2014年01月22日
46・すべてこの世はこともなし
日本の上空
なんてきれいなの
サファイアルビーエメラルドシャンパンゴールドのトパーズ
彦麻呂が山海漬を食べて、味の宝石箱や~って言ったけど
これは正真正銘、 宝石箱や~
きらきらと漆黒の闇にまばゆいばかりの宝石がまき散らされているわ
宇宙ステーションから見ると世界中で日本がダントツ明るいそうだけど
この夜景を見る限りほんとうだと思
地上にいてはこの俯瞰的な光景は見る事ができない
でもこうして地上1万メートルから見下ろす日本のアウトラインは
見なれた地図と同じ形をしていて、
今更ながら不思議な感動を覚えてしまうわ
平賀源内が生涯見る事のできなかった眺望を、私たちはいとも簡単に体験できるのね
彼がこの夜景を見たなら、何を思ったことでしょう
も言葉では言えないけれど、なにか得体の知れないものを感じるの
同じ人間と巨大な建物さえも、全部ひっくるめて、はるか上から見下ろす
それはある意味キリストお釈迦様の視線と同じなのかもしれない
だからと言って私が教祖さまとはりあうつもりなどないのね
ただ大昔の人は人間がどうしたってできないことを、
空から人間界を見下ろすという行為を、
神様に付加させたってことが興味深いの
この光と繁栄がずっと続きますように
の宮は、はからずも心の中で祈っているのでした
日本着陸
気が小さいというのか、さくらの宮の心の臓はばくばくしておりまする
でもこれが案外いいのかも
もし、嘘をつことに動じない人間だったら、逆に怖いですわ
こつこつと真面目に身の丈に合った生活をする方が幸せだったりして
平凡なること、すなわち非凡なり
淡々と日常を送ることって結局なにより難しいのよね
さあ、何事もなかった、平然とした顔をするのよ
いいわね
女優さんになったつもりで一世一代の演をするの
カウンターへとすすみ、自ら
を開けましょうかと言ってしまった
ちょっとやりすぎじゃない
もしでは、開けてくださいって言われたらどうすんのさ
開けた瞬間、タイ米の袋が丸見えじゃないの
あ、 いちかばちかのかけにでた私はやっぱりばかだ
背中がかーっと熱くなる
おまけにうそをつくという行為がばれないようにって
取りつくろうとすればするほど
顔が紅潮してくるのがわかる
やばい
税関官吏は果たしてお見通しなのか
それともさくらの宮の演技の方が1枚上手なのか
深夜時半過ぎの到着ロビーは閑散としていた
のはるか前方に・人いるくらい
さあ、どうでるか
のるか、そるかの大勝負
のひときわ大きいスーツケースを台の上に上げようとしたら
官吏官が手で乗せなくて結構というジェスチャーをした
やったあ
大成功
終わりよければ、すべてよしと致しましょう
すべてこの世はこともなし
私の心はまったりとして、バリでの楽しい思い出と充実感でいっぱいです
が迎えに来てくれていました
トミーちゃんを送ってに帰ります
の引力で日に2度干潮と満潮がやってきます
ウルワツ寺院を訪れた時は干潮で海底を渡って行けました
以前に行ったことのあるモンサンミッシェルのとなりのサンマロという港は
潮の高低差が13m~14mもあって、たいそう驚いたわ
ウルワツ院を訪れた時も、それほど潮位の差はなかったけれど
それでもかなりの大潮で海底を渡って寺院に行けました
干あがった海底には潮だまりでき、
岩礁にはのりが生えていた
小さな魚や名前も知らない小さな生き物たちが飛び跳ねる
わずかの時間が彼らにつかの間の幸せを運んでくるのね
やがて再び潮が満ち、波がしらが夕日にきらきらとさんざめく
今宵 バリの海は、 満ちて煌めく
のでございました。
皆様話のつたない旅行にお立寄り下さいまして、ありがたき幸せにござります
勝手ではございますが、今回を持ちまして最終話とさせていただきまする。
既出のブログの手直しはあっても、はございません
楽しみにしてくださった方には、誠に申し訳ございません。
ご愛顧ほんとうにありがとうございました
日に何度も訪れてくださった方、心より感謝いたしておりまする
あなた様のためにアップしたと言っても過言ではありませぬ
隅から隅まで ずずずずいっと御礼もうしあげまするぅ
映画で言うところのメイキング・雑誌でいうところの編集後記を次回アップいたしまして
バリの海 満ちて煌めく は校了と相成りまする
3ヶ月間、楽しかったです
ありがとうございました の宮
そうそう、私,
ダミーのECサイト作ってみましたの。
初めての試みですわ。
是非ご覧いただいていろんなアドバイスをいただきたいです。
http://xd973360.html.xdomain.jp/
よろしくお願いいたします。
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