ご挨拶が一週とんでしまいましたが、2016年は、"ハワイ発、とっておきの歯科衛生士日記"をご愛読頂き、ありがとうございました。喪中につき、新年のご挨拶は控えさせて頂きますが、2017年も、引き続き、ご愛読くださいますよう、宜しくお願い致します。
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今年に入り、更に色々な歯科医院で働く機会をいただいています。常勤のオフィスで長年関わっている患者さんと違って、サブスティチュート先での患者さんは、どなたも初めて会う方達ばかりです。今回は、何と、96歳の女性の患者さんが、6ヶ月の定期検診とクリーニングにやって来ました。歩行器を使ってはいましたが、足取りはしっかりして、受け答えも、とてもそのお年とは思えぬ程、はっきりとしていらっしゃいます。伺えば、NY生まれ、フロリダで長らく生活をし、お嬢さんの住むハワイに、リタイアした後引っ越してきたということでした。私も、娘がNYに住んでいるので、暫くNYの話で盛り上がり、その他、趣味の話などを途中で盛り込みながら、クリーニングをしたのでした。

日本では、80/20と言って、80歳になった時、20本の歯があることを目標に掲げていますが、幾つかブリッジがあるものの、この患者さんは90歳を超えてもなお、ゆうに20本は超えています。(写真参照) ご本人は、謙遜して、"何本か抜かなければならなくなったから…"と言っていらっしゃいましたが、"いいんですよ、歯を抜きっぱなしにしないで、きちんとブリッジを入れて、咬合の機能を回復させているのですから"、と説明しました。
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クリーニングの後、ドクターがチェックアップに来ると、この患者さんは私のことを、"彼女はとても上手で、丁寧で、とっても気に入った"っと、ドクターに私を高く評価し、感想を述べて下さいました。患者さんからのこうした報告を受けるたび、本当にこの仕事を選んで良かったと思います。最後に "ハワイに越して来て、10キロぐらい太っちゃったのよ" と言っていました。90歳を過ぎても、好きなものを、咀嚼の不自由なく、太っちゃうぐらい食べられるほど、お口の中の状態がきちんとしているというのは、素晴らしいことだと思いませんか?