久しぶりに井の頭公園へ行った。天気もよかったしこの季節ほんと最高だよ。ベンチには座れなかったが歩道と樹木との境界の柵に腰掛けて缶コーヒーを飲みながら一時間ほど読書する。
持っていたのは座右の書『英米哲学入門』(渡邊二郎著)。ムーアとクワインの章を読む。渡邊二郎先生は私が最も尊敬している哲学者である。この本で渡邊は現代の大哲学者クワインに激烈な批判をしている。内容はちょっとややっこしいが一読の価値あり!。
更にいえば、間違っているかもしれないが、この本で渡邊が一番言いたかったことは、この本で取り上げられている哲学者の中で唯一言語論哲学者でない(?)ムーアの章に書かれていると思う。それは、ムーアの「観念論論駁」の議論内容の分析をとおして、「意識とは別個の対象の存在を認めずにすべてを意識内容の中に取り込む」観念論者の誤謬と同様のものを「世界について語る」ことは、それを表現する「適切な言語について語る」ことであるとする現代の言語論哲学者の主張の中に見て取り、世界を言語で還元されうるとは言えないということなのではなかったかと思う。
fig.1 井の頭線 井の頭公園駅
fig.2 井の頭公園 弦楽器を弾く外国人のおじさん。
fig.3 井の頭公園 弦楽器を弾く外国人のおじさん。ヴァイオリンのように弓で弾く。楽器の名前はわからない。美しい音色でギャラリーは常に多い。
fig.4 井の頭公園 美しい風景であったが写真ではいまいち。
fig.5 井の頭公園 ボート気持ちよさそう。
fig.6 井の頭公園 美しい風景であったが写真ではいまいち。携帯電話のカメラでは限界か。それとも腕が悪いのか。
fig.7 井の頭公園 長細い風船でミッキーマウスなどをつくるおじさん。ギャラリーはNo.1
fig.8 井の頭公園 ベンチにはなかなか座れない。
fig.9 井の頭公園 なんかのギャラリー(何かは忘れた)
fig.10 井の頭公園 奥に見えるのは屋外舞台。昔ドラマで女優を演じる常盤貴子が練習していたところ。
fig.11 いせや 吉祥寺名物焼き鳥のいせや公園口店。今日は待ち行列がすごくてあきらめた。本店はリニューアル工事中で仮店舗で営業中。
fig.12 いせや いせや本店仮店舗。狭いし立ち飲みだがやはりお客さんでいっぱい。今日はTV電話はないとみてここでビールと焼酎を飲む。読みがあまく昨日来なくて今日掛かってくるとは(・ ・)ゞ。
- カテゴリ:
- 日記