写真はネット上にあった誰かわからない人の拳です。見ての通り、「拳ダコ」ができています。
空手家は古い人ほど体の部位を鍛えているように思います。空手には多種多様な技があり、部位を鍛え、強化してこそ「その威力」を発揮できるのではないでしょうか?極真空手は一撃必殺の空手。その威力を測るための有効な手段に「試割」があります。この写真の人は瓦を1枚しか割っていませんが、極真の世界にはこの「試割」で「生きる伝説」になった人がいます。
極真の映画の中での事。胸の高さに水平に一本の棒が、そしてその棒にコンクリート製のブロックが吊るされました。ブロックの三つの穴のひとつを棒に通して吊るした状態です。そして鋼の様な肉体を持つ年輩の空手家の姿。「まさか……」嫌な予感は的中、その不安定かつ固く割りにくい形状のコンクリートブロック、それを、
その空手家は気合とともに「正拳一撃」で「破壊」したのです。(ちなみにこの年輩の空手家はあの伝説の南里師範で、達人の元師匠です。極真で知らない人はいません。)
その一瞬の映像だけで充分でした。
「空手は 凄い 。。」
正拳や裏拳を敵の体の急所に当てて一撃で勝利する為の拳の強化。その「解答」を見せられた気分でした。
ところで、道場では拳立て伏せをやっています。昇級や昇段の審査内容に必ず出てきます。しかし、目的は昇級の為でも昇段の為でもありません。拳を強くする事が目的なのです。
坂本師範の自宅裏の倉庫にはサンドバッグやナントカボールが何種類かぶら下がっていて、その傍らに砂袋、外にはマキワラがあり、どれもみんなボロかったのを見た記憶があります(すみません、正確にはボロくなった)。
空手で相手と闘う時、攻撃と防御に体の部位を使います。打撃戦なので、その衝撃に耐えうる硬度も必要不可欠です。
黒帯の純選手が坂本師範代と組手をするたびに「まるで岩と闘っているようだ」と言うのも、このあたりに秘密があるようです。
空手特有の「部位を鍛える」という原点。それが、型や組手の稽古と融合したとき、「空手」となるのではないでしょうか。
misson〈ブロックは無理でも瓦くらいは!!!〉
空手家は古い人ほど体の部位を鍛えているように思います。空手には多種多様な技があり、部位を鍛え、強化してこそ「その威力」を発揮できるのではないでしょうか?極真空手は一撃必殺の空手。その威力を測るための有効な手段に「試割」があります。この写真の人は瓦を1枚しか割っていませんが、極真の世界にはこの「試割」で「生きる伝説」になった人がいます。
極真の映画の中での事。胸の高さに水平に一本の棒が、そしてその棒にコンクリート製のブロックが吊るされました。ブロックの三つの穴のひとつを棒に通して吊るした状態です。そして鋼の様な肉体を持つ年輩の空手家の姿。「まさか……」嫌な予感は的中、その不安定かつ固く割りにくい形状のコンクリートブロック、それを、
その空手家は気合とともに「正拳一撃」で「破壊」したのです。(ちなみにこの年輩の空手家はあの伝説の南里師範で、達人の元師匠です。極真で知らない人はいません。)
その一瞬の映像だけで充分でした。
「空手は 凄い 。。」
正拳や裏拳を敵の体の急所に当てて一撃で勝利する為の拳の強化。その「解答」を見せられた気分でした。
ところで、道場では拳立て伏せをやっています。昇級や昇段の審査内容に必ず出てきます。しかし、目的は昇級の為でも昇段の為でもありません。拳を強くする事が目的なのです。
坂本師範の自宅裏の倉庫にはサンドバッグやナントカボールが何種類かぶら下がっていて、その傍らに砂袋、外にはマキワラがあり、どれもみんなボロかったのを見た記憶があります(すみません、正確にはボロくなった)。
空手で相手と闘う時、攻撃と防御に体の部位を使います。打撃戦なので、その衝撃に耐えうる硬度も必要不可欠です。
黒帯の純選手が坂本師範代と組手をするたびに「まるで岩と闘っているようだ」と言うのも、このあたりに秘密があるようです。
空手特有の「部位を鍛える」という原点。それが、型や組手の稽古と融合したとき、「空手」となるのではないでしょうか。

misson〈ブロックは無理でも瓦くらいは!!!〉
コメント