2017年02月

1月の下旬から、1週間日本へ出張に行って来ました。今回の私のレクチャーのスポンサーは、大阪に本社を置く、歯科業務標準化機構という団体です。全国津々浦々から、日本の歯科業界の底上げを図ろう、と熱意を持った歯科医師、歯科衛生士の皆さん達が、参加して下さいました。

午前、午後の二部構成のレクチャーでは、まず午前中、歯科衛生士が、日本の歯科業界で、もっと活躍できるように、アメリカの臨床の現場で行われていることを参考に、歯科衛生士のレベルアップ、社会的ステータス、それに伴う収入の向上について、活発に意見が交わされました。ここで特筆すべきことは、歯科衛生士のみならず、歯科医師の先生方も、歯科衛生士のさらなる活躍の場と機会を願っているということです。1980年代から日本の歯科の現場にいる私にとっては、この、歯科医師の先生方の意識変革は、目を見張るものがあります。歯科衛生士が、もっと歯科医師と手を組んで、最善の歯科医療を提供するという同じ目標を持つクリニシャン同士として、チームとしても、歯科医院経営も高めてゆく、という環境づくりに、歯科医師の先生方のサポートがあるというのは、それだけで、もう実現に近づいたも同然です。

午後は、主に歯科医師の先生方から、事前にに質問や、リクエストのあった部分について、お話ししていきました。朝の時点で、質問、意見など、どんどん私の話の間を縫って、参加式にしましょう、と声かけをしましたが、歯科医師の先生方、本当に活発に参加して下さって、主催者の方が、予定どうりまとまるかどうか、心配なさるほどでした。どうして、アメリカの歯科医師、歯科衛生士は、そんなに人気の職業なのか?保険内診療と、自費診療の狭間にあってのフラストレーション。日本のインフェクションコントロールの現状と改革。CAMBRAなどを取り入れるかなど、歯科衛生士をどうやって効率よく活躍させて、歯科医院経営の活性化を図るか。などなど、熱く論議が交わされ、たいへん盛り上がりました。

今までの様々な改良すべき点を、今、ここに集う、改善を目指す歯科医師、歯科衛生士と変革の波に一緒に乗れるということは、私としても、とてもワクワクすることです。受講生の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
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先日、2017年度第一回HJDS ( Hawai'i Japanese Dental Society) 常任理事会がチャーターメンバー5人全員出席のもと、無事執り行われました。私達、ハワイで歯科医療に携わる日本人クリニシャン団体としての活動について、御報告したいと思います。

まず、HJDSミッションステートメントの見直し、追加について協議し、更に内容を濃くし、具体的にわかりやすくしていくことで一致しました。発起人の未絵さんの尽力で、新たに協会のコンタクトアドレスの設置、名刺など、今後の活動に必要なツールの作成を確認し合いました。

近く開催を予定している、ハワイの歯科医療界と、ハワイの医療界の交流会についての具体的な内容については、下記に挙げた目的が話し合われました。
1. ハワイ医療従事者へHJDSの活動の紹介
2. 歯科界と医療界の、横の連携を深める
3. お互いに情報を交換し合い、特殊な症例について理解を深め合う
4. ハワイの日本人社会に、より良い歯科医科サービスを提供できるように協力し合う
5. ハワイ日本人社会の健康増進と言う、共通の目的を持つもの同士として、楽しい時間も共有する

又、Aloha Mission (ペルー、フィリピンなどの貧困村などへの無料診療を行う団体) を始めとする、様々なボランティア団体への、HJDSの将来的な参加についても、話し合われました。

日常、各々の診療で多忙な私達ですが、日米バイリンガルの、私達だからこそ貢献できることがあると信じ、今後も益々皆さんのお役に立てていければ幸いと思います。
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