置づけ
■ 具は少なめだけれども、280円よ!足りなかったらトッピングをご注文なさい!
  それでもきっと500円いかなくってよ!
■ 「牛皿」をプラスして肉感を増やすのもありだけれども、
  女子的にはさらに「キムチ」を足してシャキシャキを味わうのがステキ
■ 「卵」「半熟卵」は視覚的に気分がアガるけれども、
  スープの味わいがとてもいいので卵で薄めず、ダイレクトに味わった方がいいかも。

というわけで、わたくしがオギャーとこの世に生まれ落ちてから実にファーストタイムの吉野家体験は、まことにルンルンで”ごちそう”なお時間だったのでございましてよ

丼をかっ喰らうメンズがガラス越しに見える吉野家は、貴婦人の皆様には入りにくい空間に見えるでございましょうけれど、こんなにも熱い開発秘話があり、そこにはオブコース”人”や”想い”があると知った今、いつ吉野家ひとりデビューをしようかと、虎視眈々と狙っている華麗叫子でございますの(笑)


それでは皆様ごきげんよう~! キス、キス、バ~イ !!!!!