日本では、以前に黄色い粒が、歯磨き粉の中に入っていて、問題になったことがあると聞きました。所変わって、こちら米国らでは、歯磨き粉の中の青い粒が、論争の争点になっています。

この青い粒は、2014年の9月頃、ある歯科衛生士の観察から、発覚しました。最近、患者さんの口腔内の、特に歯と歯茎の間に、とても小さな、でも、肉眼で確認できる大きさの、青い粒をよく見かけるのだけれども、これは何なんだろう、っと…まさに、歯科衛生士が、歯面の中でも、常に見て、スケーラーを動かしているその部分に、青い粒を沢山見るようになったのです。

問題になっている青い粒を含んでいるのは、クレストブランドの、プロヘルスをはじめとする、何種類かの歯磨き粉です。この青い粒は、生分解性不可能な、ポリチレンというプラスチックで作られています。口腔内から、体内に入っても、決して生分解することなく、体内に蓄積されていきます。

ここで注目すべきは、日本と米国の争点の違いです。日本では、歯磨き粉に含まれる、黄色い粒による歯肉への影響や、炎症の原因になることへの懸念に注目しているのに対し、米国では、もっぱらこのポリチレンに論争の争点が集まっています。まず、ゴミ袋を作るのと同じ材料を、口の中で使う歯磨き粉に使うなんて、何事か、っと。更には、ここハワイでは、環境保護問題にまで、発展する騒ぎです。人間の口の中にある青い粒が、スイマーや、サーファーを介して、海中に流れ出し、それを小さな魚が食べた場合、生態系に悪影響をきたすというのです。口腔内の問題から、随分と、大きな問題になってしまっています。

クレームを受けた、クレストブランドのプロクター&ギャンブル社は、随時、市場から対象製品を回収し、2016年末迄を目標に完全回収を発表しました。

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