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食べ歩きブログポータル「ブロぐるめ!」(HP) 主催の 「バーミヤン」春の新作メニュー先行試食会 に参加してきた。

今回は2/23(木)に販売開始されるおこげを使ったメニューを食べながら、開発ご担当者のお話を伺い、率直な意見をアンケートに書くという趣旨。
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マスメディアを使ったPRと比べ、 ブロガーイベントは「カタログに載せるには少し温度がありすぎて、けれど確実に伝えていきたいアナザーストーリー」を生活者に伝えていく楽しさ があると思う。だからこそ商品の出来は当然のこととして、プラス企業側からの「温度」や「肌感」を感じられるかが、重要となる気がする。

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そういった意味でこれまで参加したことのある大手チェーン・ファミリーレストランものは普段外食する際の選択肢に入っていないだけに随分と度肝を抜かれてきたのだけれど、中でも今回の『バーミヤン』はずば抜けていた。

シズル感溢れるメニュー写真と構成、中華に特化したドリンクバー、何よりびっくりするほどバラエティーに富んだ料理の品揃え、安心の美味しさ、納得の価格。

お客様に『バーミヤン』をめいいっぱい楽しんでいただきたい。そのためには何も惜しみませんという健康な自信に裏打ちされた企業姿勢が、かなり広い店内にも関わらず一般のお客様で満卓の店内となって現れていた。

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この日提供されたのは 「海鮮と春野菜の彩りあんかけおこげ〜黒米入り〜」「やわらか牛肉と春筍の麻辣醤炒め」、そして昨年7月にリニューアルされたばかりの 「本格焼餃子」 の3品。

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商品開発の経緯を説明して下さったのはバーミヤンメニュー開発部の福島宣嘉(ふくしま・のぶよし)さん。グランドメニューの改訂年5回、それ以外の季節の差込メニューすべてに関わり、ボツも入れると年間100品以上の新商品開発を手がけている。もともと『銀座アスター』にいらした福島さんは、その後大阪で小さい店舗を6店ほど任され、思うところあって『バーミヤン』に転職されたという。11年目の大ベテランで、プライベートでも有名な中華シェフ達と交流があり、彼らとともに上海・四川などたびたび現地に足を運んでいる。

「なぜ専門店ではなくバーミヤンに?」とお伺いしたら、こんな答えが返ってきた。

「中華料理の幅は心底素晴らしいと思うんです。わたしは日本の皆さんに、定番以外にももっと色々な種類の中華があることを知っていただきたい。けれど、店舗数が少ないところでそれを訴えても仕方がないのです。全国に345店舗あるバーミヤンというブランドでこの価格帯で本格中華が出せるのならば、やってみたいと思いました。」

グルメ度が高い人ほど専門店に目が向きがちだけど、「グループ全体での購買体制だからこそ安価に仕入れられる良質な素材」というのはかなり大きな武器。チェーン店はチェーン店なりの戦い方があるんだと改めて感じた。メニュー開発にかける情熱とノウハウにおいて、ヒエラルキーなんてないのよね。福島さんが常日頃からいかに真摯に中華料理に向かい合っているのかが、ひしひしと伝わってくる

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確かにこの日いただいた新メニュー以外にも、「翡翠鶏花上湯」や「紅油蝦仁雲呑」などヨダレモノのマニアックな皿が並んでいる。こうやって企業の壁の中の生身の人間に触れられるのがブロガーイベントの醍醐味。取り立てて注目していなかったモノコトが自分の中で新たな色彩を放ち始めるこの瞬間が好き。

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【本格焼餃子】190円(税込199円)

さて実食。『バーミヤン』25周年を機にリニューアルし、昨年7月より販売開始した焼餃子。皮がパリッとしてもちもち。鈍くささのないスマートなタイプの餃子で、口に含んだ瞬間、圧倒的な量の肉汁がじゅわっと広がる。 想定外のツユだく で、まるで小龍包を食べているような感覚。でもパリッ、サクッとした食感もあるので、ひとつで二度美味しい、得したような気分。こんなにイケるのなら会社帰りに女子ひとりで寄ってビールと餃子だけ食べて帰るのもありかも。

いやいやいや、この価格とクオリティなら専門店はウカウカしてられない時代。「せっかくだからちゃんとしたモノを食べよう」という意識の底上げに貢献していらっしゃる店だ。

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材料はシンプルで、合挽き肉にキャベツ・ニラ・生姜・ニンニク、それから隠し味としてねぎ油とごま油を加えているそう。

びっくりしたのがこのねぎ油を自分たちで作っていること。300リットル作るのに30kgのねぎを使う。出来上がった調味料を仕入れるのではなく可能な限り作りたいとの思いから、担々麺の芝麻醤も胡麻から作っているのだとか。

酢醤油もいいけど肉汁をダイレクトに味わうのなら、最初のひと口はぜひそのままで!

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次回記事ではいよいよ、「海鮮と春野菜の彩りあんかけおこげ〜黒米入り〜」 と 「やわらか牛肉と春筍の麻辣醤炒め」をご紹介します。