2015年12月

2015年も、残すところ数日となりました。今年も、ブログ、"ハワイ発、とっておきの歯科衛生士日記"をご愛読いただきまして、ありがとうございました。今年になり、また、更にたくさんの方々に、読んでいただくことができ、大変嬉しく思っています。日米両ライセンスの歯科衛生士として、日々のチェアーサイドから、アメリカの歯科事情についての、様々な情報を発信しています。最近、SNSを通して、読み始めて下さった方々のために、2014年9月からのバックナンバー20編をご紹介したいと思います。下記のタイトルを見て、興味のあるものがありましたら、是非、本編をお読みいただければ、と思います。

アメリカと日本のデンタルIQの違い
患者さんが気がかりに思っていること
デンタルフロスのお話
Practice, プラクティスという言葉
スケジュールがうまっていますか?
日米歯科衛生士女子三人の内緒話
患者さんの人生に寄り添う…
研修会のご報告
カラフルな診療室のアイテム達
正しい歯磨きの仕方、入門編
ハワイでの歯科矯正事情
日本の歯科衛生士学校の生徒さん達を迎えて
クリスマスに集う
4つの目で見る
デンタルフォビア
Aso International 銀座本社訪問
元旦の誓い
ナイトガードの勧め
デンタルコンベンションでの収穫
ハワイ大学歯科衛生士クリニック

2015年は、臨床に於いても、沢山の友人の方々に患者さんとして、来ていただくことができました。お友達の口腔内のケアーのお手伝いができるのは、光栄の至りです。2016年も、引き続き臨床歯科衛生士として、レクチャラーとして、そしてブログも、よりクォリティーの高いものを目指し、努力を続けていきます。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。そして、来る年2016年の"ハワイ発、とっておきの歯科衛生士日記"に、どうぞご期待下さい。

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先日、15年来の、知り合いの歯科技工士のK氏と、久しぶりにゆっくりと話をする機会がありました。彼とは、その昔、右上一番のべニアを、カスタムメイドで作っていただいた、という経緯があります。K氏は、ハワイでは、先駆けといってもいい、日本人歯科技工士で成り立つ、老舗歯科技工所の経営者です。日本からハワイに移住し、技工所を設立してから20年余りの間の、ハワイにおける歯科技工、歯科補綴物の、昨今の事情について、色々伺いました。

日本人歯科技工士は、手先が器用で腕が良く、ハワイでは、クラウンなどの補綴物の仕上がりがきちんとしていること、仕事熱心で、急ぎの仕事も嫌がらずに受け、必ず期日に間に合わせること等の理由で、大変評判が良く、一気にその勢力を伸ばしていきました。K氏の後を追うように、続々と日本人歯科技工士による歯科技工所が増えていきました。その陰で、昔からのローカル歯科技工士の経営する、地元の歯科技工所は、経営難に陥り、姿を消していく所さえ出てきました。

日本人経営の歯科技工所が、数多く誕生する中、歯科医師の中には、技工所に頼らない歯科医師が出てきました。日本円にして、1000万円程する、3Dプリンターを取り入れたコンピューター、"セレック"の登場です。米国で、審美歯科が益々主流になり、金属冠の人気が落ち、セレックで作ることのできる、APC ( All Porcelain Crown ) の需要が増えると、歯科技工所の受注量が、一気に減ってしまいました。年間ベースで、およそ3/1の収益減になったと、K氏は話します。巨額の投資をした歯科医師が、元を取り戻すために、セレックを使う傾向になったのに、歯止めが効かないのも、無理のない事だろうと言います。

一時、経営難だった、地元の歯科技工所は、英語力、コンピューター知識、そして、勿論、歯科技工技術を武器に、巻き返しを図ってきました。セレックを上手く使いこなせない歯科医師の、テクニカルサポートという仕事です。もはや、歯科技工所の良し悪しは、歯科技工士の職人技術ではなく、どれだけ、セレック等のコンピューター機器を、使いこなせるか否かで計られるようになったことは、非常に悲しいことです。

それでは、これからの10年を見据えて、次は何だろうか、と自然に話が流れ、後は、義歯しかないですね、という結論になりました、が、セレックなどのコンピューター機器は、日々進化を続けていて、近い将来、義歯まで製作が可能になるようになるんだそうです。それは相当な脅威ですね、というと、この究極の機械は、相当な価格になるので、個人の歯科経営では、購入は困難だろうから、まだ、歯科技工所の生存には、希望がある、とK氏は、淡々と語っていました。

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今、次男の、男子高校サッカーの、地元公立高校との練習試合に、応援に来ています。サッカーは、生身の体同士で、激しくぶつかり合うスポーツなので、怪我がつきものです。肉離れ、骨折、脳しんとうなど、観ている私達父兄も、何事も起こらないようにと、いつもヒヤヒヤしているのです。

ちょうど、去年の今頃、ハワイ島で行なわれた、シーズン前のトーナメントに、息子が参加していた時のことです。試合中に、息子が、突進して来た相手チームの選手と激しくぶつかり、上の前歯を強打してしまいました。息子はあまりの激痛に、その後プレーすることできず、ハーフタイムにベンチを訪ねると、口を押さえて、泣いていました。たまたま、母親の私が、歯科衛生士だったので、トレーナーから、怪我の状態を確認して欲しいと言われ、そして、息子への鎮痛剤の投与を勧められました。(運動部の規定により、親の管理下のみ、薬の服用が認められるので、たとえトレーナーでも、薬を与えられないのです。) 私は、早速薬局に走り、痛み止めの薬を買い求め、チームメイトの父兄の、友人でもある歯科医に、手当のアドバイスを乞い、何とか、翌日の試合の戦線に復帰させることが出来たのです。

上唇は、切っていましたが、前歯を骨折していなかったので、大事に至りませんでしたが、このようなアクシデントがある度、スポーツをする子供達への、マウスピース装着の必要性を強く感じざるおえません。スポーツショップなどで購入することができる、安価で手軽なものもありますが、装着時の使用感は、歯科医院で、きちんと型を取って作った、カスタムメイドのそれとは、格段の差があります。マウスピースは、歯科医院で簡単に作ってもらうことができます。歯科衛生士として、マウスピースが、どれだけスポーツ少年達を口腔内の怪我から守るか、チェアサイドで、ご両親に、もっとお話していく義務があると、実感する今日この頃です。
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Thanksgiving ( 感謝祭)の長い週末が終わり、12月に入って、街はめっきりクリスマスらしくなってきました。ショッピングセンターは、クリスマスのデコレーションで美しく飾られ、ラジオからは、クリスマスソングが、途切れることなく流れ、私の勤務先の歯科医院にも、続々と、患者さんからのギフトや、クリスマスカードが届き始めました。

夕べは、毎年恒例の、HCDS (Hawaii County Dental Society) のクリスマスパーティーが、カハラホテルにて、盛大に取り行われました。普段忙しく働くスタッフを労って、院長先生が、私達をクリスマスパーティーに招待してくださるのです。デザートまで付いた、豪華なブュッフェ、地元で著名なコメディアンによるショー、パーティーの最後には、豪華な賞品が当たる抽選会もあり、終始、大変な盛り上がりを見せていました。
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米国の中でも、ここハワイの歯科業界は大変狭く、お互い顔の見える距離で診療に従事しています。それだけに、このようなパーティーなどの機会を使って、お互いより良く知り合い、助け合うことは、とても重要な事です。一年の締め括りを、クリスマスパーティーの場を借りて祝い、来る年のさらなる飛躍を誓い合い、パーティーはお開きとなりました。

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