60歳代の患者さんに、"右側でも噛めるようになるように、ブリッジを入れた方が良いと思いますよ"、とアドバイスすると、"いやぁ、私は、あと何年生きるかわからないから、もうお金をかけなくてもいいんです。"
という患者さんがいると思えば、今回のように、70歳で、ついに、素晴らしい笑顔を取り戻した患者さんもいます。長年連れ添って、見慣れて、でも嫌で嫌で仕方がなかった自分の歯並びと、70歳にして、ついに決別して、美しい歯並びを手に入れた患者さんの物語です。

下顎の前歯部4本がひどく混み合っていて、まるで扇を広げたかのような重なり方をしていました。(写真上参照) いつか、綺麗な歯列にしたいと望みながら、気がついたら、70歳になってしまっていました。それでも、治療の選択肢を探り、資金の工面を始めたと言います。
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選択肢は、2つ。時間をかけて、歯科矯正治療により、整った歯列を取り戻すか。4本抜歯し、インプラントか、ブリッジで、早く結果を見るか。いずれの選択肢も、見積もり金額は、約$5000と、変わらず。インプラントは、高額すぎて、予算が立たないので諦めたそうです。この、70歳の勇気ある女性が選んだのは、4本抜歯+ブリッジでした。

6ヶ月ぶりに、クリーニングに訪れた、彼女のトータルメークオーバーに、私は、大変感激してしまいました。Before & Afterの写真も分けていただき、このブログでシェアする許可もいただき、クリーニング中、ずっと私は、その勇気ある決断をたたえていました。とても綺麗に仕上がった、下顎の前歯部。4本抜歯し、ブリッジは、合計5歯連結で、美しい歯並びを実現させていました。施術前、後の写真をご覧下さい。ご本人も幸せそうで、とても満足しているようでした。

このように、アメリカでは、何歳になっても、美しい歯並びへの熱い想いは、尽きることがありません。この患者さんの得た、審美的恩恵もさることながら、正しい歯列によってもたらされる健康な歯肉は、他に代えがたいものがあります。この患者さんには、これからの人生、ついに手に入れた、輝く笑顔で、ますます幸せを満喫していって欲しいと、願うばかりです。

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