2015年10月

このハロウィーンの賑やかなデコレーション。これは、レストランでも、洋服を売っているお店の店先でもありません。これはすべて、れっきとした、歯科医院の受付のデコレーションなのです。

10月も中盤に差し掛かり、街は、そろそろ一年の締め括りに入ろうとしています。ここ米国では、10/31のハロウィーンを皮切りに、11月の感謝祭、12月のクリスマスと、ホリデーシーズンにはいります。歯科医院でも、個々のオフィスが趣向を凝らし、思い思いのデコレーションを施し、患者さんと共に、この忙しい年の暮れを、祝い、楽しんで過ごしていきます。オフィスの、ハロウィーンや、クリスマスの飾りつけは、スタッフ全員の、毎年の、重要な仕事の一つなのです。
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一年の終わりに向けて、保険の関係で
年内中に直しておきたい患者さんで、歯科医院は、忙しくなります。冬休みには、本土の大学に行っている学生達が、年末年始の祝日を家族と過ごす為に、実家に戻ってくるので、彼らのクリーニングや、チェックアップでも、予約が混み合ってきます。

日本の歯科医院の師走の過ごし方と、だいぶ違いますか?米国は、このようにして、この忙しいホリデーシーズンを、お祭り気分で、楽しんで過ごします。 クリスマスが近づくと、患者さんの家族の様子や、子供達の成長を伝える、写真付きのクリスマスカードが、次々とオフィスに送られてきます。患者さんが、沢山のクッキーや、チョコレート、キャンデーなどのお菓子を、予約で来る際に、ドクターや、オフィススタッフへのクリスマスプレゼントとして、持ってきてくれたりもします。

私達が毎日楽しんでいる、デコレーションで、米国のハロウィーンの気分を、少しでも楽しんでいただければ、と思います。image


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先日、会員制ゴルフクラプの、オアフカントリークラブにて、歯科矯正専門医の、Dr. Holidayによるインビジラインに関するセミナーが行われました。この様に、年間を通して、様々なトピックスのセミナーが、多分野の専門医、又は、歯科材料業者などによって行われます。私達、歯科衛生士は、2年間で最低20時間の勉強会出席が、免許更新の条件として、義務付けられていますから、仲間内で、セミナー開催の情報を交換し合い、常に知識をアップデートしているわけです。

今回のトピックスは、思春期の子供達と、歯科矯正治療の選択肢についてでした。特に、従来のブラケットとワイヤーによるタイプと、新しいブラスティック製のアライナーのインビジラインとの、相違点について、検証し、学ぶというものでした。

数多くの、ティーンエイジャーのインビジラインケースを扱ってきている、Dr. Holidayが、その利点について、沢山の写真を含めたスライドを使って、分かりやすく説明して下さいました。まず、勉学や、スポーツ等の部活動に忙しいティーンエイジャーに、診察時間をはるかに短縮できること、歯磨き時にアライナーの取り外しが可能なので、口腔衛生を保ちやすく、う蝕の罹患率や、石灰化をぐっと抑えることが出来ること、又、矯正装置で口腔内を傷つける可能性が低いこと、歯列移動時の痛みや不快感が軽減されるていること、など、従来の歯科矯正治療の問題点の数々が、多く改善されていることが良くわかる内容でした。

中でも、私をハッとさせた一言は、今の子供達は、"セルフィ世代"、と言うフレーズでした。何時でも、何処でも、スマートフォンで写真を撮ることができる時代に生まれ育った彼らは、自身のセルフイメージに大変敏感で、その様な意識の子供達には、矯正器具の装着が殆ど他人からは気付かれにくい、このプラスチック製のアライナーを使う、インビジラインは、時代の流れにとても良く適応していると、結論付けていました。

医療も、歯科技術も日進月歩の現代社会において、材料、装置、治療法などの進化は、眼を見張るものがあります。私達、歯科衛生士も、常に勉強を怠らず、新しい知識を毎日の診療に取り入れているのです。

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高校生の時に、アルバイトで、歯科助手として働き始めて以来、その後も、日米両国で、歯科衛生士として長く働いてきました。が、一つだけ、まだ踏み入れていない領域がありました。それは、小児歯科でした。

ハワイ大学を卒業後、米国歯科衛生士免許を取得してから、ずっと一般歯科で働いてきました。時に、お手伝いで、友人の歯周歯科専門医での仕事も経験し、歯科衛生士としての、技術と知識の幅を、広げることに努めてきました。しかし、小児歯科で働くことは、実は、ちょっと避けて通っていたのです。

小児歯科には、何と、一歳の、歯が四本しか生えていない子供から通院して来ます。中には、歯医者に来ることに、準備ができている子供もいますが、一歳から五歳ぐらいまでは、恐怖のあまり泣き始め、しゃくりあげ、口を開けることもできず、咳き込み、時には、デンタルチェアーの上で吐いてしまったりするそうです。情けないことに、私は、小さい子供に、目の前で泣かれると、もうお手上げなのです。

ティーンエイジャーも、私には、苦手な年齢です。男子女子共に、口数が急激に少なくなり、診療中、ずっとイヤフォンで音楽を聴いていたり、スマートフォンで友達とラインで話していたり、私は、会話の取り掛かりを探すのに一苦労です。米国では、丁度ティーンエイジャーの頃に、矯正治療をする子供も多く、口腔衛生のあまり良くない中高生に、毎日の手入れについて、繰り返し教え続けるのも、相当な忍耐がいります。

更に、小児歯科には、一般歯科で手に負えないと言って、送られてくる子供もいます。すでに痛みを伴っている症例や、早急な処置が必要な場合には、危険ですから、暴れないように、手足を押さえつけてでも、治療を終わらせなければなりません。つくづく、小児歯科の専門医のドクター方には、その忍耐力と、必要なことを、工夫して、必ず成し遂げる意志の強さに感心させられます。

今回は、歯科衛生士学部のクラスメートに、サブスティチュートを頼まれ、初めて小児歯科を体験をさせてもらいました。自分の毎日のクリニックでも、子供達を診療することはあります。しかし、これが、毎日八時間ずっと子供ばかり、というのは、誰にでもできることではありません。分業制の米国の歯科医療の中で、専門医の一つとして、この小児歯科医と、そこに従事する歯科衛生士を含むスタッフが、大きく貢献しているのを、目の当たりにした一日でした。

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