2014年12月

一年から三年かけて、歯科矯正治療が終わると、その完成した歯列を保つために、リテーナーというものを装着します。ワイヤーを歯列の裏側にボンドで固定けしてしまうタイプ、ワイヤー付きの取り外し可能なタイプのリテーナー、一番最新のものだと、取り外し可能な透明なプラスチックアライナーと、幾つかの種類があります。この、最も新しいクリアアライナーを作っている歯科技工所が、Aso Internationalです。

今年、Aso International ホノルル技工所に勤務する、友人の取り計らいで、阿曽社長を紹介していただき、おつきあいが始まりました。今回は、二回目の銀座本社訪問です。
ちなみに、現在、次男の使っているリテーナーも、Aso International製です。

阿曽社長とは、日本における、歯科矯正治療の拡大、普及というビジョンで一致しています。Aso Internationalでは、歯科矯正治療後のリテーナーのみならず、クリアアライナーによる、画期的な歯科矯正器具を開発した、日本における、歯科矯正器具技工所の第一人者です。三十年前から主流だった、ワイヤーとブラケットを使った歯科矯正治療と比べ、装着時の不快感がずっと少なく、歯磨きを通常どうりできるので、治療中のう蝕罹患率も低く、更に、審美的にも、患者満足度が高い点でも、大変優れた治療法と言えるでしょう。米国には、インビジラインという、同じようなクリアアライナーを使った治療方法がありますが、こちらがコンピューターを使用して作っているのに対し、Aso Internationalは、一つ一つのアライナーを、患者さんの治療の速度や効果に、フレキシブルに対応しながら、作っているのが、大きな特徴です。

歯科衛生士の立場から、歯列不正がもたらすリスクや、綺麗な歯列によって手に入るメリットを発信し続け、更に、このすばらしいAso Internationalのクリアアライナーとタイアップして、今後、どんどん日本の歯科矯正治療の需要が高まっていくことを、楽しみにしています。

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デンタルフォビア---歯医者恐怖症、歯科治療恐怖症、というと、もしかしたら、私の事かも、と心当たりのある人もいるかもしれませんね。キーンという、歯を削る時の音が嫌い、麻酔針が怖い、消毒の匂いがいや、などの軽症から、過去の治療でとても痛い経験をし、それがトラウマになってしまい、以降、何十年間も、歯医者にこられなくなるという重症のケースまで、様々です。

先日、私のところに、二十代後半の患者さんが新患でやってきました。初め、恥ずかしそうに、"最後に、歯医者さんにクリーニングに行ったのは、高校生の時なんです。"と私にいいました。とても朗らかで、明るく、おしゃべりで元気な患者さんだったので、実は、デンタルフォビアだとわかるまで、少し時間がかかりました。

所見では、若いのに、縁上、縁下両方に、たっぷりと歯石が付き、歯周ポケットも
4-6mm、歯周炎独特の口臭と、歯肉の炎症と共に、スケーリング時に、かなりの出血が見られました。
私は、歯科衛生士としての任務に徹し、患者さんは、縁下歯石を取る時は、当然多少の痛みも伴ったでしょうに、一時間頑張っていました。その間、私は、患者さんが手に力を入れて、握りしめていたり、足の指が緊張で曲がっていったりしているのを、何回か確認しました。

クリーニングと、チェックアップ終了後、患者さんは、実は、デンタルフォビアで、十年近く、歯医者に来られなかったこと、それでも、自分の歯の汚れが気になり、歯茎の状態が、どんどんわるくなっていっているのに、いつか、いつか、と思いながら、今日ついに意を決してやって来た、と打ち明けてくれました。でも、今日、綺麗にしてもらって、本当によかったし、こんな風に優しく、丁寧に、あまり痛くなく診療してもらえるのであれば、これからは、定期的に通えそうです、と、感謝の言葉をもらいました。このように、デンタルフォビアの患者さんを、再びメインテナンスのリコールに呼び戻すことが、私達、歯科衛生士の使命であり、また、喜びでもあるのです。image



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"どこの歯医者さんに行っていますか?"と
聞くと、たまに、"私は、歯が良いので、
歯医者に行かなくていいのです。"という
答えが返ってくることがあります。
まだまだ、歯科医院は、歯が痛くなった時だけに行く所という、イメージが、
あるようですね。

ここ、米国では、通常6ヶ月ごとの
クリーニングを含めた、メインテナンスに
行くのが、人々の中で習慣になっています。
予防歯科が発達している米国では、歯科医院は、歯が痛くなってから行くところではなく、歯が痛くならないようにしてもらいに
行くところと人々は認識しているようです。

それでは、歯医者での検診では、何をするのでしょう?
クリーニング、レントゲン、虫歯の有無の
チェック、そして、もう一つ、とても大事な
ものは、口腔ガンのスクリーニングです。

私達、歯科衛生士は、クリーニングの最中、およそ一時間にわたって、患者さんの
お口の中をすみずみまで、見ています。
私達が見ないと、他の誰も見ないからです。
内科医が、唇の内側をめくって見ますか?
あなたの最愛の夫でも、舌の横や、口蓋を
ジロジロ見たりしませんよね。
口腔ガンの初期発見は、私達、歯科医療従事者の仕事です。
そして、最低、四つの目で観察します。
歯科衛生士が、クリーニングの最中二つの
目で見て、その後、ドクターがもう一度、
口腔内審査時に、再び二つの目で見ます。
二つの目だけだと、たとえ歯科医師でも、
見落とすことがあるからです。

6ヶ月毎のでの検診で、口腔ガンの早期発見により、命が助かった人は、沢山います。
あなたも、"ハワイにいるので、ハワイイ
(歯はいい。)" なんてジョークをいっていないで、口腔ガンの早期発見のためにも、
定期歯科検診を習慣付けましょう。

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12月に入りました。ここハワイでも、米国の伝統にのっとって、11月の最終木曜日に、各家庭で感謝祭( Thanksgiving )が祝われ、12月になると、いよいよクリスマス、年末年始、お正月に向けて、どこもかしこも、どこか、慌ただしくなってきます。レストランや、ホテルでは、早々と、クリスマスパーティが開かれ、人々は、ホリデーシーズンを楽しみます。image


12/3には、ホノルル市内にある、カハラホテルにて、HDA ( Honolulu County Dental Society Annual Meeting) 主催のクリスマスパーティがありました。パートタイム先の、らDr. Brownが、私達従業員とその家族のために、ひとテーブル買って、招待してくれました。
6時から9時までの、結婚式の披露宴並みの、盛大なパーティです。総勢220人の歯科医、歯科衛生士、歯科助手、受付を含むスタッフが顔を合わせました。普段、多忙のため、なかなか会うことができない、ハワイ大学の同級生、上級生、下級生、過去に何回かお手伝いに行ったドクターなどと、立ち話に余念がありません。image


パーティ自体は理事の紹介に始まり、2015年の理事会メンバーへの引き継ぎ式などが厳かに行われ、理事会が正しく機能し、ハワイ全体の歯科業界の発展に貢献することを誓いました。楽しいコメディアンの余興と、とても美味しい食事とともに、夜は深まっていきました。このようにして、私達歯科業界で働く者として交流を深めることは、大変意義のあることと思います。

次回の大きな集まりは、1月半ばに行われるHawaii Dental Conventionです。



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