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「水配りの御神徳」をいただいたという若狭一の宮 若狭姫神社の御神木・千年杉。


このところ、春日大社の宮司だった葉室頼昭氏の本を読み返している。読みながら、『アナスタシア』と重なる部分が多いことに驚いた。それぞれアプローチは違うものの、語られる宇宙の理、宇宙の叡智は、私の中では何のためらいもなく重なる。
初めて読んだときは、水の話に心惹かれ、見えないものをこそ信じなければいけない、という言葉の意味の深さを思った。読み返すたびに、心に入って来る光があったのだが、このたびの光は「感謝」ということだった。
神様にお願いして、お恵みがいただけたら感謝する。これは感謝ではなく取引だと氏は言う。理屈なしにありがとうございますが言えたときが本当の感謝であり、そうすると神の恵みが現れてくる。つまり、志望校に入学出来たから感謝するのではなく、今あることに理屈抜きで感謝したら合格する。病気の人は、病気だから健康にしてくださいとお願いするのではなく、どんなに病気であったとしても、健康でありがとうございます、と理屈抜きで感謝すれば健康が来る。宇宙の仕組みというのはそんな風になっているのだ。
氏は、この感謝ということについて、宇宙の構造を通して、こんな風に教えてくれる。

「例えば、お日さまは明るくて暖かいとみんな思っているでしょう。これが間違いだといっているんです。太陽の光は暖かくもなければ明るくもない。それが証拠に太陽が明るくて、暖かいんだったら、太陽と地球のあいだの宇宙空間は明るくて、暖かいはずです。ところが、ここは真っ暗で、冷たい。なぜかということです。太陽の光は暖かくも、明るくもないんですね。
 だけど地球では明るいじゃないかというのは、地球の周りに空気があるからですね。空気で反射すると光と熱が出てくる。反射しなければ光も熱も出てこない。空気がなかったら明るくもなんともないんです。空気の反射のおかげで光と熱が出てくる。これと感謝はおなじことですよと言っているんです。
 神のお恵みはみんな平等にいただいている。でもある人は不幸になり、ある人は幸せになる。なぜか、感謝ですよ。神の波動は感謝しなければお恵みとなって出てこないんです。だから宇宙の仕組みが科学でわかったら、宗教がわかると説明している。宗教と科学とは同じものですよ。科学がかわってそれで終わってしまうから分からないんです。反射したら光と熱が出るということがわかったら、感謝したら神のお恵みが出てくるということがわかるわけでしょう。これは本当のことだから、だから人間も感謝しなさいということです。そうしたら神からいただいているエネルギーが出てきますよ。感謝しない限りは出てこない」

そうなのか、神様の光はあまねく人々に降り注がれているけれど、すべての人がそれに気づくわけではない。地球にとっての空気のように、感謝の心を持つことで、私たちはその光を感じ、神様からの恵みを受け取ることができるのだ。

「本当のことというのは宇宙の仕組みです。これ以外に本当のことはないんです」

ものすごく大切なことを教えてもらった。そんな気がする。