教員採用試験@勉強法と合格へのルートマップ全般教員採用試験実施まで

まずは教員採用試験までの日程を確認しておきましょう。このスケジュールを参考に今後勉強をしていくことになります。応募期限はどの自治体も厳密に行っていますので、忘れないように確実に把握をしておいてくださいね。


【4月頃】

4月頃から順次採用試験の募集要項が配布になります。教育委員会や市役所、または県政情報センターなどで手に入れることができます。中にはPDF形式でインターネットからダウンロードが可能な自治体もあります。

しかし、私のお薦めは「説明会への参加」です。大量採用が続く自治体では都道府県をまたいで優秀な人材を集める努力をしています。そのため、各地で募集要項の配布を兼ねて説明会が催されています。各自治体で説明会の工夫をしていて、今年初任者として教壇に立っておられる方の体験談やその自治体が求めている教員像の話など、今後自己PRや面接で使えそうなネタをたくさん得ることができます。

また、説明会は多くの場合事前の申込が必要で、当日も受付で出欠を取られます。これが合否に響いているのかどうかはわかりませんが、不安要素をつぶしておくにこしたことはありません。ぜひ積極的に参加してくださいね!日程や場所の詳細は説明会の発表がされ次第、またこのブログ上で配信させていただきますね。

募集要項を早くもらいに行くことが合否に関わるなんて話もありますが、それはあまり気にしなくていいと思います。私自身がギリギリで募集要項をもらい、期限ギリギリで応募しましたので。気分的に焦りますが・・。

募集要項を手に入れたら、必ず熟読をしてください。特にTOEICや英検などの資格を使って受験される場合や、受験資格の条件に当てはまっているか、また年齢制限なども自治体によって違いますので必ず確認をしてくださいね。資格に対する優遇措置や年齢制限は意外に変更になっていたりします。


【7月頃】

夏休みに入るのと同じ時期に各自治体で1次試験が実施されます。試験日は複数の自治体を受験する人のためにエリアごとにずらしてあります。毎年東京都・大阪府・愛知県は違う日程で試験が行われています。

1次試験では、受験者が非常に多いため、筆記試験が中心となることが多いです。具体的には、「教職教養」「一般教養」「専門教養」「集団面接」といった流れが一般的でしょうか。自治体によっては1次試験から「ロールプレイング」や「集団劇」、「実技試験」や「論作文」を実施するようです。日程と試験内容
から逆算をして計画的に勉強をしていきたいですね。

また、社会人経験枠や常勤講師歴などで優遇され1次試験を受けなくてもいい場合もあります。


【7月下旬頃】

1次試験の合否が郵送で送られてきたり、インターネット上で確認ができます。試験結果の開示ができる自治体も多くありますので、試験結果の判定が気になる方は開示請求をしてみるのもいいかもしれません。


【8月~9月】

夏休み終盤頃に2次試験が行われます。中には9月下旬まで行われている自治体もあるようですね。1次試験で受験者がある程度絞られているので、2次試験では1つ1つの試験がじっくり行われます。「集団討論」「論作文」「実技試験」「個人面接」・・そんな流れが一般的でしょうか。自治体によっては、2次試験でクレペリン検査や専門教養の試験が行われます。(私は愛知県で受験しましたが、愛知県では2次試験でクレペリン検査と専門教養試験がありました。)


【9月上旬頃】

この頃から順次2次試験の合否が発表になります。最近ではインターネットで合否結果が閲覧できるみたいですね。合格している場合は、分厚めの封筒が自宅に届きます。その中に入っているさまざまな書類に必要事項を記入し、提出して手続き完了となります。

中には“補欠合格”もあります。これは、合格者の中で採用辞退者が出た場合に採用されるものです。しかし、補欠合格者の中から採用されるのは稀なのが現実のようです。


【3月頃】

配属校が決定され、通知されます。各自治体で配属校の通知方法は違うと思いますが、私が採用された愛知県では配属校の校長先生から直接電話がかかってきました。突然来るので結構驚きました。


【4月】

晴れて新米教員として教壇に立ちます!!常にこの日をイメージして、毎日の勉強に励みましょう!

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