母は、偉大です。母親の存在とその働きがどれだけ重要かは、実は、人々の口腔状態にも現れています。

今、子育て真最中の母親たちは、ようやく、口腔衛生指導が、行き渡り始めた世代と言えます。母親本人達の、口腔衛生状態もその前世代と比べると、格段の差が見られます。
その多くが、幼い頃より六ヶ月毎の歯科検診の習慣を持ち、歯科医や歯科衛生士から、フッ素摂取、又は、塗布、シーラントなどの予防処置や、ブラッシング、フロスなどの口腔衛生指導を受けてきました。これらの大きな進歩は、前世代からの後悔に担を発していると言えるでしょう。

おばあちゃん達の世代は、自分達が、十分な口腔内ケアを受けられなかった結果、沢山の痛みを伴う治療を、受けなければならなかったり、歯を抜かなければならなかったりした、自らの苦い経験から、それはそれは、子供達の口腔衛生に熱心になりました。甘いお菓子などの摂取を控えさせ、毎日、毎食後の歯磨きも、磨き残しの無いように、磨き直しを手伝い、フロスの習慣付も忘れません。高額な歯科矯正治療も、整った歯列の収得のために、がんばって受けさせました。
歯科医院も、もはや、歯が痛くなってから行くところではなく、歯が痛くならないようにしてもらうために行く所に変わり、予防処置のための、六ヶ月毎の定期検診も、欠かさず連れて行きました。

その結果、現在の20-30代では、整った歯列で、虫歯ゼロという、理想的な口腔を持つ人が、増えています。これは、ひとえに、母親の努力の成果と言えます。子供の頃、"お母さんに、毎日、歯を磨きなさい、フロスをしなさい。っとうるさく言われた。"という経験を持つ人が多いのも、うなずけるでしょう。そんな愚痴を聞く度に、"お母さんに感謝しましょうね。"と言っています。この様な幼い頃からの、動機付や、習慣は、一生の財産であり、そして、それがまた、次世代へと引き継がれて行くのです。

私達、歯科衛生士が、毎六ヶ月に施す、予防処置と指導や動機付けには、もちろん限界があります。母親の、我が子に対する、愛情に満ちた、毎日の口腔内ケアーに勝るものはないのです…
image


ハワイで歯科衛生士・スタッフ研修会を!
Three-quarter, Inc.のWebサイトをご覧ください➪