呼ばれたような気がして、久しぶりに父の墓参りに下田へ。
墓の前に立つと、父が言う。

「もうそろそろ、お前が始めたことの結末を見せなさい。」

「…はい。必ず幸せな姿を見せます。」

お参りを終えて立ち去ろうとすると、なぜか後ろ髪を引かれる。
まだ何か言い足りないことがあったらしい。

「…今度来るときは、彼と来ます!」

そう言って、私はお墓を後にした。